JPH0564687U - 冷蔵庫の扉開閉機構 - Google Patents
冷蔵庫の扉開閉機構Info
- Publication number
- JPH0564687U JPH0564687U JP315992U JP315992U JPH0564687U JP H0564687 U JPH0564687 U JP H0564687U JP 315992 U JP315992 U JP 315992U JP 315992 U JP315992 U JP 315992U JP H0564687 U JPH0564687 U JP H0564687U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- bearing plate
- plate
- opened
- degrees
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷蔵庫の扉の開放の際に、開放角略90度で
一旦止められる様にした構造を提供するものである。 【構成】 本体1の軸受板3には扉2の閉位置で係合さ
せる突起7と、扉2の最大開放位置で係止する凸部6
と、同凸部6にいたる略中間位置に凹部7が形成され、
扉2の係止板4には軸受板3の突起5に対向する係止爪
8と、開放角略90度で凹部に係合させる弾性突起9が
形成されている。
一旦止められる様にした構造を提供するものである。 【構成】 本体1の軸受板3には扉2の閉位置で係合さ
せる突起7と、扉2の最大開放位置で係止する凸部6
と、同凸部6にいたる略中間位置に凹部7が形成され、
扉2の係止板4には軸受板3の突起5に対向する係止爪
8と、開放角略90度で凹部に係合させる弾性突起9が
形成されている。
Description
【0001】
本考案は電気冷蔵庫の構造に関する。
【0002】
従来、電気冷蔵庫において、図3の様に、断熱箱体の本体11側には扉12を 回動自在に軸受するための軸受板13が取付けられており、扉12側にはこの軸 受板13に装着される係止板14が設けられている。また、上記軸受板13には 扉12の閉位置で保持するための突起15と、開放角略160度の扉12の最大 開放位置でこれを係止するための凸部16が形成され、扉12の係止板13には 突起15に対向する係止爪17が形成されていた。 しかしながらこの構造によると、扉12の閉位置において、軸受板13の突起 15に係止板14の係止爪17が係合して扉12は確実に保持されるが、扉12 を開放する際には、僅か開いただけで図4の様に、凸部16のある略160度の 開放角度まで殆ど抵抗なく開いてしまい、今日の住宅事情による冷蔵庫の配置ス ペースを考慮すると、扉12の開放時に扉や周辺の物に傷か付いてしまう恐れが ある等の欠点を有していた。
【0003】
本考案は上記従来型の冷蔵庫の欠点に鑑みなされたものであって、扉の開放の 際に、開放角略90度で一旦止められる様にした構造を提供するものである。
【0004】
上記の課題を解決するために、冷蔵庫本体の扉軸部に軸受板を扉側に係止板を 設け、上記軸受板には扉の閉位置で係合させる突起と、扉の最大開放位置で係止 する凸部と、同凸部にいたる略中間位置に凹部が形成されていると共に、上記係 止板には上記軸受板の突起に対向する係止爪と、開放角略90度で上記凹部に係 合させる弾性突起が形成されている。
【0005】
上記の構成によれば、扉の閉位置において、軸受板の突起に係止板の係止爪が 係合して保持される。また扉の開放時には、軸受板に沿って係止板が回動し、扉 を略90度開放すると、弾性突起が軸受板の凹部に入り込み、これが抵抗になっ て、扉を一旦停止することができる。これによって、従来型の様に一気に最大開 放位置まで開くことなく、節度をもって開放することができる。この扉の一時停 止により、その後の扉開放に注意が喚起され、これを越えて開放する必要がある 場合には、扉を持ってゆっくりと開放動作することにより扉の損傷等を防止する ことができる。
【0006】
本考案の実施例を添付図面を参照して説明すると、図1において、1は断熱箱 体の本体であって、同本体1の一側には扉2を回動自在に軸受するための軸受板 3が取付けられており、扉2側にはこの軸受板3に装着される係止板4が設けら れている。また上記軸受板3には扉2の閉位置で保持するための突起5と、扉2 の開放角略160度の最大開放位置において、これを係止するための凸部6が形 成され、同凸部6にいたる略中間位置には略谷形の凹部7が形成されている。一 方、扉2の係止板3には上記突起5に対向する係止爪8が形成されるとともに、 扉2の開放角略90度で上記凹部7に係合させるための略八形の弾性突起9が形 成されている。 上記の構成により、扉2を閉じた状態においては、図1の様に、軸受板3の突 起5に係止板4の係止爪8が係合して保持される。つぎに、扉2の開放時には、 ハンドルを持って開放操作すると、扉2の回動と一体に軸受板3に沿って係止板 4が回動し、同扉2を略90度開放した状態で、上記略八形の弾性突起9が軸受 板3の凹部7に入り込み、この弾性突起9の素材の弾性による押圧力が谷形の凹 部7に作用して摩擦力が生じ、これが抵抗になって扉2を一旦停止することがで きる。しかして、従来型の様に凸部6に当たる最大開放位置まで一気に開かれる ことなく、節度をもって開放することができる。とくに、この扉2の一時停止に よって、その後の扉開放操作にたいする注意が喚起され、これを越えて開放する 必要がある場合には、扉2を持ってゆっくりと開放動作することにより扉2の損 傷等を防止することができる。
【0007】
以上の様に、本考案の冷蔵庫によると、扉の開放の際に、扉を略90度開放す ると、弾性突起が軸受板の凹部に入り込み、これが抵抗になって、扉を一旦停止 することができる。これによって、従来型の様に一気に最大開放位置まで開くこ となく、節度をもって開放することができる。この扉の一時停止により、その後 の扉開放に注意が喚起され、これを越えて開放する場合に、扉を持ってゆっくり と開放動作することにより扉の損傷等を防止することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す冷蔵庫の扉軸受部の要
部平面図である。
部平面図である。
【図2】本考案の冷蔵庫の扉の開放状態を示す軸受部の
要部平面図である。
要部平面図である。
【図3】従来形の冷蔵庫の扉軸受部の要部平面図であ
る。
る。
【図4】従来形の冷蔵庫の扉の開放状態を示す軸受部の
要部平面図である。
要部平面図である。
1 本体 2 扉 3 軸受板 4 係止板 5 突起 6 凸部 7 凹部 8 係止爪 9 弾性突起
Claims (1)
- 【請求項1】 冷蔵庫本体の扉軸部に軸受板を扉側に係
止板を設け、上記軸受板には扉の閉位置で係合させる突
起と、扉の最大開放位置で係止する凸部と、同凸部にい
たる略中間位置に凹部が形成されていると共に、上記係
止板には上記軸受板の突起に対向する係止爪と、開放角
略90度で上記凹部に係合させる弾性突起が形成されて
いることを特徴とする冷蔵庫の扉開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP315992U JPH0564687U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 冷蔵庫の扉開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP315992U JPH0564687U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 冷蔵庫の扉開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564687U true JPH0564687U (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11549578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP315992U Pending JPH0564687U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 冷蔵庫の扉開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0564687U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012053437A1 (ja) * | 2010-10-18 | 2012-04-26 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
WO2014203993A1 (ja) * | 2013-06-20 | 2014-12-24 | シャープ株式会社 | 扉開閉機構及び冷蔵庫 |
EP2650626A3 (en) * | 2012-04-10 | 2016-04-06 | Samsung Electronics Co., Ltd | Semi-auto closing apparatus and refrigerator having the same |
JP2017211167A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP315992U patent/JPH0564687U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012053437A1 (ja) * | 2010-10-18 | 2012-04-26 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
EP2650626A3 (en) * | 2012-04-10 | 2016-04-06 | Samsung Electronics Co., Ltd | Semi-auto closing apparatus and refrigerator having the same |
WO2014203993A1 (ja) * | 2013-06-20 | 2014-12-24 | シャープ株式会社 | 扉開閉機構及び冷蔵庫 |
JP2015004472A (ja) * | 2013-06-20 | 2015-01-08 | シャープ株式会社 | 扉開閉機構及び冷蔵庫 |
JP2017211167A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5988709A (en) | Opening and closing device of a refrigerator door | |
JPH067196Y2 (ja) | インサイドドアハンドル装置 | |
JPH0564687U (ja) | 冷蔵庫の扉開閉機構 | |
JPS5911568Y2 (ja) | 扉開閉装置 | |
JPH0122871Y2 (ja) | ||
JPH0579982U (ja) | 小型電子機器の蓋開閉機構 | |
JPS5814209Y2 (ja) | 蓋体ロック部材 | |
JP3056287U (ja) | 錠前用防水キャップ装置 | |
JPS6041746Y2 (ja) | 蓋の開閉装置 | |
JPS6013970Y2 (ja) | シリンダ錠の回転蓋 | |
JPH0710540Y2 (ja) | 電子機器筐体のカバー開閉装置 | |
JPS584299Y2 (ja) | 扉装置 | |
JPS606986Y2 (ja) | 遮断器用操作装置 | |
JPH0236292Y2 (ja) | ||
JPH0125458Y2 (ja) | ||
JPH0441519Y2 (ja) | ||
JP2563043Y2 (ja) | ロック機構付き開閉装置 | |
JPH0413985U (ja) | ||
JP2545241Y2 (ja) | 機器のパネルをロックする機構 | |
JPH0725891Y2 (ja) | カセットデッキ蓋開閉保護装置 | |
JPH0343742Y2 (ja) | ||
JPH0311778U (ja) | ||
JPH09165947A (ja) | 錠前用防水キャップ装置 | |
JPS5815771U (ja) | 収納箱のドアロツク装置 | |
JPS649433B2 (ja) |