JP2500517Y2 - 電気機器のレ―ル取付装置 - Google Patents

電気機器のレ―ル取付装置

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JP2500517Y2
JP2500517Y2 JP12594590U JP12594590U JP2500517Y2 JP 2500517 Y2 JP2500517 Y2 JP 2500517Y2 JP 12594590 U JP12594590 U JP 12594590U JP 12594590 U JP12594590 U JP 12594590U JP 2500517 Y2 JP2500517 Y2 JP 2500517Y2
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JP
Japan
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lever
rail
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electric device
elastic piece
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栄一 上松
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気機器をDIN規格のレールに取り付ける
電気機器のレール取付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
特願平1−75815号に記載されているこの種の従来の
電気機器のDINレールへの取付装置を第3図及び第4図
に示す。電気機器本体(以下、本体と称す)1′の底面
には全長にわたって溝2が形成してあり、この溝2をDI
N規格のレール3に嵌めて本体1′をレール3に取り付
けるようになっている。レール3は断面が略コ字型に形
成され、両側に全長にわたって係止片4を外方に向かっ
て形成してある。本体1′の溝2の一方側にはレール3
の係止片4と係合する係合片5が形成してある。溝2の
他方側には溝2と交差する方向にレバー6′が摺動自在
に装着してある。
レバー6′を装着する本体1′の部分には凹部11が凹
設されており、凹部11の側方にはレバー6′の側端部の
係止片6a(第4図(c))を挿入係止する係合溝12が形
成してある。レバー6′の基部側の両側には突片13が突
設されていて、この突片13が本体1′の段部14に当接し
てレバー6′の位置決めを行っている。レバー6′の中
央部は四角状の開口部15が設けてあり、開口部15の基部
側のコーナー部から弾性を有する弾性片16が略ハ字状に
形成してある。また、レバー6′の開口部15の先端側か
ら弾性片16の間に位置するようにストッパ17が突設して
ある。更に、本体1′の底面より開口部15内に位置する
形で略コ字型の突起18が突設されている。
まず、本体1′をレール3の取り付ける時の初期状態
は第4図(a)に示す状態となっている。本体1′の溝
2にレール3を嵌め、本体1′をレール3に向かって力
を加えると、レール3の片側の係止片4がレバー6′の
係合爪10の傾斜面8に接触し、第1図に示すA方向にレ
バー6′がスライドし、第4図(b)に示す状態に移行
する。この時、弾性片16はハ字状となっているため、突
起18の突部18aに弾性片16が弾接し、この突起18との弾
接により弾性片16を介してレバー6′は第4図のB方向
に力が与えられるように弾性片16がたわむ。更に、本体
1′を押し込むと、レバー6′の係合爪10とレール3の
係止片4とがかみ合い、レバー6′は前述の弾性片16に
よるバネ力で第4図の(a)に状態に戻り、本体1′は
レール3に固定されることになる。
本体1′を取り外す時はドライバー等をレバー6′の
穴9に挿入してレバー6′をA方向に引っ張ると、弾性
片16の突部16aが突起18の突部18aを越えてしまうと、弾
性片16によるB方向への力は解除され(弾性片16がたわ
んでいない状態)、ストッパ17によって決まる位置でロ
ックされた状態となる。つまり、第4図(c)に示すよ
うに、ストッパ17が突起18の内側の面に当接する位置で
は、弾性片16の突部16aは突起18の突部18aを乗り越え
て、弾性片16は突起18に対して弾接しない状態となって
いる。従って、このロック状態では、弾性片16にはたわ
みがない。つまり、弾性片16に応力がかかっていないた
め、長時間この状態を持続していても、弾性片16が折れ
たり、変形したりするということはない。
更に、一旦取り外した本体1′をレール3に取り付け
る場合には、図中のB方向へ指で力を加えれば、弾性片
16の突部16aが突起18と弾接し、この弾接により弾性片1
6が広がる方向にたわみ、弾性片16の突部16aが突起18の
突部18aを乗り越えると、弾性片16のバネ力によりレバ
ー6′を溝2側に摺動させて、第4図(a)に示す状態
に移行する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ここで、第5図はレバー6′を示し、第6図は本体
1′をレール3に取り付けた状態を示している。第6図
に示すように、レバー6′の弾性片16はレール3より外
側にあるため、レール3の幅より本体1′が大きくな
り、本体1′の小型化が制限されるという問題があっ
た。
本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
電気機器本体の小型化を目的とした電気機器のレール取
付装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、電気機器本体の取付時にレールに付勢され
て電気機器本体より外方に摺動されるレバーに、電気機
器本体の一部に設けた突起に弾接して該レバーを内方に
付勢させる弾性片をレールの内側に設け、電気機器本体
の取り外し時にレバーを外方へ摺動させた時に、レバー
の先端が溝内に位置している間は弾性片と弾接し、レバ
ー先端が溝より外方に位置した時には弾性片と弾接しな
い位置に上記突起を位置させたことを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
而して、電気機器本体をレールに取り付ける場合に
は、レールに付勢されるレバーはその弾性片が突起に弾
接し、取付後は弾接片のレバーを内方に付勢する力によ
りレバーを復帰させ、電気機器本体をレールから取り外
す場合は、レバーを電気機器本体より外方に摺動させ
て、レバー先端が溝より外方に位置した時には突起と弾
性片とを弾接させないことで、レバーをロックして、電
気機器本体をレールから取り外すようにしており、ま
た、弾性片をレールの内側に設けていることで、電気機
器本体を小型化できるようにしている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本体1をレール3に取り付けた状態を示し、第2
図はレバー6を示している。尚、レバー6の構造は従来
とは異なるものの、レバー6の構成部材は従来と同じ機
能を有しているものである。第1図及び第2図に示すよ
うに、本体1の幅をレール3と略同じに形成してあり、
突起18もレール3の内側に位置するように本体1の底面
の凹部11に形成されている。この突起18の両側に位置す
るように弾性片16がレバー6と一体に形成され、該弾性
片16はレバー6の内側になるように形成されているもの
である。また、係合爪10はレール3の係止片4の外側と
なるようにレバー6の端部側に形成してある。
尚、レバー6を用いての本体1のレール3への着脱操
作は従来と同様であるので、説明は省略する。従って、
従来と同様、本体1のレール3への取付、取り外しの作
業が簡単に行えるものである。
尚、レバー6は金属製でも合成樹脂製でもよく、ま
た、弾性片16は1つでも良い。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、電気機器本体の取付け時にレ
ールに付勢されて電気機器本体より外方に摺動されるレ
バーに、電気機器本体の一部に設けた突起に弾接して該
レバーを内方に付勢させる弾性片をレールの内側に設
け、電気機器本体の取り外し時にレバーを外方へ摺動さ
せた時に、レバーの先端が溝内に位置している間は弾性
片と弾接し、レバー先端が溝より外方に位置した時には
弾性片と弾接しない位置に上記突起を位置させたことを
特徴とするものであるから、弾性片をレールの内側に設
けていることで、電気機器本体を小型化できる効果を奏
するものであり、また、電気機器本体をレールに取り付
ける場合には、レールに付勢されるレバーはその弾性片
が突起に弾接し、取付後は弾接片のレバーを内方に付勢
する力によりレバーを復帰させ、電気機器本体をレール
から取り外す場合は、レバーを電気機器本体より外方に
摺動させて、レバー先端が溝より外方に位置した時には
突起と弾性片とを弾接させないことで、レバーをロック
して、電気機器本体をレールから取り外すことができ
て、従来と同様に電気機器本体のレールへの取付、取り
外しの作業が簡単に行えるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案の実施例の電気機器本体を
レールに取り付けた状態を示す底面図、及び断面図、第
2図(a)(b)は同上のレバーの平面図、及び断面
図、第3図は従来例の斜視図、第4図(a)〜(c)は
動作説明図、第5図(a)(b)は同上のレバーの平面
図、及び断面図、第6図(a)(b)は同上の電気機器
本体をレールに取り付けた状態を示す底面図、及び断面
図である。 1は電気機器本体、2は溝、3はレール、6はレバー、
16は弾性片、18は突起である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側に係止片を有する断面略コ字型のレー
    ルを嵌める溝を電気機器本体の一面に設け、電気機器本
    体の溝の一方に設けた係合片にレールの一方の係止片を
    係止し、レールの他方の係止片に係合爪を係止して電気
    機器本体をレールに着脱自在に取り付けるレバーを該電
    気機器本体の一面側に上記溝と交差して摺動可能に設け
    た電気機器のレール取付装置において、電気機器本体の
    取付時にレールに付勢されて電気機器本体より外方に摺
    動されるレバーに、電気機器本体の一部に設けた突起に
    弾接して該レバーを内方に付勢させる弾性片をレールの
    内側に設け、電気機器本体の取り外し時にレバーを外方
    へ摺動させた時に、レバーの先端が溝内に位置している
    間は弾性片と弾接し、レバー先端が溝より外方に位置し
    た時には弾性片と弾接しない位置に上記突起を位置させ
    たことを特徴とする電気機器のレール取付装置。
JP12594590U 1990-11-27 1990-11-27 電気機器のレ―ル取付装置 Expired - Lifetime JP2500517Y2 (ja)

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