JPS60173277A

JPS60173277A - チヤイルドプル−フ機能を備える自動車用ドアロツクの制御装置

Info

Publication number: JPS60173277A
Application number: JP59027340A
Authority: JP
Inventors: 早川　初夫; 本間　幹雄
Original assignee: Ohi Seisakusho Co Ltd
Current assignee: Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date: 1984-02-17
Filing date: 1984-02-17
Publication date: 1985-09-06
Also published as: JPH0561430B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、チャイルドプルーフ機能を備える自動車用ド
アロックを電気的に制御することができる装置に関する
。

（従来の技術分野）従来、４ドア型自動車の後部ドアには、幼児のいたずら
等によりインナーハンドルが操作されて、ドアが不本意
に開扉するのを防止するため、ロックノブの作動状態に
関係なく、車内側からは開扉不能とした、いわゆるチャ
イルドプルーフ機構を備えるドアロックが用いられてい
る。

ドアの遊端側端面に設けられているドアロック本体と、
これを操作するインナーハンドルおよびロックノブ等の
各制御機構要素とは、ロッドにより、それぞれ接続され
ている。

チャイルドプルーフのロック機構は、インナーハンドル
とドアロック本体とを接続している操作経路を、ドアの
端部より突出しているチャイルドプルーフの切換レバ′
−の操作により、断続するようにして構成されているが
、ドアロック本体に接続するロッドが増加して、ドアロ
ックの構造が複雑になる欠点がある。

また、チャイルドプルーフの作動・不作動を、運転席側
から電気的に遠隔操作しようとすると、チャイルドプル
ーフ専用のアクチュエータをドア内に設けねばならない
。

（発明の目的）本発明の目的は、ドアの車内側に設けられた施解錠操作
スイッチにより作用するドアロックの施解錠、およびイ
ンナーハンドルまたはアウターハンドルに設けられた操
作スイッチにより作用するドアロックのロック解除を、
それぞれ電気的に行わせるようにしたドアロック制御装
置に、さらに電気的なチャイルドプルーフ制御機能を持
たせることにより、従来の機械的なチャイルドプルーフ
機構を備えるドアロック制御装置における上述のような
欠点を除去した、チャイルドプルーフ機能を備える自動
車用ドアロックの制御装置を提供することにある。

（発明の構成）本発明は、上述したところに鑑みてなされたもので、そ
の特徴とするところは、自動車の車体側またはドア側の
いずれか一方に設けられ、かつ、他方に設けられたスト
ライカと係脱可能なドアロックと、該ドアロック解除機
構に連結されているロック解除用アクチュエータと、ド
アまたは車体の車内側に設けられたロック解除用操作ス
イッチと、ドアまたは車体の車外側に設けられたロック
解除用操作スイッチと、ドアを施錠または解錠するとき
に操作される施錠、解錠用操作スイッチと、該施錠、解
錠用操作スイッチの操作に応じて、施錠状態または解錠
状態のいずれかを記憶する施解錠記憶手段と、該記憶手
段の記憶状態に応じて、前記両口ツク解除用操作スイッ
チの操作を、有効捷たは無効のいずれかに選択する第１
選択手段と、第１選択手段によって、ロック解除用操作
スイッチの操作を有効と選択したとき、該制御手段の出
力に応じて、前記アクチュエータを駆動するアクチュエ
ータ駆動手段と、ドア一端部または運転席等の車内操作
部に設けられたチャイルドプルーフスイッチと、該チャ
イルドプルーフスイッチの操作状態に応じて、チャイル
ドプルーフの施錠状態または解錠状態を記憶するチャイ
ルドゾルーフ記憶手段と、該記憶手段の記憶状態に応じ
て、ドア内側のロック解除用操作スイッチの操作を、有
効または無効のいずれかに選択する第２選択制御手段を
備えていることにある。

（実施例）以下、各図に基いて、本発明の詳細な説明する。

第１図および第２図において、自動車の後部ドア（１）
のアウター・ξネル（２）およびインナー・？ネル側（
３）には、ドア開扉時に、操作される凹状のアウターハ
ンドル（４）およびインナーハンドル（５）がそれぞれ
設けられている。

アウターハンドル（４）の裏面の適所には、ロック解除
用スイッチ（Ｓｌ）１　）が、そしてインナーハンドル
（５）の裏面の適所には、同じくロック解除用スイッチ
（ＳＴ）２）　（いずれも第４図参照）がそれぞれ配設
されており、各ロック解除用スイッチ（ＳＤｌ　）（Ｓ
ｎ２）は、ドア開扉時に、いずれかのハンドル（４）　
“（５）内に挿入される利用者の指の押圧により、ロッ
ク解除の電気信号を出力するものである。

ドア（１）の遊端側端面には、車体側に固着されたスト
ライカ（図示路）と係脱可能なドアロック本体（６）（
第３図参照）が内設されており、ドアロック本体（６）
内のロック解除機構（図示路）に連結している軸（７）
には、ロック解除レバー（８）の基部が固着されている
。

ドアロック本体（６）に固着されたアクチュエータ（９
）の出力軸（１１）には、作動レバー（１りの基部が固
着されており、この作動レバー（１２）と上記ロック解
除レバー（８）とは、連結杆（１３）によって接続され
ている。

ドア（１）の車内側上部には、施錠用操作スイッチ（Ｓ
Ｌｌ　）および解錠用操作スイッチ（ＳＬ２）が設けら
れている。これらの操作により、ドアロック本体（６）
は、施錠または解錠されるようになっている。

ドアロック本体（６）が解錠状態にあるとき、ドア（１
１を開扉するためのアウターハンドル（４）ｊたはイン
ナーハンドル（５）の操作により、ロック解除用スイッ
チ（ＳＤＩ）または（ＳＣ２）がオンになってアクチュ
エータ（９）が作動し、ドアロック本体（６）のロック
が解除されるようになっている。

ドア（１）の車内側端面には、チャイルドプルーフスイ
ッチ（１４）の施錠用スイッチ（ＳＣ１）及び解錠用ス
イッチ（ＳＣ２）が設けられており、このチャイルドル
ーフスイッチ（Ｉ４）の施錠用スイッチ（ＳＣＩ）ｔた
は解錠用スイッチ（ＳＣ２）を操作することにより、イ
ンナーハンドル（５）の操作によるドアロック本体（６
）のロック解除は、不能または可能に制御される。

このチャイルドプルーフスイッチ（１４）の施錠用スイ
ッチ（ｓｃｉ）、解錠用スイッチ（８Ｃ２）は、１・ア
（１）の他に、運転席の操作部に設けることも可能であ
る。

第４図は、上記実施例の電気回路のブロック図の一例を
示している。

施錠用操作スイッチ（ＳＬｌ）は、七ツＩ・・リセット
型の７リツプ・フロップ回路（１５）をリセット状態に
制御し、解錠用操作スイッチ（ＳＬ２）は、同フリップ
・フロップ回路（１５）をセット状態に制御する。

フリップ・フロップ回路（１５）は、施錠、解錠用操作
スイッチ（ＳＬＩ　Ｘ５Ｌ２）のいずれか−りの操作に
よる施錠、捷たけ解錠を指定する操作を記憶する記憶手
段である。

このフリップ・フロップ回路（１５）の記憶内容は、ｍ
ｌのロック解除操作スイッチ（８１）１　）ならびに車
内のロック解除操作スイッチ（８１）２）の操作を、有
効または無効のいずれかに選択する第１選択制御手段（
１［ｉを制御する。

第１選択制御手段（１６１は、たとえば、アナログ・ゲ
ート回路、論理ゲート回路、リレー接点等をもって構成
されており、フリップ・フロップ回路（１つの記憶内容
に応じた出力（Ｑ）によって、ロック解除操作スイッチ
（ＳＤＩ　）（ＳＣ２）の操作信号を、通過または有効
としたり、阻止または無効としたりする、選択的制御を
行なうものである。

第１選択制御手段１１６）は、フリップ・フロップ回路
ｔ１５）がセット状態にある解錠時において、前記ロッ
ク解除用スイッチ（Ｓｍ　）　（ＳＣ２）の操作信号を
、通過または有効とし、その出力をもって、後段のセッ
ト・リセット型フリップ・フロップ回路（１７）をセッ
ト状態にする。

この七ツト状態の７リツプ・７０ツブ回路（１７）の出
力は、アクチュエータ駆動回路（１８１を介して、アク
チユエータ（９）を作動し、ドアロック本体（６）のロ
ックを解除して、ドア（１）を開くことができる。

ロックが解除され、ドア（１）が開扉されると、その開
扉状態を適宜検出するドア開検出スイッチ（ＳＷ）が閉
じて、フリップ・フロップ回路（：侭をリセットする。

また、駆動回路（＋８）がアクチュエータ（９）を作動
するように動作しているにもかかわらず、何らかの理由
、たとえばドアが異物を噛んで開かない等の理由によっ
て、ドア開検出スイッチ（Ｓｗ）を閉じカいときには、
アクチュエータ（９）を損傷することがあるので、アク
チュエータ（９）には、その作動時間に一定の限度が設
けられている。

この時限動作は、フリップ・フロップ回路ｑηの出力を
、遅延回路（１９を介してリセット入力へ帰還するよう
にした、モノステブルマルチパ゛イブレータ回路構成に
よって得ている。

また、フィリップ・フロップ回路（１５）がリセット状
態にある施錠時においては、前記ロック解除用スイッチ
（ＳＤＩ　Ｘ５Ｄ２）の操作信号は、第１選択制御手段
（１０により無効とされて、アクチュエータ（９）を作
動させることができず、ドア（１）を開けることはでき
ない。

チャイルドプルーフスイッチ０４）の施錠用スイッチ（
ＳＣ１）は、セット・リセット型のクリップ・フロップ
回路（２＋＋をリセット状態に制御し、解錠用スイッチ
（ＳＣ２）は、同フリップ・フロップ回路０１）をセッ
ト状態に制御する。

フリップ・フロップ回路（２１）は、施錠用、解錠用ス
イッチ（ｓｃｌ）（ＳＣ２）のいずれか一方による施錠
または解錠を指定する操作を記憶するチャイルドゾルー
フ記憶手段である。

このクリップ・７０ツブ回路（２１）の記憶内容は、イ
ンナーハンドル（５）の操作時に作用されるロック解除
用操作スイッチ（Ｓｎ２）の操作を、有効または無効の
いずれかに選択する第２選択制御手段（２のを制御する
。

第２選択制御手段（２ｚは、フリップ・フロップ（２１
）の記憶内容に応じた出力（＠によって、ロック解除用
操作スイッチ（Ｓｎ２）の操作信号を、通過または有効
としたり、阻止または無効としたりする、選択的制御を
行うものである。

第２選択制御手段（２２１は、フリップ・フロップ回路
＜２１１がセット状態にあるチャイルドゾルーフの解錠
時において、前記ロック解除用操作スイッチ（ＳＴ）２
）の操作信号を、通過または有効として第１選択手段０
０に出力しており、この出力は、クリップ・フロップ回
路（１９がセット状態の解錠時において、アクチュエー
タ（９）を作動しドア（１）の開扉を可能にしている。

クリップ・フロップ回路（２１）かり七ツト状態にある
チャイルドゾルーフの施錠時においては、ロック解除用
操作スイッチ（ＳＦ）２）の操作信号は、第２選択手段
（２３において阻止または無効とされているので、フリ
ップ・フロップ回路０５１の施錠、解錠状態に関係なく
、ロック解除用操作スイッチ（Ｓｎ２）の操作によるア
クチュエータ（９）の作動およびドア（１）の開扉は、
不能にされている。

なお、ワイヤードオアをもって図示されるオアゲート（
ハ）ｒ２力は、実用回路構成では、半導体ＩＣによるオ
アゲート回路が望ましく、かつ第１、第２制御手段０ω
（２２１も、半導体ＩＣによるアンドケ゛−ト回路とす
ることが好しい。

第５図は、本発明に用いられる電気回路の別の実施例を
示している。

鎖線（２ωで示す車内操作部には、インナーハンドル（
５）の操作時に作用するロック解除用操作スイッチ（Ｓ
ｒ）２）が設けられており、同スイッチ（Ｓｎ２）と施
解錠操作スイッチ（Ｓｂ２）とを接続している操作経路
には、車内操作部（２５１に設けられたチャイルドプル
ーフスイッチ（ＳＣ３）が設けられている。

施解錠操作スイッチ（ＳＬＹ）がオンの状態にあるとき
、アウターノンドル（４）の操作で作用するロック解除
用操作スイッチ（ＳＤＩ）がオンになると、遅延回路ｔ
２６１を経て、アクチュエータ（９）が作動し、これに
よって、ドアロック本体（６）のロックが解除され、ド
ア（１）は開扉可能になる。

チャイルドプルーフスイッチ（ＳＣ３）が、オンの状態
の解錠状態にあるとき、車内側のロック解除用操作スイ
ッチ（Ｓｎ２）をオンにすると、アクチュエータ（９）
の作動、およびこれによるドア（１）のシ目扉は可能で
あるが、チャイルドプノｌ／−フスイニノチ（ＳＣ３）
がオフの状態の施錠状態にあるとき、施解錠操作スイッ
チ（Ｓｂ２）の施錠、解錠状態に関係なく、ロック解除
用操作スイッチ（ＳＴ）２）の操作によるアクチュエー
タ（９）の作動、およびこれによるドア（］）の開扉は
不能にされる。

（発明の効果）以上述べたように本発明によれば、ドアのアウターハン
ドルまたはインナーハンドルの操作時に、これらに対応
するロック解除用操作スイッチをオンにし、これにより
作動するアクチュエータにより、ドアロックを解除する
ようにした１・゛アロツク制御装置に、チャイルドカレ
ーフを施錠または角イ錠するチャイルドゾル−７、スイ
ッチを設け、このチャイルドプルーフスイッチの施錠ま
たは解錠状態に応じて、車内側のロック解除用操作スイ
ッチの操作によるアクチュエータの作動、およびこね。

によるドアロックとストライカとの解除を可ｔｉＦにし
たり、または不能にしたり制御することができるチャイ
ルドゾルーフ制御手段を設けたことにより、従来の機械
的なチャイルドプルーフ機構を備えるドアロックの制御
装置に比して、構造が著しく簡単になる。

また、運転席ＩＩＱからの遠隔操作によりチャイルドプ
ルーフを操作する場合、従来は、チャイルドプルーフ専
用のアクチュエータを必要としていだが、本発明におい
ては、チャイルドプルーフスイッチの取付位置を変える
のみで、遠隔操作によりチャイルドプルーフを操作する
ことができるので、チャイルドプルーフ専用のアクチュ
エータを省略することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る制御要素の、自動車におけるレ
イアウト状況を示す自動車の斜視図、第２図は、後部ド
ア１枚の、制御要素のレイアウト状況を示す斜視図、第５図は、ドアロック本体の正面図、第４図は、本発明に係る電気制御回路の一実施例を示す
ブロック図、第５図は、同じく別の実施例を示す電気制御回路図であ
る。（１）ドアー　（４）アウターハンドル（５）インナー
ハンドル（６）ドアロック本体（８）ロック解除レバー
（９）アクチュエータ（１４）チャイルドプルーフスイ
ッチ（１５）（１７１（２＋１フリツプ・７０ツブ回路００
第１選択制御手段０８）駆動回路ｔ＋ｇＩａｅ遅延回路　（２２）第２選択制御手段（２
３１（２４１ワイヤードオア回路（ＳＬｌ）施錠用操作スイッチ（ＳＴ、２）解錠用操作スイッチ（ＳＬＹ）施解錠操作スイッチ（ＳＣ１）施錠用スイッチ（ＳＣ２）解錠スイッチ（ＳＣろ）チャイルドプルーフスイッチ（８１’）１　
）（Ｓｒ）２）ロック解除用操作スイッチ（Ｓｗ）ドア
開検出スイッチ

Claims

【特許請求の範囲】自動車の車体側またはドア側のいずれか一方に設けられ
、かつ、他方に設けられたスイライヵと係脱可能なドア
ロックと、該ト′アロツクのロック解除機構に連結されていルｒｒ
ツク解除用アクチュエータと、ドア贅たは車体の車内側に設けられたロック解除用操作
スーｆツチと、ドアまたけ車体の車外側に設けられたロック解除用操作
スイッチと、ドアを施錠または解錠するときに操作される施錠、解錠
用操作スイッチと、該施錠、解錠用操作スイッチの操作に応じて、施錠状態
または解錠状態のいずれかを記憶する施解錠記憶憶手段
と、該記憶手段の記憶状態に応じて、前記両口ツク解除用操
作スイッチの操作を、自効または無効のいずれかに選択
する第１選択制御手段と、第１選択制御手段によって、
ロック解除用操作スイッチの操作を有効と選択し７たと
き、該制御手段の出力に応じて、前記アクチュエータを
駆動するアクチュエータ駆動手段と、ドアまたは運転席等の車内操作部に設けられたチャイル
ブルー７スイツチと、該チャイルブルー７スイツチの操作状態に応じて、チャ
イルドプルーフの施錠状態まだは解錠状態を記憶するチ
ャイルドプルーフ記憶手段と、該記憶手段の記憶状態に
応じて、車内側のロック解除用操作スイッチの操作を、
有効または無効のいずれかに選択する第２選択手段とを具備することを特徴とするチャイルドプルーフ機能
を備える自動車用１−”ア［１ツクの制御装置。