JPH0541178Y2 - - Google Patents

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JPH0541178Y2
JPH0541178Y2 JP19574187U JP19574187U JPH0541178Y2 JP H0541178 Y2 JPH0541178 Y2 JP H0541178Y2 JP 19574187 U JP19574187 U JP 19574187U JP 19574187 U JP19574187 U JP 19574187U JP H0541178 Y2 JPH0541178 Y2 JP H0541178Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、各種用途に使用される開閉式蓋体の
ロツク装置の改良に関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種蓋体のロツク装置として、例えば
実公昭46−第968号公報、又は実開昭60−第
143861号公報に示すものが存する。
前者のロツク装置は、具体的には図示しない
が、合成樹脂で一体成形されたロツク部材を用い
て、本体の開口部に開閉可能に支承される蓋体を
ロツクするもので、上記ロツク部材の操作板下面
に、蓋体の端部に穿設された2個のガイド長孔に
挿入される長寸脚と短寸脚を夫々垂設する一方、
長寸脚を屈曲可能な肉厚で成形すると共に、該長
寸脚に上記短寸脚を嵌入する嵌入孔と、本体の開
口縁下面に形成された凹部に係止する先端爪部を
夫々形成する構成となつている。
そして、斯る構成のロツク部材を蓋体に取り付
ける場合には、蓋体の前面側から、操作板に垂設
された長寸脚と短寸脚を上記蓋体の各ガイド長孔
内に挿入した後、長寸脚を屈曲して該長寸脚の嵌
入孔に短寸脚の先端部を嵌入し、該短寸脚の先端
部を熱溶着して、長寸脚の屈曲状態を維持するこ
とにより、蓋体に取り付けられることとなる。
従つて、ロツク部材の操作板をガイド長孔を介
して所定方向に移動させて、長寸脚の先端爪部を
本体側の凹部に係止すれば、蓋体は本体の開口部
にロツクされ、操作板を逆方向に移動すれば、長
寸脚の先端爪部が本体側の凹部から外れて、蓋体
のロツクが解除されるので、本体の開口部の開放
が可能となる。
又、後者のロツク装置は、ロツクケースと金属
製ばね部材と操作部材の3部品を用いて、本体の
開口部に開閉可能に支承される蓋体をロツクする
もので、ロツクケースは、上記操作部材の移動を
案内するガイド壁部を有して蓋体の前面側にネジ
止めされ、金属製ばね部材は、中間部にフツク部
を形成した略V字形状を呈して、該中間部を蓋体
に穿設された通孔から本体側に突出すると共に、
一端部を上記ロークケース側に固定し、他端部を
操作部材側に固定する構成となつている。
そして、本体側に上記金属製ばね部材のフツク
部が係止する係止部を予め設けておき、該係止部
に金属製ばね部材のフツク部を弾性変形させて係
止すれば、蓋体は本体の開口部にロツクされ、ロ
ツクケースのガイド壁部を利用して、操作部材を
移動して、金属製ばね部材をロツクケース側に弾
性変形すれば、該ばね部材の中間フツク部が本体
側の係止部から外れて、蓋体のロツクが解除され
るので、本体の開口部の開放が可能となる。
「考案が解決しようとする問題点」 然し乍ら、前者のロツク装置にあつては、合成
樹脂で一体成形されたロツク部材のみを用いるも
のであるから、部品点数の面では非常に有利であ
るが、該ロツク部材を蓋体に取り付ける場合に
は、長寸脚と短寸脚を対応するガイド長孔に挿入
し、且つ長寸脚を屈曲しながら、該長寸脚の嵌入
孔に短寸脚の先端部を嵌入して、更に該短寸脚の
先端部を熱溶着しなければならないので、取付作
業が頗る煩雑となる大きな問題点を有していた。
又、後者のロツク装置は、前者の如き熱溶着作
業が不要となるが、ロツクケースと金属製ばね部
材と操作部材の3部品を必要とするので、徒に部
品点数が増大して、装置自体がコスト高となる大
きな問題点を有すると共に、それら部品の取付作
業も、部品点数の増加に応じて非常に煩雑となる
問題点をも併せて有していた。
「問題点を解決するための手段」 而して、本考案は、斯る従来の各ロツク装置の
問題点を有効に解決するために開発されたもの
で、本体の開口部に開閉可能に支承される蓋体を
ロツクする装置を前提として、合成樹脂で一体成
形されたロツク部材を備え、該ロツク部材は、自
身の操作板の両端部下面に、本体面と蓋体面に当
接するガイド壁部を夫々垂設する一方、操作板の
下面適所に、本体の開口縁下面に係止する係止部
を有し且つ下端部が上方に湾曲する弾性脚片を垂
設すると共に、該弾性脚片の湾曲先端部に、蓋体
の端部に嵌着される固定部を連設する構成を採用
した。
「作用」 依つて、本考案のロツク装置にあつて、ロツク
部材を蓋体に取り付ける場合には、ロツク部材の
固定部を蓋体の端部に嵌着するだけで、ロツク部
材は極めて簡単に蓋体の端部に取り付けられる。
そして、蓋体をロツクする場合には、蓋体を本
体の開口部を閉塞する方向に押しやれば、ロツク
部材の弾性脚片が本体の開口縁に当接して、蓋体
側に撓みながら通過して、自身の係止部を本体の
開口縁下面に節度感を伴つて自動的に係止するの
で、これにより、蓋体は本体に対して確実にロツ
クされる。
又、蓋体のロツクを解除する場合には、操作板
を蓋体方向に押圧すると、ガイド壁部の本体面及
び蓋体面に対する当接摺動状態を得て、操作板が
蓋体側に移動して、該操作板に一体に垂設された
弾性脚片をも、蓋体側に変形移動させるので、こ
れにより、弾性脚片の係止部が本体の開口縁下面
から自動的に外れて、蓋体のロツクが確実に解除
できる。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳
述すれば、該実施例に係るロツク装置も、合成樹
脂により一体成形されたロツク部材のみを用い
て、本体の開口部に開閉可能に支承される蓋体を
ロツクするものであるが、特徴とするところは、
このロツク部材を以下の構成となした点にある。
即ち、本実施例にあつては、第1図A,Bに示
す如く、ロツク部材1の操作板2を本体側と蓋体
側に跨つて取り付けることを前提として、該操作
板2の両端部下面に、本体面と蓋体面に当接する
ガイド壁部3a,3bを夫々垂設すると共に、本
体側の操作板2の端部上面部に押圧部4を突設す
る。
又、操作板2の本体側寄りの下面適所に、本体
の開口縁下面に係止する係止段部5aを有し且つ
下端部が上方に湾曲する弾性脚片5を垂設し、該
弾性脚片5の湾曲先端縁に、蓋体の端部に嵌着さ
れる横U字状の固定部6を連設すると共に、該固
定部6のU字形状を画成する上壁内面に、後述す
る蓋体の係止孔に係合する爪部7を一体に形成す
る構成を採用する。
従つて、弾性脚片5と固定部6とは、操作板2
の下方において略V字状に連結されて、両者5,
6間に一定の空間8が画成されることとなる。
そして、本実施例の蓋体と本体側の構造は、第
2図に示す如く、蓋体9の基端部を蝶番10等を
介して本体11の開口縁11aに開閉可能に支承
する一方、蓋体9の自由端部側に、ロツク部材1
の操作板2を収納する凹部12を形成すると共
に、該凹部12に上記固定部6の爪部7を係合す
る係止孔13を穿設し、他方本体11の対応する
開口縁にも、操作板2を収納する凹部14を形成
し、該凹部14の開口縁側にストツパー部15を
突設する構成となつている。
依つて、上記ロツク部材1を蓋体9の端部に取
付ける場合には、爪部7の係止孔13内に対する
係止状態を得て、ロツク部材1の横U字状の固定
部6を、蓋体9の凹部12に嵌着するだけで、ロ
ツク部材1を極めて簡単に蓋体9の端部に取り付
けることが可能となる。しかも、斯る取付状態に
あつては、固定部6の爪部7が蓋体9側の係止孔
13の係止しているので、ロツク部材1は蓋体9
に対して、位置決めされて強固に固定されること
となる。
そして、蓋体9を本体11の開口部11aを閉
塞する方向に押しやると、第3図に示す如く、ロ
ツク部材1の弾性脚片5が、本体11の凹部14
の開口縁に当接して、上記空間8を利用して蓋体
9側に撓みながら通過して、最終的には弾性脚片
5の係止段部5aを、本体11の開口縁下面に節
度感を伴つて自動的に係止するので、これによ
り、蓋体9は本体11に対して確実にロツクされ
ることとなる。
尚、このロツク状態にあつて、蓋体9に不測の
外力等が加わつて、蓋体9が本体11の内部方向
に押しやられて、操作板2の本体側ガイド壁部3
aが凹部14面を移動しても、該ガイド壁部3a
はストツパー部15によつて、本体11の凹部1
4から脱落するのが阻止されるので、蓋体9が誤
つて本体11の内部に没することはない。
又、蓋体9のロツクを解除する場合には、第4
図に示す如く、操作板2の押圧部4を蓋体9方向
に押圧すると、該押圧部4の押圧操作により、ガ
イド壁部3a,3bの各凹部12,14面に対す
る当接摺動状態を得て、操作板2が蓋体9側に移
動して、該操作板2に一体に垂設された弾性脚片
5をも、固定部6間に画成される空間8を利用し
て、蓋体9側に移動変形させるので、これによ
り、弾性脚片5の係止段部5aが、本体11の開
口縁下面から自動的に外れて、蓋体9のロツクが
容易に解除できることとなる。
従つて、その状態のまま、操作板2の押圧部4
の側面を利用して、蓋体9を所定方向に回動すれ
ば、本体11の開口部11aが即座に開放される
こととなる。
特に、蓋体9のロツク解除に際しては、操作板
2の両端部下面に垂設されたガイド壁部3a,3
bが、本体11と蓋体9の各凹部12,14面に
当接しながら摺動して、操作板2の水平移動を常
に保障すると共に、操作板2の押圧回動力に対し
ては、蓋体9又は本体11への作用力支点となる
ので、弾性脚片5の確実な変形が得られる結果、
安定確実なロツク解除操作が可能となる。
「考案の効果」 以上の如く、本考案は、ロツク部材の操作板の
両端部下面に、本体面と蓋体面に当接するガイド
壁部を夫々垂設する一方、操作板の下面適所に、
本体の開口縁下面に係止する係止部を有し且つ下
端部が上方に湾曲する弾性脚片を垂設すると共
に、該弾性脚片の湾曲先端部に、蓋体の端部に嵌
着される固定部を連設したことを特徴とするもの
であるから、ロツク部材を蓋体に取り付ける場合
には、単に上記固定部を蓋体の端部に嵌着するだ
けで済むので、従来のものと異なり、ロツク部材
の取付作業が頗る簡素化されることとなる。
しかも、蓋体をロツクする場合には、弾性脚片
の係止部を本体の開口縁下面に係止するだけで、
蓋体は節度感をもつて本体に対して確実にロツク
され、蓋体のロツクを解除する場合には、操作板
を蓋体方向に移動して、弾性脚片をも蓋体側に変
形移動さるだけで、弾性脚片の係止部が本体の開
口縁下面から外れて、蓋体のロツクが解除できる
ので、蓋体のロツク及びロツク解除も、極めて簡
単なワンタツチ操作で行なうことが可能となる。
又、蓋体のロツク解除に際しては、操作板の両
端部に垂設されたガイド壁部が、本体面と蓋体面
に当接して、操作板の水平移動を常に保障すると
共に、操作板の押圧回動力に対しては、蓋体又は
本体への作用力支点となるので、弾性脚片の確実
な変形が得られる結果、安定したロツク解除操作
が期待できることともなる。
しかも、操作板を介して蓋体を回動する場合に
は、特に蓋体側のガイド壁部に全押圧回動力がか
かつて、固定部はこの押圧回動力から開放される
ので、固定部が疲労破壊を引き起こす心配が全く
なくなり、長期使用が保障されることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案の実施例に係るロツク装置に
供されるロツク部材を示す斜視図、同図Bは同側
面図、第2図は蓋体と本体側の構造を示す要部斜
視図、第3図は蓋体を本体の開口部にロツクした
状態を示す要部拡大断面図、第4図は蓋体のロツ
クを解除した状態を示す要部拡大断面図である。 1……ロツク部材、2……操作板、3a,3b
……ガイド壁部、5……弾性脚片、5a……係止
段部(係止部)、6……固定部、9……蓋体、1
1……本体、11a……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の開口部に開閉可能に支承される蓋体をロ
    ツクする装置であつて、合成樹脂で一体成形され
    たロツク部材を備え、該ロツク部材は、自身の操
    作板の両端部下面に、上記本体面と蓋体面に当接
    するガイド壁部を夫々垂設する一方、操作板の下
    面適所に、本体の開口縁下面に係止する係止部を
    有し且つ下端部が上方に湾曲する弾性脚片を垂設
    すると共に、該弾性脚片の湾曲先端部に、蓋体の
    端部に嵌着される固定部を連設したことを特徴と
    する蓋体のロツク装置。
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