JPS645911Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645911Y2 JPS645911Y2 JP12760081U JP12760081U JPS645911Y2 JP S645911 Y2 JPS645911 Y2 JP S645911Y2 JP 12760081 U JP12760081 U JP 12760081U JP 12760081 U JP12760081 U JP 12760081U JP S645911 Y2 JPS645911 Y2 JP S645911Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- slider
- protrusion
- compression spring
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 19
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 19
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気機器の取付装置、特にベース上に
カバーを被せたソケツト等の電気機器であつて、
両側に突条を有する取付けレールの一側突条に係
合可能な係合部をベースの下面に有するとともに
他側突条に係合可能な摺動子を圧縮ばねにて係合
方向に付勢した状態にてベースの下面に設けた電
気機器の取付装置に関するものである。
カバーを被せたソケツト等の電気機器であつて、
両側に突条を有する取付けレールの一側突条に係
合可能な係合部をベースの下面に有するとともに
他側突条に係合可能な摺動子を圧縮ばねにて係合
方向に付勢した状態にてベースの下面に設けた電
気機器の取付装置に関するものである。
従来、この種の取付装置においては、組立時に
上記圧縮ばねを全圧縮寸法まで縮めた状態にてベ
ースと摺動子との間に挿入しなければならず、圧
縮ばねのばね特性を損うおそれを有するととも
に、組立て作業が煩雑である欠点を有していた。
上記圧縮ばねを全圧縮寸法まで縮めた状態にてベ
ースと摺動子との間に挿入しなければならず、圧
縮ばねのばね特性を損うおそれを有するととも
に、組立て作業が煩雑である欠点を有していた。
本考案はこのような欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、圧縮ばねをことさら圧縮するこ
となく組立てることができ、組立作業が簡単でば
ね特性の劣化のおそれのない電気機器の取付装置
を提供することにある。
で、その目的は、圧縮ばねをことさら圧縮するこ
となく組立てることができ、組立作業が簡単でば
ね特性の劣化のおそれのない電気機器の取付装置
を提供することにある。
以下、本考案を添付図面に従つて説明する。
第1図ないし第3図において、電気機器1はベ
ース2と該ベース2上に被せたカバー6とを備
え、ベース2の下面には一対のガイド溝3,3、
一端が側面に開口する溝部4が形成されている。
カバー6は孔7をベース2の突起5に嵌合させる
ことによりベース2と一体化され、このときカバ
ー6の側壁部8は上記溝部4の側面開口を被覆す
る。
ース2と該ベース2上に被せたカバー6とを備
え、ベース2の下面には一対のガイド溝3,3、
一端が側面に開口する溝部4が形成されている。
カバー6は孔7をベース2の突起5に嵌合させる
ことによりベース2と一体化され、このときカバ
ー6の側壁部8は上記溝部4の側面開口を被覆す
る。
摺動子10は両側に上記ガイド溝3,3に摺動
自在な突部11,11を有し、先端に傾斜面1
2,13を有し、上面に上記溝4の断面形状とほ
ぼ同一の突片14(第2図参照)を有する。圧縮
ばね15はコイル状としたもので、その全長は溝
部4の長さから摺動子10の突片14の厚みを差
し引いた寸法とされている。
自在な突部11,11を有し、先端に傾斜面1
2,13を有し、上面に上記溝4の断面形状とほ
ぼ同一の突片14(第2図参照)を有する。圧縮
ばね15はコイル状としたもので、その全長は溝
部4の長さから摺動子10の突片14の厚みを差
し引いた寸法とされている。
上記摺動子10は、まず突部11,11をベー
ス2のガイド溝3,3に側方から挿入し、突片1
4を溝部4の奥壁に当接させ、次に圧縮ばね15
を先端を突片14に当接せしめて溝部4に収納す
る。この状態にてカバー6をベース2上に被せ
る。このとき、カバー6の側壁部8は溝部4の側
面開口に臨み、圧縮ばね15の後端が当接し、圧
縮ばね15、摺動子10の抜止めが図られる。
ス2のガイド溝3,3に側方から挿入し、突片1
4を溝部4の奥壁に当接させ、次に圧縮ばね15
を先端を突片14に当接せしめて溝部4に収納す
る。この状態にてカバー6をベース2上に被せ
る。このとき、カバー6の側壁部8は溝部4の側
面開口に臨み、圧縮ばね15の後端が当接し、圧
縮ばね15、摺動子10の抜止めが図られる。
以上の構成からなる取付装置は、取付けレール
20の一側突条21にベース2ないしカバー6に
形成した釣状の係合部9を係合させ、この係合部
を支点として電気機器1自体を第1図中矢印A方
向に回動させ、摺動子10の先端傾斜面13を取
付けレール20の他側突条22に係合させる。す
なわち、まず、摺動子10の先端傾斜面12が他
側突条22に当接し、摺動子10は突片14が圧
縮ばね15を第1図、第2図中右方に押圧しつつ
右方にいつたん後退し、傾斜面12が突条22を
乗り越えるといまひとつの傾斜面13が圧縮ばね
15の発力にて突条22に係合し、突条22はベ
ース2の下面と摺動子10の傾斜面13とで挾着
される。
20の一側突条21にベース2ないしカバー6に
形成した釣状の係合部9を係合させ、この係合部
を支点として電気機器1自体を第1図中矢印A方
向に回動させ、摺動子10の先端傾斜面13を取
付けレール20の他側突条22に係合させる。す
なわち、まず、摺動子10の先端傾斜面12が他
側突条22に当接し、摺動子10は突片14が圧
縮ばね15を第1図、第2図中右方に押圧しつつ
右方にいつたん後退し、傾斜面12が突条22を
乗り越えるといまひとつの傾斜面13が圧縮ばね
15の発力にて突条22に係合し、突条22はベ
ース2の下面と摺動子10の傾斜面13とで挾着
される。
一方、摺動子10の係合を解除するには、摺動
子10の後端を外部(第1図中右方)に若干引き
戻せばよい。
子10の後端を外部(第1図中右方)に若干引き
戻せばよい。
また、第4図に示すように、カバー6の側壁部
8の内側に溝部4に突入可能な突部8aを形成す
れば、圧縮ばね15に突部8aの突出量だけ初期
の圧縮弾性力を付与しておくことができ、取付け
レール20の突条22に対する係合力をより強め
ることができる。
8の内側に溝部4に突入可能な突部8aを形成す
れば、圧縮ばね15に突部8aの突出量だけ初期
の圧縮弾性力を付与しておくことができ、取付け
レール20の突条22に対する係合力をより強め
ることができる。
あるいは、第5図に示すように、カバー6の側
壁部8の下端内縁部に切欠き面8bを形成すれ
ば、たとえ若干長く形成された(加工寸法のばら
つきによる)圧縮ばねであつても、スムーズに組
立てることができる。
壁部8の下端内縁部に切欠き面8bを形成すれ
ば、たとえ若干長く形成された(加工寸法のばら
つきによる)圧縮ばねであつても、スムーズに組
立てることができる。
さらに、上記側壁部8はばね圧に耐える強度を
必要とする。したがつて、リブを設けたり不圧縮
ばね15の当接部分の肉厚を厚くしてもよい。
必要とする。したがつて、リブを設けたり不圧縮
ばね15の当接部分の肉厚を厚くしてもよい。
なお、第3図には摺動子10が巾広く描かれて
いるが、巾寸法はガイド溝3,3の設置間隔に起
因するものであり、摺動子10の巾寸法はこの設
置間隔を狭くすれば、少なくとも溝部4の巾寸法
に突部11,11の突出量を加えた巾寸法まで小
形化できる。
いるが、巾寸法はガイド溝3,3の設置間隔に起
因するものであり、摺動子10の巾寸法はこの設
置間隔を狭くすれば、少なくとも溝部4の巾寸法
に突部11,11の突出量を加えた巾寸法まで小
形化できる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、摺動子をベース下面のガイド部に装着し、圧
縮ばねをベース下面の溝部に収納し、カバーを取
付ける作業によつて組立てることができ、組立時
に圧縮ばねを全圧縮寸法まで縮める必要はなく、
その組立ては簡単であり、ばね特性を損うおそれ
もない。
ば、摺動子をベース下面のガイド部に装着し、圧
縮ばねをベース下面の溝部に収納し、カバーを取
付ける作業によつて組立てることができ、組立時
に圧縮ばねを全圧縮寸法まで縮める必要はなく、
その組立ては簡単であり、ばね特性を損うおそれ
もない。
第1図ないし第3図は本考案に係る取付装置を
示し、第1図は取付けレールに固定した状態の正
面図、第2図は要部に関する断面図、第3図は要
部の分解斜視図、第4図、第5図は変形例を示す
断面図である。 1……電気機器、2……ベース、3……ガイド
溝、4……溝部、6……カバー、8……側壁部、
9……係合部、10……摺動子、11……突部、
13……傾斜面(係合部)、14……突片、15
……圧縮ばね、20……取付けレール、21,2
2……突条。
示し、第1図は取付けレールに固定した状態の正
面図、第2図は要部に関する断面図、第3図は要
部の分解斜視図、第4図、第5図は変形例を示す
断面図である。 1……電気機器、2……ベース、3……ガイド
溝、4……溝部、6……カバー、8……側壁部、
9……係合部、10……摺動子、11……突部、
13……傾斜面(係合部)、14……突片、15
……圧縮ばね、20……取付けレール、21,2
2……突条。
Claims (1)
- ベース上にカバーを被せたソケツト等の電気機
器であつて、両側に突条を有する取付けレールの
一側突条に係合可能な係合部をベースの下面に有
するとともに他側突条に係合可能な摺動子を圧縮
ばねにて係合方向に付勢した状態にてベースの下
面に設けた電気機器の取付装置において、上記ベ
ースの下面に摺動子の摺動ガイド部と、摺動方向
に延在しベースの側面に開口する溝部とを形成
し、上記摺動子にガイド部との係合部と、溝部内
で摺動自在な突片とを設け、一端を突片に当接せ
しめて上記溝部に収納した圧縮ばねの他端を上記
側面開口を被覆するカバーの側壁部に当接せしめ
たことを特徴とする電気機器の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12760081U JPS5832689U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 電気機器の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12760081U JPS5832689U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 電気機器の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832689U JPS5832689U (ja) | 1983-03-03 |
JPS645911Y2 true JPS645911Y2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=29921323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12760081U Granted JPS5832689U (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 電気機器の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832689U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0445543Y2 (ja) * | 1987-09-29 | 1992-10-27 |
-
1981
- 1981-08-27 JP JP12760081U patent/JPS5832689U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5832689U (ja) | 1983-03-03 |
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