JPH0236292Y2 - - Google Patents

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JPH0236292Y2
JPH0236292Y2 JP9586186U JP9586186U JPH0236292Y2 JP H0236292 Y2 JPH0236292 Y2 JP H0236292Y2 JP 9586186 U JP9586186 U JP 9586186U JP 9586186 U JP9586186 U JP 9586186U JP H0236292 Y2 JPH0236292 Y2 JP H0236292Y2
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JP
Japan
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opening
panel
flange
cylindrical body
plate
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JP9586186U
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JPS633187U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、電子機器筐体の正面パネルなどに装
着する電子機器の開閉カバーに関するものであ
る。
「従来の技術」 第8図に示すように、電子機器筐体の正面パネ
ル101に設けられた窓孔105は、正面パネル
101の前面に設けられた窓孔105より多少大
きい合成樹脂板102をビス103,103で螺
締し窓孔105を覆つていた。合成樹脂板102
の内側に配置しスイツチ104を操作するとき
は、ビス103,103を緩めて合成樹脂板10
2を外すか、あるいはビス103,103を緩め
て、一方のビス103を支軸にして合成樹脂板1
02を回転させてからスイツチ104を操作して
いた。
あるいは、第9図に示すように、正面パネル1
11の孔115,116に、一端に差し込み片1
12を突設し他端に弾性を有する係合爪113を
設けた合成樹脂板114を嵌め込むようになつて
いた。
「考案が解決しようとする問題点」 第8図に示すような電子機器の開閉カバーで
は、合成樹脂板102とビス103,103が必
要で部品点数が多く、組立に時間を要し、使用現
場においてドライバーなどの工具が必要で、操作
が煩雑である。
第9図に示すような電子機器の開閉カバーにお
いては、部品点数が少なくて、取外し、取付けは
容易であるが、取外した時合成樹脂板114を紛
失する虞があり、また、正面パネル111には合
成樹脂板114の差し込み片112および係合爪
113が嵌まる孔115,116が必要であり、
その孔115,116より電子機器筐体内部へ異
物が入る可能性があり、その防止のためには他に
部品が必要で、構成が複雑となる。
「考案が解決しようとする手段」 そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、パネル
への装着が容易で、開閉が簡単な電子機器の開閉
カバーを提供しようとするものがあつて、パネル
の窓孔に内嵌めする筒体と筒体に連らなり筒体の
開口を開閉する蓋板とよりなり、筒体の一方の端
部のフランジと他方の外向き係合爪によりパネル
を挾持させ、蓋板は筒体内部の係合突起に蓋板の
係合爪を係合させるものである。
「作用」 パネルの窓孔に筒体をフランジが当接するまで
嵌め込むと、フランジと外向き係合爪とによりパ
ネルを挾持させ、蓋板は閉めると筒体内面の係合
突起に係合爪を係合させて閉まり、蓋板を開ける
際は、ヒンジを中心に外側に向けて蓋板を回動さ
せると係合爪が係合突起より外れて開く。
「実施例」 開閉カバーは、第1,3,4,5図に示すよう
に、筒体1と蓋板2とを連らねてなる。
筒体1は第2図に示すように電子機器筐体3の
パネル4の窓孔5に内嵌めするように形成してお
く。
筒体1の一方の端部にフランジ6を突設する。
筒体1の他方の端部の上下外面に対向させ前記フ
ランジ6とでパネル4を挾持する外向き係合爪
7,7を突設する。それぞれの外向き係合爪7が
撓みやすくするため、その両側には切込み8,8
を刻設しておく。
筒体1のフランジ6側の開口を開閉する蓋板2
をヒンジ9,9を介在させて、筒体1に連らねて
設ける。
筒体1の上部内面に蓋板2を閉じた際の蓋板2
の裏面端部を当接させるストツパ10,10を設
ける。筒体1の側部内面に蓋板2の閉じた状態を
保持する係合突起11,11を設け、係合突起1
1,11に対向する蓋板裏面に係合爪12,12
を前記係合突起11,11と係合するように突設
する。
蓋板2を筒体1より開く際、容易にするために
蓋板2裏面中央端部に凹部13を凹設し、凹部1
3に対向するフランジ6に溝14を刻設する。
この電子機器の開閉カバーをパネル4を窓孔5
に装着するには、筒体1を窓孔5に内嵌めしフラ
ンジ6の裏面がパネル4の表面に当接するまで差
し込むと、筒体1の外向き係合爪7は、内方に撓
んだ後パネル4の板厚部を通過した後、外方に復
帰してフランジ6と外向き係合爪7とによりパネ
ル4を挾持する。
第6図にはパネル4に本考案の電子機器の開閉
カバーを装着した状態を示し、スイツチ21を内
部に収容して蓋板2が開いた状態である。
第6図の蓋板2を閉じると、第7図に示す状態
となる。この際は、蓋板2が筒体1のストツパ1
0,10に当接すると共に、蓋板2の係合爪1
2,12が筒体1の係合突起11,11に当接し
て内方に撓んだ後、外方に復帰して係合突起1
1,11に係合し蓋板2が閉じる。蓋板2を筒体
1より開く際は、蓋板2の凹部13とフランジ6
の溝14とにより形成された空所に、指あるいは
ドライバーなどの工具を差し込んでこじて開く。
なお、本考案の電子機器の開閉カバーは、筒体
内の形状をスイツチ等の大きさに合わせると、蓋
板を開いた時にスイツチ等と筒体内とは密着とな
り内部に異物の混入の防止ができる。
「考案の効果」 本考案は、上述のように、電子機器の開閉カバ
ーが筒体に蓋板を連らねた1部品よりなり、部品
点数が少ない。また、パネルの窓孔に筒体を差し
込むだけでフランジと外向き係合爪とによりパネ
ルを挾持するので、取付けが至極容易である。さ
らに、蓋板は、ヒンジを支点に開閉させて筒体の
開口を閉じ、押し込むと蓋板の係合爪が筒体の係
合突起に係合して閉めた状態を保持することがで
きる。また、蓋板の上方中央裏面の凹所とフラン
ジ上方中央の溝より構成される空所に指やドライ
バーなどの工具を差し込んでこじるだけで開くこ
とができるので、蓋板の開閉が至極容易である。
さらには、蓋板が筒体にヒンジを介して連らなつ
ているため、蓋板が筒体から外れて紛失する虞は
皆無である。その上、パネルの窓孔は筒体および
蓋板により全面的に覆われているので、異物が入
る虞は全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的一実施例の斜視図、第
2図は電子機器の開閉カバーを電子機器筐体に取
付けた状態の概要を示す斜視図、第3〜5図は本
考案の具体的実施例を示し、第3図はその正面
図、第4図は第3図の左側面図、第5図は第3図
の底面図、第6図は本考案の電子機器の開閉カバ
ーをパネルに装着し蓋板を開いた状態を示す正面
図、第7図は第6図の蓋板を閉めた状態を示す正
面図、第8図および第9図は従来の電子機器の開
閉カバーを示す斜視図である。 4……パネル、5……窓孔、1……筒体、6…
…フランジ、7……外向き係合爪、2……蓋板、
9……ヒンジ、11……係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルの窓孔に内嵌めする筒体の一方の端部に
    フランジを突設し、筒体の他方の端部の外面に前
    記フランジとでパネルを挾持する外向き係合爪を
    突設し、筒体のフランジ側の開口を開閉する蓋板
    をヒンジを介在させて筒体に連らねて設け、筒体
    内面に係合突起を設け、蓋板裏面に該係合突起に
    対向する係合爪を突設したことを特徴とする電子
    機器の開閉カバー。
JP9586186U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH0236292Y2 (ja)

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JP9586186U JPH0236292Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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JP9586186U JPH0236292Y2 (ja) 1986-06-23 1986-06-23

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JPS633187U JPS633187U (ja) 1988-01-11
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JP2005342242A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Nippon Leisure Card-System Co Ltd 遊技台用台間機

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JPS633187U (ja) 1988-01-11

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