JP2653928B2 - 扉の錠装置 - Google Patents

扉の錠装置

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JP2653928B2
JP2653928B2 JP7228091A JP7228091A JP2653928B2 JP 2653928 B2 JP2653928 B2 JP 2653928B2 JP 7228091 A JP7228091 A JP 7228091A JP 7228091 A JP7228091 A JP 7228091A JP 2653928 B2 JP2653928 B2 JP 2653928B2
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lock shaft
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operating lever
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正悦 白藤
進 斎藤
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Shinko Seisakusho KK
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Shinko Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉用錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、荷物自動受渡し装置には、荷物
の預入れ又は引取りを行なう場合に、一時に複数個の物
品収容ボックス(以下、単にボックスという)に預け入
れること、又は複数個のボックスから引き取ることがで
きるように、複数のボックスの扉の電気錠を同時に解錠
・施錠できるように構成されたものがある。
【0003】一般的に、電気錠は、復帰ばね付きのソレ
ノイドを用い、ソレノイドに通電し、駆動することによ
り解錠状態が保持され、通電停止により復帰ばねを介し
て施錠状態に保持されるようになっている。そして、ソ
レノイドの駆動には相当の電力が消費される。従って、
複数の電気錠を同時に駆動し、解錠状態を保持するに
は、電源への負担が大きくなる。
【0004】そのため、例えば、実開昭60−1491
09号公報に開示されているような単安定ラッチングソ
レノイドを利用して、通電時に施錠状態又は解錠状態の
どちらかに駆動し、通電停止後も駆動された方に保持す
る保持手段を電気錠に備えることによって、保持電力を
不要にすることが提案されている。また、複数のソレノ
イドを同時に駆動する場合にも、大電力が必要であるの
で、消費電力の軽減のため、時分割にソレノイドを駆動
することが提案されている。
【0005】ところで、単安定ラッチングソレノイドを
利用した保持手段を用いる電気錠は、施錠状態と解錠状
態のどちらか駆動された側に安定するようになってお
り、ソレノイドのプランジャ等のアクチュエータの移動
距離範囲で、どちらかの安定位置に戻される距離範囲が
ある。
【0006】このため、従来の単安定ラッチングソレノ
イドを利用した保持手段を有する電気錠では、停電時に
鍵孔に差し込んだ鍵を回して一時解錠すると、扉の開閉
に関係なく、一時解錠状態に保持されるので、扉を開け
て例えばボックスの荷物の預入れ又は引取り後にその扉
を閉めたときにも解錠状態に残り、鍵を用いないと施錠
されない。従って、閉扉時に施錠を忘れて鍵を抜き取っ
たり、施錠する手間がかかる等の問題点がある。
【0007】そこで、本発明は、通電時に施錠状態又は
解錠状態のどちらかに駆動し、通電停止後も駆動された
方に保持する保持手段を有する錠装置において、鍵を用
いて一時解錠して扉を開けた場合は、その扉を閉めたと
きに鍵が解錠位置に残っていても、扉が施錠されるよう
にすることを目的とする。
【0008】また、鍵を差し込んだまま閉扉したとき、
再び解錠したい場合は、鍵を解錠する方向と逆方向に回
してからでないと解錠できないようにして、誤って解錠
されることを防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る扉の錠装置は、通電時に施錠状態と解
錠状態のどちらかに駆動し、通電停止後も駆動された側
に保持する保持手段を有する電気錠本体を、扉が取付け
られている本体に取付け、閉扉状態において、前記電気
錠本体のロックシャフトが施錠位置に移動された時にそ
のロックシャフトと係合し、解錠位置に移動された時に
その係合が解かれるラッチングプレートを、前記扉の裏
面から突出させた状態で前記扉に取付け、前記扉の鍵孔
に差込まれた鍵の解錠方向及びそれとは逆の施錠方向の
回転によりそれぞれ同一方向に回動される作動レバー
を、前記扉の裏面に突出させた状態で前記扉に取付け、
前記ロックシャフトに連結され、前記ロックシャフトの
移動方向と同一方向に移動するリンク部材を前記本体に
設け、前記本体の正面に、前記扉の閉時に前記作動レバ
ーが前記本体内に挿入し、かつ、回動し得る円弧孔を設
け、前記円弧孔に挿入された前記作動レバーの解錠方向
の回動時に、その作動レバーに係合して前記リンク部材
を介して前記ロックシャフトを解錠位置方向に移動させ
るエスケープリンクを、前記作動レバーの前記円弧孔か
らの進入方向に前進後退可能に前記リンク部材に枢着し
てなり、前記鍵孔に差込まれた鍵を用いて解錠するとき
の前記作動レバーの回動量は、前記ロックシャフトが施
錠位置から解錠位置方向に移動して安定するに至らない
ように設定してあることを特徴としている。
【0010】
【作用】電気錠本体は、施錠信号を与えられたときは、
ロックシャフトが施錠位置に移動され、ラッチングプレ
ートに係合し、施錠する。また、解錠信号を与えられた
ときは、ロックシャフトが解錠位置に移動され、ラッチ
ングプレートとの係合が解放される。停電状態におい
て、電気錠本体の鍵孔に鍵を差し込んで解錠方向に回す
と、作動レバーがエスケープリンクに係合し、エスケー
プリンク及びリンク部材を介してロックシャフトを、解
錠位置に移動させて解錠する。従って、扉を開けること
ができる。扉を開けると、作動レバーがエスケープリン
クを解放する。鍵の解錠操作に伴う作動レバーの回動量
は、ロックシャフトが施錠位置から解錠位置方向に移動
して安定するに至らないように設定されている。従っ
て、扉の開放によりエスケープリンクが解放されたこと
により、ロックシャフトが施錠位置に復帰されるため、
扉に鍵を差したまま、又は鍵を取り外して、扉を閉める
と、ロックシャフトが扉のラッチングプレートに係合し
て、施錠される。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1において、Aは扉、Bは扉Aが枢着さ
れた本体である。本体Bは、その扉により開閉される開
口を有する。
【0013】扉Aには、図2に示すように、鍵孔1、そ
の鍵孔に差し込まれた鍵13により回転される作動レバ
ー2、及び扉に固着され、扉の裏面から突出するラッチ
ングプレート3が設けられている。ラッチングプレート
3は、少なくとも、扉に固着されるための固着部31と
扉の裏面から突出する係合部32とを有して、側面形状
がL形でも良いが、図示の例では、固着部31の上端部
から係合部32と平行に突出して、扉の開閉を検知する
ための本体に取付けられた扉センサS(図4)を動作
させるための動作部33を有して、側面形状がコ字形に
作られている。
【0014】本体Bの開口4の周壁のうち、扉Aを本体
Bに枢着するヒンジと反対側に存する周壁5の中に、本
発明の要部を構成する部材が次のように取付けられてい
る。
【0015】すなわち、周壁5を構成するパネルにより
形成されている取付空間に、まず、単安定ラッチングソ
レノイド61を利用した保持手段を有する電気錠本体6
が取付けられている。この単安定ラッチングソレノイド
は、図3に示すように、吸引コイルCと復旧コイルC
とを設け、その中点と吸引コイルの端部又は復旧コイ
ルの端部のいずれか一方との間に、直流電源Eを切替え
スイッチSWにより選択的に印加するように構成した電
気回路を有している。そして、二つのコイルC,C
の中にプランジャであるロックシャフト62が施錠位置
と解錠位置との間を移動自在に挿入されており、切替え
スイッチSWを解錠側Oに倒した時は、吸引コイルC
に発生する磁界の吸引力によりロックシャフト62が各
図において下方の解錠位置に移動され、切替えスイッチ
SWを施錠側Cに倒した時は、復旧コイルCに発生す
る、吸引コイルC1 に発生する磁界と逆向きの磁界の吸
引力によりロックシャフト62が上方の施錠位置に移動
されるようになっている。
【0016】ロックシャフト62の上端部付近に固着し
たストッパ63とソレノイドケース64の間に、ロック
シャフト62を施錠位置方向に付勢する復帰ばね65が
介在されている。吸引コイルC1 に電圧が印加されてロ
ックシャフト62が吸引され、解錠位置に移動したとき
は、その後に電源を切っても、例えば永久磁石などによ
り解錠位置に保持されるが、復旧コイルC2 に電圧が印
加されると、ロックシャフト62が施錠位置に復帰され
て、前記復帰ばね65により施錠位置に保持される。
【0017】前記本体Bの周壁5には、閉めた扉Aのラ
ッチングプレート3の係合部32と動作部33に対応す
る位置に2条のスリット51,52が設けてある。そし
て、閉扉時に、扉のラッチングプレート3の係合部32
と動作部33がそれぞれスリット51,52に挿入され
るようになっている。挿入された係合部32は、前記電
気錠本体6のロックシャフト62の上端部の昇降位置を
横断移動するように位置される。また、係合部32に
は、前記ロックシャフト62の上端部が嵌合できる孔3
4が形成してあり、係合部32の先端には、テーパ32
1が設けられている。
【0018】ロックシャフト62の上端面にはテーパ6
21が設けてあるから、ラッチングプレート3の係合部
32のスリット51への挿入時に、電気錠本体6が施錠
状態にある時、すなわち、ロックシャフト62が上昇さ
れている時は、係合部32の先端のテーパ321がロッ
クシャフト62の上端面のテーパ621 に当って、そのロ
ックシャフト62を僅かに押し下げてさらに前進し、扉
が完全に閉められると、係合部32の孔34にロックシ
ャフト62の上端部が嵌入し、ロックシャフト62が復
帰ばね65により上昇復帰するので、施錠される。
【0019】電気錠本体のソレノイドケース64には、
下方に延長する案内板7が固着され、その案内板には、
少なくとも上下2箇所で水平方向に突出するガイドピン
71,72が設けられ、また、下端部に上下方向に貫通
し、かつ、前後方向に伸びるガイドスリット73が設け
られている。
【0020】そして、案内板7には、リンク部材8が昇
降自在に保持されている。リンク部材8は、連結部81
と延長部82とを一体に有する。連結部81は、これに
設けられた孔83に前記電気錠本体のロックシャフト6
2を挿入して連結してあり、また、延長部82は連結部
81から案内板7と平行に下方に延長していて、延長部
の上下に設けた縦長孔84,85に案内板7のガイドピ
ン71,72を挿入して、そのガイドピンの端部に止め
ワッシャ等を取付けることにより、リンク部材8が案内
板7に昇降自在に保持されている。リンク部材8には、
さらに、解錠・施錠状態を検出する錠センサS2(図
4)を動作させる動作部86が設けられている。
【0021】そして、リンク部材8には、エスケープリ
ンク9がピン10により揺動自在に枢着されている。エ
スケープリンク9は、ほぼ倒立L字形に形成され、その
後端部と案内板7のガイドピン72との間に張設された
コイルばね11等の弾性部材により、下端部が前方に付
勢されている。しかし、エスケープリンク9の下端部が
前記案内板7のガイドスリット73に遊挿されて、その
エスケープリンクの中間部に形成してある係合突起91
が本体Bの周壁5の裏面に当接することなく、ガイドス
リット73内を昇降でき、かつ、前後方向に移動可能に
保持されている。
【0022】案内板7とリンク部材8との間に張設され
たコイルばね12は、リンク部材8がコイルばね11の
引っ張り力によりロックシャフト62にかける負荷を軽
減し、かつ、リンク部材8のガイドピン71周りのこじ
れ運動を防止するために備えられている。
【0023】本体Bの周壁5には、さらに、扉Aが閉め
られたときの作動レバー2及びエスケープリンク9の係
合突起91にそれぞれ対応する位置に、作動レバー2の
回転中心と中心を共通にする円弧角90°の円弧孔53
が設けてある。そして、閉扉状態で作動レバー2を施錠
位置、すなわち、図2,4に示すように垂直上方に向け
てある位置から解錠位置、すなわち、水平に向くまで移
動させる間に、その作動レバー2が前記エスケープリン
ク9の係合突起91に係合して、これを下方に移動させ
るように、位置関係が設定されている。
【0024】上記の構成により、閉扉状態で電気錠本体
6の電気回路に通電し、切替えスイッチSWを解錠側
(O側)に倒したときは、吸引コイルC1 に発生する磁
界によりロックシャフト62が解錠位置に移動されるた
め、そのロックシャフト62の上端部がラッチングプレ
ート3の係合部32の孔34から下方に外れて解錠され
るので、開扉可能となる。しかも、一旦解錠されると、
吸引コイルC1 の通電が停止されても、解錠状態が保持
される。従って、ボックスを構成する本体Bに取り付け
られた多数の電気錠本体に解錠指令を与える際に、時分
割で与えれば、電力消費が軽減される。
【0025】また、切替えスイッチSWを施錠側(C
側)に倒すと、復帰用ばね65の復帰力によりロックシ
ャフト62は施錠位置に復旧し、施錠状態が保持され
る。
【0026】この施錠状態において、停電が発生した場
合に解錠したいときは、所定の鍵を用いて行なう一時解
錠動作が必要である。すなわち、所定の鍵13を、閉め
られて施錠されている扉Aの鍵孔1に差し込み、所定の
方向(図示の例では左方向)に回すと、一例として90
°回転された位置で停止される。この回転の間に作動レ
バー2がエスケープリンク9の係合突起91に係合して
エスケープリンクを案内板7のガイドスリット73に沿
って下方に移動させるので、リンク部材8も同様に下降
される。従って、このリンク部材8に連結されているロ
ックシャフト62が下降されて、そのロックシャフトの
上端部がラッチングプレート3の係合部32の孔34か
ら下方に外れる。すなわち、電気錠本体が解錠される。
このため、扉Aを、その把手14に手をかけて手前に引
いて開けることができる。そして、扉Aを開けると、作
動レバー2も一緒に前方に移動されるため、エスケープ
リンクの係合突起91に係合していた作動レバー2は、
係合突起91から離れてこれを解放する。解錠される
と、リンク部材8の動作部86が下降して錠センサS
を動作させなくなるので、解錠状態が検出される。ま
た、開扉により扉センサSも動作部33に動作されな
くなるので、開扉状態が検出される。
【0027】ここで、鍵を用いて解錠する場合の、作動
レバー2の下方移動量は、電気錠本体6のロックシャフ
ト62が施錠位置から解錠位置方向に移動して安定する
に至らないように設定されている。従って、開扉により
作動レバー2が係合突起91を解放すると、エスケープ
リンク9及びリンク部材8が電気錠本体の復帰ばね65
又はさらにばね12により上昇され、ロックシャフト6
2が再び施錠位置に復帰する。この復帰が、鍵を用いる
一時解錠と、電気錠本体6の保持手段である電気回路に
解錠のための通電を行なう本解錠とが相違する点であ
る。
【0028】これにより、停電中でも扉Aを閉めると、
鍵孔1に挿入された鍵13が施錠位置に回転されてある
時は、閉扉時に作動レバー2はエスケープリンク9に対
向しない位置にあるので、閉扉動作により解錠されるこ
とはない。また、鍵が解錠位置に回転されてある時は、
閉扉時に作動レバー2はエスケープリンク9に対向する
位置にあるので、扉の閉扉移動時に作動レバー2がエス
ケープリンクの係合突起91に当るが、エスケープリン
クはピン10周りに揺動して後退するので、施錠状態か
ら解錠状態に変更されることはない。鍵を取り外した状
態で閉扉した場合も、同様に扉は施錠される。
【0029】従って、鍵を解錠位置に置いたまま閉扉し
た場合にも、解錠されることがなく、その鍵を抜き取る
際は、右方向に回転させることにより抜き取りが可能に
なるが、その抜き取り際にも、誤って解錠されることは
ない。そして、閉扉後に、再び開扉したい場合は、一
旦、鍵を解錠位置から施錠位置まで右方向に回転した
後、再び左方向に解錠位置まで回転することにより、解
錠が可能である。
【0030】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る扉の錠装置
によれば、施錠状態にある扉を、鍵を用いて一時解錠
し、例えば本体内から荷物の引取り、又は本体への荷物
の預入れをした後、鍵が一時解錠位置に残されたままそ
の扉を閉めた場合にも施錠される。また、再び解錠した
いときは、その鍵を解錠時と逆方向に回してからでない
と解錠できないので、誤操作により解錠したまま扉が閉
扉状態に放置されることが防止され、錠装置の信頼性が
著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る錠装置を取付けた扉と本体の開扉
状態の斜視図である。
【図2】錠装置の分解斜視図である。
【図3】単安定保持手段の一例を示す電気回路図であ
る。
【図4】閉扉状態の縦断面側面図である。
【図5】本体側の構成を示す縦断面正面図である。
【符号の説明】
A 扉 B 本体 1 鍵孔 2 作動レバー 3 ラッチングプレート 4 開口 5 周壁 6 電気錠本体 61 ソレノイド 62 ロックシャフト 65 復帰用ばね 7 案内板 71,72 ガイドピン 73 ガイドスリット 8 リンク部材 81 連結部 82 延長部 9 エスケープリンク 91 係合突起 13 鍵

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電時に施錠状態と解錠状態のどちらか
    に駆動し、通電停止後も駆動された側に保持する保持手
    段を有する電気錠本体を、扉が取付けられている本体に
    取付け、 閉扉状態において、前記電気錠本体のロックシャフトが
    施錠位置に移動された時にそのロックシャフトと係合
    し、解錠位置に移動された時にその係合が解かれるラッ
    チングプレートを、前記扉の裏面から突出させた状態で
    前記扉に取付け、前記扉の鍵孔に差込まれた鍵の解錠方
    向及びそれとは逆の施錠方向の回転によりそれぞれ同一
    方向に回動される作動レバーを、前記扉の裏面に突出さ
    せた状態で前記扉に取付け、 前記ロックシャフトに連結され、前記ロックシャフトの
    移動方向と同一方向に移動するリンク部材を前記本体に
    設け、 前記本体の正面に、前記扉の閉時に前記作動レバーが前
    記本体内に挿入し、かつ、回動し得る円弧孔を設け、 前記円弧孔に挿入された前記作動レバーの解錠方向の回
    動時に、その作動レバーに係合して前記リンク部材を介
    して前記ロックシャフトを解錠位置方向に移動させるエ
    スケープリンクを、前記作動レバーの前記円弧孔からの
    進入方向に前進後退可能に前記リンク部材に枢着してな
    り、 前記鍵孔に差込まれた鍵を用いて解錠するときの前記作
    動レバーの回動量は、前記ロックシャフトが施錠位置か
    ら解錠位置方向に移動して安定するに至らないように設
    定してあることを特徴とする扉の錠装置。
JP7228091A 1991-03-12 1991-03-12 扉の錠装置 Expired - Lifetime JP2653928B2 (ja)

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