JPH0541468Y2 - - Google Patents

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JPH0541468Y2
JPH0541468Y2 JP1985080900U JP8090085U JPH0541468Y2 JP H0541468 Y2 JPH0541468 Y2 JP H0541468Y2 JP 1985080900 U JP1985080900 U JP 1985080900U JP 8090085 U JP8090085 U JP 8090085U JP H0541468 Y2 JPH0541468 Y2 JP H0541468Y2
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knob
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opening
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ノブの取付構造、特にスイツチ機構
におけるノブの取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のノブ取付構造を第3図を参照して説明す
る。第3図において、Aはノブで、このノブAに
は開口部A1を設け、その開口部A1の内縁に嵌
合突起A2を形成する。Bは取付体で、この例で
はスイツチ機構のスライダであつて、そのスライ
ダBをノブAの開口部A1に挿入した際に嵌合突
起A2が対向する個所に嵌合溝B1を設け、スラ
イダBをノブAの開口部A1に挿入し、スライダ
Bの嵌合溝B1にノブAの嵌合突起A2を嵌合さ
せてノブAをスライダBに取付ける。Cはスイツ
チ本体、Dはスイツチ本体Cの前面に取付けたブ
ラケツト、EはノブAとブラケツトDとの間に介
装したスプリングである。
ところが、上述の従来のノブ取付構造は、ノブ
Aに設けた嵌合突起A2をスライダBの嵌合溝B
1に嵌合させてノブAをスライダBに取付けるも
のであるから、後述するようにノブAとスライダ
Bとの間においてガタが生じる問題がある。すな
わち、ノブAとスライダBとの結合を特に軸方向
にガタがないように完全結合させるためには、ノ
ブAの嵌合突起A2とスライダBの嵌合溝B1と
の精度、およびノブAの開口部A1の深さとスラ
イダBの先端から嵌合溝B1までの寸法精度が高
度に必要であるが、実際には寸法誤差、成形誤差
により上述の精度は高度に得られず、このためノ
ブAとスライダBとの間において軸方向にガタが
生じているのが実情である。
上記のような従来技術の問題点を改善するた
め、ノブとスイツチ操作杆との圧接面部の何れか
一方に小突起を設け、この小突起をやゝ押し潰し
た状態でノブとスイツチとを係止孔と爪とによつ
て係止したものが知られている(実開昭54−
137171号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記実開昭54−137171号公報に示す構成によれ
ば、係止孔と爪との寸法に多少のバラツキがあつ
てもガタを防止することができる。しかし乍ら組
付け状態によつては、小突起がザクツしてガタが
生ずるという問題がある。
本考案は、上記のような問題点をも改善し、ノ
ブと取付体との間に軸方向のガタが生ずることが
ないように結合することができるノブ取付構造を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記の如き目的を達成するため、ノブ
の開口部に取付体の挿入部を挿入し、ノブの開口
部の底部と取付体の挿入部の先端とを当接させた
状態においてノブと取付体とに設けた嵌合孔と嵌
合突起とを当接係止させたノブ取付構造におい
て、ノブの開口部の底部に突起を突設すると共
に、取付体の挿入部先端を肉薄の弾性部となし、
前記突起と取付体の挿入部先端とを当接させて肉
薄の弾性部を撓ませた状態においてノブと取付体
に設けた嵌合孔と嵌合突起とを係止させたことを
特徴とする。
〔作用〕
本考案は、前記の如き構成よりなるので、ノブ
の開口部の底部と取付体の挿入部の先端とが突起
を介して圧接されると共に、挿入部の先端の肉薄
の弾性部が撓んだ状態においてノブと取付体に設
けた嵌合孔と嵌合突起とを係止させたので、その
撓みにより突起のザクツを防ぐと共に、ノブと取
付体との間の軸方向のガタを確実に防止すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るノブ取付構造の一実施例を
第1図および第2図を参照して説明する。
この実施例における本考案のノブ取付構造はス
イツチ機構に使用した例を示す。図において、1
はノブで、このノブ1はほゞ直方体形状をなす本
体10の一面に鍔部11および突部12を一体に
設け、その本体10および突部12に開口部13
を突部12側から設けてある。前記突部12には
嵌合孔14を設け、その嵌合孔14の後述するス
ライダ2の挿入方向と反対側の内面に垂直な当接
面15を設ける。また、本体10の開口部13の
底部に後述するスライダ2の挿入方向に対して突
起16を一体に突設する。2は取付体で、この実
施例においてはスイツチ機構のスライダである。
このスライダ2は一端部にノブ1の開口部13に
挿入する挿入部20を形成し、その挿入部20の
側面に前記ノブ1の嵌合孔14に嵌合する嵌合突
起21を一体に突設する。この嵌合突起21の挿
入方向側の外面を傾斜させてスライダ2の挿入部
20をノブ1の開口部13に挿入し易いように
し、その嵌合突起21の挿入方向と反対側の外面
に垂直な当接面22を設ける。また、スライダ2
の挿入部20の先端側は左右両側を開口させると
共に肉薄にして弾性部23を形成する。
かくしてなるノブ1の開口部13にスライダ2
の挿入部20を挿入し、スライダ2の挿入部20
の先端面をノブ1の突部16に当接させてスライ
ダ2の弾性部23を撓ませながら、ノブ1の嵌合
孔14にスライダ2の嵌合突起21を嵌合させ
る。このとき、撓ませられた弾性部23の反発力
がスライダ2の挿入方向と反対方向の押圧力とし
てスライダ2に作用し、ノブ1の嵌合孔14の当
接面15とスライダ2の嵌合突起21の当接面2
2とを確固に当接させる。従つて、嵌合孔14と
嵌合突起21との精度、ノブ1の開口部13の深
さとスライダ2の先端から嵌合突起21までの寸
法との精度が高度に得られなくとも、ノブ1とス
ライダ2との間における軸方向のガタをなくすこ
とができる。
29はスライダ2の他端部の一側面に設けたカ
ムであつて、スライダ2に2段作動機能を与える
ものである。3はスイツチ機構のケースで、この
ケース3内にスライダ2がスライド可能に取付け
られている。4は2個のターミナル40を植設し
たインシユレータであつて、このインシユレータ
4は上記ケース3の底部に組み込まれる。5はコ
字形に折曲したガイドピンであつて、このガイド
ピン5の固定端50をケース3の孔30に回動自
在に挿入し、かつガイドピン5の自由端51をス
ライダ2のハートカム29に係合させる。6はス
プリングで、ケース3とガイドピン5との間に介
装されて、ガイドピン5の自由端51をハートカ
ム29に係合する方向に付勢させる。7はコ字形
状をなすホルダで、上述のケース3に外嵌させ
る。8は取付ブラケツトであつて、この取付ブラ
ケツト8の取付孔80にホルダ7の両端を挿入し
て加締めることにより、ケース3、スライダ2、
インシユレータ4、ガイドピン5、スプリング
6、ホルダ7、取付ブラケツト8が組立てられ
る。9はノブ1の鍔部11と取付ブラケツト8と
の間に介装した圧縮スプリングであつて、ノブ1
を元の位置に戻すためのスプリングである。かか
るスイツチ機構においてノブ1を押すと、スライ
ダ2がスライドして、そのスライダ2の可動ター
ミナル(図示せず)がインシユレータ4の2個の
ターミナル40の何れかに接触して導通が切替え
られる。
なお、上述の実施例においては、本考案のノブ
取付構造をスイツチ機構に使用した例について説
明したが、本考案のノブ取付構造はスイツチ機構
以外のものにも使用することができる。
また、上述の実施例においては、ノブ1に嵌合
孔14を、スライダ2に嵌合突起21をそれぞれ
設けたが、その逆にノブ1に嵌合突起を、スライ
ダ2に嵌合孔をそれぞれ設けることができる。
なお、スライダ2の材質は、肉薄の弾性部23
が撓みやすい材質のものを使用する。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、ノブの開
口部の底部と取付体の挿入部先端とが突起を介し
て圧接されると共に、挿入部先端の肉薄の弾性部
が撓んだ状態でノブと取付体に設けた嵌合孔と嵌
合突起とを係止させたので、その撓みにより突起
のザクツを防ぐと共に、ノブと取付体との間にお
いて軸方向のガタが生じないように、ノブと取付
体とを完全結合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係るノブ取付構
造の一実施例を示し、第1図はスイツチ機構に使
用した状態の断面図、第2図は同じく分解斜視図
である。第3図は従来のノブ取付構造をスイツチ
機構に使用した状態の断面図である。 1……ノブ、13……開口部、14……嵌合
孔、15……当接面、16……突起、2……スラ
イダ(取付体)、21……嵌合突起、22……当
接面、23……肉薄の弾性部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノブの開口部に取付体の挿入部を挿入し、ノブ
    の開口部の底部と取付体の挿入部の先端とを当接
    させた状態においてノブと取付体とに設けた嵌合
    孔と嵌合突起とを当接係止させたノブ取付構造に
    おいて、ノブの開口部の底部に突起を突設すると
    共に、取付体の挿入部先端を肉薄の弾性部とな
    し、前記突起と取付体の挿入部先端とを当接させ
    て肉薄の弾性部を撓ませた状態においてノブと取
    付体に設けた嵌合孔と嵌合突起とを係止させたこ
    とを特徴とするノブ取付構造。
JP1985080900U 1985-05-31 1985-05-31 Expired - Lifetime JPH0541468Y2 (ja)

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JP1985080900U JPH0541468Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

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JP1985080900U JPH0541468Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

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JPS61197620U JPS61197620U (ja) 1986-12-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5900900B2 (ja) * 2013-09-26 2016-04-06 アルプス電気株式会社 プッシュスイッチ
KR101629819B1 (ko) * 2013-09-26 2016-06-13 알프스 덴키 가부시키가이샤 푸시 스위치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5735131Y2 (ja) * 1978-03-17 1982-08-04

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