JP2868251B2 - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents

自動車用ドアロック装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用ドアロック装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、自動車用ドアロック装置は、例えば、実開昭64
−46365号公報に示されているように、ドアに固着した
ベースプレートに、車体に設けたストライカと係合する
フォークと、該フォークとストライカの係合を解除する
オープンレバーと、ロック位置とアンロック位置に移動
可能で、アウタードアハンドルまたはインナードアハン
ドルの操作により摺動するリンクと、キーあるいはイン
ナーロックノブを操作することにより回動して前記リン
クをロック位置とアンロック位置に移動させるロックプ
レート等を設けたものである。
そして、リンクがアンロック位置にあるときは、アウ
タードアハンドルまたはインナードアハンドルを操作す
れば、当該リンクを介してオープンレバーが回動してド
アが開放される。また、リンクがロック位置にあるとき
はハンドル操作してもオープンレバーは回動せず、ドア
は開放されないようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記機構からなる自動車用ドアロック
装置では、たとえばキー操作によりドアをロックしてい
てもウインドガラスが開いていれば、インナーロックノ
ブの操作によりドアのロック状態が解除されてしまう。
このため、夏場の厚いとき等に、ウインドガラスを完全
に締め切らずにドアロックした場合、車外から針金等に
よりインナーロックノブが操作されてドアロックが解除
され、盗難に合うことがある。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、一旦キ
ー操作によりドアロックしてしまえば、インナーロック
ノブの操作ではドアロックを解除することができない自
動車用ドアロック装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するために、自動車用ドアロ
ック装置を、ドア13に回動可能に取り付けられ、ロッド
ガイド溝8を有するとともに、回動によりロック装置本
体20のロックプレート27をアンロック位置,ロック位置
に回動させるサブレバー1と、キーシリンダ9に取り付
けられ、キーの回動に応じてアンロック位置,ロック位
置,オーバーロック位置に回動するキーレバー2と、該
キーレバー2と前記サブレバー1との間に連結され、キ
ーレバー2の回動によりサブレバー1をそれぞれ対応す
る位置に回動させるキーロッド3と、一端がインナーロ
ックノブ10に連結されるとともに、他端が前記サブレバ
ー1のロッドガイド溝8と係合し、前記インナーロック
ノブ10の操作によって前記サブレバー1をアンロック位
置,ロック位置に回動させるインナーロッド4とを備え
たものとし、前記サブレバー1がアンロック位置とロッ
ク位置との間で回動するときは、これと連動してインナ
ーロッド4がアンロック位置とロック位置との間で移動
し、前記サブレバー1がオーバーロック位置に有るとき
は、インナーロッド4がサブレバー1を回動させること
なく移動するように前記ロッドガイド溝8を形成したも
のである。
(作用) したがって、キー操作によりキーレバー2をオーバー
ロック位置に回動すると、サブレバー1はキーロッド3
を介してオーバーロック位置まで回動する。このため、
インナーロックノブ10の操作によりインナーロッド4を
動作させても、インナーロッド4はサブレバー1を回動
させることなく、当該サブレバー1のロッドガイド溝8
を摺動するだけであり、ロック装置本体20のロックプレ
ート27は回動せず、ドアロックの解除は阻止される。
(実施例) 次に、本発明に係る自動車用ドアロック装置について
添付図面を参照して説明する。
第1図において、1はサブレバー、2はキーレバー、
3はキーロッド、4はインナーロッド、20はロック装置
本体である。
サブレバー1は、略く字形の板状をしており、支持プ
レート5に支軸7を中心として回動可能に取り付けられ
ている。そして、このサブレバー1の一端側には略V字
形のロッドガイド溝8が設けられている。なお、前記支
持プレート5は下端部をドア13に固定され、上部に長孔
6を有するものである。
前記ロッドガイド溝8は、第3図に示すように、A
点、B点間の摺動溝8aがサブレバー1の回動範囲内にお
いて常に長孔6と斜めに交差するように形成されてい
る。また、B点、C点間の回動溝8bは、サブレバー1の
支軸7を中心とする円弧上に形成されている。さらに、
C点から延びる逃がし溝8cは、支軸7とC点とを結ぶ直
線の延長線上に形成され、前記サブレバー1を下記する
オーバーロック位置まで回動したときに、第5図に示す
ように長孔6と重なり合うようになっている。
キーレバー2は、キーシリンダ9の裏側に一体化し
て、このキーシリンダ9の回動により、アンロック位
置,ロック位置およびオーバーロック位置に回動するよ
うになっている。
キーロッド3は、このキーレバー2と前記サブレバー
1との間に連結し、前記キーレバー2の回動動作にした
がって上下方向に移動する。
インナーロッド4は、上端がインナーロックノブ10と
連結し、下端が前記支持プレート5の長孔6と、前記サ
ブレバー1のロッドガイド溝8の重なり合った部分に係
合している。
ロック装置本体20は、第2図に示すように、大略、オ
ープン操作ロッド21、オープン操作レバー23、ロックプ
レート27、リンク29、オープンレバー35およびこれらを
取り付けたベースプレート40とからなる。
オープン操作ロッド21の一端は、板状に形成されて長
孔22が設けられ、他端は、第1図に示すように、アウタ
ーハンドル12に連結されている。そして、オープン操作
ロッド21は、アウターハンドル12の操作により図中上下
方向に移動可能になっている。
オープン操作レバー23は、ベースプレート40に支軸24
を中心に回動可能に取り付けられるとともに、コイルば
ね25により、図において時計回り方向に付勢されてい
る。そして、その一端には孔26が設けられ、他端は図示
しないインナーハンドルに連結され、このインナーハン
ドルの操作によりオープン操作レバー23はコイルばね25
の付勢力に抗して図において反時計回り方向に回動する
ようになっている。
ロックプレート27は、ベースプレート40に支軸28を中
心に回動可能に取り付けられている。このロックプレー
ト27の一端は連結ロッド11を介して前記サブレバー4に
連結されている。
リンク29は、ほぼ中央に肩部30、一端に孔31、他端に
長孔32を有する板状のものである。このリンク29の一端
の孔31には、前記オープン操作ロッド21の長孔22および
前記オープン操作レバー23の孔26が重ねられてこれらに
シャフト33が嵌合され、また他端の長孔32には、前記ロ
ックプレート27に設けたシャフト34が嵌合されている。
そして、このリンク29はオープン操作ロッド21または
オープン操作レバー23と連動して第1図において上下方
向に摺動し、またロックプレート27と連動して第2図に
おいてシャフト33を中心に反時計回り方向のロック位置
と時計回り方向のアンロック位置とに回動するようにな
っている。
オープンレバー35は、ベースプレート40に支軸36を中
心に回動可能に取り付けられ、その一端にはアンロック
位置にある前記リンク29の肩部30と対向する突片37が突
設され、他端には図示しないフォークと係合する爪部
(図示せず)がベースプレート40の裏面側に突設されて
いる。
以上の構成部品を備えた自動車用ドアにおいて、キー
またはインナーロックノブ10によるロック操作をしてい
ない場合、キーレバー2がアンロック位置にあり、ま
た、インナーロックノブ10は上昇した位置にある。そし
て、サブレバー1は、第3図に示すように、反時計回り
方向に回動した状態となっている。また、ロックプレー
ト27は、第2図に示すように、前記サブレバー4に連結
する連結ロッド11を介して時計回り方向に回動してお
り、リンク29はアンロック位置にある。
このアンロック状態よりアウターハンドル12を引く
と、オープン操作ロッド21は図において下方に移動し、
シャフト33を介してリンク29を押し下げる。このとき、
リンク29は長孔32に沿ってシャフト34によりガイドされ
るため、図中矢印S方向に移動する。そして、リンク29
の肩部30がオープンレバー35の突片37を押動する結果、
オープンレバー35は図において反時計回りに回動する。
これにより、オープンレバー35の爪部がフォークより外
れてドア13が開く。
また、前記インナードアハンドルを引いた場合は、オ
ープン操作レバー23が図において反時計回りに回動し、
シャフト33を介してリンク29を押し下げるため、前記同
様にドア13が開く。
次に、キー操作によってドアロックする場合について
説明する。
まず、キーシリンダ9をキー操作してキーレバー2を
ロック位置に回動すると、サブレバー1はキーロッド3
を介して、第4図に示すように時計回り方向に回動す
る。このとき、前記インナーロッド4は、サブレバー1
に設けた摺動溝8aの上方縁部によって押動されて前記支
持プレート5の長孔6の下端部まで移動し、B点で位置
決めされる。
一方、ロック装置本体20では、ロックプレート27はサ
ブレバー1の回動によって連結ロッド11を介して第2図
において時計回り方向に回動し、リンク29が図中矢印T
方向にシャフト33を中心に回動することになる。したが
って、リンク29の肩部30がオープンレバー35の突片37か
ら離れ、アウターハンドル12またはインナーハンドルを
操作しても肩部30が突片37を押動しないため、ドア13は
ロック状態を維持する。
前述のように、前記インナーロッド4が前記ロッドガ
イド溝8のB点に有る場合、インナーロックノブ10を上
昇させれば、インナーロッド4は摺動溝8aの上方縁部分
に当接しながら前記支持プレート5の長孔6を上昇し、
サブレバー1を図中反時計回り方向に回動させる。した
がって、ロック装置本体20をアンロック状態にすること
ができ、前記同様アウターハンドル12またはインナーハ
ンドルによりドア13を開けることができる。なお、前記
ロック状態は、勿論キー操作によっても解除可能であ
る。
続いて、キーシリンダ9をさらに操作して、キーレバ
ー2をオーバーロック位置に回動すると、サブレバー1
はさらに時計回り方向に回動する。このとき、インナー
ロッド4はロッドガイド溝8の回転溝8bを摺動してC点
に位置決めされ、逃がし溝8cが支持プレート5の長孔6
に重なり合うことになる。
したがって、インナーロックノブ10を操作してインナ
ーロッド4を上昇させても、このインナーロッド4は前
述の重なり合った溝を摺動するだけで、前記サブレバー
1は回動せず(第5図参照)、ロック装置20によるロッ
ク状態は維持されることになる。つまり、キー操作によ
りキーレバー2をオーバーロック位置まで回動してしま
えば、前記ロック状態はインナーロックノブ10の操作で
は解除できないことになる。
一方、インナーロックノブ10の操作によりドアロック
する場合、このインターロックノブ10を押し下げると、
インナーロッド4が下降し、その先端部がロッドガイド
溝8の摺動溝8aの下方縁部を押圧することになるので、
サブレバー1は図中時計回り方向に回動し、連結ロッド
11を介してロック装置本体20が作動することにより前述
のようなドアロック状態となる。
なお、このようにインナーロックノブ10の操作により
ドアロックした場合、インナーロッド4はロッドガイド
溝8のB点にあり、C点には位置決めされないため、前
述のようにインナーロックノブ10の操作によりドアロッ
クを解除することができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に係る自動車
用ドアロック装置では、キーシリンダをオーバーロック
位置まで回動しておけば、インナーロックノブの操作で
はドアロックの解除はできない。
したがって、たとえウインドガラスが開いていて外部
から何等かの手段でインナーロックノブを操作できたと
しても、キーなしに外部からはドアを開放することがで
きず、盗難を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車用ドアロック装置を適用し
たドアの正面図、第2図はそのロック装置本体のアンロ
ック状態を示す正面図、第3図,第4図,第5図はサブ
レバーのアンロック位置,ロック位置,オーバーロック
位置を示す図である。 1……サブレバー、2……キーレバー、3……キーロッ
ド、4……インナーロッド、8……ロッドガイド溝、9
……キーシリンダ、10……インナーロックノブ、20……
ロック装置本体、27……ロックプレート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアに回動可能に取り付けられ、ロッドガ
    イド溝を有するとともに、回動によりロック装置本体の
    ロックプレートをアンロック位置,ロック位置に回動さ
    せるサブレバーと、 キーシリンダに取り付けられ、キーの回動に応じてアン
    ロック位置,ロック位置,オーバーロック位置に回動す
    るキーレバーと、 該キーレバーと前記サブレバーとの間に連結され、キー
    レバーの回動によりサブレバーをそれぞれ対応する位置
    に回動させるキーロッドと、 一端がインナーロックノブに連結されるとともに、他端
    が前記サブレバーのロッドガイド溝と係合し、前記イン
    ナーロックノブの操作によって前記サブレバーをアンロ
    ック位置,ロック位置に回動させるインナーロッドとを
    備え、 前記サブレバーがアンロック位置とロック位置との間で
    回動するときは、これと連動してインナーロッドがアン
    ロック位置とロック位置との間で移動し、前記サブレバ
    ーがオーバーロック位置に有るときは、インナーロッド
    がサブレバーを回動させることなく移動するように前記
    ロッドガイド溝を形成したことを特徴とする自動車用ド
    アロック装置。
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JP2832271B2 (ja) * 1993-06-25 1998-12-09 三井金属鉱業株式会社 スーパーロック機構付アクチュエータ
JP2881630B2 (ja) * 1994-03-28 1999-04-12 株式会社大井製作所 自動車用ドアロックの防盗装置

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