JPS6234499Y2 - - Google Patents

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JPS6234499Y2
JPS6234499Y2 JP5237982U JP5237982U JPS6234499Y2 JP S6234499 Y2 JPS6234499 Y2 JP S6234499Y2 JP 5237982 U JP5237982 U JP 5237982U JP 5237982 U JP5237982 U JP 5237982U JP S6234499 Y2 JPS6234499 Y2 JP S6234499Y2
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JP
Japan
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lid
hinge
opening
bearing
container
Prior art date
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JP5237982U
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JPS58154740U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓋体を容器本体に対して上方へ持ち上
げる方法と回動させる方法との2種類の開蓋が可
能な容器の蓋開閉装置に関するものである。
従来、容器の蓋開閉装置としては、実公昭36−
1972号公報にて知られるように、容器本体に斜上
方からの切込を設けた支持体を固定し、上記切込
に蓋体の軸を嵌合し、蓋体を90゜以上回動可能で
かつ脱着も可能なものが提供されている。ところ
が、この場合には蓋体を脱着するとき、一旦蓋体
を上方へ引き上げた後、その状態で蓋体を斜め外
方へ引き上げなければならず、脱着操作が厄介で
あるという欠点があつた。
本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、蓋体を容器本体に対し90゜以上回動可能
で、脱着も容易な容器の蓋開閉装置を提供するこ
とを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にした
がつて説明する。
図面において、1は例えば米飯容器等の容器本
体で、容器本体1の上端開口の外周面対称位置に
は、把手を兼ねる樹脂製の本体ヒンジ3がビス2
により固定されている。この本体ヒンジ3には、
第4図〜第6図に示すごとく上端部に上方が開口
した略U字状の軸受溝5を有する軸受部4が一体
成形されており、この軸受部4の両側面には上記
軸受溝5から外れた位置に側方へ突出する係合突
起6が一体に突設されている。また、軸受部4の
下部には垂直な係止面7が形成されている。
8は上記容器本体1の上端開口を被蓋する蓋体
で、この蓋体8の外周面の対称位置には樹脂製の
蓋体ヒンジ10がビス9により固定されている。
この蓋体ヒンジ10は第7図、第8図に示すごと
く略形状に一体成形され、その両側壁部11に
は軸支孔12が穿設され、この軸支孔12に軸1
3が挿通固定されている。また、両側壁部11の
内面には、一端部に下方に開口した挿入口15を
有しかつ上記軸支孔12を中心とする円弧状の案
内溝14とが形成されている。また、蓋体8の上
辺部端面には係止面16が形成されている。
上記蓋体8が容器本体1の上端開口を被蓋した
状態において、蓋体ヒンジ10の軸13は本体ヒ
ンジ3の軸受溝5に嵌合すると共に、本体ヒンジ
3の係合突起6は蓋体ヒンジ10の案内溝14の
挿入口15に嵌合し、左右方向に位置決めされる
(第2図参照)、蓋体8を取外すには、蓋体8を直
上方に持ち上げれば簡単に取外すことができる。
また、蓋体8を一方の本体ヒンジ3を支点として
回動させると、係合突起6は案内溝14内を摺動
し、蓋体8が90゜以上回動した位置で係合突起6
が案内溝14の端部に達し、かつ蓋体ヒンジ10
の係止面16が本体ヒンジ3の係止面7に当接す
るため、蓋体8は開立位置で保持される(第3図
参照)。
上記のごとく蓋体8を開立位置に保持したと
き、力は第3図矢印で示す方向に作用し、特に軸
受部4に作用する力はほぼ直下方向に作用するた
め、軸受部4には無理な力が作用せず、蓋体8の
重量が大であつたり蓋体8を乱暴に開いた場合で
も軸受部4が破損するおそれがない。そのため、
軸受部4の肉厚を殊更大きくしたりあるいは金属
で構成する必要はなく、軸受部4を小型軽量化で
きる。
なお、上記実施例では本体ヒンジ3と蓋体ヒン
ジ10とに、開立位置で互いに当接する係止面
7,16を設けたが、これら係止面7,16は本
考案の構成上必ずしも必要ではない。
また、本体ヒンジ3と蓋体ヒンジ10とを対称
位置に2対設けたものを示したが、1対のみでも
よいことは勿論である。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、本体ヒンジに設けた上方が開口した軸受溝と
係合突起とを、蓋体ヒンジの軸と下方が開口した
案内溝とに係合させるようにしたので、蓋体は容
器本体に対して直上方に引き上げるだけで簡単に
取外すことができると共に、蓋体を上記本体ヒン
ジを支点として90゜以上円滑に回動させることが
でき、脱着と回動との2種類の開閉を行なうこと
ができる。特に、本考案においては蓋体をわずか
でも開回動させると、係合突起と案内溝とが嵌合
状態となるので、軸が外れる心配がなく、ヒンジ
開閉がスムーズである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる蓋開閉装置を備えた容
器の正面図、第2図は蓋開閉装置の蓋閉鎖時にお
ける一部断面正面図、第3図は蓋開閉装置の蓋開
放時における一部断面正面図、第4図〜第6図は
本体ヒンジの正面図、縦断面図および右側面図、
第7図、第8図は蓋体ヒンジの縦断面図および左
側面図である。 1……容器本体、3……本体ヒンジ、4……軸
受部、5……軸受溝、6……係合突起、8……蓋
体、10……蓋体ヒンジ、13……軸、14……
案内溝、15……挿入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体とこの容器本体の上面開口を被蓋する
    蓋体とを着脱可能なヒンジ機構により開閉自在に
    連結した容器の蓋開閉装置において、容器本体の
    本体ヒンジは、上方が開口した略U字状の軸受溝
    を有する軸受部と、該軸受部の両側面の軸受溝か
    ら外れた位置に側方へ突出する係合突起とを有
    し、蓋体の蓋体ヒンジは、上記軸受溝に嵌合する
    軸と、一端部に下方に開口した挿入口を有しかつ
    蓋体の回動にともなつて上記係合突起が係合する
    円弧状の案内溝とを有することを特徴とする容器
    の蓋開閉装置。
JP5237982U 1982-04-09 1982-04-09 容器の蓋開閉装置 Granted JPS58154740U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237982U JPS58154740U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 容器の蓋開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5237982U JPS58154740U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 容器の蓋開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154740U JPS58154740U (ja) 1983-10-15
JPS6234499Y2 true JPS6234499Y2 (ja) 1987-09-03

Family

ID=30063089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5237982U Granted JPS58154740U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 容器の蓋開閉装置

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JP (1) JPS58154740U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0752660Y2 (ja) * 1990-12-10 1995-12-06 日本酸素株式会社 断熱調理容器
JP6111826B2 (ja) * 2013-04-26 2017-04-12 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58154740U (ja) 1983-10-15

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