JPH0718856Y2 - トイレブースのラッチ装置 - Google Patents

トイレブースのラッチ装置

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JPH0718856Y2
JPH0718856Y2 JP8504189U JP8504189U JPH0718856Y2 JP H0718856 Y2 JPH0718856 Y2 JP H0718856Y2 JP 8504189 U JP8504189 U JP 8504189U JP 8504189 U JP8504189 U JP 8504189U JP H0718856 Y2 JPH0718856 Y2 JP H0718856Y2
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JP
Japan
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latch
rod
base
latch rod
fixed
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8504189U
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JPH0325768U (ja
Inventor
俊男 若田部
佳男 岩下
傑 菅野
Original Assignee
株式会社ナカ技術研究所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、トイレブースに取り付けられるラッチ装置に
関するものである。
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
この種ラッチ装置は、ドアパネルに固定されたラッチベ
ースに保持されるラッチ杆を固定パネル側のラッチ受に
進入させることによりドアパネルの施錠を行うもので、
従来のラッチ杆は、ラッチベース内に摺動自在に保持さ
れているだけであった。 一方、このように、ラッチ杆を摺動可能にするために
は、ラッチベースとの間に隙間をもたせることが必要で
あるが、上述した従来例におけるラッチ装置にあって
は、ラッチ杆の施錠方向への摺動とともに、ラッチベー
スによる押え代が少なくなる上に、自重により僅かに下
方に垂れ下がってラッチ杆とラッチベースとの摺接状態
が不安定になることから、摺動のための隙間以上のがた
つきが発生したり、あるいは、ラッチ杆の摺接抵抗が少
ないことから、ドアパネルの開閉時に不用意にラッチ杆
が摺動して、固定パネル側に衝突し、ラッチ装置を損傷
する等の欠点を有するものであった。 本考案は、かかる欠点を解消すべくなされたものであっ
て、ラッチ杆のがたつきを防止するとともに、不用意な
ラッチ杆の動作を防止することのできるトイレブースの
ラッチ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案によれば上記目的は、実施例に対応する第1図お
よび第2図に示すように、トイレブースのドアパネルA
に固定され、側壁部1に長孔2を穿設した断面C字状の
ラッチベース3に嵌合されて、該ラッチベース3の長手
方向に摺動するラッチ杆4と、このラッチ杆4に螺入さ
れ、裏面側への突出部5を前記ラッチベース3の長孔2
に挿通させて、該ラッチ杆4の摺動ストロークSを規制
するとともに、表面側への突出部70に操作子6を取り付
けたストッパ杆7と、前記ラッチ杆4に固定され、前記
ラッチベース3の内壁面を押圧する板バネ8と、固定パ
ネルBに固定され、側部開口90から進入したラッチ杆4
を係止してドアパネルAの施錠を行う断面略倒C字状の
ラッチ受9とを有してなるトイレブースのラッチ装置を
提供することにより達成される。 また、この場合、ラッチベース3の板バネ8との摺接面
に、ラッチ杆4のストローク終端位置において板バネ8
の摺接部80が落ち込むクリック用切り欠き部31を形成す
ることもできる。
【作用】
本考案によるラッチ装置は、操作子6を摘んでラッチベ
ース3に嵌合された状態のラッチ杆4を長手方向に摺動
させることによりドアパネルAの施解錠を行うものであ
るが、ラッチ杆4に操作力が与えられていない状態にお
いても、ラッチベース3の内壁面を板バネ8を介して押
圧していることから、該ラッチ杆4には、垂直方向、あ
るいは長手方向へのずれに対する対抗が生じる。垂直方
向のずれに対する抵抗は、ラッチ杆4をラッチベース3
に対して正しい姿勢に保持し、また、長手方向のずれに
対する摺接抵抗は、ラッチ杆4に対する人為的な操作以
外による摺動動作を防止する。 さらに、ラッチベース3に設けられたクリック用切り欠
き部31は、ラッチ杆4のストローク終端位置において板
バネ8の摺接部80を捕らえ、該ストローク終端位置にお
けるクリック感を使用者に伝える。
【実施例】 以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。 第1図ないし第4図に示される本考案の実施例におい
て、3はトイレブースのドアパネルAに固定される断面
略C字状のラッチベースであり、このラッチベース3の
長手方向全長に渡って、上下の係止壁30に鍔部40を係止
させた状態で、ラッチ杆4が摺動自在に嵌合されてい
る。 このラッチ杆4には、ストッパ杆7が螺入されており、
ストッパ杆7の裏面側への突出部5をラッチベース3の
側壁部1に穿設した長孔2に挿通させることにより、端
部がラッチベース3の終端に一致する解錠位置から、固
定パネルB側に固定されたラッチ受9に側部開口9から
進入してドアの施錠を行う施錠位置までの摺動ストロー
クS内でラッチ杆4が摺動するようにされている。 また、上記ストッパ杆7はラッチ杆4の表面部に突出す
るネジ部70を有しており、このネジ部70に操作子6を螺
入することにより該ラッチ杆4の摺動操作が容易なよう
に配慮されている。 さらに、上記ラッチ杆4の背面部には、摺接部80におい
てラッチベース3の側壁部1を押圧する二本の板バネ8
が固定されており、ラッチ杆4に適度の摺接抵抗を付与
している。 この板バネ8は、第3図に示すように、帯状の薄板バネ
鋼の中間部を屈曲して摺接部80を形成したもので、ラッ
チ杆4に凹設した凹溝41,41に嵌め込んだ後、両端部を
合成樹脂製の固定部材42により支持することにより固定
されている。 かかる構成において、ラッチ杆4の鍔部40は、板バネ8
の反力によりラッチベース3の係止壁30に押しつけられ
た状態で納まることから、ラッチ杆4を解錠位置と略同
様の姿勢で摺動させることができ、かつ、ラッチベース
3とラッチ杆4との間に、意図的な摺動操作以外の要因
によるラッチ杆4の摺動に対する抵抗を生じさせること
ができる。 なお、この場合、固定部材42の引っかけ部43を装着状態
においてラッチ杆4の鍔部40表面よりやや前方および上
下方向に張り出された場合には、ラッチ杆4とラッチベ
ース3とが摺動時に直接接触することが防がれ、ラッチ
杆4へのこすり傷を防止することができる上に、ラッチ
ベース3およびラッチ杆4を金属材料により形成する場
合には、メタルコンタクトを防止して不快なこすれ音の
発生を防止することができる。 また、第2図に示すように、ストロークの終端位置にお
いて、板バネ8の摺接部80が落ち込むクリック用切り欠
き部31をラッチベース3に形成した場合には、該ストロ
ーク終端位置におけるクリック感を得ることができ、施
解錠位置を使用者に確実に認識させることができる。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によるラッチ装
置によれば、ラッチ杆にラッチベースの内壁面を押圧す
る板バネを固定したので、ラッチ杆には、適度の摺接抵
抗が発生し、ラッチ杆のラッチベースに対する姿勢を一
定に保つことができる。 この結果、ラッチ杆の摺動に伴ってラッチベースとの摺
接部が不安定に変化することがなく、全体のがたつきを
防止することができる。 さらに、ラッチ杆に付与される適度の摺接抵抗によっ
て、人為的な操作以外によるラッチ杆の摺動動作を防止
することができ、不用意にラッチ杆が飛び出して固定パ
ネルに衝突したりする等の不具合を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるトイレブースのラッチ装置を示す
斜視図、 第2図は第1図の板バネを含む面での縦断面図、 第3図はラッチ杆の背面を示す斜視図、 第4図は第2図のIV−IV線断面図である。 A……ドアパネル B……固定パネル 1……側壁部 2……長孔 3……ラッチベース 4……ラッチ杆 5……突出部 6……操作子 7……ストッパ杆 8……板バネ 9……ラッチ受 90……側部開口。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレブースのドアパネルに固定され、側
    壁部に長孔を穿設した断面C字状のラッチベースに嵌合
    されて該ラッチベースの長手方向に摺動するラッチ杆
    と、 このラッチ杆に螺入され、裏面側への突出部を前記ラッ
    チベースの長孔に挿通させて該ラッチ杆の摺動ストロー
    クを規制するとともに、表面側への突出部に操作子を取
    り付けたストッパ杆と、 前記ラッチ杆に固定され、前記ラッチベースの内壁面を
    押圧する板バネと、 固定パネルに固定され、側部開口から進入したラッチ杆
    を係止してドアパネルの施錠を行う断面略倒C字状のラ
    ッチ受とを有してなるトイレブースのラッチ装置。
  2. 【請求項2】前記ラッチベースの板バネとの摺接面に
    は、ラッチ杆のストローク終端位置において前記板バネ
    の摺接部が落ち込むクリック用切り欠き部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のトイレブースのラッチ装
    置。
JP8504189U 1989-07-21 1989-07-21 トイレブースのラッチ装置 Expired - Lifetime JPH0718856Y2 (ja)

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JP8504189U JPH0718856Y2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 トイレブースのラッチ装置

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JPH0325768U JPH0325768U (ja) 1991-03-15
JPH0718856Y2 true JPH0718856Y2 (ja) 1995-05-01

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JP8504189U Expired - Lifetime JPH0718856Y2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 トイレブースのラッチ装置

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JP7257252B2 (ja) * 2019-05-22 2023-04-13 株式会社Lixil 上枠前面カバーの取付構造

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JPH0325768U (ja) 1991-03-15

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