JPH0110395Y2 - - Google Patents

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JPH0110395Y2
JPH0110395Y2 JP1984072205U JP7220584U JPH0110395Y2 JP H0110395 Y2 JPH0110395 Y2 JP H0110395Y2 JP 1984072205 U JP1984072205 U JP 1984072205U JP 7220584 U JP7220584 U JP 7220584U JP H0110395 Y2 JPH0110395 Y2 JP H0110395Y2
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JP
Japan
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lid body
handle
tank
cam
lid
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JP1984072205U
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JPS60182399U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、マンホール蓋の開閉作業を迅速に行
わんとする分野で利用されるものである。
(b) 従来の技術 従来のマンホール蓋は、蓋本体の一端をタンク
側に回動可能に軸支し、さらに蓋本体の外周をボ
ルトとナツトにて係合させるとともにナツトの締
め付けにより、蓋本体を閉止状態に保持するよう
になつている。
(c) 考案が解決しようとする課題 ところが、上記構造ではマンホール蓋を開ける
際に、ボルトとナツトの係合を外した後マンホー
ル蓋を上方回動しなければならず。またマンホー
ル蓋を閉止状態にする際にもボルトナツトを蓋本
体に係合させる作業が必要となり、マンホール蓋
の迅速な開閉作業が行えないという欠点があつ
た。本考案は上述の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は磁力にて閉止された蓋本体
を取手の回動にて持ち上げるとともに取手を引つ
張つて蓋本体を迅速に開放できるようにしたマン
ホール蓋を提供するものである。
(d) 課題を解決するための手段 本考案は前記の如き目的を達成するもので、蓋
本体の一方側をタンクに立設された支柱に上方回
動可能に軸支し、他方にはブラケツトを介して取
手を回動可能に設け、前記蓋本体の内面には蓋本
体を磁力閉止状態に保持する閉止部材を設け、前
記取手には、取手の回動にて一端をタンク側に摺
接させて蓋本体を持ち上げるためのカムを取付け
てなるマンホール蓋に関するものである。
(e) 作用 マンホール蓋を開くときには、取手を回動させ
て、カムにより磁力に打ち勝つて蓋本体を持ち上
げ、更に取手を引つ張ることにより蓋本体を開放
させる。
マンホール蓋を閉じるときには蓋本体を回動さ
せれば、自重にて蓋本体を閉鎖することができる
とともに磁力にて閉止状態を確実に保持すること
ができる。
(f) 実施例 以下実施例を図面にて説明すると、1はタンク
2に形成されたマンホールで、該マンホール1の
周縁にはシール面3が形成されている。4は前記
マンホール1を閉鎖するためのマンホール蓋であ
る。前記マンホール蓋4の主要部である蓋本体5
はマンホール1を覆うのに十分な大きさをしてお
り、前記蓋本体5の一方側はブラケツト6を介し
てタンク2に立設された支柱7に回動可能に軸支
されている。又、前記蓋本体5の他方にはブラケ
ツト8を介して取手9が回動可能に設けられ、前
記取手9にて蓋本体5を上方回動させうるように
なつている。前記蓋本体5の内面であつて、前記
シール面3に対向する位置には後述する閉止部材
10が取付けられている。
前記閉止部材10は、ゴム等の弾性材質中に粉
末状の磁石を混ぜたものであり、前記閉止部材1
0により蓋本体5を磁力にて閉止状態に保持する
とともに閉止部材10がシール面3に当接するこ
とによりシール効果も発揮させるようになつてい
る。
11は前記取手9と一体状に設けられたカムで
あり、前記カム11の自由端はタンク2上面に摺
接するようになつているとともにカム11の長さ
が、蓋本体5閉止時におけるカム回動中心からタ
ンク2上面までの距離よりも長くしてあるので、
前記取手9の回動すなわちカム11の回動により
蓋本体5をタンク2より幾分持ち上げることにな
り、閉止部材10によるシール面3との磁力によ
る引きつけ合う力を解除させるようになつてい
る。第3図は他の実施例で蓋本体12の内面外周
に磁石である閉止部材13を設け、内周に弾性材
からなるシール部材14を設け、前記閉止部材1
3による磁力にて蓋本体12を閉止させた際、シ
ール部材14がシール面15に当接するようにな
つている。本考案は前記の如き構成で、次に作用
について説明すると、まず蓋本体を開く場合に
は、第1図の状態より取手9を矢印方向に引張る
と、カム11が時計方向に回動されることにな
り、それによりカム11の自由端がタンク2上面
を摺接し、蓋本体5が幾分持ち上げられ閉止部材
10の磁力によるタンク2側への手きつけ合う力
が解除される。
その状態(第2図実線)より取手9をさらに持
ち上げることにより、蓋本体5を開くことができ
る。
蓋本体を閉止させる場合には、蓋本体5を下方
回動させると、蓋本体5の自重により蓋本体5が
マンホール1を閉鎖することになり、さらに閉止
部材10の磁力により蓋本体5をタンク2側に引
きつけることから蓋本体5を確実に閉止状態に保
持させることができる。
(g) 考案の効果 以上の如く本考案は蓋本体内面に蓋本体を磁力
により閉止状態に保持する閉止部材を設けさらに
蓋本体に取手と一体に回動しうるカムを設け、前
記カムにより、閉止部材の磁力による蓋本体をタ
ンク側に引きつける力を解除させるようにしたの
で、従来のようにボルトやナツトによる締付け作
業又は締付け解除作業が不要になり、又開閉作業
も取手の操作のみで行うことができるため、マン
ホール蓋の開閉作業を容易且つ迅速に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体断面図、第2図は作動状態図、第
3図は他の実施例である。 1……マンホール、2……タンク、4……マン
ホール蓋、5,12……蓋本体、9……取手、1
0,13……閉止部材、11……カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋本体の一方側をタンクに立設された支柱に上
    方回動可能に軸支し、他方にはブラケツトを介し
    て取手を回動可能に設け、前記蓋本体の内面には
    蓋本体を磁力閉止状態に保持する閉止部材を設
    け、前記取手には、取手の回動にて一端をタンク
    側に摺接させて蓋本体を持ち上げるためのカムを
    取付けてなるマンホール蓋。
JP7220584U 1984-05-16 1984-05-16 マンホ−ル蓋 Granted JPS60182399U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7220584U JPS60182399U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 マンホ−ル蓋

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7220584U JPS60182399U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 マンホ−ル蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182399U JPS60182399U (ja) 1985-12-03
JPH0110395Y2 true JPH0110395Y2 (ja) 1989-03-24

Family

ID=30610403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7220584U Granted JPS60182399U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 マンホ−ル蓋

Country Status (1)

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JP (1) JPS60182399U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321763U (ja) * 1976-07-30 1978-02-23
JPS5664988A (en) * 1979-11-01 1981-06-02 Sybron Corp Quickkopening type manhole cover device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321763U (ja) * 1976-07-30 1978-02-23
JPS5664988A (en) * 1979-11-01 1981-06-02 Sybron Corp Quickkopening type manhole cover device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60182399U (ja) 1985-12-03

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