JP2902428B2 - 車両の盗難防止装置 - Google Patents

車両の盗難防止装置

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JP2902428B2 JP32285789A JP32285789A JP2902428B2 JP 2902428 B2 JP2902428 B2 JP 2902428B2 JP 32285789 A JP32285789 A JP 32285789A JP 32285789 A JP32285789 A JP 32285789A JP 2902428 B2 JP2902428 B2 JP 2902428B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は車両の盗難防止装置、具体的にはドアのロ
ック、アンロック操作によりON、OFFするスイッチと、
そのスイッチのON、OFFによりドアのロック機構をロッ
ク、アンロックさせるアクチュエータとを有する車両に
おける盗難防止装置に関する。
(従来の技術) 近年、車両においては、例えば実開昭58−118162号公
報に開示されているように、運転席側ドアのロック機構
をロック、アンロックするドアロックノブの操作に連係
してON、OFFするスイッチを車室内に設けて、このスイ
ッチのON、OFFにより作動するアクチュエータで運転席
側ドア以外のドアのロック機構をロック、アンロックす
るようにしたパワーロックシステムが備えられることが
ある。これによれば、運転席からの操作だけで残るドア
をロックあるいはアンロックすることができるので、乗
降時等に際しての運転者の手間が少なくなって利便性が
向上するという利点がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のようにスイッチを介在させてド
アロックアクチュエータを作動させるようにすると、例
えばドアの窓ガラスの隙間から針金等の金属線を挿入し
て上記スイッチの接点間を短絡させるという不正規な操
作によっても、ドアのロック状態が不測に解除されるこ
とが考えられる。
この発明は、ドアのロック、アンロック操作によりO
N、OFFするスイッチと、そのスイッチのON、OFFにより
ドアのロック機構をロック、アンロックさせるアクチュ
エータとを有する車両において、不正規な操作によって
は上記アクチュエータがアンロック作動しないようにす
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明に係る車両の盗難装置は、ドアのロ
ック、アンロック操作によりON、OFFするスイッチと、
そのスイッチのON、OFFによりドアのロック機構をロッ
ク、アンロックさせるアクチュエータとを有する車両に
おいて、各ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段
と、イグニッションキーシリンダにおけるキーの有無を
検出する検出手段とを備えると共に、上記スイッチがア
クチュエータをアンロック作動させる状態にある場合に
おいて、上記検出手段によりイグニッションキーシリン
ダにキーがないことが検出され、かつ上記ドア開閉検出
手段により全てのドアの閉状態が検出されたときに、上
記スイッチによるアクチュエータのアンロック作動を禁
止する制御手段を備えたことを特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、ドアのロック、アンロック操作
によりアクチュエータを介してロック機構をロック、ア
ンロックさせるスイッチが、上記アクチュエータに対し
てアンロック作動させる状態にある場合においても、イ
グニッションキーシリンダにキーがなく、全てのドアが
閉まっている状態においては、上記の制御手段がアクチ
ュエータのアンロック作動を禁止するので、例えば該ア
クチュエータをON、OFFするスイッチを、ドアの窓ガラ
スの隙間から針金等を挿入して短絡させ、アクチュエー
タをアンロック作動させるような不正規な操作を行って
も、この操作によってはドアロックが解除されることが
なく、これにより車両の盗難を効果的に防止出来るとい
う効果が得られる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について説明する。
第1図は、この実施例の各構成要素の車体1への配置
状態を示すもので、車室内における運転席前方にはイグ
ニッションキーシリンダ2と、該キーシリンダ2へのキ
ーの挿入の有無を検出するキーレススイッチ3とが配設
されている。上記車体1の一側における運転席側ドア4a
には、該ドア4aをロック、アンロックするドアロック機
構5aと、車内側に配設されてリンク機構等を介して上記
ロック機構5aをアンロック側に作動させるインナドアハ
ンドル6aと、同じく車内側に配設されて上記ロック機構
5aをリンク機構等を介してロックあるいはアンロック側
に作動させるドアロックノブ7aと、車外側からキーが挿
入されるドアキーシリンダ8aと、該シリンダ8aに設けら
れてキーの有無を検出するドアキーシリンダスイッチ9
とを有し、かつ上記ロック機構5aをリンク機構等を介し
てアンロック側に作動させるアウンタードアハンドル10
aとが設けられている。
一方、上記車体1において運転席側ドア4aとは反対側
に位置する助手席側ドア4bには、運転席側ドア4aと同様
に、ドアロック機構5bと、インナドアハンドル6bと、ド
アロックノブ7bと、アウタードアハンドル10bとが設け
られている。
そして、この実施例においては、助手席側ドア4bのド
アロック機構5bをロック、アンロックするドアロックア
クチュエータ11が装備されていると共に、このドアロッ
クアクチュエータ11を作動させるためのドアロックスイ
ッチ12が上記運転席側ドア4aに設けられている。このド
アロックスイッチ12は、第2図に示すように、上記ドア
ロックアクチュエータ11をロック側に作動させるロック
スイッチ部12aと、該アクチュエータ11をアンロック側
に作動させるアンロックスイッチ部12bとを有し、これ
らのスイッチ部12a,12bは運転席側ドア4aにおけるドア
ロックノブ7aの操作に連係して、一方がOFF状態のとき
には他方がON状態となるように動作する。つまり、図の
ようにアンロックスイッチ部12bがONで、ロックスイッ
チ部12aがOFFのときに、ドアロックノブ7aを押し込んで
ロック側に操作すると、ロックスイッチ部12aがONとな
り、一方アンロックスイッチ部12bはOFF側に復帰するこ
とになる。
さらに、運転席側ドア4aおよび助手席側ドア4bには、
これらの開閉を検出するドアスイッチ13a,13bが設けら
れている。そして、車体1の適宜位置には上記ドアロッ
クアクチュエータ11を制御するコントロールユニット14
が備えられている。
このコントロールユニット14は、第2図に示すよう
に、ドアロックスイッチ12における両スイッチ部12a,12
b、ドアスイッチ13a,13b、キーレススイッチ3、ドアキ
ーシリンダスイッチ9からの信号を入力し、これらの信
号に基づいてドアロックアクチュエータ11にロックある
いはアンロックの信号を出力するようになっている。
次に、本実施例の作動を第3図に示すフローチャート
に従って説明する。
すなわち、コントロールユニット14は、まずステップ
S1でアンロックスイッチ部12bがON状態か否かを判定
し、ON状態になったと判定すると続くステップS2で上記
ドアスイッチ13a,13bの入力状態を検査することにより
運転席側ドア4aおよび助手席側ドア4bプが両方とも閉じ
ているかどうか判定する。そして、どちらかでも開いて
いれば、ステップS3を実行して上記ドアロックアクチュ
エータ11をアンロック作動させる。これにより、ドアロ
ックの状態が解除されて、半ドア時のような不正規なド
アロック状態が回避されることになる。
そして、コントロールユニット14は、上記ステップS2
において両ドア4a,4bが共に閉じていると判定すると、
ステップS4を実行してキーレススイッチ3がON状態か否
か、つまりイグニッションキーシリンダ2にキーが差し
込まれた状態か否かを判定し、キーが差し込まれていれ
ば上記ステップS3を実行可能とする。これにより、ドア
全閉時においても、車内からのドアロックノブ7aの操作
により、助手席型ドア4bのロック状態を解除することが
できる。
一方、上記ステップS4においてキーレススイッチ3が
ON状態でなければ、コントロールユニット14はステップ
S5でドアキーシリンダスイッチ9がON状態か否かを判定
し、ONでなければステップS3を実行せずに上記ステップ
S2にリターンし、ステップS1,S2およびステップS4,S5
のループ処理を実行する。これにより、例えば第2図に
示すドアロックスイッチ12におけるアンロックスイッチ
部12bが、車窓の隙間から挿入された金属線等によって
短絡されたとしても上記ドアロックアクチュエータ11に
アンロック信号が出力されることがなく、助手席側ドア
4bのロック機構5bのロック状態が解除されるということ
が完全になくなる。
そして、このような状態からドアキーシリンダ8にキ
ーが装着されると、コントロールユニット14は上記ステ
ップS5においてドアキーシリンダスイッチ9のON状態を
判定して、ステップS3を実行可能とする。これにより、
運転席側ドア4aのドアキーシリンダ8aに挿入したキーの
回動操作に連係してドアロックノブ7aがアンロック側に
操作され、その操作に連動してアンロックスイッチ部12
bがON状態になるとコントロールユニット14は上記ドア
ロックアクチュエータ11にアンロック信号を出力して助
手席側ドア4bのロック機構5bをアンロックさせる。した
がって、助手席側ドア4bを車外から開いて車内にはいる
ことができることになる。
(発明の効果) 以上のように本発明の構成によれば、ドアのロック、
アンロック操作によりアクチュエータを介してロック機
構をロック、アンロックさせるスイッチが、上記アクチ
ュエータに対してアンロック作動させる状態にある場合
においても、イグニッションキーシリンダにキーがな
く、全てのドアが閉まっている状態においては、ドアの
ロック機構を作動させるアクチュエータのアンロック作
動を禁止するので、例えば該アクチュエータをON、OFF
するスイッチを、ドアの窓ガラスの隙間から針金等を挿
入して短絡させ、アクチュエータをアンロック作動させ
るような不正規な操作を行っても、この操作によっては
ドアロックが解除されることがなく、これにより車両の
盗難を効果的に防止出来るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は盗難防止
装置の構成要素の車両への配置状態を示す概略斜視図、
第2図は該装置の制御システム図、第3図は制御動作を
示すフローチャート図である。 2…イグニッションキーシリンダ、3…キーレススイッ
チ、4a、4b…ドア(4a…運転席側ドア、4b…助手席側ド
ア)、5b…ドアロック機構、11…ドアロックアクチュエ
ータ、12…ドアロックスイッチ、13a,13b…ドア開閉検
出手段(ドアスイッチ)、14…制御手段(コントロール
ユニット)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアのロック、アンロック操作によりON、
    OFFするスイッチと、そのスイッチのON、OFFによりドア
    のロック機構をロック、アンロックさせるアクチュエー
    タとを有する車両において、各ドアの開閉状態を検出す
    るドア開閉検出手段と、イグニッションキーシリンダに
    おけるキーの有無を検出する検出手段とを有すると共
    に、上記スイッチがアクチュエータをアンロック作動さ
    せる状態にある場合において、上記検出手段によりイグ
    ニッションキーシリンダにキーがないことが検出され、
    かつ上記ドア開閉検出手段により全てのドアの閉状態が
    検出されたときに、上記スイッチによるアクチュエータ
    のアンロック作動を禁止する制御手段が備えられている
    ことを特徴とする車両の盗防止装置。
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