JPH0765422B2 - 自動車用開閉体のロック装置 - Google Patents
自動車用開閉体のロック装置Info
- Publication number
- JPH0765422B2 JPH0765422B2 JP4720988A JP4720988A JPH0765422B2 JP H0765422 B2 JPH0765422 B2 JP H0765422B2 JP 4720988 A JP4720988 A JP 4720988A JP 4720988 A JP4720988 A JP 4720988A JP H0765422 B2 JPH0765422 B2 JP H0765422B2
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- Japan
- Prior art keywords
- lock
- door
- lid
- opening
- key
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、車体後部に、該車体後部の開口を開閉するよ
うにバックドアを装着し、バックドアに開設された開口
を開閉すべく、サブリッドをバックドアに開閉可能に装
着して成る自動車用開閉体のロック装置に関する。
うにバックドアを装着し、バックドアに開設された開口
を開閉すべく、サブリッドをバックドアに開閉可能に装
着して成る自動車用開閉体のロック装置に関する。
「従来の技術」 従来の自動車用開閉体のロック装置としては、例えば、
特開昭62−37487号公報に開示されたようなものがあ
る。
特開昭62−37487号公報に開示されたようなものがあ
る。
すなわち、車体後部に、車体後部の開口を開閉するよう
にバックドアが装着され、バックドアに開設された開口
を開閉すべく、ガラスハッチがバックドアに装着されて
いる。そしてキーシリンダを一方に操作することによ
り、ガラスハッチのロックを解除してガラスハッチを開
扉し、キーシリンダを他方に操作することにより、バッ
クドアのロックを解錠し、ハンドル操作でロック解除し
てバックドアを開扉するように成っている。
にバックドアが装着され、バックドアに開設された開口
を開閉すべく、ガラスハッチがバックドアに装着されて
いる。そしてキーシリンダを一方に操作することによ
り、ガラスハッチのロックを解除してガラスハッチを開
扉し、キーシリンダを他方に操作することにより、バッ
クドアのロックを解錠し、ハンドル操作でロック解除し
てバックドアを開扉するように成っている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来の自動車用開閉体のロッ
ク装置では、ガラスハッチを開扉する際には、必ずキー
操作をしなければならず、他の開扉手段がなく、キーを
持たない他人はもちろん、車の持主でもキーを所持して
いなければ、ガラスハッチを開扉することができず使い
勝手がよくないという問題点があった。
ク装置では、ガラスハッチを開扉する際には、必ずキー
操作をしなければならず、他の開扉手段がなく、キーを
持たない他人はもちろん、車の持主でもキーを所持して
いなければ、ガラスハッチを開扉することができず使い
勝手がよくないという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、キー操作でバックドアおよびサブリッドの各ロ
ックをともに施錠または解錠し、各ロックがともに解錠
状態であれば、各解除操作部でバックドアやサブリッド
をそれぞれロック解除するようにして、極めて使い勝手
がよい自動車用開閉体のロック装置を提供することを目
的としている。
もので、キー操作でバックドアおよびサブリッドの各ロ
ックをともに施錠または解錠し、各ロックがともに解錠
状態であれば、各解除操作部でバックドアやサブリッド
をそれぞれロック解除するようにして、極めて使い勝手
がよい自動車用開閉体のロック装置を提供することを目
的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 車体後部に、該車体後部の開口を開閉するようにバック
ドアを装着し、該バックドアに開設された開口を開閉す
べく、サブリッドをバックドアに開閉可能に装着して成
る自動車用開閉体のロック装置において、 バックドアを閉扉状態で拘束するドアロックと、サブリ
ッドを閉扉状態で拘束するリッドロックと、 ドアロックおよびリッドロックを施錠状態にする施錠位
置と、ドアロックおよびリッドロックを解錠状態にする
解錠位置とをとり、キープレートで両位置に転換操作さ
れる施解錠操作部と、 ドアロックおよびリッドロックが施錠状態にある際、ド
アロックによる拘束を解除可能なアウトサイドハンドル
と、リッドロックによる拘束を解除可能な前記施解錠操
作部近傍に設けたリッドロック解除操作部とを備えたこ
とを特徴とする自動車用開閉体のロック装置に存する。
は、 車体後部に、該車体後部の開口を開閉するようにバック
ドアを装着し、該バックドアに開設された開口を開閉す
べく、サブリッドをバックドアに開閉可能に装着して成
る自動車用開閉体のロック装置において、 バックドアを閉扉状態で拘束するドアロックと、サブリ
ッドを閉扉状態で拘束するリッドロックと、 ドアロックおよびリッドロックを施錠状態にする施錠位
置と、ドアロックおよびリッドロックを解錠状態にする
解錠位置とをとり、キープレートで両位置に転換操作さ
れる施解錠操作部と、 ドアロックおよびリッドロックが施錠状態にある際、ド
アロックによる拘束を解除可能なアウトサイドハンドル
と、リッドロックによる拘束を解除可能な前記施解錠操
作部近傍に設けたリッドロック解除操作部とを備えたこ
とを特徴とする自動車用開閉体のロック装置に存する。
「作用」 施解錠操作部と施解位置へ操作すると、ドアロックおよ
びリッドロックがともに施錠される。この施錠された状
態において、アウトサイドハンドルを操作してもドアロ
ックによる拘束は解除されず、バックドアは開扉するこ
とができない。また、第2解除操作部を操作してもリッ
ドロックによる拘束は解除されず、サブリッドは開扉す
ることができない。
びリッドロックがともに施錠される。この施錠された状
態において、アウトサイドハンドルを操作してもドアロ
ックによる拘束は解除されず、バックドアは開扉するこ
とができない。また、第2解除操作部を操作してもリッ
ドロックによる拘束は解除されず、サブリッドは開扉す
ることができない。
施解錠操作部を解錠位置へ操作すると、ドアロックおよ
びリッドロックがともに解錠される。この解錠された状
態において、第1解除操作部を操作すると、ドアロック
による拘束が解除され、バックドアを開扉することがで
きる。また、リッドロック解除操作部を操作すると、リ
ッドロックによる拘束が解除され、サブリッドを開扉す
ることができる。
びリッドロックがともに解錠される。この解錠された状
態において、第1解除操作部を操作すると、ドアロック
による拘束が解除され、バックドアを開扉することがで
きる。また、リッドロック解除操作部を操作すると、リ
ッドロックによる拘束が解除され、サブリッドを開扉す
ることができる。
すなわち、ドアロックおよびリッドロックがともに解錠
された状態においては、キー操作によらないでバックド
アおよびサブリッドを開扉することができるものであ
る。
された状態においては、キー操作によらないでバックド
アおよびサブリッドを開扉することができるものであ
る。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
各図は本発明の一実施例を示している。
第1図および第2図に示すように、車体後部10には開口
12が開設され、開口12を開閉するバックドア20が開口周
縁上部13に開閉可能に枢着されている。
12が開設され、開口12を開閉するバックドア20が開口周
縁上部13に開閉可能に枢着されている。
バックドア20には窓22が開設され、窓22を開閉すべく、
サブリッドであるガラスハッチ30が窓22の上枠部24にヒ
ンジ部材14,14を介して開閉可能に枢着されている。ガ
ラスハッチ30の下部には開閉用のハンドル35が固設され
ている。
サブリッドであるガラスハッチ30が窓22の上枠部24にヒ
ンジ部材14,14を介して開閉可能に枢着されている。ガ
ラスハッチ30の下部には開閉用のハンドル35が固設され
ている。
第1図、第4図および第5図に示すように、バックドア
20の下端部28には、バックドア20を閉扉状態で拘束する
ドアロック40が配設されている。
20の下端部28には、バックドア20を閉扉状態で拘束する
ドアロック40が配設されている。
ドアロック40は、開口周縁下部15に固設されたストライ
カ16に係脱可能な図示省略したラッチ部材と、ラッチ部
材に係止してラッチ部材をストライカ16との係合状態に
拘束する図示省略したロッキングプレートとを有してい
る。
カ16に係脱可能な図示省略したラッチ部材と、ラッチ部
材に係止してラッチ部材をストライカ16との係合状態に
拘束する図示省略したロッキングプレートとを有してい
る。
さらに、ドアロック40は、ロッキングプレートを押動し
てラッチ部材を係合状態から開放するロック解除レバー
42と、ロック解除レバー42に回動ピン43で連結され、ロ
ック解除レバー42を介してロッキングプレートを押動操
作するオープンレバー44と、ロック解除レバー42の端部
42aを往復移動可能に支持し、枢軸45を中心に揺動して
ロック解除レバー42の端部42aを持ち上げ、ロック解除
レバー42がロッキングプレートを押動し得ないようにす
る施解錠レバー46とを備えている。
てラッチ部材を係合状態から開放するロック解除レバー
42と、ロック解除レバー42に回動ピン43で連結され、ロ
ック解除レバー42を介してロッキングプレートを押動操
作するオープンレバー44と、ロック解除レバー42の端部
42aを往復移動可能に支持し、枢軸45を中心に揺動して
ロック解除レバー42の端部42aを持ち上げ、ロック解除
レバー42がロッキングプレートを押動し得ないようにす
る施解錠レバー46とを備えている。
第1図、第4図および第6図に示すように、バックドア
20の窓22の下枠部26には、ガラスハッチ30を閉扉状態で
拘束するリッドロック50が配設されている。
20の窓22の下枠部26には、ガラスハッチ30を閉扉状態で
拘束するリッドロック50が配設されている。
リッドロック50のケーシング51内には、ガラスハッチ30
の下部に固設されたストライカ36に係脱可能なラッチ部
材52と、ラッチ部材52に軽視してラッチ部材52をストラ
イカ36との係合状態に拘束するロッキングプレート54と
を有している。
の下部に固設されたストライカ36に係脱可能なラッチ部
材52と、ラッチ部材52に軽視してラッチ部材52をストラ
イカ36との係合状態に拘束するロッキングプレート54と
を有している。
さらに、リッドロック50のケーシング51側の下垂フラン
ジ51aには、ロッキングプレート54を押動してラッチ部
材52を係合状態から開放するロック解除レバー56が枢軸
51bにより揺動可能に枢支されている。
ジ51aには、ロッキングプレート54を押動してラッチ部
材52を係合状態から開放するロック解除レバー56が枢軸
51bにより揺動可能に枢支されている。
第1図、第3図および第4図に示すように、バックドア
20の中央部には、施解錠操作部であるキーシリンダ60が
配設されている。
20の中央部には、施解錠操作部であるキーシリンダ60が
配設されている。
キーシリンダ60には、キー孔62に差し込んだキープレー
トにより回動可能なロータ63が内蔵され、またロータ63
は回動軸の軸線方向に移動可能に内蔵されている。ロー
タ63の先端にはキーレバー64が固着され、キーレバー64
はV字状に二つの腕を延ばして成るアッパアーム65とロ
アアーム66とを有している。
トにより回動可能なロータ63が内蔵され、またロータ63
は回動軸の軸線方向に移動可能に内蔵されている。ロー
タ63の先端にはキーレバー64が固着され、キーレバー64
はV字状に二つの腕を延ばして成るアッパアーム65とロ
アアーム66とを有している。
キーレバー64のロアアーム66の出力端部と施解錠レバー
46の入力端部とがキーロッド70で連結されている。
46の入力端部とがキーロッド70で連結されている。
キーレバー64のアッパアーム65の先端部には出力ロッド
67が固設され、出力ロッド67を臨む位置に入力面69を有
するベルクランク68が枢軸68aにより揺動可能にバック
ドア20側のブラケット29に枢支されている。ベルクラン
ク68の出力アーム69aとリッドロック50のロック解除レ
バー56とがコネクトロッド71で連結されている。
67が固設され、出力ロッド67を臨む位置に入力面69を有
するベルクランク68が枢軸68aにより揺動可能にバック
ドア20側のブラケット29に枢支されている。ベルクラン
ク68の出力アーム69aとリッドロック50のロック解除レ
バー56とがコネクトロッド71で連結されている。
キーシリンダ60の近傍には、アウトサイドハンドル80が
配設されている。アウトサイドハンドル80は、枢軸81に
よりバックドア20側に揺動可能に枢支され、アウトサイ
ドハンドル80の出力端部82とオープンレバー44の入力端
部とがアウトサイドロッド72で連結されている。
配設されている。アウトサイドハンドル80は、枢軸81に
よりバックドア20側に揺動可能に枢支され、アウトサイ
ドハンドル80の出力端部82とオープンレバー44の入力端
部とがアウトサイドロッド72で連結されている。
キーシリンダ60にはリッドロック解除操作部であるプッ
シュボタン90が出没可能に支持され、その先端部が突出
する方向へ付勢されている。プッシュボタン90とロータ
63とは、付勢力に抗してプッシュボタン90を押し込む
と、ロータ63が回動軸の軸線方向へ移動してその先端に
キーレバー64が第4図においてA1方向へ移動するような
関係になっている。
シュボタン90が出没可能に支持され、その先端部が突出
する方向へ付勢されている。プッシュボタン90とロータ
63とは、付勢力に抗してプッシュボタン90を押し込む
と、ロータ63が回動軸の軸線方向へ移動してその先端に
キーレバー64が第4図においてA1方向へ移動するような
関係になっている。
次に作用を説明する。
第1図において、キーシリンダ60のキー孔62にキープレ
ートを差し込み、ロータ63を第1図において時計方向へ
回動して施錠位置にすると、ロータ63の先端のキーレバ
ー64が時計方向へ回動する。それにより、キーレバー64
のロアアーム66がキーロッド70を引き上げる。
ートを差し込み、ロータ63を第1図において時計方向へ
回動して施錠位置にすると、ロータ63の先端のキーレバ
ー64が時計方向へ回動する。それにより、キーレバー64
のロアアーム66がキーロッド70を引き上げる。
キーロッド70が引き上げられると、施解錠レバー46が枢
軸45を中心にして第1図において反時計方向へ揺動し、
ロック解除レバー42の端部42aを持ち上げ、ロック解除
レバー42を枢軸43を中心にして反時計方向へ揺動させ、
ロック解除レバー42が図示省略したロッキングプレート
に当接しないようにする。すなわち、ドアロック40は施
錠状態になる。
軸45を中心にして第1図において反時計方向へ揺動し、
ロック解除レバー42の端部42aを持ち上げ、ロック解除
レバー42を枢軸43を中心にして反時計方向へ揺動させ、
ロック解除レバー42が図示省略したロッキングプレート
に当接しないようにする。すなわち、ドアロック40は施
錠状態になる。
また、キーレバー64が時計方向へ回動すると、アッパア
ーム65に固設された出力ロッド67がベルクランク68の入
力面69を臨む位置から入力面69とは外れた位置へ移動
し、リッドロック50も施錠状態になる。
ーム65に固設された出力ロッド67がベルクランク68の入
力面69を臨む位置から入力面69とは外れた位置へ移動
し、リッドロック50も施錠状態になる。
ドアロック40およびリッドロック50が共に施錠された状
態において、アウトサイドハンドル80に手を掛けこれを
持上げるようにすると、アウトサイドハンドル80が枢軸
81を中心にして第4図において時計方向へ揺動する。そ
れにより、アウトサイドロッド72は押し下げられ、アウ
トサイドロッド72に連結するオープンレバー44を揺動す
る。
態において、アウトサイドハンドル80に手を掛けこれを
持上げるようにすると、アウトサイドハンドル80が枢軸
81を中心にして第4図において時計方向へ揺動する。そ
れにより、アウトサイドロッド72は押し下げられ、アウ
トサイドロッド72に連結するオープンレバー44を揺動す
る。
オープンレバー44が揺動すると、ロック解除レバー42が
第1図においてA2方向へ移動する。しかしながら、ロッ
ク解除レバー42は、施解錠レバー46でその端部42aが持
ち上げられており、A2方向へ移動しても、図示省略した
ロッキングレバーを押動してラッチ部材を開放し得ず、
ラッチ部材はストライカ16と係合した状態を維持する。
すなわち、ドアロック40による拘束は解除されず、バッ
クドア20は開扉することができない。
第1図においてA2方向へ移動する。しかしながら、ロッ
ク解除レバー42は、施解錠レバー46でその端部42aが持
ち上げられており、A2方向へ移動しても、図示省略した
ロッキングレバーを押動してラッチ部材を開放し得ず、
ラッチ部材はストライカ16と係合した状態を維持する。
すなわち、ドアロック40による拘束は解除されず、バッ
クドア20は開扉することができない。
また、ドアロック40およびリッドロック50が共に施錠さ
れた状態において、プッシュボタン90を付勢力に抗して
第4図においてA1方向へ押し込むと、ロータ63もその回
動軸の軸線方向へ移動し、アッパアーム65に固設された
出力ロッド67もA1方向へ移動する。
れた状態において、プッシュボタン90を付勢力に抗して
第4図においてA1方向へ押し込むと、ロータ63もその回
動軸の軸線方向へ移動し、アッパアーム65に固設された
出力ロッド67もA1方向へ移動する。
しかしながら、出力ロッド67がベルクランク68の入力面
69とは外れて位置しているため、A1方向へ移動してもベ
ルクランク68の入力面69を押し込むことはない。
69とは外れて位置しているため、A1方向へ移動してもベ
ルクランク68の入力面69を押し込むことはない。
すなわち、出力ロッド67は空振りして、ベルクランク68
は揺動せず、コネクトロッド71も下がらず、ラッチ部材
52はストライカ36と係合した状態を維持し、リッドロッ
ク50による拘束は解除されず、ガラスハッチ30は開扉す
ることができない。
は揺動せず、コネクトロッド71も下がらず、ラッチ部材
52はストライカ36と係合した状態を維持し、リッドロッ
ク50による拘束は解除されず、ガラスハッチ30は開扉す
ることができない。
次に、再びキーシリンダ60のキー孔62にキープレートを
差し込み、ロータ63を施錠位置から第1図に示す解錠位
置へ回動すると、キーレバー64のロアアーム66はキーロ
ッド70を押し下げる。それにより、施解錠レバー46が枢
軸45を中心にして揺動し、持ち上げていたロック解除レ
バー42の端部42aを下げ、ロック解除レバー42は第1図
において実線で示す状態になる。
差し込み、ロータ63を施錠位置から第1図に示す解錠位
置へ回動すると、キーレバー64のロアアーム66はキーロ
ッド70を押し下げる。それにより、施解錠レバー46が枢
軸45を中心にして揺動し、持ち上げていたロック解除レ
バー42の端部42aを下げ、ロック解除レバー42は第1図
において実線で示す状態になる。
ロータ63を施錠位置から第1図に示す解錠位置へ回動す
ると、キーレバー64のアッパアーム65の出力ロッド67が
ベルクランク68の入力面69を臨んで位置し、第3図で実
線で示す状態になる。
ると、キーレバー64のアッパアーム65の出力ロッド67が
ベルクランク68の入力面69を臨んで位置し、第3図で実
線で示す状態になる。
すなわち、ロータ63を施錠位置から第1図に示す解錠位
置へ回動すると、ドアロック40およびリッドロック50が
共に解錠される。
置へ回動すると、ドアロック40およびリッドロック50が
共に解錠される。
ドアロック40およびリッドロック50が共に解錠された状
態において、アウトサイドハンドル80を持ち上げるよう
にすると、アウトサイドハンドル80が枢軸81を中心にし
て第4図において時計方向へ揺動する。それにより、ア
ウトサイドロッド72は押し下げられ、アウトサイドロッ
ド72に連結するオープンレバー44を揺動する。
態において、アウトサイドハンドル80を持ち上げるよう
にすると、アウトサイドハンドル80が枢軸81を中心にし
て第4図において時計方向へ揺動する。それにより、ア
ウトサイドロッド72は押し下げられ、アウトサイドロッ
ド72に連結するオープンレバー44を揺動する。
オープンレバー44が揺動すると、ロック解除レバー22が
第1図においてA2方向へ移動する。ロック解除レバー22
がA2方向へ移動すると、図示省略したロッキングレバー
を押動してラッチ部材を開放する。それにより、ラッチ
部材はストライカ16から離脱し、ドアロック40による拘
束が解除され、バックドア20を開扉することができる。
第1図においてA2方向へ移動する。ロック解除レバー22
がA2方向へ移動すると、図示省略したロッキングレバー
を押動してラッチ部材を開放する。それにより、ラッチ
部材はストライカ16から離脱し、ドアロック40による拘
束が解除され、バックドア20を開扉することができる。
また、ドアロック40およびリッドロック50が共に解錠さ
れた状態において、プッシュボタン90を付勢力に抗して
第4図においてA1方向へ押し込むと、ロータ63もその回
動軸の軸線方向へ移動し、アッパアーム65に固設された
出力ロッド67もA1方向へ移動する。
れた状態において、プッシュボタン90を付勢力に抗して
第4図においてA1方向へ押し込むと、ロータ63もその回
動軸の軸線方向へ移動し、アッパアーム65に固設された
出力ロッド67もA1方向へ移動する。
出力ロッド67がA1方向へ移動すると、出力ロッド67がベ
ルクランク68の入力面69を臨んで位置しているため、入
力面69を押し込む。それにより、ベルクランク68は枢軸
68aを中心にして第4図において時計方向へ揺動し、コ
ネクトロッド71を引き下げる。
ルクランク68の入力面69を臨んで位置しているため、入
力面69を押し込む。それにより、ベルクランク68は枢軸
68aを中心にして第4図において時計方向へ揺動し、コ
ネクトロッド71を引き下げる。
コネクトロッド71が引き下げられると、ロック解除レバ
ー56が枢軸51bを中心にして第1図において時計方向へ
揺動し、ロッキングプレート54を押動してラッチ部材52
を開放する。それにより、ラッチ部材52がストライカ36
から離脱して、リッドロック50による拘束が解除され、
ガラスハッチ30を開扉することができる。
ー56が枢軸51bを中心にして第1図において時計方向へ
揺動し、ロッキングプレート54を押動してラッチ部材52
を開放する。それにより、ラッチ部材52がストライカ36
から離脱して、リッドロック50による拘束が解除され、
ガラスハッチ30を開扉することができる。
すなわち、ドアロック40およびリッドロック50が共に解
錠された状態においては、キープレトを用いることな
く、適宜バックドア20あるいはガラスハッチ30を開扉す
ることができる。
錠された状態においては、キープレトを用いることな
く、適宜バックドア20あるいはガラスハッチ30を開扉す
ることができる。
前記実施例に係る自動車用開閉体のロック装置によれ
ば、施解錠操作部であるキーシリンダ60、解除操作部で
あるアウトサイドハンドル80およびプッシュボタン90な
どがバックドア20の中央部に集中して配設されているの
で、極めて簡単に施解錠操作やロック解除操作をするこ
とができる。
ば、施解錠操作部であるキーシリンダ60、解除操作部で
あるアウトサイドハンドル80およびプッシュボタン90な
どがバックドア20の中央部に集中して配設されているの
で、極めて簡単に施解錠操作やロック解除操作をするこ
とができる。
「発明の効果」 本発明に係る自動車用開閉体のロック装置によれば、ド
アロックおよびリッドロックが解錠状態にある際、アウ
トサイドハンドルでドアロックによる拘束を解除し、リ
ッドロック解除操作部でリッドロックによる拘束を解除
するようにしたので、キー操作によらないで、バックド
アおよびサブリッドを開けることができ、極めて使い勝
手をよくすることができる。
アロックおよびリッドロックが解錠状態にある際、アウ
トサイドハンドルでドアロックによる拘束を解除し、リ
ッドロック解除操作部でリッドロックによる拘束を解除
するようにしたので、キー操作によらないで、バックド
アおよびサブリッドを開けることができ、極めて使い勝
手をよくすることができる。
第1図から第6図は本発明の一実施例を示しており、第
1図は自動車用開閉体のロック装置の配置を示す正面
図、第2図は自動車用開閉体を示す斜視図、第3図はキ
ーシリンダ、アウトサイドハンドルなどを示す斜視図、
第4図は自動車用開閉体のロック装置の配置を示す側面
図、第5図はドアロックおよびストライカを示す斜視
図、第6図はリッドロックを示す斜視図である。 10……車体後部、12……開口 20……バックドア、22……窓(開口) 30……ガラスハッチ(サブリッド) 40……ドアロック、50……リッドロック 60……キーシリンダ(施解錠操作部) 80……アウトサイドハンドル(第1解除操作部) 90……プッシュボタン(第2解除操作部)
1図は自動車用開閉体のロック装置の配置を示す正面
図、第2図は自動車用開閉体を示す斜視図、第3図はキ
ーシリンダ、アウトサイドハンドルなどを示す斜視図、
第4図は自動車用開閉体のロック装置の配置を示す側面
図、第5図はドアロックおよびストライカを示す斜視
図、第6図はリッドロックを示す斜視図である。 10……車体後部、12……開口 20……バックドア、22……窓(開口) 30……ガラスハッチ(サブリッド) 40……ドアロック、50……リッドロック 60……キーシリンダ(施解錠操作部) 80……アウトサイドハンドル(第1解除操作部) 90……プッシュボタン(第2解除操作部)
Claims (1)
- 【請求項1】車体後部に、該車体後部の開口を開閉する
ようにバックドアを装着し、該バックドアに開設された
開口を開閉すべく、サブリッドをバックドアに開閉可能
に装着して成る自動車用開閉体のロック装置において、 バックドアを閉扉状態で拘束するドアロックと、サブリ
ッドを閉扉状態で拘束するリッドロックと、 ドアロックおよびリッドロックを施錠状態にする施錠位
置と、ドアロックおよびリッドロックを解錠状態にする
解錠位置とをとり、キープレートで両位置に転換操作さ
れる施解錠操作部と、 ドアロックおよびリッドロックが解錠状態にある際、ド
アロックによる拘束を解除可能なアウトサイドハンドル
と、リッドロックによる拘束を解除可能な前記施解錠操
作部近傍に設けたリッドロック解除操作部とを備えたこ
とを特徴とする自動車用開閉体のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4720988A JPH0765422B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用開閉体のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4720988A JPH0765422B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用開閉体のロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01223284A JPH01223284A (ja) | 1989-09-06 |
JPH0765422B2 true JPH0765422B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=12768762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4720988A Expired - Lifetime JPH0765422B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用開閉体のロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0765422B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104453486A (zh) * | 2014-10-16 | 2015-03-25 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车后背门锁解锁机构及汽车 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0225665U (ja) * | 1988-08-09 | 1990-02-20 | ||
JP3147332B2 (ja) * | 1996-10-25 | 2001-03-19 | 三井金属鉱業株式会社 | ハッチ付車両バックドアのラッチ装置 |
KR100980986B1 (ko) * | 2004-10-29 | 2010-09-07 | 현대자동차주식회사 | 차량용 테일게이트의 누름식 오픈 스위치 구조 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01114770U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-02 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4720988A patent/JPH0765422B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104453486A (zh) * | 2014-10-16 | 2015-03-25 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种汽车后背门锁解锁机构及汽车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01223284A (ja) | 1989-09-06 |
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