JPH076396Y2 - 自動車用のドアアウトサイドハンドル - Google Patents
自動車用のドアアウトサイドハンドルInfo
- Publication number
- JPH076396Y2 JPH076396Y2 JP1987046910U JP4691087U JPH076396Y2 JP H076396 Y2 JPH076396 Y2 JP H076396Y2 JP 1987046910 U JP1987046910 U JP 1987046910U JP 4691087 U JP4691087 U JP 4691087U JP H076396 Y2 JPH076396 Y2 JP H076396Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- handle lever
- handle
- bracket
- outer panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車のドアアウトサイドハンドルに関す
る。
る。
従来の技術 第4−6図を参照する。ある種のツードアの自動車1で
は、ドアのアウタパネル2の外側にハンドル3を付ける
ことなく、アウタパネルの内方側にハンドルを配し、自
動車のボデー4に設けたくぼみ5より手を入力、ドアの
開放側となる横方向からハンドル3を操作するアウトサ
イドハンドルが使用される。この場合、ハンドルレバー
6の略中央を、ドアのアウタパネル2の内側のブラケッ
ト8にピン7を用い回転自在に支承させる。一方、ドア
の内部のブラケット8に、一端が公知のドアロック機構
(図示せず)に連結された作動レバー9を回転自在に支
承し、この作動レバー9の他端をハンドルレバー6の端
部に当接させる。
は、ドアのアウタパネル2の外側にハンドル3を付ける
ことなく、アウタパネルの内方側にハンドルを配し、自
動車のボデー4に設けたくぼみ5より手を入力、ドアの
開放側となる横方向からハンドル3を操作するアウトサ
イドハンドルが使用される。この場合、ハンドルレバー
6の略中央を、ドアのアウタパネル2の内側のブラケッ
ト8にピン7を用い回転自在に支承させる。一方、ドア
の内部のブラケット8に、一端が公知のドアロック機構
(図示せず)に連結された作動レバー9を回転自在に支
承し、この作動レバー9の他端をハンドルレバー6の端
部に当接させる。
ドアの開操作に際しては、ハンドル3を上方に押上げ、
ハンドルレバー6をピン7を中心に、第6図でみて、反
時計方向に回動させ、ハンドルレバー6の端部で、作動
レバー9の端部を押下げる。この作動レバー9の動き
は、作動レバー9の他端を押下げることになり、この押
下げが、図示しないドアロック機構を開錠とし、ハンド
ルを手前に引けば、ドアの開操作を可能とする。
ハンドルレバー6をピン7を中心に、第6図でみて、反
時計方向に回動させ、ハンドルレバー6の端部で、作動
レバー9の端部を押下げる。この作動レバー9の動き
は、作動レバー9の他端を押下げることになり、この押
下げが、図示しないドアロック機構を開錠とし、ハンド
ルを手前に引けば、ドアの開操作を可能とする。
本考案が解決しようとする問題点 前述した如き従来のドアアウトサイドハンドルでは、ド
アを開とする際には、先ず、ハンドル3を上方に押上げ
てドアロック機構を開錠とし、次いで、ハンドルを手前
に引いて、ドアを開けるという操作を必要とする。即
ち、上向きにハンドルを動かし、次いで、手前にハンド
ルを引くという、方向の異なるハンドル操作を、ドア開
操作時、必要としている。しかし、これは、二つの作業
を必要とすることになり、煩しいこととなっている。
アを開とする際には、先ず、ハンドル3を上方に押上げ
てドアロック機構を開錠とし、次いで、ハンドルを手前
に引いて、ドアを開けるという操作を必要とする。即
ち、上向きにハンドルを動かし、次いで、手前にハンド
ルを引くという、方向の異なるハンドル操作を、ドア開
操作時、必要としている。しかし、これは、二つの作業
を必要とすることになり、煩しいこととなっている。
それ故に、本考案は、前述した従来技術の操作性という
不具合を解消することを解決すべき問題点とする。
不具合を解消することを解決すべき問題点とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、前述した問題点を解決するために、自動車の
ドアの開放側側端面部分に固定されたブラケット、該ブ
ラケットに対し高さ方向に延在する回転軸部分に枢支さ
れたハンドルレバーを有し、該ハンドルレバーの一端の
握り部がドアアウタパネルの後縁よりさらに後方に位置
し且つハンドルレバーの他端をドアロック機構に連動さ
せることを特徴とする自動車用のドアアウトサイドハン
ドルを提供する。
ドアの開放側側端面部分に固定されたブラケット、該ブ
ラケットに対し高さ方向に延在する回転軸部分に枢支さ
れたハンドルレバーを有し、該ハンドルレバーの一端の
握り部がドアアウタパネルの後縁よりさらに後方に位置
し且つハンドルレバーの他端をドアロック機構に連動さ
せることを特徴とする自動車用のドアアウトサイドハン
ドルを提供する。
作用 本考案によれば、ドアボデーのくぼみに手を入れ、ハン
ドルレバーの握り部を手前に引くことにより、ハンドル
レバーの他端が変位し、ドアロックを開錠させるので、
ハンドルレバーを手前に引寄せ続ければ、ドアは自ずと
開くことになる。即ち、ハンドルレバーの引寄せ方向は
一方向のみで良く、方向変換を必要としない。さらに、
ハンドルレバーの握り部が、ボデーのくぼみから、ドア
アウタパネルの外側へと回動自在であるから、ハンドル
レバーの他端の変位量を大きく取ることができる。
ドルレバーの握り部を手前に引くことにより、ハンドル
レバーの他端が変位し、ドアロックを開錠させるので、
ハンドルレバーを手前に引寄せ続ければ、ドアは自ずと
開くことになる。即ち、ハンドルレバーの引寄せ方向は
一方向のみで良く、方向変換を必要としない。さらに、
ハンドルレバーの握り部が、ボデーのくぼみから、ドア
アウタパネルの外側へと回動自在であるから、ハンドル
レバーの他端の変位量を大きく取ることができる。
実施例 第1−3図を参照する。ドア10の開放側側端面11にブラ
ケット12を固定する。ブラケット12は略コの字状をな
し、対向する片を用いてハンドルレバー13を該ブラケッ
ト12に枢支する。即ち、ハンドルレバー13を回転軸14ま
わりに回動自在とする。この回動軸14は車の高さ方向に
延在する。ハンドルレバー13の一端は、握り部15となっ
ていて、この握り部15は、アウタパネル2の後縁よりさ
らに後方に且つボデー4のくぼみ5内に位置する。ハン
ドルレバー13の他端は、ドア10の内部に延出し、この他
端部が図示しないが公知のドアロック機構に連結された
リンク16と連結する。本例では、リンク16としてブラケ
ット21に回動自在に支承されたベルクランク状のものを
用い、その一端をハンドルレバー13の端部17に当接さ
せ、リンク16の他端を、ケーブル又はロッド18を介し
て、図示しないドアロック機構に連動させる。リターン
スプリング19はハンドルレバー13を原位置へ復帰させる
働きをする。
ケット12を固定する。ブラケット12は略コの字状をな
し、対向する片を用いてハンドルレバー13を該ブラケッ
ト12に枢支する。即ち、ハンドルレバー13を回転軸14ま
わりに回動自在とする。この回動軸14は車の高さ方向に
延在する。ハンドルレバー13の一端は、握り部15となっ
ていて、この握り部15は、アウタパネル2の後縁よりさ
らに後方に且つボデー4のくぼみ5内に位置する。ハン
ドルレバー13の他端は、ドア10の内部に延出し、この他
端部が図示しないが公知のドアロック機構に連結された
リンク16と連結する。本例では、リンク16としてブラケ
ット21に回動自在に支承されたベルクランク状のものを
用い、その一端をハンドルレバー13の端部17に当接さ
せ、リンク16の他端を、ケーブル又はロッド18を介し
て、図示しないドアロック機構に連動させる。リターン
スプリング19はハンドルレバー13を原位置へ復帰させる
働きをする。
ドア10を開とするに際して、ボデー4のくぼみ5より手
を入れ、ハンドルレバー13の握り部15をつかみ、この握
り部15を手前に引き寄せる。この結果、第1図でみて、
回転軸14まわりにハンドルレバー13が時計方向に回動
し、ハンドルレバー13の端部17でリンク16をピン20まわ
りに回動させ、ロッド18を作動させて、図示しないドア
ロック機構を解錠させる。このハンドルレバー13と手前
の引寄せ動作は、ドア10を開とさせる動作と同じ方向で
あるから、ドアロック機構が解錠すると、直ちに、ドア
が開となる。即ち、ドアロック機構が解錠した後、ハン
ドルレバー13への力の方向を変える必要はない。
を入れ、ハンドルレバー13の握り部15をつかみ、この握
り部15を手前に引き寄せる。この結果、第1図でみて、
回転軸14まわりにハンドルレバー13が時計方向に回動
し、ハンドルレバー13の端部17でリンク16をピン20まわ
りに回動させ、ロッド18を作動させて、図示しないドア
ロック機構を解錠させる。このハンドルレバー13と手前
の引寄せ動作は、ドア10を開とさせる動作と同じ方向で
あるから、ドアロック機構が解錠すると、直ちに、ドア
が開となる。即ち、ドアロック機構が解錠した後、ハン
ドルレバー13への力の方向を変える必要はない。
第1図から明らかなように、ハンドルレバー13を手前に
引くと、その握り部15は、ドアのアウタパネル2より外
部へとくぼみ5から出てくる。このため、ハンドルレバ
ー13の回動角を大きくし、図示しないドアロック機構へ
の作動量を大とさせ得るので、ドアお開操作は確実とな
る。
引くと、その握り部15は、ドアのアウタパネル2より外
部へとくぼみ5から出てくる。このため、ハンドルレバ
ー13の回動角を大きくし、図示しないドアロック機構へ
の作動量を大とさせ得るので、ドアお開操作は確実とな
る。
効果 第1図から明らかなように、ドア開操作時、ハンドルレ
バーの一部が仮想線で示すように、ドアのアウタパネル
より外側へと延出可能となっている。従って、仮りに、
ハンドルレバーのこの動きの全てをアウタパネルの内側
のみで動うとすることに較べて、アウタパネルより外に
出るハンドルレバーの部分のみドアの厚さを薄くするこ
とができる。これは、車内を広くし、居住性を高めるの
に有効である。
バーの一部が仮想線で示すように、ドアのアウタパネル
より外側へと延出可能となっている。従って、仮りに、
ハンドルレバーのこの動きの全てをアウタパネルの内側
のみで動うとすることに較べて、アウタパネルより外に
出るハンドルレバーの部分のみドアの厚さを薄くするこ
とができる。これは、車内を広くし、居住性を高めるの
に有効である。
第1図は本考案の一例の平面図、第2図はその正面図、
第3図はその側面図、第4図は車のドア部分を示す正面
図、第5図は従来例の平面図、第6図は第5図の矢視VI
−VIよりみた正面図である。 図中:2…アウタパネル、4…ボデー、5…くぼみ、10…
ドア、11…ドア開放側側端面、12…ブラケット、13…ハ
ンドルレバー、15…握り部、16…リンク。
第3図はその側面図、第4図は車のドア部分を示す正面
図、第5図は従来例の平面図、第6図は第5図の矢視VI
−VIよりみた正面図である。 図中:2…アウタパネル、4…ボデー、5…くぼみ、10…
ドア、11…ドア開放側側端面、12…ブラケット、13…ハ
ンドルレバー、15…握り部、16…リンク。
Claims (1)
- 【請求項1】回動操作される自動車用ドアの開放側側端
面部分のドア外側に固定されたブラケット、該ブラケッ
トにドア開放側側端部分よりドア外に位置するよう支持
され且つドア高さ方向に延在する回転軸、ドア開放側側
端部分よりドア内に位置するベルクランクと、該回転軸
に枢支され且つドア内外方向に回動自在なハンドルレバ
ーを有し、該ハンドルレバーの一端の握り部がドアアウ
タパネルの後縁よりさらに後方のボデーのくぼみ内に位
置し且つ前記ハンドルレバーの他端がドアロック機構と
方向変換部材である前記ベルクランクを介して連動し、
前記ハンドルレバーの操作方向と前記ドアの開閉動作方
向とを一致させ且つドア開操作時前記ハンドルレバーの
握り部の一部がドアのアウタパネル外へ出ることを特徴
とする自動車用のドアアウトサイドハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987046910U JPH076396Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 自動車用のドアアウトサイドハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987046910U JPH076396Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 自動車用のドアアウトサイドハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156375U JPS63156375U (ja) | 1988-10-13 |
JPH076396Y2 true JPH076396Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=30867014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987046910U Expired - Lifetime JPH076396Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 自動車用のドアアウトサイドハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076396Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012109557A1 (de) * | 2012-10-09 | 2014-05-15 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Türöffnungsvorrichtung einer ein Außenblech aufweisenden Tür eines Kraftfahrzeugs sowie Tür eines Kraftfahrzeugs mit einer derartigen Türöffnungsvorrichtung |
JP6152832B2 (ja) * | 2014-07-30 | 2017-06-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衣類処理装置 |
JP6152907B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-06-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 衣類処理装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931013U (ja) * | 1972-06-19 | 1974-03-18 | ||
JPS5345375U (ja) * | 1976-09-20 | 1978-04-18 | ||
JPS5922861U (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-13 | 有限会社中島製作所 | 建築用足場板の支持補助具 |
JPS5954670U (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-10 | トヨタ自動車株式会社 | ドアパネルロツク解除装置 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP1987046910U patent/JPH076396Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63156375U (ja) | 1988-10-13 |
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