JPS606986Y2 - 遮断器用操作装置 - Google Patents

遮断器用操作装置

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Publication number
JPS606986Y2
JPS606986Y2 JP5581677U JP5581677U JPS606986Y2 JP S606986 Y2 JPS606986 Y2 JP S606986Y2 JP 5581677 U JP5581677 U JP 5581677U JP 5581677 U JP5581677 U JP 5581677U JP S606986 Y2 JPS606986 Y2 JP S606986Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
lock plate
circuit breaker
plate
handle
Prior art date
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Expired
Application number
JP5581677U
Other languages
English (en)
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JPS53150424U (ja
Inventor
秀之 桑田
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Priority to JP5581677U priority Critical patent/JPS606986Y2/ja
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、箱や盤内に配設された遮断器を扉の外部か
ら操作することにより上記遮断器のオンオフ制御を行う
遮断器用操作装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種の遮断器用操作装置は第1図乃至第5図に
示すような構成のものが一般的であった。
第1図はこの構成を示した正面図、第2図は第1図の矢
印■の方向から見た平面図、第3図は第2図の矢印■の
方向から見た側面図を示すものである。
これら図中、1は遮断器本体、2は後述の操作装置を取
付けるための取付板、3は把手で、回動することにより
遮断器本体1をオンオフ制御し得るもの、4は把手3に
連結された操作板、5は扉で、閉じた状態においては把
手3のみ表出するが、開閉可能になされている。
6は第1図に示すように扉5に取付けられたL字状の掛
金、7は錠板で、第2図においてその掛り部7aは扉5
の掛金に係合されている。
8はばねで、一端は取付板2に固着されると共に、他端
は錠板7の突起部7bに取付けられている。
しかるに第2図において、錠板7はばね8の弾性力によ
り時計方向に付勢されるが、錠板7の掛り部7aが掛金
6に当接しているので、第2図に示す状態が保持され、
錠板7の掛り部7aと掛金6とが係合しているので、扉
5は開くことはできない。
第4図および第5図は従来における操作装置の構成を詳
細に示したもので、第3図の矢印■の方向から見て90
°回転した裏面図である。
今、第4図において操作板4の突部4aがオン状態(開
状態)位置(このとき、遮断器本体1はオン状態にある
)にあるとき、即ち、同図の実線で示す操作板4位置の
とき、操作板4の鍵部4bは錠板7の突起部7bと離間
状態にあり、掛り部7aと掛金6とは係合されたままで
ある。
さて、把手3を時計方向に回動せしめ、操作板4の突起
4aがオフ状態(閉状態)位置(このとき、遮断器本体
1はオフ状態にある。
)に設定するとき、同図一点鎖線で示すように操作板4
の鍵部4bは錠板7の突起部7bに当接状態にあるが、
依然として掛り部7aと掛金6とは係合された状態にあ
る。
従って、操作板4がオン状態位置およびオフ状態位置の
ときは、掛金6が取付られている扉5(第1図参照)は
開くことはできない。
しかしながら、扉5内部の遮断器本体1 (第1図参照
)の保守点検等に際しては扉5を開かなければならない
ここに、把手3を上記オン状態位置からオフ状態位置の
方向において、上記オフ状態位置から所定位置まで回動
せしめ操作板4の突部4aをオープン状態位置に設定す
る。
このとき、操作板4の鍵部4bは錠板7の突起部7bを
ばね8の弾性力に抗して押すことにより、錠板7を時計
方向に回動せしめる。
従って、錠板7の掛り部7aと扉5の掛金6との係合が
外れる。
この掛り部7aと掛金6との係合が外れた状態を第5図
に示す。
扉5はこの状態において開くことができる。
しかし、把手3から手を離すと錠板7はばね8の力によ
り第4図に示すオフ状態位置に戻されるので扉5は開く
ことはできなくなる。
このように従来においては、把手3を手でもってオープ
ン状態位置に保持しなければ扉を開くことができず、例
えば、かかる操作位置が箱や盤内に複数個設けられてい
る場合には夫々の把手をオープン状態位置に保持するた
め複数人が必要になる等不都合があった。
〔考案の概要〕
この考案はかかる不都合を解消するためになされたもの
で、扉を開き得る状態に保持する新たな構成を付加した
改良された遮断器用操作装置を提供するものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案による一実施例を第6図乃至第9図に基
づいて詳細に説明する。
ここで、第6図、第8図はそれぞれ第4図、第5図に対
応する裏面図である。
操作板4には第6図に示すように凹部4Cを形成し、又
、錠板7には第6図に示すように所定部に係止部である
切欠き部7cを形成する。
そして、9は板ばねで、第7図に示すような形状に成形
する。
すなわちその一端部9aは取付板2に固定され、操作板
4および錠板7に弾性力を与えるようになし、中央部9
bには凸部10を設け、更に他端部9cは同図の如く外
側に折り曲げられている。
しかして、第6図において、操作板4の突部4aが実線
で示すオン状態位置に設定されている場合、同図に切線
A−Aにより切断したときの断面図は第7図に示すとお
りである。
板ばね9の他端部9cは操作板4に当接されている。
把手3を時計方向に回動せしめて同図一点鎖線で示すよ
うに操作板4をオフ状態位置に設定するとき、従来と同
様に操作板4の鍵部4bは錠板7の突起部7bに当接す
るが、板ばね9の他端部9cは操作板4に当接しなくな
り、操作板4の凹部4cに挿入されるような状態(図示
せず)になる。
そして、板ばね9に設けられた凸部10は錠板7上に摺
動可能に当接される。
さて、扉5を開けるために、把手3(第4図、第5図参
照)をオフ状態位置から更に時計方向に所定位置まで回
動する。
このとき操作板4の鍵部4bが錠板7の突起部7bを押
して、錠板7をばね8の弾性力に抗して時計方向に回動
せしめる。
錠板7が時計方向に回動されると、板ばね9の凸部10
は錠板7上を摺動しながら、ついには錠板7に形成され
た切欠き部7cに板ばね9のばね力により嵌入され係止
された状態になる。
第8図は板ばね9の凸部10が錠板7の切欠き部7cに
嵌入した状態を示す図である。
この場合、板ばね9の他端部9cは操作板4の凹部4c
に挿入された状態である。
第8図の切線B−Bにより切断したときの断面図を第9
図に示す。
従って、把手3から手を離しても錠板7の切欠き部7C
は板ばね9の凸部10に係止されるので、たとえばね8
により錠板7を反時計方向に回動しようとするばね力が
働いても錠板7は回動することはない。
こうして、扉5の掛金6と錠板7の掛り部7aとの係合
は外れた状態に保持できるので、扉5は常に開き得る状
態にある。
つぎに、扉5を閉じた状態で操作板4をオープン状態位
置からオフ状態位置あるいはオン状態位置に設定する場
合には、把手3を反時計方向に回動せしめれば、板ばね
9の他端部9cは外側に折り曲げられているので、操作
板4によって上方に押し上げられる。
こうして板ばね9の凸部10は錠板7の切欠き部7cか
ら外れて錠板7上に摺動可能に配置される。
操作板4をオフ状態位置あるいはオン状態位置に設定す
れば、扉5の掛金6と錠板7の掛り部7aとは再び係合
して扉5は閉じられた状態に保持される。
このように、板ばね9の凸部10と錠板7の切欠き部7
cとの係合を外すのに、把手3を反時計方向に回動しさ
えすれば、操作板4の回動によって板ばね9は上方に押
し上げられるので、別に新たに錠板7切欠き部7cから
板ばね9の凸部10を押上げてこの係合を外すための手
段を講する必要はない。
なお、上述の実施例では板ばね9を用いたが、他に線ば
ねを使用してもよい。
又、板ばね9の凸部10は板ばね9と一体成形してもよ
いし、あるいは別に小片を用意し、これを板ばね9に固
着してもよいことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案による遮断器用操作装置
は、扉を閉じた状態において上記扉の内部に収納され、
上記扉と係合された駆動板に弾性力を与える弾性体と、
上記駆動板に係止部を設け、上記扉の外部に配置された
把手をオン状態位置からオフ状態位置への回動力向にお
いて、上記オフ状態位置から所定位置に回動せしめ、上
記弾性体を上記係止部に係止することとにより、上記係
合を外した状態で上記駆動板を上記所定位置に保持する
ような構成であるから、従来のように手でもって上記扉
と上記駆動板との係合を外した状態に保持する必要がな
く、上記把手の1度の移動操作だけで容易に上記扉を開
き得、殊に、箱や盤内に複数個の操作装置が設けられて
いる場合には、夫々の操作装置を上記係合を外した状態
に手でもって保持することはないので、1人で上記扉を
開き得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における遮断器用操作装置の正面図、第2
図は第1図の矢印■方向から見た平面図、第3図は第2
図の■方向から見た側面図、第4図及び第5図は第3図
の矢印■方向から見た裏面図、第6図はこの考案による
遮断器用操作装置の一実施例を示す裏面図で第4図に対
応するもの、第7図は第6図において切線A−Aで切断
したときの断面図、第8図は第7図に示す状態から駆動
板を回動せしめて駆動板と扉との保合を外した状態に保
持した状態を示す裏面図で第5図に対応するもの、第9
図は第8図において切線B−Bで切断したときの断面図
である。 1・・・・・・遮断器本体、2・・・・・・取付板、3
・・・・・・把手、4・・・・・・操作板、5・・・・
・・扉、6・・・・・・掛金、7・・・・・・錠板、7
c・・・・・・切欠き部(係止部)、訃・・・・・ばね
、9・・・・・・板ばね、10・・・・・・凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉を閉じた状態において上記扉の内部に収納され、上記
    扉と係合された錠板と、上記扉の外部に配置され、回動
    操作することにより遮断器を開閉制御し得る把手とを有
    し、上記把手を遮断器の開状態位置から閉状態位置への
    上記回動方向に閉状態位置よりさらに回動せしめて、上
    記扉と上記錠板との上記係合を外すことにより、上記扉
    を開放しえるようにした遮断用操作装置において、上記
    錠板に弾性力を与える弾性体の一端を取付は板に固定腰
    さらに、上記錠板に係止部を設け、上記把手により上記
    錠板を上記閉状態位置から上記回動方向の所定位置に回
    動したとき、上記弾性体が上記係止部に係止することに
    より、上記係合が外れた状態で上記錠板を上記所定位置
    に保持することを特徴とする遮断器用操作装置。
JP5581677U 1977-04-30 1977-04-30 遮断器用操作装置 Expired JPS606986Y2 (ja)

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JP5581677U JPS606986Y2 (ja) 1977-04-30 1977-04-30 遮断器用操作装置

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JP5581677U JPS606986Y2 (ja) 1977-04-30 1977-04-30 遮断器用操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS53150424U JPS53150424U (ja) 1978-11-27
JPS606986Y2 true JPS606986Y2 (ja) 1985-03-07

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ID=28952062

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5581677U Expired JPS606986Y2 (ja) 1977-04-30 1977-04-30 遮断器用操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5978425A (ja) * 1982-10-26 1984-05-07 富士電機株式会社 配線用しや断器の外部操作ハンドル装置

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JPS53150424U (ja) 1978-11-27

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