JPS5926994Y2 - ロツクピンの保持構造 - Google Patents

ロツクピンの保持構造

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Publication number
JPS5926994Y2
JPS5926994Y2 JP3316380U JP3316380U JPS5926994Y2 JP S5926994 Y2 JPS5926994 Y2 JP S5926994Y2 JP 3316380 U JP3316380 U JP 3316380U JP 3316380 U JP3316380 U JP 3316380U JP S5926994 Y2 JPS5926994 Y2 JP S5926994Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock pin
protrusion
cover member
leaf spring
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP3316380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56134635U (ja
Inventor
武重 丸山
定義 岩崎
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アルプス電気株式会社 filed Critical アルプス電気株式会社
Priority to JP3316380U priority Critical patent/JPS5926994Y2/ja
Priority to DE19813107769 priority patent/DE3107769A1/de
Priority to US06/244,051 priority patent/US4382167A/en
Publication of JPS56134635U publication Critical patent/JPS56134635U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブツシュ・ブツシュ動作により操作される押釦
スイッチのロックピンの保持構造に係り、その目的とす
るところはスイッチの自動組立てを可能とする簡単な構
造で、且つ確実なロック動作を行なうものを安価に提供
するにある。
従来のハート型カム溝を用いたブツシュ・ブツシュ動作
を行なう押釦スイッチの組立て作業は、ハート型カム溝
にロックピンを確実に位置させ、且つ、板ばね等により
常時付勢しなければならず、また、各部品が小さいため
にどうしても手作業に頼らなければならず、スイッチの
自動機による自動組立てを可能とする上で大きな問題と
なっていた。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、各部品を一方
向から挿入することにより組立てが完了する構成として
前記問題を解消したものである。
以下、本考案の1実施例を図面により説明すると、1は
合成樹脂を成形したカバ一部材、該カバ一部材1の外側
面には断面三角形の係止突起2を設け、先端部には後述
の摺動体のガイド溝に挿入される突起3を設けである。
カバ一部材1の内側には摺動体のガイド突起が摺動する
長溝4を設け、深い四部5は後述の板ばねを収納する部
分で、その内壁には対向した位置に突条6を設け、他の
内壁の1つに断面三角形の突起7を設け、凹部5の外周
で前記突起7と対向する位置にカバ一部材1を貫通する
孔8を設けである。
10は合成樹脂から成り、固定端子を一体成形して埋設
したスイッチケースで、該スイッチケース10は略箱形
をしており底板部11には複数個の固定端子12・・・
・・・が一体成形により埋設され、該固定端子12の列
の延長線上には可動接片13を案内するガイド突条14
があり、底板の中央には長いガイド溝15があり、対向
する一対の側壁16.16は厚肉の基部17と薄肉の上
縁部18とから成り、該上縁部18には前記カバ一部材
1の係止突起2が係合する穴19を設けである。
20は合成樹脂を形成した摺動体で、該摺動体20には
操作部21と鍔部22があり、ハート型カム溝23とガ
イド溝24とガイド突起25が上面側に形成してあり、
下面側には可動接片収納部26と前記スイッチケース1
0のガイド溝15内に挿入される突条27とを設けであ
る。
13はリン青銅板の片面側に銀メッキをした材料をプレ
ス、折り曲げして形成した可動接片で、該可動接片13
は摺動体20の収納部26内に位置し、固定端子12の
接点部12 aを摺動する。
30は金属線材を2度折り曲げし、一端部に潰し加工に
より巾広になった係止部31を形成しであるロックピン
である。
33は弾性ある金属板を打抜き、折り曲げして形成した
板ばねで、語根ばね33には対向する一対の側縁に切欠
部34.34があり、板ばね33の長手方向には約45
°の角度に折り曲げて形成した舌片35とロックピン3
0を押圧する長い腕部36とを形成しである。
37は摺動体20を一方向に付勢するためのコイルばね
である。
次に本考案の押釦スイッチの組立てを説明すると、先ず
、カバ一部材1の深い凹部5内に板ばね33を、突条6
,6に切欠部34.34を係合させた状態で挿入すると
、板ばね33の舌片35が突起7の斜面上を下降し、突
起7の斜面から舌片35が外れたときに板ばね33は凹
部5の底に到達し、舌片35は突起7に係止され、板ば
ね33はカバ一部材1に保持される。
それから、ロックピン30の係止部31を設けた一端部
を孔8に強嵌入して、ロックピン30に板ばね33の腕
部36を当接させる。
こうしてカバ一部材1と板ばね33とロックピン30と
を組立てたカバ一部が形成される。
この組立て作業はカバ一部材1に対して全て一方向から
の部品挿入により完了するもので゛ある。
次に、摺動体20の収納部26に可動接片13を収納し
、復帰用のコイルばね37を摺動体20のガイド突起2
5側から挿入し、コイルばね37を鍔22側へ圧縮した
状態とし、これをスイッチケース10の開口側から摺動
させながら挿入し、可動接片13が固定端子12の接点
部12 aを挾持するまで挿入する。
次に前記したカバ一部をスイッチケース10の上方開口
部から挿入し、一対の薄肉の上縁部18゜18の間にカ
バ一部材1が挟持されるようにし、更に挿入を続けてカ
バ一部材1の係止突起2がスイッチケース10の側壁1
6の穴19に係止させることにより、カバ一部材1とス
イッチケース10とが取付けられ、この時にカバ一部の
ロックピン30の端部は摺動体20のハートカム溝23
内に位置し、板ばわ33の働きによりロックピン30の
端部が/’%−トカム溝2溝内3内勢されることになる
(第3図参照)。
それから圧縮状態にあった復帰用のコイルばね37を解
放すると、摺動体20はコイルばね37の復帰力により
スイッチケース10から抜は出る方向に移動するが、カ
バ一部材1の突起3が摺動体20のガイド溝24内に位
置しており、ガイド溝24の端部まで突起3が移動した
ところでストッパーの働きを行ない、スイッチケース1
0から摺動体20が抜は出ることはない。
この状態は本考案の押釦スイッチの未押圧状態である(
第3図参照)。
次に、本考案の押釦スイッチの動作説明を簡単にすると
、先ず、第3図に示した未押圧状態から摺動体20の操
作部21を押圧するとコイルばね37の力に抗して摺動
体20が移動し、同時に可動接片13も移動して接続導
通する固定端子が切換わり、スイッチが切換えられると
共にロックピン30がハート型カム溝23内を移動して
おり、摺動体20への押圧をやめるとロックピン30の
働きにより摺動体20はそのままの状態にロックされる
それからもう一度摺動体20の操作部21を押圧すると
ロックピン30はロックが解除された状態となり、押圧
をやめると摺動体20はコイルばね37の復帰力により
始めの未押圧状態位置へ戻り、この時に可動接片13も
移動してスイッチが切換えられる。
斜上の通り、本考案のロックピンの保持構造はカバ一部
材の凹部内に金属板を打抜いた板ばねを挿入し、且つ、
カバ一部材の孔に係止部を持つロックピンを挿入するこ
とにより組立てられるものであり、その組立て作業はカ
バ一部材に対して一方向からの挿入作業のみで済むため
に組立ての自動機による自動組立てが可能であり、また
、ロックピンは板ばねの腕部により常に付勢されて確実
なブツシュ・ブツシュ動作を行なわせるものであり、自
動組立てによりコストダウンが計れる等の実用上顕著な
作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】 図面は何れも本考案の実施例を示し、第1図は押釦スイ
ッチの分解斜視図、第2図は側面図、第3図は内部構造
を示す要部断側面図、第4図はカバ一部材1とロックピ
ン30と板ばね33とを示す斜視図、第5図は押釦スイ
ッチの断側面図である。 1・・・・・・カバ一部材、2・・・・・・係止突起、
3・・・・・・突起、4・・・・・・長溝、5・・・・
・・凹部、6・・・・・・突条、7・・・・・・突起、
8・・・・・・孔、10・・・・・・スイッチケース、
11・・・・・・底板部、12・・・・・・固定端子、
13・・・・・・可動接片、14・・・・・・ガイド突
条、15・・・・・・ガイド溝、16・・・・・・側壁
、17・・・・・・基部、18・・・・・・上縁部、1
9・・・・・・穴、20・・・・・・摺動体、21・・
・・・・操作部、23・・・・・・ハート型カム溝、2
4・・・・・・ガイド溝、25、・・・・・・ガイド突
起、26・・・・・・収納部、27・・・・・・突条、
30・・・・・・ロックピン、31・・・・・・係止部
、33・・曲板ばね、34・・・・・・切欠部、35・
・・・・・舌片、36・・・・・・腕部、37・・曲コ
イルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線材から成り略Z字型をしたロックピンの一端部には係
    止部を設け、金属板を打抜いた板ばねには一対の切欠部
    と一つの舌片とロックピンを押圧する長い腕部とを形成
    し、スイッチケースを覆うカバ一部材には前記ロックピ
    ンの係止部を挿入する孔と内壁に一対の突条を形成する
    と共に前記孔とは反対側の内壁に断面三角形の突起を設
    け、前記板ばねの一対の切欠部内に突条が位置し、前記
    舌片が突起に係合し、ロックピンの係止部が孔に挿入さ
    れると共に腕部がロックピンを押圧するようにしたこと
    を特徴とするロックピンの保持構造。
JP3316380U 1980-03-05 1980-03-14 ロツクピンの保持構造 Expired JPS5926994Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316380U JPS5926994Y2 (ja) 1980-03-14 1980-03-14 ロツクピンの保持構造
DE19813107769 DE3107769A1 (de) 1980-03-05 1981-02-28 Drucktastenschalter
US06/244,051 US4382167A (en) 1980-03-14 1981-03-16 Push-button switch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3316380U JPS5926994Y2 (ja) 1980-03-14 1980-03-14 ロツクピンの保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56134635U JPS56134635U (ja) 1981-10-13
JPS5926994Y2 true JPS5926994Y2 (ja) 1984-08-06

Family

ID=29628857

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JP3316380U Expired JPS5926994Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-14 ロツクピンの保持構造

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