JPH0744867Y2 - 電動バルブ - Google Patents
電動バルブInfo
- Publication number
- JPH0744867Y2 JPH0744867Y2 JP12251189U JP12251189U JPH0744867Y2 JP H0744867 Y2 JPH0744867 Y2 JP H0744867Y2 JP 12251189 U JP12251189 U JP 12251189U JP 12251189 U JP12251189 U JP 12251189U JP H0744867 Y2 JPH0744867 Y2 JP H0744867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- motor
- valve
- upper cover
- cord insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Valve Housings (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は狭い場所、特に電動バルブを取付けた上部側の
空間が狭くてもアクチュエータ部の保守が容易に行なえ
る電動バルブに関するものである。
空間が狭くてもアクチュエータ部の保守が容易に行なえ
る電動バルブに関するものである。
[従来の技術] 従来の電動バルブは例えば特開昭62−63280号に開示さ
れた第5図に示すものや実開昭61−193269号に開示され
た第6図に示すものがある。前者はアクチュエータ部の
上下ほぼ中央で水平な分割面を有する下カバーと上カバ
ーによって内部を覆っている。また後者はアクチュエー
タ部の下部に水平な分割面を有する上カバーをかぶせて
内部のモータや減速機を覆っている。これ等の電動バル
ブは点検や保守に際して上記分割面より上カバーを取外
して内部の点検保守を行なう。
れた第5図に示すものや実開昭61−193269号に開示され
た第6図に示すものがある。前者はアクチュエータ部の
上下ほぼ中央で水平な分割面を有する下カバーと上カバ
ーによって内部を覆っている。また後者はアクチュエー
タ部の下部に水平な分割面を有する上カバーをかぶせて
内部のモータや減速機を覆っている。これ等の電動バル
ブは点検や保守に際して上記分割面より上カバーを取外
して内部の点検保守を行なう。
[考案が解決しようとする課題] ところが上記従来技術は、分割面より上カバーを取外す
際、上カバーの下端面が内部のモータやギヤ等に当らな
い位置まで持上げてから取外さなければならない。この
ため取付た電動バルブの上面には必ず上カバーを取外す
ための空間を必要とし、例えば装置や機器内の狭い場所
に取付けた場合では、必ず上記空間を設けておかなけれ
ばならず、機器のコンパクト化や保守に際して支障があ
った。また下カバーを深い筒体にし上カバーを円板状に
すれば、上カバーの取外しに際して上部の空間を必要と
しないが、上カバーを取外しても内部が下カバー内に覆
われ、点検保守が行なえない。
際、上カバーの下端面が内部のモータやギヤ等に当らな
い位置まで持上げてから取外さなければならない。この
ため取付た電動バルブの上面には必ず上カバーを取外す
ための空間を必要とし、例えば装置や機器内の狭い場所
に取付けた場合では、必ず上記空間を設けておかなけれ
ばならず、機器のコンパクト化や保守に際して支障があ
った。また下カバーを深い筒体にし上カバーを円板状に
すれば、上カバーの取外しに際して上部の空間を必要と
しないが、上カバーを取外しても内部が下カバー内に覆
われ、点検保守が行なえない。
本考案は上記の問題を解消して、上部空間が狭い場所で
もカバーの取外しが容易に行なえる電動バルブを提供す
るものである。
もカバーの取外しが容易に行なえる電動バルブを提供す
るものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の容旨は、バルブの弁体の回転軸に連結される出
力軸をモータの駆動によって減速機を介して正逆回転さ
せバルブを開閉し流体の流れを制御する電動バルブであ
って、前記モータおよび減速機を内部に収容し、外部は
底面、外側面および上面をカバーで覆い、前記出力軸を
底面に突出させたものにおいて、前記カバーは外側面の
一端にモータへ通電するためのコード挿入口を有し、該
コード挿入口の外側面上部よりこれに対向する外側面下
部に向って一様に傾斜する分割面によって分割された下
部カバーと上部カバーとからなることを特徴とする電動
バルブである。
力軸をモータの駆動によって減速機を介して正逆回転さ
せバルブを開閉し流体の流れを制御する電動バルブであ
って、前記モータおよび減速機を内部に収容し、外部は
底面、外側面および上面をカバーで覆い、前記出力軸を
底面に突出させたものにおいて、前記カバーは外側面の
一端にモータへ通電するためのコード挿入口を有し、該
コード挿入口の外側面上部よりこれに対向する外側面下
部に向って一様に傾斜する分割面によって分割された下
部カバーと上部カバーとからなることを特徴とする電動
バルブである。
[作用] 本考案は上記の構成であるから、下カバーと上カバーは
外側面の一端上部から他端下部へ一様に傾斜する分割面
によって分割されている。このため分割面の上部側すな
わちコード挿入口側を奥に、分割面の下部側を手前に向
けて設置すれば、上カバーを取外す際、上カバーの下端
面も傾斜しているので、従来のごとく持上げることなく
水平に手前へ引出すだけで、上カバーの下端面が内部の
モータやギヤに当ることなく取外すことができる。そし
て上カバーを取外すと手前が内部の下部まで大きく開口
しているから手前からドライバーや電気テスター等によ
って容易に点検保守を行なうことができる。 又分割面
は一様に傾斜する面であるからこの分割面にパッキンを
挟着して、外部からの水滴等の浸入を防止することもで
きる。
外側面の一端上部から他端下部へ一様に傾斜する分割面
によって分割されている。このため分割面の上部側すな
わちコード挿入口側を奥に、分割面の下部側を手前に向
けて設置すれば、上カバーを取外す際、上カバーの下端
面も傾斜しているので、従来のごとく持上げることなく
水平に手前へ引出すだけで、上カバーの下端面が内部の
モータやギヤに当ることなく取外すことができる。そし
て上カバーを取外すと手前が内部の下部まで大きく開口
しているから手前からドライバーや電気テスター等によ
って容易に点検保守を行なうことができる。 又分割面
は一様に傾斜する面であるからこの分割面にパッキンを
挟着して、外部からの水滴等の浸入を防止することもで
きる。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図、第2図は本考案の1実施例を示す電動弁であって、
1はバルブ本体で内部に貫通口を有すボールが組込まれ
ており、ボールは回転軸2によって回転される。3はア
クチュエータ部であってアクチュエータ3の出力軸4と
回転軸は連結されている。5はバルブ本体1にアクチュ
エータ部3を固定しているヨークである。アクチュエー
タ部3内にはモーター6、減速機のギヤ7等が組込まれ
ており、モーター6の駆動によって減速機のギヤ7を介
して出力軸4を回転させ、出力軸4と連結する回転軸2
の回転によってバルブ本体1の開閉を行なう。アクチュ
エータ3のカバーは第1図の側面図で示すごとく、下カ
バー31に上カバー32がかぶさって固定されており、下カ
バー31の一端にはモータ6へ通電するためのコード挿入
口33が設けられ、電気コード8がカバー31内へ挿入して
いる。そして上下カバーの分割面34はコード挿入口33側
の外側面上部より他端側の外側面下部に向って傾斜する
傾斜面に設けられ、この分割面34にはパッキン9が装着
して、ボルト10により一体に固定してある。
図、第2図は本考案の1実施例を示す電動弁であって、
1はバルブ本体で内部に貫通口を有すボールが組込まれ
ており、ボールは回転軸2によって回転される。3はア
クチュエータ部であってアクチュエータ3の出力軸4と
回転軸は連結されている。5はバルブ本体1にアクチュ
エータ部3を固定しているヨークである。アクチュエー
タ部3内にはモーター6、減速機のギヤ7等が組込まれ
ており、モーター6の駆動によって減速機のギヤ7を介
して出力軸4を回転させ、出力軸4と連結する回転軸2
の回転によってバルブ本体1の開閉を行なう。アクチュ
エータ3のカバーは第1図の側面図で示すごとく、下カ
バー31に上カバー32がかぶさって固定されており、下カ
バー31の一端にはモータ6へ通電するためのコード挿入
口33が設けられ、電気コード8がカバー31内へ挿入して
いる。そして上下カバーの分割面34はコード挿入口33側
の外側面上部より他端側の外側面下部に向って傾斜する
傾斜面に設けられ、この分割面34にはパッキン9が装着
して、ボルト10により一体に固定してある。
アクチュエータ部3から上カバー32を取外すにはボルト
10を外した後、上カバー32を手前に引出すだけで取外す
ことができる。このため従来のごとく上カバーを持上げ
る必要がないので上部に広い空間がなくても取外し、取
付けが可能で、また上カバー32を取外すと手前側はアク
チュエータ部3の下部まで開口しているので容易に点検
保守が行なえる。尚本実施例では分割面34をコード挿入
口33側の上端から他端外側面の下端に傾斜する傾斜面と
したが、アクチュエータ内のモータ6やギヤ7の配置に
よっては分割面の傾斜角度や開始および終端を上端から
下端にせずとも、奥側から手前に向って傾斜されておれ
ばよいものである。
10を外した後、上カバー32を手前に引出すだけで取外す
ことができる。このため従来のごとく上カバーを持上げ
る必要がないので上部に広い空間がなくても取外し、取
付けが可能で、また上カバー32を取外すと手前側はアク
チュエータ部3の下部まで開口しているので容易に点検
保守が行なえる。尚本実施例では分割面34をコード挿入
口33側の上端から他端外側面の下端に傾斜する傾斜面と
したが、アクチュエータ内のモータ6やギヤ7の配置に
よっては分割面の傾斜角度や開始および終端を上端から
下端にせずとも、奥側から手前に向って傾斜されておれ
ばよいものである。
[考案の効果] 以上説明のごとく、本考案は上カバーを持上げなくとも
取外しおよび取付けが行なえ、また手前開口部が広く開
口しているので容易に点検保守が行なえる。このため機
器等の上部に空間がとれない狭い場所でも設置すること
ができる。
取外しおよび取付けが行なえ、また手前開口部が広く開
口しているので容易に点検保守が行なえる。このため機
器等の上部に空間がとれない狭い場所でも設置すること
ができる。
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図は第1図
の正面図、第3図は第1図の平面図、第4図は第1図の
断面図、第5図、第6図は従来技術を示す図である。 1…バルブ本体,3…アクチュエータ部,4…出力軸,6…モ
ータ,7…ギヤ,31…下カバー,32…上カバー,33…コード
挿入口,34…分割面,
の正面図、第3図は第1図の平面図、第4図は第1図の
断面図、第5図、第6図は従来技術を示す図である。 1…バルブ本体,3…アクチュエータ部,4…出力軸,6…モ
ータ,7…ギヤ,31…下カバー,32…上カバー,33…コード
挿入口,34…分割面,
Claims (1)
- 【請求項1】バルブの弁体の回転軸に連結される出力軸
をモータの駆動によって、減速機を介して正逆回転させ
バルブを開閉し、流体の流れを制御する電動バルブであ
って、前記モータおよび減速機を内部に収容し、外部は
底面、外側面および上面をカバーで覆い、前記出力軸を
底面に突出させたものにおいて、前記カバーは、外側面
の一端にモータへ通電するためのコード挿入口を有し、
該コード挿入口の外側面上部よりこれに対向する外側面
下部に向って一様に傾斜する分割面によって分割された
下部カバーと上部カバーとからなることを特徴とする電
動バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12251189U JPH0744867Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 電動バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12251189U JPH0744867Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 電動バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360662U JPH0360662U (ja) | 1991-06-14 |
JPH0744867Y2 true JPH0744867Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=31670507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12251189U Expired - Lifetime JPH0744867Y2 (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 電動バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744867Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353353A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Sankyo Kk | 景品交換装置 |
JP7299719B2 (ja) * | 2019-03-12 | 2023-06-28 | 西部電機株式会社 | 弁駆動装置の取り付け方法と弁駆動装置を支持する支持機構 |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP12251189U patent/JPH0744867Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360662U (ja) | 1991-06-14 |
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