JP3080645B2 - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JP3080645B2
JP3080645B2 JP24194190A JP24194190A JP3080645B2 JP 3080645 B2 JP3080645 B2 JP 3080645B2 JP 24194190 A JP24194190 A JP 24194190A JP 24194190 A JP24194190 A JP 24194190A JP 3080645 B2 JP3080645 B2 JP 3080645B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のドアロック装置に関するものであ
る。
(従来の技術) ドアロック装置は、一般に、第3図に示すように、図
示しないドアの端に固定されたベース1に、オープン操
作レバー2と、オープンレバー3と、ロックプレート4
とをそれぞれ支軸5,6,7で回動可能に取り付けて、リン
ク8の一端をオープン操作レバー2に回動可能に連結
し、リンク8の他端に設けた長孔9にロックプレートに
突設した係合軸10を摺動可能に嵌合させるとともに、リ
ンク8の中央に設けた肩部11をオープンレバー3の突片
12に対向させてある。
オープン操作レバー2は、図示しないロッドを介して
アウターハンドル及びインナーハンドルに連結され、い
ずれかのハンドルを操作すれば、支軸5を中心に図中時
計回り方向に回動し、リンク8を摺動させるようになっ
ている。
オープンレバー3は、その突片12がリンク8をの肩部
11に押されると、支軸6を中心に時計回り方向に回動
し、ベース1の裏側の図示しないクローレバーを連動さ
せ、本体側のストライカとラッチとの噛合を解除するよ
うになっている。
ロックプレート4は、シリンダ錠13のシリンダインナ
14と一体的に回動するキーレバー15にロッド16を介して
連結されるとともに、図示しないロッドを介してインナ
ーロックノブに連結されている。そして、このロックプ
レート4は、キー操作又インナーロックノブの操作によ
り支軸7を中心に図中時計回り方向に回動してリンク8
をS方向に回動させ、その肩部11がオープンレバー3の
突片12と対向するアンロック位置に位置規制するととも
に、反時計回り方向に回動してリンク8をR方向に回動
させ、その肩部11がオープンレバー3の突片12より退避
するロック位置に規制する。
アンロック位置では、アウターハンドル又はインナー
ハンドルを操作すれば、リンク8の肩部11がオープンレ
バー3の突片12を押圧するのでドアが開き、ロック位置
では肩部11が突片12を押圧せず空振りとなるのでドアは
開かない。
一方、シリンダ錠13のシリンダインナ14とキーレバー
15の嵌合部には、回転方向に所定角度の遊びが設けられ
ている。これは、キー操作によりロックプレートをアン
ロック位置又はロック位置に回動した後、キーを抜脱可
能な中立位置に戻した時、ロックプレートが回動した位
置に保持されるとともに、内側のインナーロックノブの
操作によりシリンダインナを回動させることなくロック
プレートを回動させることができるようにしたものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のドアロック装置では、シリンダ
錠13のシリンダインナ14とキーレバー15との間に回転方
向の遊びがあるため、窓枠と窓ガラスの間等の隙間から
針金や差し金等を差し込んでキーレバー15を回動させれ
ば、ロックプレート4が回動してロックを解除すること
ができ、容易にドアを開放することができた。従って、
このようなキー以外の工具による解錠が第三者により不
正に行なわれて、盗難に遭うことがあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、キー
以外の不正手段ではキーレバーを回動させることができ
ず、盗難防止が図れるドアロック装置を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本発明は、ドアハンドル操
作によるロック解除動作を許容するアンロック位置と当
該ロック解除動作を阻止するロック位置とに回動可能な
ロックプレートと、一端が前記ロックプレートに連結さ
れ、他端がシリンダ錠のシリンダインナと一体的に回動
するキーレバーに連結されたキーロッドとを備えたドア
ロック装置において、 前記ロックプレートの回動中心を中心とする円弧状に
形成したガイド孔を有するガイド板を設け、 前記ロックプレートに、前記ガイド板のガイド孔と重
なり、該カイド孔より短い円弧状の長孔を形成し、該長
孔に前記キーロッドに設けた連結ピンを嵌合して連結す
るとともに、当該連結ピンをガイド孔に摺動可能に嵌入
し、キーによりシリンダインナ14をアンロック側又はロ
ック側に操作してロックプレートをアンロック位置又は
ロック位置に回動した後、キー抜脱可能な中立位置に操
作した時、ロックプレートが回動された位置に保持され
るようにするとともに、 前記ガイド板のガイド孔の一端より外方にオーバーア
ンロック用ガイド孔を延設し、前記ロックプレートの長
孔の一端に前記オーバーアンロック用ガイド孔と重なる
ようにオーバーアンロック用溝を延設して、ロックプレ
ートをアンロック位置に維持した状態で、シリンダ錠の
オーバーアンロック位置までの回動を可能としたもので
ある。
(作用) 前記構成によれば、キー操作によりキーレバーが回動
するとキーロッドの連結ピンがロックプレートの長孔の
縁を押圧するので、ロックプレートは所望の位置に回動
する。そして、キーを中立位置に戻すと、キーロッドの
連結ピンがロックプレートの長孔を摺動するので、ロッ
クプレートは当該位置に保持される。
一方、インナーロックノブをロック操作すると、ロッ
クプレートはその長孔がキーロッドの連結ピンを押圧す
ることなく回動する。
従って、シリンダ錠のシリンダインナとキーレバーの
間には遊びを設ける必要がなくなり、キー以外の手段で
はキーレバーを回動させることはできない。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明に係るドアロック装置を示し、ベース
1と平行になるように図示しないドアに固定されたガイ
ド板20にガイド孔21を、ロックプレート4に長孔22を、
キーロッド16に連結ピン23をそれぞれ設けるとともに、
シリンダ錠13のシリンダインナ14とキーロッド15とを遊
びを設けることなく一体回転可能に嵌合した以外は前記
従来の装置と同一であり、対応する部分には同一符号を
付して説明を省略する。
ガイド板20のガイド板21は、ロックプレート4の支軸
7を中心とする円弧上にあり、第2図に示すように、そ
の一端(図において上方の端)より外方にオーバーアン
ロック用ガイド孔24が延設されている。
ロックプレート4の長孔22は、前記ガイド板20のガイ
ド孔21と重なるが、それより短い円弧状に形成されると
ともに、前記オーバーアンロック用ガイド孔24と重なる
ように、一端より外方にオーバーアンロック用溝25が延
設されている。
キーロッド16の連結ピン23は、キーロッド16の先端の
折曲部分をなし、前記ガイド板20のガイド孔21及びロッ
クプレート4の長孔22に摺動可能に嵌入している。
以上の構成からなるドアロック装置においては、第1
図に示す状態では、ロックプレート4はアンロック位置
にあり、長孔22のオーバーアンロック用溝25がガイド板
20のオーバーアンロック用ガイド孔24に重なっている。
また、シリンダ錠13のシリンダインナ14は中立位置aに
あり、キーロッド16の連結ピン23は図中Aで示すように
ロックプレート4の長孔22の下方の端に位置している。
この状態よりキーをロック側のb位置に操作すると、
キーレバー15がシリンダインナ14と一体に回動し、キー
ロッド16の連結ピン23がガイド板20のガイド孔21ガイド
されつつ、ロックプレート4の長孔22の図中下方の縁を
押圧する。これにより、ロックプレート4は第1図にお
いて反時計回り方向に回動して、第2図中Bで示すよう
に、連結ピン23がガイド孔21の図中下方の端に当接した
時点で停止する。このロック状態では、リンク8の肩部
11がオープンレバー3の突片12より退避しているので、
アウターハンドル又はインナーハンドルを操作してもド
アは開放されない。
そして、このロック状態よりキーを中立位置aに戻す
と、キーロッド16の連結ピン23がガイド板20のガイド孔
21にガイドされてロックプレート4の長孔22を摺動し、
第2図中Aで示す位置で停止するので、ロックプレート
4は回動せずロック位置に保持される。
ところで、このロック状態において、第三者が窓ガラ
スの隙間等からキー以外の工具を差し込んで、キーレバ
ー15に引っ掛けてロックプレート4を回動させようとし
ても、キーレバー15はシリンダ錠13のシリンダインナ14
に遊びなく一体的に嵌合しており、キーが差し込まれな
い限り、回動しないので、ロックプレート4をアンロッ
ク位置に回動させることはできない。従って、キー以外
の不正手段による解錠が防止され、盗難に遭うことがな
くなる。
次に、第2図においてキーを中立位置aからアンロッ
ク側のc位置に操作すると、キーロッド16の連結ピン23
がガイド板20のガイド孔21にガイドされつつロックプレ
ート4の長孔22の第2図中上方の縁を押圧するので、ロ
ックプレート4は第2図において時計回り方向に回動し
て、第1図中Cで示すように、連結ピン23がガイド孔21
の図中上方の端に当接した時点で停止する。このアンロ
ック状態では、リンク8の肩部11がオープンレバー3の
突片12に対向しているので、アウターハンドル又はイン
ナーハンドルを操作すればドアが開放される。
このアンロック状態よりキーを中立位置aに戻せば、
前記同様連結ピン23のみが長孔22に沿って摺動し、第1
図中A位置に停止するので、ロックプレート4はアンロ
ック状態に保持される。
また、キーをアンロック位置cからさらに回動してオ
ーバーアンロック側のd位置に操作すると、キーロッド
16の連結ピン23がガイド板20のオーバーアンロック用ガ
イド孔24にガイドされ、斜め外方に向かって摺動する。
この時、オーバーアンロック用ガイド孔24はロックプレ
ート4のオーバーアンロック用溝25と重なっているの
で、ロックプレート4はアンロック位置に保持される。
なお、キーをオーバーアンロック位置dに回動操作し
た時、キーレバー15が図示しないリミットスイッチをオ
ンするので、このドアロック装置が取り付けられたドア
(例えば運転席)以外のドア(例えば助手席)のドアロ
ック装置が前記リミットスイッチのオン信号に基づいて
電動アクチュエータによりアンロックされるようになっ
ている。従って、運転席のドアをキーでアンロックし、
さらにオーバーアンロック位置にキーを回せば、助手席
のドアが自動的アンロックされるので、助手席側の搭乗
者は運転手が車内に乗り込んで助手席側のインナーロッ
クノブを操作してアンロックするのを持たないでドアを
開けることができる。
一方、第1図に示すアンロック状態でキーを中立位置
aから引き抜き、車内に乗り込んだ後、インナーロック
ノブをロック操作すると、第1図において、ロックプレ
ート4は反時計回り方向に回動しようとする。このと
き、キーロッド16の連結ピン23は長孔22の図中下方の端
に位置しているので、ロックプレート4が時計回り方向
に回動するのを妨げることなく、当該位置に停止したま
まとなる。従って、ロックプレート4はその長孔22が連
結ピン23を押圧することなく、反時計回り方向にロック
位置まで滑らかに回動する。
同様に、インナーロックノブをアンロック操作すると
きも、ロックプレート4は連結ピン23を押圧することな
く、アンロック位置まで回動する。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、シ
リンダ錠のシリンダインナとキーレバーの間に遊びを設
けず、ロックプレートとキーロッドの連結部に長孔と連
結ピンを設けているので、キー以外の不正手段によって
はキーレバーを回動させてロックプレートをアンロック
位置に回動させることはできず、盗難が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本発明に係るドアロック装置のそれぞ
れアンロック,ロック状態を示す正面図である。第3図
は従来のドアロック装置の正面図である。 4……ロックプレート、13……シリンダ錠、 14……シリンダインナ、15……キーレバー、 16……キーロッド、20……ガイド板、 21……ガイド孔、22……長孔、 23……連結ピン、24……オーバーアンロック用ガイド
孔、25……オーバアンロック用溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアハンドル操作によるロック解除動作を
    許容するアンロック位置と当該ロック解除動作を阻止す
    るロック位置とに回動可能なロックプレートと、一端が
    前記ロックプレートに連結され、他端がシリンダ錠のシ
    リンダインナと一体的に回動するキーレバーに連結され
    たキーロッドとを備えたドアロック装置において、 前記ロックプレートの回動中心と中心とする円弧状に形
    成したガイド孔を有するガイド板を設け、 前記ロックプレートに、前記ガイド板のガイド孔と重な
    り、該カイド孔より短い円弧状の長孔を形成し、該長孔
    に前記キーロッドに設けた連結ピンを嵌合して連結する
    とともに、当該連結ピンをガイド孔に摺動可能に嵌入
    し、キーによりシリンダインナ14をアンロック側又はロ
    ック側に操作してロックプレートをアンロック位置又は
    ロック位置に回動した後、キー抜脱可能な中立位置に操
    作した時、ロックプレートが回動された位置に保持され
    るようにするとともに、 前記ガイド板のガイド孔の一端より外方にオーバーアン
    ロック用ガイド孔を延設し、前記ロックプレートの長孔
    の一端に前記オーバーアンロック用ガイド孔と重なるよ
    うにオーバーアンロック用溝を延設して、ロックプレー
    トをアンロック位置に維持した状態で、シリンダ錠のオ
    ーバーアンロック位置までの回動を可能としたことを特
    徴とするドアロック装置。
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