JPS633963Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633963Y2 JPS633963Y2 JP1982130919U JP13091982U JPS633963Y2 JP S633963 Y2 JPS633963 Y2 JP S633963Y2 JP 1982130919 U JP1982130919 U JP 1982130919U JP 13091982 U JP13091982 U JP 13091982U JP S633963 Y2 JPS633963 Y2 JP S633963Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- cover
- opened
- closing mechanism
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 22
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 考案の技術分野
本考案はカバー開閉機構に係り、特にカバーの
開状態を保持するロツク機構を改善したカバー開
閉機構を提供するにある。
開状態を保持するロツク機構を改善したカバー開
閉機構を提供するにある。
(b) 考案の背景
装置本体に対して開閉自在に取付けられるカバ
ーを有する装置においては、カバーを所定位置ま
で開けた状態で該カバーをロツクする機構が設け
られる。
ーを有する装置においては、カバーを所定位置ま
で開けた状態で該カバーをロツクする機構が設け
られる。
(c) 従来技術と問題点
このカバーロツク機構としては、第1図に示す
如く、ロアカバー2に開閉自在に取付けられる上
カバー1にステー3を設ける事が考えられる。こ
のステー3は、上カバー内側に回動自在にネジ止
めされている。ステー3は、その自由端部に切欠
き部3aを有する。この切欠き部3aは、第2図
に示す如く上カバー1が所定位置まで開かれた
時、ロアカバー2の内側に設けられる係止部2a
と係合する。この結果、上カバー1は開状態を保
持されることになる。
如く、ロアカバー2に開閉自在に取付けられる上
カバー1にステー3を設ける事が考えられる。こ
のステー3は、上カバー内側に回動自在にネジ止
めされている。ステー3は、その自由端部に切欠
き部3aを有する。この切欠き部3aは、第2図
に示す如く上カバー1が所定位置まで開かれた
時、ロアカバー2の内側に設けられる係止部2a
と係合する。この結果、上カバー1は開状態を保
持されることになる。
ここで、ステー3の切欠き部3aを装置本体の
係止部2aに係合させるには、第2図の矢印Aで
示す方向にステー3を付勢する機構が必要とな
る。このステー3の付勢機構として、例えば第3
図a,bに示す機構が考えられる。
係止部2aに係合させるには、第2図の矢印Aで
示す方向にステー3を付勢する機構が必要とな
る。このステー3の付勢機構として、例えば第3
図a,bに示す機構が考えられる。
即ち、第3図aの如く、ステー3と上カバーに
それぞれ係止ピン3c,5を形成し、このピン3
c,5の間にバネ4を介設する。このバネ4の引
張り力によつて、ステー3を支点3bを中心とし
て矢印方向に付勢できるものである。
それぞれ係止ピン3c,5を形成し、このピン3
c,5の間にバネ4を介設する。このバネ4の引
張り力によつて、ステー3を支点3bを中心とし
て矢印方向に付勢できるものである。
また他の方法として、第3図bに示す如く、ス
テー3と上カバーとにそれぞれ設けたピン3d,
7の間にトウシヨンコイルバネを介設する機構も
考えられる。
テー3と上カバーとにそれぞれ設けたピン3d,
7の間にトウシヨンコイルバネを介設する機構も
考えられる。
しかしながら第3図に示した機構では、バネ、
バネ係止ピン等の複雑な構成が必要となる欠点を
有する。
バネ係止ピン等の複雑な構成が必要となる欠点を
有する。
(d) 考案の目的
本考案の目的は上述した不都合点を解消すべ
く、構造が簡単で安価なカバー開閉機構を提供す
るにある。
く、構造が簡単で安価なカバー開閉機構を提供す
るにある。
(e) 考案の構成
上記目的を達成するため本考案のカバー開閉機
構は、装置本体に開閉自在に取付けられるカバー
に回動自在に軸支されるステーと、該カバーの開
放動作時における該ステーの軸回りの回動力を受
け該回動方向とは逆方向に当該ステーを付勢する
ための付勢手段とを有し、該カバーが所定位置ま
で開かれた時、該ステーに設けられた係合部と該
装置本体側に設けられた係止部とを係合させて該
カバーの開状態を保持するようにしたカバー開閉
機構であつて、該ステーは弾性部材で形成されて
成ると共に、該付勢手段が前記軸支部近傍の位置
で該ステーから当該ステーの回動方向に突出する
ように設けられた爪部であり、且つ該爪部が前記
カバーの開放動作時に前記カバーの内面と当接し
て、該ステーの前記軸支部回りの回動力を受けて
該ステーを一定方向に付勢するようにして該係止
部と該係合部を係合せしめるように構成した事を
特徴とするものである。
構は、装置本体に開閉自在に取付けられるカバー
に回動自在に軸支されるステーと、該カバーの開
放動作時における該ステーの軸回りの回動力を受
け該回動方向とは逆方向に当該ステーを付勢する
ための付勢手段とを有し、該カバーが所定位置ま
で開かれた時、該ステーに設けられた係合部と該
装置本体側に設けられた係止部とを係合させて該
カバーの開状態を保持するようにしたカバー開閉
機構であつて、該ステーは弾性部材で形成されて
成ると共に、該付勢手段が前記軸支部近傍の位置
で該ステーから当該ステーの回動方向に突出する
ように設けられた爪部であり、且つ該爪部が前記
カバーの開放動作時に前記カバーの内面と当接し
て、該ステーの前記軸支部回りの回動力を受けて
該ステーを一定方向に付勢するようにして該係止
部と該係合部を係合せしめるように構成した事を
特徴とするものである。
以下図面を用いて本考案を詳述する。
(f) 考案の実施例
第4図は本考案の一実施例を示す図、第5図は
第4図に示すステー8の動作を示す図である。
第4図に示すステー8の動作を示す図である。
図中1は上カバー、2はロアカバー、8はステ
ー、9は止め金具、10は螺番、11は取付軸で
ある。
ー、9は止め金具、10は螺番、11は取付軸で
ある。
第4図bに示すように、ステー8は切欠き部8
aが形成されるステー本体と爪部8bとから成
り、両者は取付軸11を交点としてほぼ直角に配
置されている。取付軸11は第4図aの正面図よ
り明らかな通り、上カバー1の内側面から突出し
て設けられている。ステー8は取付軸11に回動
自在に軸支されている。取付軸11の端部には止
め金具9が挿着され、ステー8が取付軸11から
抜け出る事を防止している。
aが形成されるステー本体と爪部8bとから成
り、両者は取付軸11を交点としてほぼ直角に配
置されている。取付軸11は第4図aの正面図よ
り明らかな通り、上カバー1の内側面から突出し
て設けられている。ステー8は取付軸11に回動
自在に軸支されている。取付軸11の端部には止
め金具9が挿着され、ステー8が取付軸11から
抜け出る事を防止している。
以下、第5図を用いて本実施例のカバー開閉機
構の動作を説明する。
構の動作を説明する。
上カバー1は螺番10によりロアカバー2に回
動自在に取付けられている。上カバー1が開けら
れると、即ち第4図bで時計方向に回動される
と、まずステー8の爪部8bが上カバーの内面に
当接する。
動自在に取付けられている。上カバー1が開けら
れると、即ち第4図bで時計方向に回動される
と、まずステー8の爪部8bが上カバーの内面に
当接する。
この状態でさらに上カバー1が開かれていく
と、第5図aに示す如くステー8の下方側部が切
欠き部2aに当接することになる。即ち切欠き部
2aとの当接によりステー8は取付軸11を中心
に反時計方向の力が働く。しかしながら上カバー
内面とステー8の爪部8bとの当接により、図示
矢印Bの方向へステー8が付勢される。上カバー
がさらに開かれることにより第5図bのように、
ステー8の切欠き部8aがロアカバー2の係止部
2aに自動的に係合する。
と、第5図aに示す如くステー8の下方側部が切
欠き部2aに当接することになる。即ち切欠き部
2aとの当接によりステー8は取付軸11を中心
に反時計方向の力が働く。しかしながら上カバー
内面とステー8の爪部8bとの当接により、図示
矢印Bの方向へステー8が付勢される。上カバー
がさらに開かれることにより第5図bのように、
ステー8の切欠き部8aがロアカバー2の係止部
2aに自動的に係合する。
第5図bに示す如く、ステー8の切欠き部8a
が係止部2aと係合した状態では、矢印B方向の
付勢力と、上カバー1の重量でロツク状態とな
る。
が係止部2aと係合した状態では、矢印B方向の
付勢力と、上カバー1の重量でロツク状態とな
る。
上カバーを閉じる場合には、ステー8に矢印B
方向と逆の方向に力を加え、ステー8の切欠き部
8aと係止部2aとの係合を解くことによつて、
容易に閉じることができる。
方向と逆の方向に力を加え、ステー8の切欠き部
8aと係止部2aとの係合を解くことによつて、
容易に閉じることができる。
本実施例では、上記ステー8はモールド加工し
た成形品であり、成形品の弾性により上記ステー
8の付勢がより確実に行なわれる。
た成形品であり、成形品の弾性により上記ステー
8の付勢がより確実に行なわれる。
(g) 考案の効果
以上詳述した如く本考案によれば、上カバーが
ロツク位置にまで開かれる前に上カバーに当接す
る爪部を有するステーを用いるだけで、自動ロツ
クが可能となり、安価で構造の簡単なカバー開閉
機構を提供することができる。
ロツク位置にまで開かれる前に上カバーに当接す
る爪部を有するステーを用いるだけで、自動ロツ
クが可能となり、安価で構造の簡単なカバー開閉
機構を提供することができる。
第1図、第2図はステーによるロツク機構を用
いたカバー開閉機構を説明する図、第3図はステ
ーの付勢を行なう機構として考えられる構造を示
す図、第4図は本考案の一実施例としてのカバー
開閉機構を示す図、第5図は第4図実施例の機構
動作を説明する図である。 1は上カバー、2はロアカバー、3,8はステ
ー、3a,8aは切欠き部、8bは爪部である。
いたカバー開閉機構を説明する図、第3図はステ
ーの付勢を行なう機構として考えられる構造を示
す図、第4図は本考案の一実施例としてのカバー
開閉機構を示す図、第5図は第4図実施例の機構
動作を説明する図である。 1は上カバー、2はロアカバー、3,8はステ
ー、3a,8aは切欠き部、8bは爪部である。
Claims (1)
- 装置本体に開閉自在に取付けられるカバーに回
動自在に軸支されるステーと、該カバーの開放動
作時における該ステーの軸回りの回動力を受け該
回動方向とは逆方向に当該ステーを付勢するため
の付勢手段とを有し、該カバーが所定位置まで開
かれた時、該ステーに設けられた係合部と該装置
本体側に設けられた係止部とを係合させて該カバ
ーの開状態を保持するようにしたカバー開閉機構
であつて、該ステーは弾性部材で形成されて成る
と共に、該付勢手段が前記軸支部近傍の位置で該
ステーから当該ステーの回動方向に突出するよう
に設けられた爪部であり、且つ該爪部が前記カバ
ーの開放動作時に前記カバーの内面と当接して、
該ステーの前記軸支部回りの回動力を受けて該ス
テーを一定方向に付勢するようにして該係止部と
該係合部を係合せしめるように構成した事を特徴
とするカバー開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13091982U JPS5935363U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | カバ−開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13091982U JPS5935363U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | カバ−開閉機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935363U JPS5935363U (ja) | 1984-03-05 |
JPS633963Y2 true JPS633963Y2 (ja) | 1988-02-01 |
Family
ID=30296155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13091982U Granted JPS5935363U (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | カバ−開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935363U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57147943A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-13 | Takeji Tsujioka | Crime preventing device for taxicab |
-
1982
- 1982-08-30 JP JP13091982U patent/JPS5935363U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57147943A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-13 | Takeji Tsujioka | Crime preventing device for taxicab |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5935363U (ja) | 1984-03-05 |
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