JPH083629Y2 - フード類のロック装置 - Google Patents

フード類のロック装置

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JPH083629Y2
JPH083629Y2 JP4926589U JP4926589U JPH083629Y2 JP H083629 Y2 JPH083629 Y2 JP H083629Y2 JP 4926589 U JP4926589 U JP 4926589U JP 4926589 U JP4926589 U JP 4926589U JP H083629 Y2 JPH083629 Y2 JP H083629Y2
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JP
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lock member
striker
support shaft
engaged
spring
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JP4926589U
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JPH02139282U (ja
Inventor
吉夫 江部
Original Assignee
株式会社東陽社製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば自動車のエンジンフードやトランクリ
ッドのようなフード類のロック装置に関するものであ
る。
(従来の技術) この種のフードロック装置では、ロックを外すと同時
にフード類を押し上げ位置にするため、ロック部材を離
脱方向へ付勢するばねを用いている(例えば実公昭58-2
1871号参照)。
(技術的課題) しかしこのようなばねを用いた場合は、フード類を閉
じる際にそのばねに対抗する分だけ、余計な力を必要と
することになる。
本考案の目的は前記の点を解決し、フード類を閉じる
際に余計な力を必要としないフード類のロック操作を提
供することにある。
(技術的手段) 前記目的は、開閉可能なフード類に固定されるストラ
イカ1と、車体側の基板2に支軸6によって回動可能に
軸支され、フード類の閉じ位置でストライカと係合し、
開放操作でストライカを離脱させる係合縁3を支軸6の
一側方に具えたロック部材4と、ロック部材4の係合凹
部8へストライカ1が係合した時にロック部材4と係脱
可能に係合してその係合態勢を保つように基板2に回動
可能に軸支されたカム10と、ストライカ1の離脱方向へ
ロック部材4を付勢し、かつロック部材4との係合方向
へカム10を付勢するため支軸6の他側方のロック部材4
及びカム10との間に取付けられた第1のばね5と、スト
ライカ1との係合時にロック部材4を係合方向へ付勢す
るためロック部材4と基板2との間に取付けられ、ロッ
ク部材4側の端部は係合時支軸6の一側方にあり、離脱
状態ではロック部材4一側方から支軸6を通る線上へ移
動するように取付けられた第2のばね7とから成る構成
によって達することができる。
(実施例) 以下図面を参照して説明すると、ストライカ1は開閉
可能なフード類に、ロック装置方向へ突出するように固
定されたピン乃至ロッドと呼ばれる棒状部分を具え、こ
れに直交方向から係合するロック部材4は、支軸6によ
って基板2に軸支され、ストライカ1の方向に開いた略
U字形の深い係合凹部8を支軸6の一側方に有し、その
係合凹部8にストライカ1を受け入れ、凹部上側の係合
縁3に係合させた係合位置(第1図)から、これを係合
凹部8より完全に離脱させた離脱位置(第3図)までの
範囲を回動可能になっている。9はストライカ1の進入
方向に開いた受け入れ口で、基板2の上側に形成されて
いる。また10はロック部材4の係合凹部8へストライカ
1が係合した時にロック部材4と係脱可能に係合してそ
の係合態勢を保つように基板2に回動可能に軸支された
カムである。11はカム10側の係合凸部、12はロック部材
側の係合段部を示しており、係合段部12はロック部材4
の支軸6の他側に位置する。該カム10は軸13によって基
板2に軸支され、かつロック部材4との係合を外す操作
ワイヤなどを取付けるレバー14を一体に有する。
第1のばね5は、ロック部材4の他側と前記レバー14
に夫々係止された係止片15、16に両端を係止して取付け
られ、ロック部材4を図中時計方向つまりストライカ離
脱方向へ付勢している。このばね5はカム10を介して基
板2に係止されているので、カム10の戻しばねとしても
機能する。
第2のばね7は、ロック部材4とストライカ1とが係
合した係合状態で第1のばね5とは支軸6を挟んで反対
側即ち支軸6の一側方に位置し(第1図)、ロック部材
4とストライカ1とが離脱した状態では(第3図)、ロ
ック部材4の支軸6を通る直線を越えない範囲に位置す
るように、ロック部材4の他側と基板2の他側に夫々形
成された係止片17、18に係止して取付けられている。
これら2個のばね5、7の内、第1のばね5はロック
部材4とストライカ1とが係合した状態から、ロック部
材4を第1図中時計方向へ回動させ、係合を外してフー
ド類を開く方向へ作用し、ロック部材4の回動後第2の
ばね7は支軸6上に位置してばね力を余り発揮しない状
態にある(第3図)。なお、各図中、19はカム10のスト
ッパ、20は基板2に形成された補強リブ、21はロック部
材4のストッパを示す。
(作用) 以上の構成に於て、第1図に示されるようにストライ
カ1がロック部材4の係合縁3と係合した状態では、第
1のばね5が第2のばね7よりもやや強く作用している
が、ロック部材4はカム10と係合しているので、フード
類は閉止状態で安定している。
この状態からレバー14が引かれ、カム10との係合が外
れると第1のばね5の作用により、ロック部材4はスト
ライカ1を離脱させる方向へ回動し、フード類には図示
しないトーションスプリングなどが作用するので、スト
ライカ1は係合凹部8から脱してフード類の開放が可能
な状態になる。このとき第1のばね5は収縮してロック
部材4を同方向へ付勢しており、第2のばね7はロック
部材4の支軸6を通る線上に置かれているので、ロック
部材4を回動させる力としては作用せず、ロック部材4
は非係合状態を保つ。
ストライカ1を係合させるときは、第3図に示す状態
よりストライカ1がロック部材4を反時計方向へ押すの
で、第2のばね7の作用線が支軸6を通る線よりロック
部材4の一側方向へ移動すると、該ロック部材4を係合
方向へ回動させるように作用し、同方向へ作用させまい
とする第1のばね5に対抗して作用するので、ストライ
カ1をロック部材4に係合させるために必要な力も軽減
されるから、フード類を閉じる操作が軽快に行なえる。
(効果) 従って本考案によれば、フード類のロック装置に於
て、ロック部材4をストライカ1から離脱させる方向へ
作用する、第1のばね5がフード類を閉じる際に操作力
を重くするのに対抗して第2のばね7を設け、ロック部
材4にストライカを係合させる力を軽減することができ
るので、軽快にフード類を閉じることができ、また第2
のばね7はロック部材4の係合状態では支軸6の一側方
にあり、ロック部材4の非係合状態では支軸6を通る直
線を越えないのでロック部材4をストライカ1と係合さ
せるときの操作力を全く増さずに済む。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案によるフード類のロック装置の1実施例を
示すもので第1図はストライカ係合状態の正面図、第2
図は断面図、第3図はストライカ離脱状態の正面図であ
る。 1……ストライカ、2……基板、3……係合縁、4……
ロック部材、5……第1のばね、6……支軸、7……第
2のばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉可能なフード類に固定されるストライ
    カ1と、車体側の基板2に支軸6によって回動可能に軸
    支され、フード類の閉じ位置でストライカと係合し、開
    放操作でストライカを離脱させる係合縁3を支軸6の一
    側方に具えたロック部材4と、ロック部材4の係合凹部
    8へストライカ1が係合した時にロック部材4と係脱可
    能に係合してその係合態勢を保つように基板2に回動可
    能に軸支されたカム10と、ストライカ1の離脱方向へロ
    ック部材4を付勢し、かつロック部材4との係合方向へ
    カム10を付勢するため支軸6の他側方のロック部材4及
    びカム10との間に取付けられた第1のばね5と、ストラ
    イカ1との係合時にロック部材4を係合方向へ付勢する
    ためロック部材4と基板2との間に取付けられ、ロック
    部材4側の端部は係合時支軸6の一側方にあり、離脱状
    態ではロック部材4一側方から支軸6を通る線上へ移動
    するように取付けられた第2のばね7とから成るフード
    類のロック装置。
JP4926589U 1989-04-26 1989-04-26 フード類のロック装置 Expired - Lifetime JPH083629Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH02139282U JPH02139282U (ja) 1990-11-21
JPH083629Y2 true JPH083629Y2 (ja) 1996-01-31

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