JPS6211833Y2 - - Google Patents

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JPS6211833Y2
JPS6211833Y2 JP1982019396U JP1939682U JPS6211833Y2 JP S6211833 Y2 JPS6211833 Y2 JP S6211833Y2 JP 1982019396 U JP1982019396 U JP 1982019396U JP 1939682 U JP1939682 U JP 1939682U JP S6211833 Y2 JPS6211833 Y2 JP S6211833Y2
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JP
Japan
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manhole
cover body
cover
locking
fixed
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JP1982019396U
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JPS58124537U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は紛粒体輸送車のタンク等の上部に設け
られたマンホールを開閉するためのマンホールカ
バーに係るものである。
(b) 従来技術 従来のマンホールカバーは第9図〜第11図に
示している。すなわち、1はタンク3の上部に開
口するマンホール、5はマンホール1の上面周囲
ひ設けたゴムのシール、7はマンホール1を覆つ
てシール5に当接してマンホール1を密閉するカ
バー本体で、アーム11が固着している。カバー
本体7をマンホール1の閉鎖位置に係止する閉鎖
装置は、つぎのように構成されている。すなわ
ち、27はカバー本体7の中心上方に突出して固
着させれた螺杆で、ナツト29が螺合し、ナツト
29の下部には押え板31が回動自在に嵌合して
いる。33はナツト29と押え板31との間に介
在する軸受板、35はナツト29に軸37によつ
て上下回動自在のハンドルである。押え板31は
3方に突出する押え部39が、、押え杆41の内
端を下方に押圧可能に係止し、水平方向に適宜回
動することにより、この係合位置から退避するよ
う設けられている。押え杆41はタンク3に3箇
所に固着するブラケツト43に水平の軸45によ
り揺動自在に枢着され、外方に揺動反転してスト
ツパー47に当接せしめたときには押え杆41は
シール5の水平面より下方にあるよう構成されて
いる。49はカバー本体7の上面に固着する手掛
けで、カバー本体7を操作するものである。押え
杆41は内端を押え板31により押圧されること
により、下面に設けたストツパー51がカバー本
体7の上面を押圧するものである。カバー本体7
に固着するアーム11はタンク3に固着されたブ
ラケツト79に長孔81を介して軸83により上
下方向に揺動自在に枢着されている。カバー本体
7を所定の上昇位置に係止するための係止装置は
つぎのように構成されている。すなわち、ブラケ
ツト79と反対側に、ブラケツト85とブラケツ
ト43に両端を支持された回動軸87にフツク状
の係止部89が固着されている。91はカバー本
体7にブラケツト93を介して固着する係合軸
で、係止部89と上下方向に所定の間隙をもつて
係合している。95は並設された2個の係止部8
9を連結、固着するペダル板、97はブラケツト
43に固着するピン、99はペダル板95に固着
するピン、101はピン97とピン99とを連結
する弾機で、係止部89が係合軸91に係合する
方向に付勢している。この場合、ナツト29を弛
めると、カバー本体7が次第に上昇して係合軸9
1が係止部89に当接、係合し、カバー本体7は
この位置以上は上昇しない。この位置でタンク1
内の空気を放出してのち、ペダル板95を踏ん
で、係止部89を係合軸91から離脱せしめ、押
え板31を回動させて押え板41を解放し、カバ
ー本体7を軸83を中心として上方から反対側に
反転してマンホール1を開放するものである。
(c) 考案が解決しようとする問題点 従来、この種のタンクのマンホールカバーは、
内部の紛粒体の荷卸し用の空気の残溜圧力あるい
は走行中直射日光の加温による内部空気の膨張等
で、マンホールカバーの係止を解放した瞬間に、
内部の空気が噴出し、同時にマンホールカバーを
急に押し開いて、作業者が跳ねとばされあるいは
手足をはさまれる等の危険があつた。このため、
たとえば第9図〜第11図に示すごとく、マンホ
ールカバーのカバー本体7の固定を弛めるとカバ
ー本体7は上昇するが、少し上昇した位置で係止
する係止部89を設け、この位置で圧力を放出し
てのちカバー本体を開く係止装置が設けられてい
た。この方法は係止部の係止を解除するため足踏
みあるいは手動操作を必要とし、カバー本体の開
閉操作が厄介となつていた。また、カバー本体7
が大型の場合には、重量が重くなり、マンホール
本体7を上方に持ち上げて反対側に反転させるの
に大きな力を必要としマンホールの開閉作業が厄
介であつた。
(d) 問題を解決するための手段 本考案は、マンホールを開閉するための昇降自
在のカバー本体を設け、このカバー本体を、マン
ホールから水平方向に退避可能に回動自在に設
け、このカバー本体をマンホールの閉鎖位置に係
止する係止装置と、カバー本体を所定の上昇位置
に係止する係止装置とを設け、この係止装置を、
カバー本体の回動作動により係合、離脱自在に設
けるとともに、閉鎖装置と別体に独立して設けた
ものである。
(e) 作用 本考案においては、マンホールを開放するにあ
たつては、閉鎖装置を解放すると、内部の残溜空
気圧によつてカバー本体が上昇して、係止装置に
よつて所定の上昇位置に係止され、空気が放出さ
れる。空気が放出されて内部圧力が低下したと
き、カバー本体を水平方向に回動すると、係止装
置が離脱して、マンホールが開放される。反対に
マンホールを閉鎖するには、カバー本体を反対方
向に回動して係止装置を係合し、閉鎖装置を係止
してマンホールを閉鎖するものである。
(f) 実施例 以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
第1図〜第4図において、1はタンク3の上部
に開口するマンホール、5はマンホール1の上面
周囲に設けたゴムのシール、7はマンホール1を
覆つてシール5に当接してマンホール1を密閉す
るカバー本体である。9はカバー本体7に固着す
るアーム11を軸13によつて枢着支持する支持
体で、下部に固着する軸受体15により、タンク
3に垂直に固着するロツド17に昇降自在に嵌合
している。19はロツド17の上端にワツシヤ2
1を介して螺着するナツトで、支持体9の最高位
置を規制している。23はロツド17に嵌合する
弾機で支持体9を上方向に付勢している。25は
支持体9に固着するストツパーで、アーム11の
下面に当接支持するものである。カバー本体7を
マンホール1の閉鎖位置に係止する閉鎖装置はつ
ぎのように構成されている。すなわち、27はカ
バー本体7の中心上方に突出して固着された螺杆
で、ナツト29が螺合し、ナツト29の下部には
押え板31が回動自在に嵌合している。33はナ
ツト29と押え板31との間に介在する軸受板、
35はナツト29に軸37によつて上下回動自在
のハンドルである。押え板31は3方に突出する
押え部39が、押え杆41の内端を下方に押圧可
能に係止し、水平方向に適宜回動することによ
り、この係合位置から退避するよう設けられてい
る。押え杆41はタンク3に3箇所に固着するブ
ラケツト43に水平の軸45により揺動自在に枢
着され、外方に揺動反転してストツパー47に当
接せしめたときには押え杆41はシール5の水平
面より下方にあるよう構成されている。49はカ
バー本体7の上面に固着する手掛けで、カバー本
体7を操作するものである。押え杆41は内端を
押え板31により押圧されることにより、下面に
設けたストツパー51がカバー本体7の上面を押
圧するものである。カバー本体11を所定の上昇
位置に係止するための係止装置はつぎのように構
成されている。すなわち、53はカバー本体7
に、水平退避方向(第1図の矢印A方向)側の位
置に別体に独立して固着して設けたコの字型の係
止部で、マンホール1の鍔部55の外周下面に、
上下方向に所定の間隙をもつて係合している。し
たがつてカバー本体7は矢印A方向には回動可能
である。57はカバー本体7の水平退避方向と反
対方向側の位置に、別体に独立してマンホール1
の鍔部55に固着して設けた係止部で、マンホー
ル1の鍔部55に固着して設けたコの字型の係止
部で、カバー本体7の外周上面に、上下方向に所
定の間隙をもつて係合している。したがつてカバ
ー本体7を矢印A方向には回動可能である。
以上の実施例において、カバー本体7をマンホ
ール1を覆つてシール5上に当接せしめ、押え杆
41のストツパー51を3方からカバー本体7に
当接させて押え杆41の端部を押え板81の押え
部39に係合させ、ハンドル35を回動してナツ
ト29により締め付ける。カバー本体7を開放す
るには、ハンドル35を回動してナツト29を弛
める。カバー本体7は弾機23の弾性力およびタ
ンク1の内部の空気圧によりおし押上られ、シー
ル5の隙間から空気が放出される。この場合ナツ
ト29を弛めすぎても、係止部53,57,57
によつてカバー本体7は係止されるので、空気圧
によつて上方にとびはねることはない。タンク1
内の空気を放出してのち、ナツト29をさらに弛
め、押え板31を回動させて押え板41の先端を
解放し、押え杆41を第2図の想像線に示す位置
に反転する。つぎに手掛け49を把持してカバー
本体7を第1図の矢印A方向にロツド17を中心
として水平方向に回動させれば、マンホール1は
解放されるものである。
なお、前述の実施例ではコの字状の係止部によ
り、カバー本体とマンホールの鍔部との間で互に
係止せしめているが、係止部の形状はコの字型に
限定されるものではなく、フツク状その他に形成
してもよい。すなわち、第5図〜第8図は他の実
施例を示すもので、カバー本体7はタンク3に垂
直に固着する支軸59に水平方向に回動自在に支
持され、弾機61により上方に付勢されている。
閉鎖装置はつぎのように構成されている。すなわ
ち、63はタンク3に固着されたブラケツト65
に揺動自在に枢着された螺杆67に螺合するハン
ドルで、カバー本体7の外周に設けた切欠部69
において締め付け固定するものである。71はカ
バー本体7の外周に固着する手掛けである。カバ
ー本体7は第5図の矢印B方向に支軸59を中心
として水平に回動する。係止装置はつぎのように
構成されている。すなわち、73はカバー本体7
の矢印B方向側に固着するフツク状の係止部で、
タンク1に固着するフツク75に係脱自在に外方
から係合し上下方向に適宜の遊隙を備えている。
77はタンク1の矢印Bと反対方向側に固着する
フツク状の係止部で、カバー本体7に外方から係
脱自在に係合し、上下方向に適宜な遊隙を備えて
いる。マンホール1を開放するには、ハンドル6
3を弛めると、係止部73,77の遊隙分だけカ
バー本体7が上昇して内部の空気圧が放出され
る。つぎにハンドル63をさらに弛めて、外方に
回動させ切欠部69から離脱せしめてのち、カバ
ー本体7を支軸59を中心として第5図の矢印B
方向に水平に回動せしめるものである。
(g) 考案の効果 本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるから、つぎのような効果を有するものであ
る。すなわち、(1)マンホールを開放する際にタン
ク内に残溜する空気圧によりカバー本体が急激に
開くことを防いで、操作容易に作業者に対する危
険を防止することができる。(2)係止装置は構造簡
単で特別に操作を必要としないので、さらに安全
のために係止装置の数を増加しても、操作が厄介
とならず、安価に製作できる。(3)係止装置が構造
複雑な閉鎖装置と別体に独立して設けられている
ので、方一閉鎖装置が破損しても、係止装置の作
用には支障なく、カバー本体が急に開いて人身事
故等の重大事故を生じることがない。(4)既製の水
平回動式マンホールに取り付けることが容易であ
る。(5)係止装置の構造がきわめて簡単となり安価
に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本考案の1実施例の
平面図、側断面図、第3図は要部の正断面図、第
4図は他の要部の正断面図、第5図は他の実施例
の斜視説明図、第6図、第7図はそれぞれ同要部
の側面図、正断面図、第8図は他の要部の正断面
図、第9図、第10図はそれぞれ従来のマンホー
ルカバーの平面図、側断面図、第11図は第9図
のXI−XI線の側断面図である。 1……マンホール、7……カバー本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール1を開閉するための昇降自在のカバ
    ー本体7を設け、前記カバー本体7を、前記マン
    ホール1から水平方向に退避可能に回動自在に設
    け、前記カバー本体7を前記マンホール1の閉鎖
    位置に係止する閉鎖装置と、前記カバー本体7を
    所定の上昇位置に係止する係止装置とを設け、前
    記係止装置を、前記カバー本体7の回動作動によ
    り係合、離脱自在形成して設けるとともに、前記
    閉鎖装置と別体に独立して設けたことを特徴とす
    る・マンホールカバー。
JP1939682U 1982-02-16 1982-02-16 マンホ−ルカバ− Granted JPS58124537U (ja)

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JP1939682U JPS58124537U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 マンホ−ルカバ−

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JP1939682U JPS58124537U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 マンホ−ルカバ−

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JPS58124537U JPS58124537U (ja) 1983-08-24
JPS6211833Y2 true JPS6211833Y2 (ja) 1987-03-20

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JP1939682U Granted JPS58124537U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 マンホ−ルカバ−

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6199175B2 (ja) * 2013-12-17 2017-09-20 新明和工業株式会社 マンホールカバーの開閉装置
CN108584195A (zh) * 2017-12-08 2018-09-28 浙江山丰智能科技股份有限公司 一种自动开合人孔盖及其使用方法
JP7082512B2 (ja) * 2018-03-30 2022-06-08 極東開発工業株式会社 圧力タンクにおけるマンホール用カバーの取付構造及び粉粒体運搬車

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JPS55145494U (ja) * 1979-04-06 1980-10-18

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