JPS5811360Y2 - 洗濯機等のサツシ取付構造 - Google Patents

洗濯機等のサツシ取付構造

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JPS5811360Y2
JPS5811360Y2 JP1978096687U JP9668778U JPS5811360Y2 JP S5811360 Y2 JPS5811360 Y2 JP S5811360Y2 JP 1978096687 U JP1978096687 U JP 1978096687U JP 9668778 U JP9668778 U JP 9668778U JP S5811360 Y2 JPS5811360 Y2 JP S5811360Y2
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JP
Japan
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lid
sash
mounting structure
slit
length
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Expired
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JP1978096687U
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English (en)
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JPS5513549U (ja
Inventor
勝之 石橋
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洗濯機等のフタに取付けるサツシの取付構造に
関するものである。
洗濯機等の上蓋、パネル部等は外観上の意匠面を良くす
るため、またスイッチ類等の取付けを容易にすると共に
軽量化を計るためにも合成樹脂が使用されている。
そして上蓋の開閉には手前を手で動作して行われ、汚れ
易いため、又意匠上等のためフタの手前にはステンレス
薄鋼板が配置される。
第1図は洗濯機の上部を示す斜視図で、1は本体、2は
本体上部を覆うパネル、3はパネル2に設けたスイッチ
台で゛、タイムスイッチ4等のスイッチ類が配置されて
いる。
5はパネル2の中央孔に配設されたフタで、合成樹脂で
形成され前部端縁にステンレス薄鋼板製等のサツシ6を
取付けている。
7はフタ5を開閉し易く手が入るように形成されたパネ
ル2の凹部で゛ある。
上記のようなサツシ取付構造の従来例を第7図〜第10
図によって説明する。
第7図、第8図において、サツシ11は断面を略り字型
とし、両端縁を内方へ折り曲げて係止用折曲部12.1
3を形成し、この内の折曲部12をフタ5の前部端縁の
リブ14に引掛け、折曲部13をサツシ11の弾性を利
用して溝部15に係止してサツシ11をフタ5に装着し
ている。
第9図、第10図ではサツシ16を断面略U字形とし、
U字形の屈曲部の巾Cに対し先端部の巾りを小さく形成
し、又フタ5の前部断面形状もサツシと同じ<C>Dと
して、サツシ16の0寸法はフタの0寸法より小さく形
成し、フタの前面よりサツシ16を押し込むことにより
サツシはフタに装着され、サツシの弾性によってフタの
D部を挟着した状態となってサツシは容易に手前へ外れ
ないようにしたものである。
この様にフタに装着されたサツシ11.16は、第7図
及び第9図に示すように長さをbとし、フタ5のサツシ
装着部の長さaに対し短くされ、a−1)=cとなるス
キマCを設けである。
これは、スチレン系の合成樹脂等(例えばスチロール樹
脂、ABS樹脂等)で成形されたフタは温度変化に対し
て膨張収縮をし、温度1℃当り1mmの長さに対して一
般に8 X 10−5の線膨張係数を有し、例えばa寸
法300 mmとすると、1℃当り0.024 mm変
化し、温度変化を50℃とした場合1゜2mmの変化を
生じる。
これに比しサツシの方はステンレス薄鋼板で実用上の変
化は無視できる程小さいので、常温でスキマCを小さく
した場合に低温下ではフタの収縮でスキマCはOになり
、さらにフタの収縮応力によりフタの変形、割れ等の実
害を招くため、常温下においても低温時での保証のため
の収縮寸法を見込んだスキマC寸法を設定する必要があ
り、さらにフタ及びサツシの寸法のバラツキを考慮する
と実際スキマC寸法はさらに大きくなり設計上苦慮する
他、外観上好ましくないという結果を生じていた。
そして第9図のようにサツシの両端を円弧状にしたもの
においては、同一のスキマC寸法でも第7図の場合に比
べると見苦しさは一段と増加し、意匠上の制約をも招来
する。
本考案はこれらの設計寸法上、或は外観意匠上等に何ら
支障をきたさず、上記のような温度変化による膨張収縮
によるサツシとフタとの関係を解決しようとするもので
ある。
以下、図面に従ってその構成を説明する。
1〜7は第1図で示した通りである。
図において、8はサツシ6を装着する段部で、フタの前
面端縁で両端を残して1段低い段部とした。
9は段部8の両端とフタ上面との境界部を切り離すスリ
ット、10はフタの前面端縁で両端の残されたフタ上面
部である。
尚aはフタの前面端縁の内部長さ、bはサツシ6の長さ
、Cは前記aとbとの差、dは段部8の長さを示す。
従って、サツシ6の長さは段部8より大きく、スリット
9を通ってフタ上面部10の下まで入り込んでいる。
尚サツシ6のフタ5端縁へ装着する方法は従来例の第9
図と同様にフタ前部よりサツシを押し込むようにした。
本考案は上記のように構成したので、サツシ6の両端は
フタ5のスリット9部分のフタ上面部10におおわれて
見えなくなり、フタの裏側の内部寸法aに対しサツシは
短くCのスキマがあっても、外部からこのスキマは見え
ないようになっているので、サツシの長さは設計上従来
例のように膨張係数等を厳密に計算する必要がなく、十
分な余裕をもって設定できるようになった。
又段部の両端を円弧状に形成しても第3図、第6図で示
す様に何ら支障なく意匠上、外観上の制約を必要としな
い。
また実用上フタの膨張収縮による変形、割れ等に対する
配慮も不用となるばかりでなく、フタの段部寸法、サツ
シの長さ寸法の厳しい寸法管理も不用となり製作上の利
点もある等実用的効果の大きいサツシの取付構造を提供
し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した洗濯機の要部斜親図、第2図
は同フタの要部平面図、第3図は他実施例を示す平面図
、第4図は第2図A−A線による断面図、第5図、第6
図はスリット部を示す拡大斜視図、第7図は従来例を示
す平面図、第8図は第7図B−B線による拡大断面図、
第9図は従来例の他側を示す平面図、第10図は第9図
C−C線による拡大断面図。 5・・・・・・フタ、6・・・・・・サツシ、8・・・
・・・段部、9・・・・・・スリット、10・・・・・
・フタ上面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステンレス薄鋼板等のサツシを合成樹脂製のフタの前部
    端縁に装着固定した洗濯機において、フタ上面より一段
    低い段部を形成し、この段部の両端とフタ上面との境界
    部を切り離すスリットを形成し、段部舌片上に装着固定
    したサツシの全長を前記段部の長さより大としてサツシ
    の両端がスリットを通してフタ上面部の下に至るまで挿
    入したことを特徴とする洗濯機等のサツシ取付構造。
JP1978096687U 1978-07-12 1978-07-12 洗濯機等のサツシ取付構造 Expired JPS5811360Y2 (ja)

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JPS5513549U JPS5513549U (ja) 1980-01-28
JPS5811360Y2 true JPS5811360Y2 (ja) 1983-03-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100825952B1 (ko) * 2001-12-27 2008-04-29 주식회사 엘지이아이 세탁기의 도어조립체

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939485U (ja) * 1972-07-06 1974-04-06
JPS5254932U (ja) * 1975-10-18 1977-04-20

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JPS4939485U (ja) * 1972-07-06 1974-04-06
JPS5254932U (ja) * 1975-10-18 1977-04-20

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