JP2520786Y2 - 車両のリヤドア構造 - Google Patents

車両のリヤドア構造

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JP2520786Y2
JP2520786Y2 JP8241490U JP8241490U JP2520786Y2 JP 2520786 Y2 JP2520786 Y2 JP 2520786Y2 JP 8241490 U JP8241490 U JP 8241490U JP 8241490 U JP8241490 U JP 8241490U JP 2520786 Y2 JP2520786 Y2 JP 2520786Y2
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JP
Japan
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door
rear door
vehicle body
latch
lock mechanism
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光吉 藤井
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワゴンタイプの車両のリヤドア構造に関す
る。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 従来のワゴンタイプの車両のリヤドア構造は、第6図
に示す如く、リヤドア1の上端を車体2の上部にヒンジ
機構3を介して回動自在に取り付け、リヤドア1の下端
を車体2の下部にロック機構4を介して着脱自在に取り
付けられていた。
従って、リヤドア1の開閉のために広いスペースSを
必要とし、狭い場所での作業ができないという問題点が
あった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、作業場所
の状況に応じて、上下に2分割したリヤドアの上,下部
ドアを一体にして開いたり、上部ドアと下部ドアとを個
別に開いたり、下部ドアを車体から取り外したりするこ
とができるようにした車両のリヤドア構造を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案の車両のリヤドア構造
は、リヤドアを上部ドアと下部ドアとに2分割し、上部
ドアの上端を車体上部にヒンジ機構を介して回動自在に
取り付け、下部ドアの上端を前記上部ドアの下端に第1
のロック機構を介して着脱自在に取り付け、前記下部ド
アの下端を前記車体下部に第2のロック機構を介して回
動自在及び着脱自在に取り付けたことを特徴とするもの
でる。
(作用) 下部の第2のロック機構を解除することにより、上,
下部ドアは互いに一体となってヒンジ機構を支点に回動
して開く。
また、上部の第1のロック機構を解除することによ
り、上部ドアはヒンジ機構を支点に、下部ドアは下部第
2のロック機構を支点にそれぞれ回動して開く。
更に、上,下部のロック機構を解除することにより下
部ドアを車体から取り外せる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図に基づき
説明する。第1図は本考案のリヤドア構造を備えた車両
の側面図であり、同図中10は車体で、その後部にはリヤ
ドア11が装着されている。このリヤドア11は、その略中
間部を境に上部ドア12と下部ドア13とに2分割されてい
る。
上部ドア12の上端は車体10の上部にヒンジ機構14を介
して回動自在に取り付けられている。下部ドア13の下端
は車体10の下部に第2のロック機構15を介して回動自在
及び着脱自在に取り付けられている。
第2のロック機構15は、第2図に示すように下部ドア
13の下端に設けられたラッチ16と、車体10の下部に設け
られ、且つ、ラッチ16が係脱自在に係合するストライカ
17とを有している。ラッチ16はピン18を支点に回動する
もので、ストライカ17に係合する係合溝19を有してい
る。ラッチ16はトーションばね20よりストライカ17に係
合する方向(第2図中反時計方向)に回動付勢されてい
る。
ラッチ16とストライカ17との係合状態の解除は、下部
ドア13の下端に設けられたレバー21により行なわれる。
このレバー21は、ピン22を支点に回動するもので、ロッ
ド23を介してラッチ16に連結されている。そして、レバ
ー21を第2図中反時計方向に回動すると、ロッド23を介
してラッチ16がトーションばね20の付勢力に抗して第2
図中時計方向に回動する。
また、下部ドア13の上端は上部ドア12の下端に第1の
ロック機構24を介して着脱自在に取り付けられている。
この第1のロック機構24は、第3図に示すように下部ド
ア13の上端に設けられたラッチ25と、上部ドア12の下端
に設けられ、且つ、ラッチ25が係脱自在に係合するスト
ライカ26とを有している。ラッチ25はピン27を支点に回
動するもので、ストライカ26に係合する係合溝28を有し
ている。ストライカ25はトーションばね29によりストラ
イカ26に係合する方向(第3図中時計方向)に回動付勢
されている。
ラッチ25とストライカ26との係合状態の解除は、下部
ドア13の上端に設けられたレバー30により行なわれる。
このレバー30は、ピン31を支点に回動すもので、ロッド
32を介してラッチ25に連結されている。そして、レバー
30を第3図中反時計方向に回動するとロッド32を介して
ラッチ25がトーションばね29の付勢力に抗して第3図中
反時計方向に回動する。
以上の構成において、第1図中実線で示す如くリヤド
ア11全体が閉じた状態から、下部のロック機構15のレバ
ー21を操作して、第2図中二点鎖線で示す如くラッチ16
の係合溝19をストライカ17から外せば、第1図中二点鎖
線で示す如く上,下部ドア12,13を一体にしてヒンジ機
構14を支点に上方へ回動させて開くことができ、1枚の
大きなリヤドア11として使用できる。
また、リヤドア11全体が閉じた状態から上部のロック
機構24のレバー30を操作して、第3図中二点鎖線で示す
如くラッチ25の係合溝28をストライカ26から外せば、第
4図中二点鎖線で示す如く上部ドア12をヒンジ機構14を
支点に上方へ回動させ、下部ドア13を下部のロック機構
15のストライカ17を支点に下方へ回動させて、それぞれ
開くことができ、リヤドア11を上下に2分割した状態で
使用でき、狭い場所でのリヤドア11の開閉が可能であ
る。
更に、リヤドア11全体が閉じた状態から上,下部のロ
ック機構15,24のレバー21,30を操作してラッチ16,25の
係合溝19,28をストライカ17,26から外せば、第5図に示
す如く下部ドア13全体を車体10から取り外すことがで
き、上,下部ドア12,13を第4図に示す如く回動させて
開くスペースのない狭い場所における荷物の出し入れに
便利である。
(考案の効果) 以上の如く本考案のリヤドア構造は、リヤドアを上部
ドアと下部ドアとに2分割し、上部ドアの上端を車体上
部にヒンジ機構を介して回動自在に取り付け、下部ドア
の上端を前記上部ドアの下端に第1のロック機構を介し
て着脱自在に取り付け、前記下部ドアの下端を前記車体
下部に第2のロック機構を介して回動自在及び着脱自在
に取り付けたことを特徴とするものである。
従って、下部の第2のロック機構を解除することによ
り、上,下部ドアは互いに一体となってヒンジ機構を支
点に回動して開くので、通常の1枚の大きなリヤドアと
して使用できる。
また、上部の第1のロック機構を解除することによ
り、下部ドアはヒンジ機構を支点に、下部ドアは下部ロ
ック機構を支点にそれぞれ回動して開くので、リヤドア
を上下に2分割した状態で使用でき、狭い場所でのリヤ
ドアの開閉が可能である。
更に、上,下部のロック機構を解除することにより下
部ドアを車体から取り外せるので、上,下部ドアを回動
させて開くことができないような狭い場所での荷物の出
し入れに便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は
本考案のリヤドア構造を備えた車両の側面図、第2図及
び第3図は上,下部のロック機構の構成図、第4図は
上,下部ドアを開いた状態の車両の側面図、第5図は下
部ドアを車体から取り外した状態のリヤドア部の側面
図、第6図は従来のリヤドア構造を備えた車両の側面図
である。 10…車両、11…リヤドア、12…上部ドア、13…下部ド
ア、14…ヒンジ機構、15…第2のロック機構、24…第1
のロック機構。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤドアを上部ドアと下部ドアとに2分割
    し、上部ドアの上端を車体上部にヒンジ機構を介して回
    動自在に取り付け、下部ドアの上端を前記上部ドアの下
    端に第1のロック機構を介して着脱自在に取り付け、前
    記下部ドアの下端を前記車体下部に第2のロック機構を
    介して回動自在及び着脱自在に取り付けたことを特徴と
    する車両のリヤドア構造。
JP8241490U 1990-08-02 1990-08-02 車両のリヤドア構造 Expired - Lifetime JP2520786Y2 (ja)

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JPH0439273U JPH0439273U (ja) 1992-04-02
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JPH0439273U (ja) 1992-04-02

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