JPS6211057Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211057Y2 JPS6211057Y2 JP11310681U JP11310681U JPS6211057Y2 JP S6211057 Y2 JPS6211057 Y2 JP S6211057Y2 JP 11310681 U JP11310681 U JP 11310681U JP 11310681 U JP11310681 U JP 11310681U JP S6211057 Y2 JPS6211057 Y2 JP S6211057Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- push button
- engagement
- protrusions
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 46
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、カーラジオ・カーステレオ用押釦同
調器に好適な押釦取付構造に関するものである。
調器に好適な押釦取付構造に関するものである。
従来の押釦同調器の押釦取付構造として、第1
図及び第2図に示すように選局部材1の先端に折
り曲げ部2を設け、この折り曲げ部2を押釦3に
係合させ、押釦3が選局部材1から容易に離脱し
ないようにしたもの、及び第3図に示す如く選局
部材1に係合用の歯4を設け、押釦3の溝5に選
局部材1を圧入し、両者を一体化したものが知ら
れている。ところが、前者には、折り曲げ部2が
あるため、押釦3の損傷等で押釦3の着脱を複数
回行うと、折り曲げ部2が折れるという欠点があ
り、後者には、押釦3の交換が困難であるという
欠点があつた。
図及び第2図に示すように選局部材1の先端に折
り曲げ部2を設け、この折り曲げ部2を押釦3に
係合させ、押釦3が選局部材1から容易に離脱し
ないようにしたもの、及び第3図に示す如く選局
部材1に係合用の歯4を設け、押釦3の溝5に選
局部材1を圧入し、両者を一体化したものが知ら
れている。ところが、前者には、折り曲げ部2が
あるため、押釦3の損傷等で押釦3の着脱を複数
回行うと、折り曲げ部2が折れるという欠点があ
り、後者には、押釦3の交換が困難であるという
欠点があつた。
そこで、本考案の目的は、押釦の着脱が容易で
且つ薄型化が可能である押釦取付構造を提供する
ことにある。
且つ薄型化が可能である押釦取付構造を提供する
ことにある。
上記目的を達成するための本考案は、理解を容
易にするために図面の符号を参照して説明する
と、係合空間13と係止部14とを有する押釦取
付金属板11と、前記金属板11の先端部分の断
面形状にほぼ等しい断面形状の金属板係合溝16
と前記係合空間13に収容されることが可能な大
きさに形成されて前記溝16の中に突出する突出
部21,22を備えた弾性変形可能な係合片1
7,18とを有する樹脂製押釦12と、から成
り、前記金属板11を前記溝16に挿入すること
によつて前記係合片17,18を前記金属板11
の挿入を許容する方向に弾性変形させ、前記係止
部14が前記突出部21,22を通過することに
より前記係合空間13に前記突出部21,22が
収容され、前記金属板11と前記押釦12との係
合が成立するように構成された押釦取付構造に係
わるものである。
易にするために図面の符号を参照して説明する
と、係合空間13と係止部14とを有する押釦取
付金属板11と、前記金属板11の先端部分の断
面形状にほぼ等しい断面形状の金属板係合溝16
と前記係合空間13に収容されることが可能な大
きさに形成されて前記溝16の中に突出する突出
部21,22を備えた弾性変形可能な係合片1
7,18とを有する樹脂製押釦12と、から成
り、前記金属板11を前記溝16に挿入すること
によつて前記係合片17,18を前記金属板11
の挿入を許容する方向に弾性変形させ、前記係止
部14が前記突出部21,22を通過することに
より前記係合空間13に前記突出部21,22が
収容され、前記金属板11と前記押釦12との係
合が成立するように構成された押釦取付構造に係
わるものである。
上記本考案によれば、押釦12を樹脂製とし、
ここに弾性変形可能な係合片17,18を設け、
この係合片17,18を弾性変形させることによ
つて取付又は取外しをなすように構成されている
ので、押釦12の取付及び取外しを容易に達成す
ることが可能になる。また、押釦取付金属板11
に折り曲げ部を設けないので、薄型化が可能にな
る。
ここに弾性変形可能な係合片17,18を設け、
この係合片17,18を弾性変形させることによ
つて取付又は取外しをなすように構成されている
ので、押釦12の取付及び取外しを容易に達成す
ることが可能になる。また、押釦取付金属板11
に折り曲げ部を設けないので、薄型化が可能にな
る。
以下、第4図〜第8図を参照して本考案の実施
例について述べる。
例について述べる。
第4図は押釦取付金属板11とABS樹脂から
成る樹脂製押釦12とを結合した状態を示し、第
5図は第4図の−線断面を示し、第6図は金
属板11と押釦12とを分離した状態を示し、第
7図は第6図の−線断面を示し、第8図は第
6図の−線断面を示す。尚、金属板11と押
釦12との結合状態を明確に示すために、第4図
及び第6図は底面図である。
成る樹脂製押釦12とを結合した状態を示し、第
5図は第4図の−線断面を示し、第6図は金
属板11と押釦12とを分離した状態を示し、第
7図は第6図の−線断面を示し、第8図は第
6図の−線断面を示す。尚、金属板11と押
釦12との結合状態を明確に示すために、第4図
及び第6図は底面図である。
カーラジオの同調器の選局機構に結合される金
属板11は、第6図から明らかなように、その先
端部分に長方形の開口から成る係合空間13と、
この係合空間13を区画する係止部14と、挿入
位置を決定する段部15とを有する。この金属板
11に於ける係合空間13等はプレス抜きで形成
することが可能であるから、精度を容易に出すこ
とが出来る。
属板11は、第6図から明らかなように、その先
端部分に長方形の開口から成る係合空間13と、
この係合空間13を区画する係止部14と、挿入
位置を決定する段部15とを有する。この金属板
11に於ける係合空間13等はプレス抜きで形成
することが可能であるから、精度を容易に出すこ
とが出来る。
押釦12には金属板11の断面形状とほぼ等し
い断面形状を有する金属板係合溝16と、係合空
間13に挿入され且つ係止部14に係合する突出
部21,22を備えた一対の係合片17,18と
を有する。尚係合片17,18は、押釦12の一
面19から溝16に至るようにスリツト20を設
けることによつて形成されている。そして、長方
形の一辺のみが押釦2の本体部に一体化された状
態となつているので、係合片17,18は弾性変
形可能である。係合片17,18に設けられた突
出部21,22は金属板11の挿入方向に向つて
傾斜を有し、且つ溝16を狭めるように突出して
いる。またこの突出部21,22は係合空間13
に収容することが可能な大きさに形成されてい
る。
い断面形状を有する金属板係合溝16と、係合空
間13に挿入され且つ係止部14に係合する突出
部21,22を備えた一対の係合片17,18と
を有する。尚係合片17,18は、押釦12の一
面19から溝16に至るようにスリツト20を設
けることによつて形成されている。そして、長方
形の一辺のみが押釦2の本体部に一体化された状
態となつているので、係合片17,18は弾性変
形可能である。係合片17,18に設けられた突
出部21,22は金属板11の挿入方向に向つて
傾斜を有し、且つ溝16を狭めるように突出して
いる。またこの突出部21,22は係合空間13
に収容することが可能な大きさに形成されてい
る。
金属板11に押釦12を取付ける場合には、金
属板11及び/又は押釦12を第6図の矢印25
で示すように移動させ、押釦12の溝16の中に
金属板11を挿入する。金属板11を前進させる
と、金属板11の先端が係合片17,18の突出
部21,22の傾斜面23を押圧し、係合片1
7,18が金属板11から遠ざかる方向にバネ性
を有して変形し、金属板11の通過を許す。金属
板11に於ける係合空間13は突出部21,22
を収容することが可能な大きさに形成されている
ので、金属板11の係止部14が突出部21,2
2を通過すると、突出部21,22が係合空間1
3に収容される。即ち係合片17,18を第8図
で垂直方向に押圧する力がなくなると、係合片1
7,18はそのバネ作用で元の位置に戻り、突出
部21,22が第5図に示す如く係合空間13に
嵌合され、金属板11と押釦12とが一体化され
る。
属板11及び/又は押釦12を第6図の矢印25
で示すように移動させ、押釦12の溝16の中に
金属板11を挿入する。金属板11を前進させる
と、金属板11の先端が係合片17,18の突出
部21,22の傾斜面23を押圧し、係合片1
7,18が金属板11から遠ざかる方向にバネ性
を有して変形し、金属板11の通過を許す。金属
板11に於ける係合空間13は突出部21,22
を収容することが可能な大きさに形成されている
ので、金属板11の係止部14が突出部21,2
2を通過すると、突出部21,22が係合空間1
3に収容される。即ち係合片17,18を第8図
で垂直方向に押圧する力がなくなると、係合片1
7,18はそのバネ作用で元の位置に戻り、突出
部21,22が第5図に示す如く係合空間13に
嵌合され、金属板11と押釦12とが一体化され
る。
尚、押釦12を第4図で右方向に引張る場合に
は、金属板11の係止部14に押釦12の突出部
21,22が係合し、抜け止めとなる。また押釦
12を第4図で左方向に押し込む場合には、押釦
12の左端24が金属板11の段部15に係合
し、押釦12はここで阻止される。また、金属板
11からの押釦12の取外しは、係合片17,1
8を金属板11から遠ざかる方向に変位させ、金
属板11を引き抜くことによつて達成される。
は、金属板11の係止部14に押釦12の突出部
21,22が係合し、抜け止めとなる。また押釦
12を第4図で左方向に押し込む場合には、押釦
12の左端24が金属板11の段部15に係合
し、押釦12はここで阻止される。また、金属板
11からの押釦12の取外しは、係合片17,1
8を金属板11から遠ざかる方向に変位させ、金
属板11を引き抜くことによつて達成される。
上述から明らかなように、弾性を有する樹脂製
の押釦12に設けた弾性変形可能な係合片17,
18と金属板11の係合空間13との係合によつ
て両者を一体化するので、押釦12の取付及び取
外しを容易に達成することが出来る。
の押釦12に設けた弾性変形可能な係合片17,
18と金属板11の係合空間13との係合によつ
て両者を一体化するので、押釦12の取付及び取
外しを容易に達成することが出来る。
また、金属板11には折り曲げ部を設けないの
で、押釦12の着脱を複数回行つても、金属板1
1を損傷する恐れがない。一般に金属板11の方
が押釦12よりも高価であり、且つ金属板11は
同調器の選局機構に結合されているので、金属板
11が損傷しないことによる利益は大きい。
で、押釦12の着脱を複数回行つても、金属板1
1を損傷する恐れがない。一般に金属板11の方
が押釦12よりも高価であり、且つ金属板11は
同調器の選局機構に結合されているので、金属板
11が損傷しないことによる利益は大きい。
また、金属板11に折り曲げ部を設けないの
で、薄型化が可能になる。
で、薄型化が可能になる。
また、傾斜面23を設けたので、押釦12に相
対的に金属板11を挿入するのみで、両者の係合
が成立する。
対的に金属板11を挿入するのみで、両者の係合
が成立する。
以上、本考案の実施例について述べたが、本考
案はこれに限定されるものでなく更に変形可能な
ものである。例えば、係合片17,18の一方を
省いた構成としても差支えない。また金属板11
の係合空間13を長方形とせずに、例えばL字形
に囲まれた部分としてもよい。
案はこれに限定されるものでなく更に変形可能な
ものである。例えば、係合片17,18の一方を
省いた構成としても差支えない。また金属板11
の係合空間13を長方形とせずに、例えばL字形
に囲まれた部分としてもよい。
第1図は従来の同調器の押釦部分の側面図、第
2図は第1図の底面図、第3図は従来の押釦部分
の分解平面図、第4図は本考案の実施例に係わる
同調器の押釦部分の底面図、第5図は第4図の
−線断面図、第6図は第4図の押釦部分の分解
底面図、第7図は第6図の−線断面図、第8
図は第6図の−線断面図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、11は
金属板、12は押釦、13は係合空間、14は係
止部、15は段部、16は溝、17,18は係合
片、21,22は突出部、23は傾斜面である。
2図は第1図の底面図、第3図は従来の押釦部分
の分解平面図、第4図は本考案の実施例に係わる
同調器の押釦部分の底面図、第5図は第4図の
−線断面図、第6図は第4図の押釦部分の分解
底面図、第7図は第6図の−線断面図、第8
図は第6図の−線断面図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、11は
金属板、12は押釦、13は係合空間、14は係
止部、15は段部、16は溝、17,18は係合
片、21,22は突出部、23は傾斜面である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 係合空間13と係止部14とを有する押釦取付
金属板11と、 前記金属板11の先端部分の断面形状にほぼ等
しい断面形状の金属板係合溝16と前記係合空間
13に収容されることが可能な大きさに形成され
て前記溝16の中に突出する突出部21,22を
備えた弾性変形可能な係合片17,18とを有す
る樹脂製押釦12と、 から成り、前記金属板11を前記溝16に挿入す
ることによつて前記係合片17,18を前記金属
板11の挿入を許容する方向に弾性変形させ、前
記係止部14が前記突出部21,22を通過する
ことにより前記係合空間13に前記突出部21,
22が収容され、前記金属板11と前記押釦12
との係合が成立するように構成された押釦取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11310681U JPS5819528U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 同調器等の押釦取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11310681U JPS5819528U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 同調器等の押釦取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5819528U JPS5819528U (ja) | 1983-02-07 |
JPS6211057Y2 true JPS6211057Y2 (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=29907416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11310681U Granted JPS5819528U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 同調器等の押釦取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5819528U (ja) |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11310681U patent/JPS5819528U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5819528U (ja) | 1983-02-07 |
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