JPH0618958Y2 - コンテナの上蓋ロック装置 - Google Patents
コンテナの上蓋ロック装置Info
- Publication number
- JPH0618958Y2 JPH0618958Y2 JP726889U JP726889U JPH0618958Y2 JP H0618958 Y2 JPH0618958 Y2 JP H0618958Y2 JP 726889 U JP726889 U JP 726889U JP 726889 U JP726889 U JP 726889U JP H0618958 Y2 JPH0618958 Y2 JP H0618958Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- upper lid
- container
- fitting
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンテナの上蓋ロック装置に関し、特に大型
コンテナの上蓋に好適なロック装置に関する。
コンテナの上蓋に好適なロック装置に関する。
例えば、産業廃棄物等を搬送する大型コンテナの上蓋
は、多数のボルトでコンテナ本体に締結されている。
は、多数のボルトでコンテナ本体に締結されている。
このため、上蓋の締結に人手と手間を要し、作業環境に
よっては好ましくなかった。
よっては好ましくなかった。
そこで本考案は、上蓋を本体に簡単に締結することので
きるロック装置を提供することを目的としている。
きるロック装置を提供することを目的としている。
上記目的達成のため本考案のロック装置は、コンテナ本
体の上部に係止ピンを突設し、一方、上蓋に、前記係止
ピンの径よりも略大径のピン挿通孔を中央部に穿設した
係止金具の一端を回動可能に支持するとともに、該係止
金具の他端をコンテナ本体方向へ付勢する弾発部材を設
け、さらに、該弾発部材の付勢力に抗して係止金具の他
端を上蓋の上方へ押し上げるレバーを配設したことを特
徴としている。
体の上部に係止ピンを突設し、一方、上蓋に、前記係止
ピンの径よりも略大径のピン挿通孔を中央部に穿設した
係止金具の一端を回動可能に支持するとともに、該係止
金具の他端をコンテナ本体方向へ付勢する弾発部材を設
け、さらに、該弾発部材の付勢力に抗して係止金具の他
端を上蓋の上方へ押し上げるレバーを配設したことを特
徴としている。
このように構成することにより、上蓋を閉じる際には、
レバーにて係止金具の他端を上方へ押し上げて係止金具
を水平状態にして上蓋を閉じると、係止ピンが係止金具
のピン挿通孔に挿入され、レバーを離すと、弾発部材の
付勢力によって係止金具に他端が下方へ回動し、係止金
具が傾いた状態となり、ピン挿通孔が係止ピンに係合し
て、その摩擦力により上蓋が本体に締結される。
レバーにて係止金具の他端を上方へ押し上げて係止金具
を水平状態にして上蓋を閉じると、係止ピンが係止金具
のピン挿通孔に挿入され、レバーを離すと、弾発部材の
付勢力によって係止金具に他端が下方へ回動し、係止金
具が傾いた状態となり、ピン挿通孔が係止ピンに係合し
て、その摩擦力により上蓋が本体に締結される。
以下、本考案を産業廃棄物用の大型コンテナに適用した
一実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例を図面に基づいて説明する。
コンテナ1は、産業廃棄物が封入されたドラム缶2を8
本収納するコンテナ本体3と、該コンテナ本体3の上部
開口を覆う上蓋4とで構成され、上蓋4は、4ヶ所のク
レーン係合部4aを有し、4個のロック装置5によりコ
ンテナ本体3に締結される。
本収納するコンテナ本体3と、該コンテナ本体3の上部
開口を覆う上蓋4とで構成され、上蓋4は、4ヶ所のク
レーン係合部4aを有し、4個のロック装置5によりコ
ンテナ本体3に締結される。
上記ロック装置5は、コンテナ本体3の上部フレーム3
aに突設される係止ピン6と、上蓋4に設けられるロッ
ク機構7とからなり、ロック機構7は、上蓋4の側部に
形成された凹部にボルト8にて取付けられている。
aに突設される係止ピン6と、上蓋4に設けられるロッ
ク機構7とからなり、ロック機構7は、上蓋4の側部に
形成された凹部にボルト8にて取付けられている。
該ロック機構7は、箱形を呈し、下板9には前記係止ピ
ン6の挿通孔9aが穿設され、上板10との間には係止
金具11が設けられている。
ン6の挿通孔9aが穿設され、上板10との間には係止
金具11が設けられている。
係止金具11は、中央部に係止ピン6よりも略大径のピ
ン挿通孔11aが穿設され、一端11bを支持部材12
の凹部12aに挿入して、支持部材12に回動可能に支
持されている。
ン挿通孔11aが穿設され、一端11bを支持部材12
の凹部12aに挿入して、支持部材12に回動可能に支
持されている。
また、係止金具11の他端11cは、上板10との間に
縮設されるコイルスプリング13によりコンテナ本体3
方向に付勢され、該係止金具11は、第3図に示される
ように、常に傾いた状態で支持されている。
縮設されるコイルスプリング13によりコンテナ本体3
方向に付勢され、該係止金具11は、第3図に示される
ように、常に傾いた状態で支持されている。
さらに、係止金具11の他端11c側には、レバー14
がその中央部を回動可能に軸支され、一端14aを係止
金具11の他端11cの下側に係合し、他端14bをロ
ック機構7から突出している。
がその中央部を回動可能に軸支され、一端14aを係止
金具11の他端11cの下側に係合し、他端14bをロ
ック機構7から突出している。
次に、このように構成されたロック装置5の作用を説明
する。
する。
先ず、上蓋4を閉じる際には、第2図に示されるよう
に、押動部材15にてレバー14の他端14bを下方へ
押して係止金具11の他端11cを上方へ押し上げ、係
止金具11を水平状態にする。
に、押動部材15にてレバー14の他端14bを下方へ
押して係止金具11の他端11cを上方へ押し上げ、係
止金具11を水平状態にする。
この状態で上蓋4を閉じていくと、係止ピン6が下板9
のピン挿入孔9aと、係止金具11のピン挿通孔11a
を貫通し、上蓋4が閉じられて上蓋4に設けられたゴム
パッキン16がコンテナ本体3の上部フレーム3aに密
着する。
のピン挿入孔9aと、係止金具11のピン挿通孔11a
を貫通し、上蓋4が閉じられて上蓋4に設けられたゴム
パッキン16がコンテナ本体3の上部フレーム3aに密
着する。
続いて、第3図に示されるように、押動部材15を上方
へ引き上げると、コイルスプリング13の付勢力によっ
てレバー14が回動し、係止金具11の他端11cが下
方へ回動して係止金具11が傾いた状態となり、ピン挿
通孔11aが係止ピン6に係合して、その摩擦力により
上蓋4がコンテナ本体3に締結され、コンテナ1は密封
状態となる。
へ引き上げると、コイルスプリング13の付勢力によっ
てレバー14が回動し、係止金具11の他端11cが下
方へ回動して係止金具11が傾いた状態となり、ピン挿
通孔11aが係止ピン6に係合して、その摩擦力により
上蓋4がコンテナ本体3に締結され、コンテナ1は密封
状態となる。
また、上蓋4を開ける際には、前記閉じる際と同様に、
レバー14の他端14bを下方へ押して係止金具11を
水平状態にすることにより、係止金具11のピン挿通孔
11aと係止ピン6との係合状態が解除されるので、こ
の状態で上蓋4を開けることができる。
レバー14の他端14bを下方へ押して係止金具11を
水平状態にすることにより、係止金具11のピン挿通孔
11aと係止ピン6との係合状態が解除されるので、こ
の状態で上蓋4を開けることができる。
以上のように構成することにより、上蓋4をコンテナ本
体3に簡単に締結することができ、従来のような人手や
手間が大幅に省略できる。
体3に簡単に締結することができ、従来のような人手や
手間が大幅に省略できる。
第5図は上蓋4を遠隔操作によりコンテナ本体3に締結
する吊具20を示すもので、クレーン等に吊持される吊
具20は、上蓋4を係止する係止爪21と、ロック装置
5のレバー14を押動するシリンダ22とを備えてい
る。
する吊具20を示すもので、クレーン等に吊持される吊
具20は、上蓋4を係止する係止爪21と、ロック装置
5のレバー14を押動するシリンダ22とを備えてい
る。
係止爪21は、吊具20に回動可能に設けられ、シリン
ダ23の作動によりリンク24を介して回動して上蓋4
のクレーン係合部4aとの係合・離脱を行う。また、シ
リンダ22は、前記した押動部材15と同様にレバー1
4を作動する。
ダ23の作動によりリンク24を介して回動して上蓋4
のクレーン係合部4aとの係合・離脱を行う。また、シ
リンダ22は、前記した押動部材15と同様にレバー1
4を作動する。
したがって、上記吊具20により上蓋4を吊り、シリン
ダ22によりレバー14を押動して係止金具11を水平
状態にし、上蓋4をコンテナ本体3上に降ろし、係止ピ
ン6を係止金具11のピン挿通孔11aに貫通させた
後、シリンダ22を縮小すると上蓋4はコンテナ本体3
に締結され、続いて係止爪21を回動して上蓋4から吊
具20を離脱させることにより、上蓋4を遠隔操作によ
りコンテナ本体3に締結することができる。
ダ22によりレバー14を押動して係止金具11を水平
状態にし、上蓋4をコンテナ本体3上に降ろし、係止ピ
ン6を係止金具11のピン挿通孔11aに貫通させた
後、シリンダ22を縮小すると上蓋4はコンテナ本体3
に締結され、続いて係止爪21を回動して上蓋4から吊
具20を離脱させることにより、上蓋4を遠隔操作によ
りコンテナ本体3に締結することができる。
このため、劣悪な作業条件下でも人手を要することなく
上蓋4をコンテナ本体3に簡単に締結することができ
る。
上蓋4をコンテナ本体3に簡単に締結することができ
る。
本考案のコンテナの上蓋ロック装置は以上のように、コ
ンテナ本体の上部に係止ピンを突設し、上蓋に、前記係
止ピンの径よりも略大径のピン挿通孔を中央部に穿設し
た係止金具の一端を回動可能に支持するとともに、該係
止金具の他端を本体方向へ付勢する弾発部材を設け、さ
らに、該弾発部材の付勢力に抗して係止金具の他端を上
蓋の上方へ押し上げるレバーを配設したので、上蓋を閉
じる際には、レバーにて係止金具の他端を上方へ押し上
げて係止金具を水平状態にして上蓋を閉じると、係止ピ
ンが係止金具のピン挿通孔に挿入され、レバーを離す
と、弾発部材の付勢力によって係止金具の他端が下方へ
回動し、係止金具が傾いた状態となり、ピン挿通孔が係
止ピンに係合して、その摩擦力により上蓋が本体に締結
される。
ンテナ本体の上部に係止ピンを突設し、上蓋に、前記係
止ピンの径よりも略大径のピン挿通孔を中央部に穿設し
た係止金具の一端を回動可能に支持するとともに、該係
止金具の他端を本体方向へ付勢する弾発部材を設け、さ
らに、該弾発部材の付勢力に抗して係止金具の他端を上
蓋の上方へ押し上げるレバーを配設したので、上蓋を閉
じる際には、レバーにて係止金具の他端を上方へ押し上
げて係止金具を水平状態にして上蓋を閉じると、係止ピ
ンが係止金具のピン挿通孔に挿入され、レバーを離す
と、弾発部材の付勢力によって係止金具の他端が下方へ
回動し、係止金具が傾いた状態となり、ピン挿通孔が係
止ピンに係合して、その摩擦力により上蓋が本体に締結
される。
したがって、簡単な操作で上蓋がコンテナ本体に締結で
き、従来よりも人手や手間を大幅に省略できる。
き、従来よりも人手や手間を大幅に省略できる。
【図面の簡単な説明】 図は本考案を大型コンテナに適用した一実施例を示すも
ので、第1図はコンテナの斜視図、第2図はロック装置
の開状態としたときの断面図、第3図は同じく閉状態と
したときの断面図、第4図は第2図のIV-IV断面図、第
5図は遠隔操作により上蓋をコンテナ本体に締結する吊
具の正面図である。 1……コンテナ、3……コンテナ本体、4……上蓋、5
……ロック装置、6……係止ピン、7……ロック機構、
11……係止金具、11a……ピン挿通孔、13……コ
イルスプリング、14……レバー、20……吊具
ので、第1図はコンテナの斜視図、第2図はロック装置
の開状態としたときの断面図、第3図は同じく閉状態と
したときの断面図、第4図は第2図のIV-IV断面図、第
5図は遠隔操作により上蓋をコンテナ本体に締結する吊
具の正面図である。 1……コンテナ、3……コンテナ本体、4……上蓋、5
……ロック装置、6……係止ピン、7……ロック機構、
11……係止金具、11a……ピン挿通孔、13……コ
イルスプリング、14……レバー、20……吊具
Claims (1)
- 【請求項1】コンテナ本体の上部に係止ピンを突設し、
一方、上蓋に、前記係止ピンの径よりも略大径のピン挿
通孔を中央部に穿設した係止金具の一端を回動可能に支
持するとともに、該係止金具の他端をコンテナ本体方向
へ付勢する弾発部材を設け、さらに、該弾発部材の付勢
力に抗して係止金具の他端を上蓋の上方へ押し上げるレ
バーを配設したことを特徴とするコンテナの上蓋ロック
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP726889U JPH0618958Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | コンテナの上蓋ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP726889U JPH0618958Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | コンテナの上蓋ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299799U JPH0299799U (ja) | 1990-08-08 |
JPH0618958Y2 true JPH0618958Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31212138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP726889U Expired - Lifetime JPH0618958Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | コンテナの上蓋ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618958Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4792557B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-10-12 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 | コンテナ |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP726889U patent/JPH0618958Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0299799U (ja) | 1990-08-08 |
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