JPS6038570Y2 - 容器の底蓋開閉装置 - Google Patents

容器の底蓋開閉装置

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JPS6038570Y2
JPS6038570Y2 JP15902281U JP15902281U JPS6038570Y2 JP S6038570 Y2 JPS6038570 Y2 JP S6038570Y2 JP 15902281 U JP15902281 U JP 15902281U JP 15902281 U JP15902281 U JP 15902281U JP S6038570 Y2 JPS6038570 Y2 JP S6038570Y2
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耕三郎 安藤
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、容器の底蓋開閉装置に係り、特に、都市ごみ
の公害対策の一環として使用されるごみ収集容器の底蓋
開閉装置に関する。
最近、公共機関等ではこみ収集容器を街頭に設置し、複
数の世帯をして共同的にこみを投入せしめ、収集車でこ
の容器を吊り上け、容器の底蓋を開いて収容したごみを
収集するというシステムを採用している。
これは、ポリバケツを1個毎に取り扱う従来のシステム
に比べ、省力化でき、高能率で、しかも衛生的であるた
めである。
ところが、このシステムに使用されるごみ収集容器は大
容量になるため、底蓋に大荷重がかかり、容器吊り上げ
後の底蓋の開閉動作が不良となる場合が多い。
本考案の目的は、確実な開閉動作を呈するこみ収集容器
の底蓋開閉装置を提供するにある。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すものである。
図において、容器本体1は型鋼、鉄板等から下面開口の
ほぼ中空直方体に形成され、下面開口には開口を閉塞可
能な底蓋2がその後側縁2aを開口の後側縁1aに軸3
で回動自在に枢着されて取付けられている。
第2図に示すように、本体1の開口内周には傾斜面部1
cが末広りに形成され、この傾斜面部は内部に収容した
ごみの滑落をし易くする。
底蓋2は断面凹字形状の受皿様に形成されてごみの水分
を溜め得るようになっており、かつ底蓋2の前側縁2b
の内面には傾斜面部2cが末広りに形成され、この傾斜
面部は底蓋開放動作時にごみの滑落をし易くする。
本体1と底蓋2との左右の側縁間には中折れステー4が
それぞれ架設されており、このステーの一端にはスプリ
ング(不図示)がステーを後方へ付勢するように設けら
れ、このステーは底蓋の開閉動作を円滑になす。
本体1の天板部1dには吊金具5が突設され、天板部1
dの両脇にはごみ投入口を開閉する天蓋6が螺番7によ
り回動開閉自在に取付けられている。
天M6の自由端縁にはウェイト8が固着され、ウェイト
は天蓋が風や動物等により不慮に開閉されることを防止
している。
天蓋6には開閉用の取手9が突設され、底蓋2の両側面
前部には底蓋閉鎖時用の取手10がそれぞれ突設されて
いる。
本体1の前面下縁部1bにはカバー35が取付けられ、
カバー内の前面下縁部1bには一対の底蓋支持板11が
左右にそれぞれ配置固着されており、各支持板には底蓋
閉鎖状態維持機構が第2〜第4図に詳示するように設け
られている。
底蓋支持板11にはほぼく字形状のフック部材12がそ
の上端部を軸13で回動自在に枢着されて取付けられ、
フック部材12の下端部にはフック部12aが形成され
、このフック部は底蓋2の前縁部2bに突設された後述
する係合用突起14aと係合してこれを吊持し得る形状
に形成されている。
フック部材のフック部12aの真下位置下面には傾斜面
部12bがフックの奥側から受口側に向けてフック部に
接近するように形成され、傾斜面部は前記突起14aと
摺接することによりフック部材12をフック部の灰受口
方向に回動させ得るようになっている。
フック部材の中間部12cは比較的幅広に形成され、フ
ック部材の重心はフック部材の自由状態において軸13
とフック部12aとを一事直線上にほぼ並ばせ得るよう
に設定されている。
支持板11におけるフック部材の中間部12cの片脇に
は軸15がフック部材12の回動を妨害しない位置に突
設され、この軸にはレバー16がその中間部を回動自在
に枢着されてフック部材12の回動を妨害しないように
取付けられている。
レバーの下端部16aにはリンクパー17の一端部がピ
ン17aを介して回動自在に枢着され、このリンクパー
17の他端部はフック部材のフック部12aの背側に突
設されたピン17bに回動自在に枢着されている。
レバー16の上端部16bには後述する操作手段の一部
をなすロンド18の一端がピン19を介して回動自在に
連結されている。
支持板11のフック部材12の腹側にはストッパピン2
0がフック部材の回動を規制し得るように突設され、そ
の規制位置はフック部材の軸13とフック部12aとが
一事直線上にほぼ並ぶ位置となっている。
支持板11とフック部材12の間にはスプリング21が
一対の係止ピン22を介して張設され、このスプリング
はフック部材をストッパピン20に押し付ける方向に常
時付勢している。
なお、このスプリングは軸13に巻装したねじりスプリ
ングで構成してもよい。
支持板11の下縁には切欠部23がほぼ垂直で所定高さ
に形成され、この切欠部は前記突起14aを案内すると
ともに、その上死点を規定する。
底蓋2の前側縁2bの前面における支持板11との対応
位置には、第1図に示すように、コ字状形の突起部材1
4がその中央片を水平にして両立上り片を固着されるこ
とにより突設され、立上り片の一方が前記突起14aを
構成している。
突起14aがコ字形状の突起部材の一部で構成されるた
め、突起14aの先端で人体、器物等が裂傷されること
を未然に防止できる。
突起14aの位置は支持板11の前記切欠部23と対応
し、底蓋2の閉鎖時切欠部に嵌入する。
第2図に示すように、カバー35内の本体1前面の下縁
部には前記レバーを回動させるための操作手段30が設
けられている。
この操作手段は一対の主滑車31.31’と1個の中間
滑車32とを備え、両生滑車は一対の支持板11の左上
隅部および右上隅に、中間滑車は中央に取付板33を介
してそれぞれ配設されている。
第2図〜第4図に示すように左側の主滑車31に巻掛け
られたワイヤ34の一端は中間滑車32を介して、右側
の主滑車31′に巻掛けられたワイヤ34′の一端は直
接、前記左右のレバー16の上端間に架設されたロンド
18に各係止金具41.41’を介してそれぞれ係止さ
れており、両ワイヤの他端はカバー35の両側面に穿設
された各長孔36,36’を挿通している。
したがって、いずれのワイヤを引張してもロンドは一方
向に平行移動し、両レバーは時計回り方向、すなわちレ
バーの下端部16aがリンクパー17を介してフック部
材12をフック部12aの灰受口側に回動させる方向に
回動されるようになっている。
各ワイヤ34.34’の終端には手引37.37’が前
記長孔と当接、離脱可能にそれぞれ介設されている。
両生滑車31.31’の支軸にはねじりスプリング38
,38′がそれぞれ外装され、各スプリングの一端は支
持板11に固定された各ピン39.39’に係止され、
他端は各ワイヤに各ワイヤを常時弛緩なく架張させるよ
うに引掛けられている。
また、各滑車31,31’、32にはワイヤの掛は外れ
を防止するための掛外防止金具40がそれぞれ取付けら
れている。
次に作用を説明する。
ごみ収集容器は底蓋を閉鎖した状態で所定の場所に設置
され、天蓋6を開閉することによりごみが投入される。
底蓋2の閉鎖は、第2図〜第4図に実線で示す状態にて
維持される。
すなわち、フック部材12のフック部12aに底蓋の突
起14aが係合してフック部材に吊持された状態となり
、底蓋は突起、フック部材、軸13、支持板11を介し
て本体1に保持されている。
フック部材はスプリング21によりストッパピン20に
押し付けられてこの吊持状態を維持されている。
但し、この状態において、フック部材の軸13とフック
部12aとは一事直線上で並ぶから、フック部材12に
は殆ど回動力は加わらない。
なお、例えば第2図に示すように、本体1の脚部から底
蓋2の側面壁に抜き差し自在な安全ピン41を差し込も
でおくと、不慮にワイヤが引張られた場合における底蓋
2の開放事故を防止することができる。
ごみを排出する場合、吊金具5を利用してクレーン等で
容器本体1を吊り上げた後、まず、安全ピン41等を取
り外す。
前記フック部材12の吊持状態を確保すれば、安全ピン
には底蓋2の荷重が加わらないので、安全ピンの取り外
しは容易に行なえる。
続いて、いずれか一方のワイヤ34を引くと、ロッド1
8が平行移動し、両方のレバー16が第3図に想像線で
示すように強制回動する。
この強制回動はリンクパー17を介してフック部材12
に伝達され、フック部材12が時計回り方向に回動し、
フック部12aは突起14aの吊持状態を解除する。
保持力を失った底蓋2はその自重およびごみの荷重によ
り開放回動し、ごみは本体1内から落下排出する。
このとき、本体1の内周および底蓋2の前縁部に傾斜面
部1c、2Cが形威しであるので、ごみは完全に排出す
る。
なお、フック部材12を強制回動させるレバー16の操
作力はレバーの長さ等を適宜選定することにより調節で
きる。
また、レバー16とフック部材12とはリンクパー17
により直結されているので、操作力は確実に伝達される
開放した底蓋を閉鎖する場合、取手10を持って底蓋2
を上方に回動させると、突起14aは支持板11の切欠
部23内に嵌入して上昇する。
このとき、フック部材12がスプリング21が引かれて
いるので、傾斜面部12bは切欠部を横断している。
したがって、切欠部を上昇する突起はこの傾斜面部に接
衝し、当該傾斜によりフック部材を逃がすように時計回
り方向に回動させる。
突起が傾斜面部を相対的に乗り越え、フック部12aに
至ると、フック部材はスプリングに引かれて反時計回り
方向に回動し、フック部は突起に係合してこれを吊持す
る状態となって第2図〜第4図に示す元の状態に戻り、
底蓋は閉鎖を維持する状態となる。
なお、前記実施例では安全ピンを設けた場合につき説明
したが、安全ピンは省略してもよいし、フック部材の寸
法、重量等を適切に設定すれば、ストッパピン、スプリ
ング、切欠部等が省略できる。
また、レバーを強制回動させるための操作手段は前記実
施例にかかる滑車、ワイヤ、ロッドの組合せによる構成
に限定されない。
さらに、底蓋閉鎖状態維持機構は2組設ける場合に限ら
ず、1組または3組以上であってもよい。
底蓋に脚を設ければ、開放状態で底蓋を着地させてから
本体を下降させることにより底蓋を相対的に本体に押上
げることができ、底蓋閉鎖時に要する労力が軽減化でき
、かつ、容器設置時、ごみの荷重がフック部材等にかか
ることを防止できる。
以上説明するように、本考案によれは、構造簡単にして
底蓋を確実に開閉動作させることができ、しかも、操作
手段を操作するだけで底蓋が開放し、かつ底蓋を相対的
に本体に押上げるだけで底蓋が閉鎖し、開閉操作を簡易
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は全体斜視図、第2図は全体正面図、第3図は要部の
拡大正面図、第4図は第3図の底面図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・底蓋、3・・
・・・・軸、4・・・・・・ステー 5・・・・・・吊
金具、6・・・・・・天蓋、9,10・・・・・・取手
、11・・・・・・底蓋支持板、12・・・・・・フッ
ク部材、12a・・・・・・フック部、12b・・・・
・・傾斜面部、13・・・・・・軸、14・・・・・・
突起部材、14,14b・・・・・・突起、15・・・
・・・軸、16・・・・・・レバー 17・・・・・・
リンクパー 18−−−−−−ロッド、20・・・・・
・ストッパピン、21・・・・・・スプリング、23・
・・・・・切欠部、30・・・・・・操作手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側面前部に取っ手を、かつ前後部に係合用突起をそれ
    ぞれ備えた底蓋がその後縁部を容器本体の下縁部に回動
    自在に枢着されて本体開口部を開閉するように取り付け
    られるとともに、容器本体の前記下縁部と反対側の下縁
    部に底蓋支持板が設けられ、この支持板には前記底蓋の
    突起と係合して底蓋を吊持するフック部を下端部に有す
    るフック部材がその一端部を回動自在に枢着されて取り
    付けられ、このフック部材のフッ、り部の真下には傾斜
    面部がフック部に次第に接近するように設けられ、また
    、前記支持板のフック部材の腹側にはストッパ片がフッ
    ク部材の回動を規制し得るように突設され、かつ、支持
    板とフック部材との間にはスプリングがフック部材を前
    記ストッパ片に押し付ける方向に付勢するように設けら
    れ、さらに、前記支持板にはレバーがその中間部を回動
    自在に枢着されて取り付けられ、このレバーの一端部に
    はリンクバーの一端部が回動自在に枢着され、このリン
    クバーの他端部は前記フック部材におけるフック部付近
    に背側から回動自在に枢着され、前記レバーの他端部に
    はレバー、リンクバーおよびフック部材を前記スプリン
    グに抗して回動させる操作手段が連結されている容器の
    底蓋開閉装置。
JP15902281U 1981-10-27 1981-10-27 容器の底蓋開閉装置 Expired JPS6038570Y2 (ja)

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JP15902281U JPS6038570Y2 (ja) 1981-10-27 1981-10-27 容器の底蓋開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5864603U JPS5864603U (ja) 1983-04-30
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