JPH0322856Y2 - - Google Patents

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JPH0322856Y2
JPH0322856Y2 JP14293285U JP14293285U JPH0322856Y2 JP H0322856 Y2 JPH0322856 Y2 JP H0322856Y2 JP 14293285 U JP14293285 U JP 14293285U JP 14293285 U JP14293285 U JP 14293285U JP H0322856 Y2 JPH0322856 Y2 JP H0322856Y2
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JP
Japan
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contact piece
battery
positive contact
button battery
battery holder
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JP14293285U
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JPS6251655U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はボタン電池用の電池ホルダに関するも
のである。
(従来の技術) 従来技術においては、ボタン電池が嵌合可能の
底壁と側壁とを具備する電池ホルダには、底壁に
マイナス接片を電池ホルダ内へ突出させる窓と、
側壁にプラス接片を電池ホルダ内へ突出させる切
欠部とを設けてある。ボタン電池は電池ホルダの
上部開口から挿入され、ボタン電池の底面外周部
のアール部分にてプラス接片を外方に移動させな
がら、またマイナス接片をその底面で押し下げな
がら進入してゆく。ボタン電池が電池ホルダ内へ
完全に収納されると、マイナス接片はそのばね力
で電池の底面(マイナス端子)に弾接し、プラス
接片は電池の側面(プラス端子)に弾接する。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術によると、プラス接片の接点圧を
大きくしようとしても、プラス接片にボタン電池
の底面外周部のアール部分に当接する位置よりも
内部まで突出するようなくせつけを行うと、ボタ
ン電池を挿入したときにそのアール部分にプラス
接片を外方へ移動させることができず、ボタン電
池を収納できないか、無理に挿入すると接片を変
形させてしまう。またはプラス接片をまず外方へ
押してその位置を保ちながらボタン電池を挿入し
なければならないので、ボタン電池をを取付けに
くい。このためにプラス接片のくせつけは或る限
度、すなわちボタン電池のアール部分に当接可能
な位置までのくせつけにとどまり、このためにく
せつけによる接点圧も限られたものとなる。
本考案の目的は、プラス接片の接点圧を十分に
大きなものに設定し、しかもボタン電池の挿着が
容易な電池ホルダを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の特徴は、ボタン電池が出入自在の開口
と、ボタン電池の底面に対接しマイナス接片が突
出自在の窓が設けてある底壁と、ボタン電池の側
面に対向しプラス接片が突出自在の切欠部が設け
てある側壁とを具備し、この切欠部は上記底壁側
が狭く開口側へ拡開するように傾斜面を設けてあ
り、プラス接片はこの傾斜面によつてその弾性に
抗して後退せしめられた位置で切欠部から突出し
ているところにある。
(作用) プラス接片が電池ホルダ内へ突出するための切
欠部には、傾斜面を設けてあるので、プラス接片
を十分に大きな弾性力にくせつけておいて回路基
板に接続した後で、電池ホルダをその深さ方向に
移動させて所定の位置に取付ける。その移動の途
中で傾斜面にてプラス接片をその弾性力に抗して
後退させるので、電池ホルダが取付けられたとき
には、プラス接片はホルダ内へ定まつた量だけ突
出しており、かつ突出量に比して十分に大きな弾
性力を保有するものとなる。
(実施例) 図面は本考案を時計の電池ホルダに実施した例
を示すもので、時計の上板1に取付けてある回路
基板(図示せず)所定位置にマイナス接片2とプ
ラス接片3とが接続してある。両接片2,3はボ
タン電池4(第3図示)の電池ホルダ5内へその
先端が突出自在である。すなわち電池ホルダ5は
下板6に一体的に形成されているもので、下板6
からボタン電池4の側面をとり囲む側壁51が立
設してあり、側壁51に囲まれた内部の下板がボ
タン電池4の底面に対接する底壁52をなしてい
る。側壁51に囲まれ、底壁52と対向する開口
53からボタン電池4が出入自在である。底壁5
2にはマイナス接片2の先端部が電池ホルダ5内
へ突出自在の窓52aが穿設してある。側壁51
にはプラス接片3の先端部が電池ホルダ5内へ突
出自在の切欠部51aが設けてある。
第2図示のように切欠部51aは、その底壁5
2側が狭く、開口53側へ拡開するように傾斜面
51bを設けてある。このために回路基板に接続
されたプラス接片は、第1図のプラス接片3aの
ように大きくくせつけされて電池ホルダ5の内方
へ深く入り込んでいるが、第2図示のように下板
6を上板1の上方から電池ホルダ5の開口53を
下方へ向けて下降させてゆくと、まず切欠部51
aの傾斜面51bがプラス接片3aの上端面に当
接し、下降するにつれてプラス接片3aをその弾
性力に抗して右方向へ押して移動させてゆき、下
板6が上板1に結合された所定位置では、プラス
接片3aはその弾性力に抗して後退した位置(プ
ラス接片3の位置)で電池ホルダ5内へ突出する
状態となる。すなわちこの位置のプラス接片3に
は接片3から3Aへ戻ろうとする弾性力を保有し
ていることになる。
第3図のようにプラス接片3の位置は、ボタン
電池4の底面外周部のアール部分に当接可能の位
置であるので、ボタン電池4を第3図鎖線図示の
ように電池ホルダ5の開口53から挿入して下降
させてゆくと、そのアール部分でプラス接片3に
接し、さらに下降してゆくにつれてプラス接片3
をその弾性力に抗して右方向へ押して移動させて
ゆき、ボタン電池4が電池ホルダ5内へ挿着され
た位置では、プラス接片3bの位置でボタン電池
4の側面に弾接している。すなわちプラス接片3
bの位置において、接片3bから3aへ戻ろうと
する弾性力を保有していることになる。
ボタン電池4が電池ホルダ5内に収納される
と、そ底面にマイナス接片2が所定の弾性力で弾
接しているので、その後電池小蓋7を上板1側の
開口1aに嵌合させて電池ホルダ5を閉鎖する。
(考案の効果) 以上の構成を有する本考案は、プラス接片が電
池ホルダ内へ突出する切欠部に傾斜面を設けてあ
るので、プラス接片に大きな弾性力に付与して電
池ホルダ内へ大きく突出させても、電池ホルダを
組込むことによりその傾斜面で所定の位置までプ
ラス接片を後退させることができ、ボタン電池の
進入に何らの支障もなく、電池の挿着が容易であ
り、かつ電池に対して大きな接点圧で弾接させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の一部切欠平面図、第2図は第1
図−線に沿う端面図、第3図は第1図−
線に沿う電池の挿着を示す拡大断面図である。 2……マイナス接片、3……プラス接片、4…
…ボタン電池、5……電池ホルダ、51……側
壁、51a……切欠部、51b……傾斜面、52
……底壁、52a……窓、53……開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボタン電池が出入自在の開口と、 ボタン電池の底面に対接しマイナス接片が突出
    自在の窓が設けてある底壁と、 ボタン電池の側面に対向しプラス接片が突出自
    在の切欠部が設けてある側壁とを具備し、 上記切欠部は上記底壁側が狭く上記開口側へ拡
    開するように傾斜面を設けてあり、上記プラス接
    片はこの傾斜面によつてその弾性に抗して後退せ
    しめられた位置で上記切欠部から突出している ことを特徴とするボタン電池用の電池ホルダ。
JP14293285U 1985-09-19 1985-09-19 Expired JPH0322856Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14293285U JPH0322856Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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JP14293285U JPH0322856Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6251655U JPS6251655U (ja) 1987-03-31
JPH0322856Y2 true JPH0322856Y2 (ja) 1991-05-17

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ID=31052135

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JP14293285U Expired JPH0322856Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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JPS6251655U (ja) 1987-03-31

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