JPS627437Y2 - - Google Patents

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JPS627437Y2
JPS627437Y2 JP1980187969U JP18796980U JPS627437Y2 JP S627437 Y2 JPS627437 Y2 JP S627437Y2 JP 1980187969 U JP1980187969 U JP 1980187969U JP 18796980 U JP18796980 U JP 18796980U JP S627437 Y2 JPS627437 Y2 JP S627437Y2
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JP
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lid
hook
protrusion
hole
mounting plate
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JP1980187969U
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JPS57114851U (ja
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Publication of JPS627437Y2 publication Critical patent/JPS627437Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蓋の新規なロツク装置に関し、特に汚
水合併処理槽のマンホールなどの開口を覆う鉄板
製の蓋等に好適なロツク装置に関する。
従来、汚水合併処理槽のマンホールなどの開口
を覆う鉄板製の蓋は、第6図に示すように、開口
1の一方の縁部に蓋3の一端を蝶着し、他方の開
口縁部の固定ナツト7に蓋3の他端をボルト8で
締付固定することによつて、子供等がいたずらし
ても容易に蓋3が開かないようロツクしてある。
しかしながら、このようにボルト8とナツト7
の手段でロツクした蓋は、処理槽の修理・点検な
ど蓋を開閉する場合、いちいちボルト8を外した
り締付けたりしなければならず、非常に面倒であ
つた。斯る問題は、殊に合併処理槽のように蓋の
枚数が多い場合には、到底軽視することができな
いものである。更に、子供等がいたずらしてボル
トをゆるめたりして蓋をあけたりした場合など安
全性の面から問題があつた。亦、このような蓋
は、開閉を容易にするために取手9等を設けるの
が普通であるが、斯る取手9を設けると足を引掛
けて転倒する惧れもある。
本考案は、叙上の問題を一挙に解決すべくなさ
れたものであつて、蓋にて覆蓋すべき開口の縁部
内側に突設された突子と、貫通孔を有して上記蓋
の裏側に垂設された取付板と、該取付板に対し常
時上記突子に係合する方向に回転モーメントが働
き且つ係合状態では上部が前記貫通孔とオーバー
ラツプするように枢着されたフツクと、截頭円錐
状の先端部を上記貫通孔に水平方向より挿通させ
ることにより前記フツクの上部を押出し該フツク
をその枢着点を中心として回転させて前記突子と
の係合を解除するようにした略コ字状の係合解除
棒と、前記蓋に開設された係合解除棒の差入口と
より成ることを要旨とするロツク装置に係るもの
である。
以下、実施例を図に採り、之を参照しながら本
考案を詳述するに、第1図は本考案ロツク装置を
備えた蓋の装着状態を示す断面図、第2図はその
切欠部分斜視図、第3図は本考案ロツク装置の正
面図、第4図は同装置の一部切欠左側面図、第5
図は蓋を一部切欠した同装置の平面図である。
図に於て、1は蓋をすべき開口で、この開口1
の縁部には段付きの枠体10を取付けてあり、こ
の枠体10にコ字状の突子2を内側やや斜め下方
に突出させて固着してある。
亦、4は上記突子2と係合し得る逆耳状のフツ
クであつて、このフツク4は係合方向への回転モ
ーメントが働くように、第3〜5図に示す如く、
その重心Gよりも上方で且つ該重心Gよりも突子
2の方へ偏つた部位にて、ボルト11とナツト1
2により、蓋3裏側の取付板13に対して回動自
在に枢着してある。そして、このフツク4の上部
(枢着点より上方の部分)41は、取付板13の
貫通孔131と一部オーバラツプさせてある。
亦5はフツク4を係合方向と反対方向に強制的
に回動させて突子2との係合を解除する係合解除
棒であつて、この係合解除棒5はコ字状に曲成し
てあり、その下腕部51の先端にはテーパーを付
して截頭円錐状となしてある。
亦6は、蓋3に開設した差入口で、前記の取付
板13と直角の方向に細長くしてあり、この差入
口6より差入れた係合解除棒5の下腕部51を移
動させてその截頭円錘状先端を前記取付板13の
貫通孔131に挿通できるようにしてある。尚、
14は、差入口6に沿つて蓋3の裏面に設けたガ
イドボツクスであつて、係合解除棒5の下腕部5
1が取付板13の貫通孔131に容易に挿通でき
るよう図つたものである。
以上の如き構成の本考案ロツク装置にあつて
は、第3図に示すように、フツク4が開口の縁部
の突子2と係合した状態でロツクされるが、この
ロツク状態に於ては、フツク4に係合方向への回
転モーメントが常に働いているため、係合が自然
に解除されることはない。そして、このロツク状
態から蓋を開ける場合には、係合解除棒5の上腕
部52を手にもつて下腕部51を蓋3の差入口6
より差入れ、取付板13の貫通孔131の方へ移
動させてこの貫通孔131に該下腕部51の截頭
円錘状先端を挿通し、そのテーパー面でフツク4
の上部41を突子2の方へ押しながら、フツク4
を係合方向と反対方向へ強制的に回動させること
によつて、第3図に一点鎖線で示す如く係合を解
除し、そのまま係合解除棒5の上腕部52を取手
として上方に持ち上げればよく、逆に蓋を閉じる
場合には、上記と逆操作によつて係合解除棒5を
抜き取れば、フツク4に働く回転モーメントによ
つて該フツク4が自然に突子2と係合し、元通り
にロツクされるのである。
このように、本考案ロツク装置は、係合解除棒
5を差入れるだけでロツクが解除され、抜き取る
とロツクされるものであるから、従来のボルトと
ナツトのロツク手段に較べると、蓋の開閉操作が
はるかに簡単となり、亦、係合解除棒5は上腕部
と下腕部とにより略コ字状とされているから、下
腕部をロツク解除の為に貫通孔に挿通した時には
上腕部が取手として兼用することが出来、蓋に取
手を設けることも不要となる。また、通常は係合
解除棒5は抜き去られているから、いたづらして
蓋を開けられることもない等すこぶる便利なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ロツク装置を備えた蓋の装着状
態を示す断面図、第2図はその切欠部分斜視図、
第3図は本考案ロツク装置の正面図、第4図は同
装置の一部切欠左側面図、第5図は蓋を一部切欠
した同装置の平面図、第6図は従来のボルトとナ
ツトのロツク装置を備えた蓋の装着状態を示す断
面図である。 図面の主要符号の説明、1……開口、13……
取付板、131……貫通孔、2……突子、3……
蓋、4……フツク、41……フツクの上部、5…
…係合解除棒、6……差入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋3にて覆蓋すべき開口1の縁部内側に突設さ
    れた突子2と、貫通孔131を有して上記蓋3の
    裏側に垂設された取付板13と、該取付板13に
    対し常時上記突子2に係合する方向に回転モーメ
    ントが働き且つ係合状態では上部41が前記貫通
    孔131とオーバーラツプするように枢着された
    フツク4と、截頭円錐状の先端部を上記貫通孔1
    31に水平方向より挿通させることにより前記フ
    ツク4の上部41を押出し該フツク4をその枢着
    点を中心として回転させて前記突子2との係合を
    解除するようにした略コ字状の係合解除棒5と、
    前記蓋3に開設された係合解除棒5の差入口6と
    より成る蓋のロツク装置。
JP1980187969U 1980-12-29 1980-12-29 Expired JPS627437Y2 (ja)

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JP1980187969U JPS627437Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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JP1980187969U JPS627437Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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JPS57114851U JPS57114851U (ja) 1982-07-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5068696B2 (ja) * 2008-05-28 2012-11-07 ローム株式会社 検査装置
JP7245106B2 (ja) * 2019-04-11 2023-03-23 株式会社日立ハイテク インターロックユニットおよびそれを備えた自動分析装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038369U (ja) * 1973-08-02 1975-04-21

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JPS5038369U (ja) * 1973-08-02 1975-04-21

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