JP2526429Y2 - グローブロック装置 - Google Patents

グローブロック装置

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JP2526429Y2
JP2526429Y2 JP9391290U JP9391290U JP2526429Y2 JP 2526429 Y2 JP2526429 Y2 JP 2526429Y2 JP 9391290 U JP9391290 U JP 9391290U JP 9391290 U JP9391290 U JP 9391290U JP 2526429 Y2 JP2526429 Y2 JP 2526429Y2
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JP
Japan
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latch
claw lever
knob
striker
block device
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JP9391290U
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JPH0451578U (ja
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敏和 牧野
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U-SHINLTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のグローブボックスを開閉するための
グローブロック装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車のグローブボックスには、本体側にストライカ
が取り付けられ、リッド側にロック装置が取り付けられ
ている。このグローブロック装置は、ストライカと噛合
するラッチと、該ラッチに係合してラッチとストライカ
との噛合を保持するクローレバーと、該クローレバーと
噛合してクローレバーとラッチとの係合を解除するノブ
とからなっている。
(考案が解決しようとする課題) 従来のグローブロック装置では、前記ラッチ、クロー
レバー及びノブの三者を一定方向に付勢してそれぞれの
機能を有効に発揮させるために、各々の部材にトーショ
ンばねがそれぞれ別個に設けられていた。
このため、構造が複雑であり、トーションばねの組み
付け作業が煩雑で、作業性が悪いという問題があった。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、構造
簡単で組付け作業性のよいグローブロック装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、グローブボック
スの本体側に設けたストライカと噛合するラッチと、該
ラッチに係合してラッチとストライカとの噛合を保持す
るクローレバーと、該クローレバーと係合してクローレ
バーとラッチとの係合を解除するノブとをグローブボッ
クスのリッドに備えたグローブロック装置において、 ダブルトーションばねの中間部をラッチに係止して、
ラッチをストライカとの噛合が解除される方向に付勢
し、またその一端をクローレバーに係止して、クローレ
バーをラッチと係合する方向に付勢し、さらにその他端
をノブに係止して、ノブをクローレバーと係合しない方
向に付勢するようにしたものである。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を添付図面に従って説明す
る。
第1図において、1は自動車のグローブボックスで、
その本体側にはストライカ2が取り付けられている。3
はグローブボックス1のリッドであり、ヒンジピン4を
中心に開閉自在に取り付けられ、その先端に本考案に係
るグローブロック装置5が取り付けられている。
このグローブロック装置5は、第2図に示すように、
大略、ベース6と、ラッチ7と、クローレバー8と、ノ
ブ9と、ダブルトーションばね10とからなっている。
ベース6は、リッド3にねじ止めにより固定され、第
2図,第4図に示すように、第1脚部11と第2脚部12と
がそれぞれ一対ずつ突設されている。
ラッチ7は、第6図に示すように、基部13と、該基部
13の両面に突設した腕部14とからなっている。基部13の
先端には、第8図に示すように、ストライカ2が噛合す
るU字形の噛合部15と、ストライカ2を噛合部15にガイ
ドするガイド部16とが形成され、中間には第1,第2係合
凹部17a,17bが形成されている。各腕部14の先端には、
第7図に示すように、嵌合突部18が突設されている。そ
して、このラッチ7は、第6図に示すように、基部13、
両腕部14の嵌合突部18及びベース6の第1脚部11に挿通
したシャフト19によってベース6に回動自在に取り付け
られている。
クローレバー8は、第2図,第5図に示すように、ベ
ース6の第2脚部12にピン20を中心に回動自在に取り付
けられている。このクローレバー8の一端には、第8図
に示すように、前記ラッチ7の第1,第2係合凹部17a,17
bに係合する爪21が形成され、他端にはL字形(第5図
参照)の係当部22が形成されている。
ノブ9は、同一直線上に一対ずつ突設した第1,第2ブ
ラケット23,24に前記シャフト19の両端が挿通されて回
動可能に取り付けられている。このノブ9には前記クロ
ーレバー8の係当部22と係合する逆L字形の係合突起25
が突設されている。前記第2ブラケット24には、第7図
に示すように、前記ラッチ7の腕部14に突設した嵌合突
部18が嵌合する嵌合孔26が穿設され、その先端内方角部
は面取り27が施されている。
ダブルトーションばね10は、第5図に示すように、2
つのトーションばねの一端を互いに連結して中間部10a
を形成したものである。このダブルトーションばね10
は、前記シャフト19に挿通され、その中間部10aはラッ
チ7に係止されて、ラッチ7を第8図においてシャフト
19を中心に時計回り方向、すなわちストライカ2との噛
合が解除される方向に付勢している。また、このダブル
トーションばね10の一端10bはクローレバー8の係当部2
2に係止され、クローレバー8を第8図においてピン20
を中心に反時計回り方向、すなわちラッチ7の第1,第2
係合凹部17a,17bと係合する方向に付勢している。さら
に、ダブルトーションばね10の他端10cはノブ9の係合
突起25に係止され、ノブ9を第8図においてシャフト19
を中心に反時計回り方向、すなわちクローレバー8と係
合しない方向に付勢している。
以上の構成からなるグローブロック装置は、次のよう
にして簡単に組み付けられる。
まず、第7図に示すように、ノブ9の第2ブラケット
24,24間にラッチ7の腕部14の先端を押し付ける。これ
により、第2ブラケット24が外方に撓み、腕部14の嵌合
突部18が第2ブラケット24の嵌合孔26に嵌合して、ラッ
チ7はノブ9に対して回動可能に取り付けられる。次
に、ダブルトーションばね10をラッチ7の腕部14,14間
に挿入して、その中間部10aをラッチ7に係止するとと
もに、その端10cをノブ9の係合突起25に係止する。
一方、ベース6の第2脚部12にピン20を挿通してクロ
ーレバー8を取り付け、ベース6の第1脚部11をノブ9
の第1,第2ブラケット23,24間に差し込む。このとき、
第8図に示すように、クローレバー8の爪21がラッチ7
の第1係合凹部17aに係合するとともに、係当部22がノ
ブ9の係合突起25に係合し、かつ、ダブルトーションば
ね10の端10bに係合するようにする。
そして、第6図に示すように、シャフト19をノブ9の
第1ブラケット23の外側から差し込み、ベース6の第1
脚部11、ラッチ7の腕部14及び基部13、ダブルトーショ
ンばね10に挿通する。最後に、ベース6をグローブボッ
クス1のリッド3の所定位置に当てがってねじ止めする
ことにより、グローブロック装置5はグローブボックス
1に固定される。
このように組み付けられたグローブロック装置5にお
いて、第1図に示すように、グローブボックス1が開い
た状態からリッド3を閉じると、第8図に示すように、
ラッチ7のガイド部16にストライカ2が衝突するので、
ラッチ7はダブルトーションばね10の付勢力に抗して第
8図においてシャフト19を中心に反時計回り方向に回動
する。これにより、第9図に示すように、ラッチ7の噛
合部15にストライカ2が噛合し、クローレバー8の爪21
がラッチ7の第2係合凹部17bに係合して、ラッチ7は
ロック状態に保持される。
このロック状態より、ノブ9をP方向に引くと、ノブ
9の係合突起25がクローレバー8の係当部22を押圧する
ので、クローレバー8はダブルトーションばね10の付勢
力に抗して第9図においてピン20を中心に時計回り方向
に回動する。これにより、第10図に示すように、クロー
レバー8の爪21がラッチ7の第2係合凹部17bより離脱
する結果、ラッチ7はダブルトーションばね10の付勢力
により第10図において時計回り方向に回動し、その第1
係合凹部17aがクローレバー8の爪21に当接して第8図
に示すアンロック状態に復帰する。
従って、ストライカ2とラッチ7の噛合部15との噛合
状態が解除され、グローブボックス1のリッド3を第1
図に示すように開放することができる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、1
本のダブルトーションばねによりラッチ,クローレバー
及びノブの三者が所定の方向に付勢されるため、構造が
簡単であり、また、組み付け作業も容易となり、作業性
が向上するという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はグローブボックスの断面図、第2図はグローブ
ロック装置の側面図、第3図は第2図のA方向矢視図、
第4図は第2図のB方向矢視図、第5図はベースを破断
した第2図のA方向矢視図、第6図は第2図のI−I線
断面図、第7図はラッチとノブの組付状況を示す断面
図、第8図〜第10図はグローブロック装置のそれぞれ、
アンロック状態,ロック状態,ロック解除直後の状態を
示す一部破断側面図である。 1……グローブボックス、2……ストライカ、3……リ
ッド、5……グローブロック装置、7……ラッチ、8…
…クローレバー、9……ノブ、10……ダブルトーション
ばね。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】グローブボックスの本体側に設けたストラ
    イカと噛合するラッチと、該ラッチに係合してラッチと
    ストライカとの噛合を保持するクローレバーと、該クロ
    ーレバーと係合してクローレバーとラッチとの係合を解
    除するノブとをグローブボックスのリッドに備えたグロ
    ーブロック装置において、 ダブルトーションばねの中間部をラッチに係止して、ラ
    ッチをストライカとの噛合が解除される方向に付勢し、
    またその一端をクローレバーに係止して、クローレバー
    をラッチと係合する方向に付勢し、さらにその他端をノ
    ブに係止して、ノブをクローレバーと係合しない方向に
    付勢するようにしたことを特徴とするグローブロック装
    置。
JP9391290U 1990-09-05 1990-09-05 グローブロック装置 Expired - Lifetime JP2526429Y2 (ja)

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JPH0451578U JPH0451578U (ja) 1992-04-30
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