JPH0591982U - 開閉体のヒンジ構造 - Google Patents

開閉体のヒンジ構造

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JPH0591982U
JPH0591982U JP9212692U JP9212692U JPH0591982U JP H0591982 U JPH0591982 U JP H0591982U JP 9212692 U JP9212692 U JP 9212692U JP 9212692 U JP9212692 U JP 9212692U JP H0591982 U JPH0591982 U JP H0591982U
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JP
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opening
lid
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JP9212692U
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茂 藪谷
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒンジに加わる力を分散させることを目的と
する。 【構成】 コンソールリッド3が開いた状態では、ヒン
ジ4の第1ストッパー部45がコンソール本体1の上部
に設けられた略直角にコンソール前方に突出する面11
の先端12に当接し、第2のストッパー部46がボック
ス2の端部に設けられた下方に突出する面21の先端2
2に同時に当接する構造となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、開閉体例えば自動車用コンソールボックス等におけるヒンジ構造の 改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、開閉体等のヒンジ構造は、実開昭63−98976号公報に示すように 取付部材の回転量を規制する一つのストッパー部を有する構造があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ストッパー部が一つの場合、一つの面で全ての力を受けるため過度の 力がヒンジ又は取付部材側のストッパー部に加わていた。
【0004】 このため、回転を止める時にヒンジに加わる力を分散する構造が求められてい た。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、ボックス側又は開閉体側のいずれか一方に設けられたヒン ジ本体と他方に設けられた前記ヒンジ本体を回転自在に保持する保持部材からな り、前記ヒンジ本体には前記開閉体の開時に回転量を規制する第1のストッパー 部と第2のストッパー部を設けたヒンジ構造を提供する。
【0006】
【実施例】
以下、自動車用コンソールボックスを実施例として、この考案を図面を参照し て詳細に説明する。
【0007】 実施例1 図1から図5を用いて実施例1を説明する。 図1に示すように、上方に開口が形成された直方体状のボックス2を有するコ ンソール本体1において、このコンソール本体1のボックス開口をリッド3によ り開閉可能にするため、リッド3はヒンジ4によりコンソール本体1に揺動可能 に取付けられている。
【0008】 このヒンジ4は、図2に示すように、リッド3にビス等で取り付ける取り付け 孔48を有した取り付け部42と、円弧状のヒンジ本体41と、本体側面43に 設けられた回転可能にコンソール本体1に固定する軸部44と、軸部44と取り 付け部42の間に本体側面43を凹状に切り欠き形成した第1ストッパー部45 と、ヒンジ本体41の円弧の端部に略垂直な面の第2ストッパー部46を有して いる。第2ストッパー部46の面の先端には一条の突起47が設けられている。
【0009】 そしてこのヒンジ4は、リッド3の後方下面に取り付け部がビス5等で固定さ れ、また、軸44はコンソール本体1に保持部材としての軸受6を介して固定さ れる。
【0010】 また軸受6は内には、常に開方向にリッド3を付勢するコイルスプリング7が 設けられており、このコイルスプリング7の一端71はヒンジ4の本体側面43 に係止し、コイル部72はヒンジ4の軸部44に嵌挿され他端73は、軸受6に 係止している。このため、リッド3を開いた時コイルスプリング7の開方向への 付勢力のため、リッド3の倒れを防止する。このとき軸受6側に、リッド3が開 く動作とともにコイルスプリング7のヒンジ4側に係止する一端が乗り越える突 起を形成すると、よりリッド3の開時の倒れを防止する。
【0011】 次に、このヒンジ4の動きを説明する。 図4にはリッド3を開けた状態を示したヒンジ部位を拡大した図を示している 。リッド3が開いた状態では、第1ストッパー部45がコンソール本体1の上部 に設けられた略直角にコンソール前方に突出する面11の先端12に当接し、第 2のストッパー部46がボックス2の端部に設けられた下方に突出する面21の 先端22が同時に当接する構造となっている。
【0012】 上記のようなヒンジ4の構成としたため、リッド3の開放時に軸部44に加わ る力は、第1ストッパー部45及び第2ストッパー部46により減少される。つ まり、ストッパー部が1つのみのヒンジは、リッドの開放維持する時ストッパー 部を回動中心とした力がヒンジの軸部に加わることとなる。しかし、本実施例の ヒンジ4は、ストッパー部45、46を2箇所設けたため、リッドの開放を維持 する時一方のストッパー部を回動中心とした力が他方のストッパー部で受けもつ ため軸部44にかかる力を低減できる。
【0013】 実施例2 図6から図8を用いて実施例2を説明する。 実施例2のヒンジ4は、ヒンジの本体側面43に軸受孔431を設け、この軸 受孔431に軸をガイドし挿入を容易にするガイド溝432が設けられ、そして 本体側面43から延出した部位433に設けられたガイド突起434を有してい る。 その他のヒンジの構成は、実施例1と同様である。
【0014】 一方、コンソール本体1は、ヒンジを挿入される開口の側面に保持板13を有 し、この保持板13には、ヒンジの軸受孔431に対応する位置に軸131を有 し、そして保持板13下端は、ヒンジのガイド突起434をガイドするように円 弧状に形成されている。また、保持板13には、ドア開時の節度感だしとなる突 起132を有している。 その他のコンソール本体の構成は、実施例1と同様である。
【0015】 上記の様な、ヒンジ構造としたため、コンソール本体の軸131をヒンジ4の ガイド溝432に沿って押し込むだけでコンソール本体1の保持板13及びヒン ジ4自体の弾性で、容易に組み付けることが可能となる。 そして、ヒンジ4自体にコンソール本体1との回動をガイドする構造を設けた ために、ドアの回転が、スムースな動きとなる。
【0016】 さらに、突起132がドアの回転時ヒンジの本体側面43と慴接しながら相対 移動を行い、突起132はドアの回転が終了時本体側面43と接していない位置 に移動する。このため、ドアの回転時の節度感が得られる。 また、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
【0017】 実施例3 図9から図10を用いて実施例3を説明する。 実施例3のヒンジ4は、ヒンジの本体側面43に軸受孔435の一部を切り欠 きその切り欠き436を軸131の挿入のガイドとしている。また、ヒンジの本 体側面43には、ドア開時の位置決めとなる突起132の逃し溝437が設けら れている。 その他のヒンジの構成は、実施例2と同様である。
【0018】 一方、コンソール本体1の構成は、実施例2と同様である。 上記の様な、ヒンジ構造としたため、コンソール本体1の軸131をヒンジ4 の切り欠き436に沿って押し込むだけでヒンジ自体の弾性で、容易に組み付け ることが可能となる。 そして、ドア開時の位置決めとなる突起132が突起の逃し溝437に沿って 移動するため、ドア回動時スムースな動きとなる。 また、実施例1及び実施例2と同様の作用効果を得ることができる。
【0019】
【考案の効果】
このことにより、開閉体を開いた状態の時、2箇所のストッパー部で回転移動 を止めるため、ヒンジに加わる力を分散させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヒンジをコンソールボックスに利用し
た実施例1の断面図。
【図2】実施例1のヒンジの斜視図。
【図3】コンソールボックスの本体上面のヒンジ固定部
の斜視図。
【図4】図3におけるA−A断面図。
【図5】図3におけるB−B断面図。
【図6】実施例2のヒンジの斜視図。
【図7】実施例2における図4に対応する断面図。
【図8】コンソールボックスのヒンジ固定部の斜視図。
【図9】実施例3のヒンジの斜視図。
【図10】実施例3における図4に対応する断面図。
【符号の説明】
1 コンソール本体 2 ボックス 3 リッド 4 ヒンジ 45 第1ストッパー部 46 第2ストッパー部 6 軸受 131 軸 431、435 軸受孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス側又は開閉体側のいずれか一方
    に設けられたヒンジ本体と他方に設けられた前記ヒンジ
    本体を回転自在に保持する保持部材からなり、前記ヒン
    ジ本体には前記開閉体の開時に回転量を規制する第1の
    ストッパー部と第2のストッパー部を設けたことを特徴
    とする開閉体のヒンジ構造。
JP1992092126U 1992-03-30 1992-12-21 開閉体のヒンジ構造 Expired - Lifetime JP2571922Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992092126U JP2571922Y2 (ja) 1992-03-30 1992-12-21 開閉体のヒンジ構造
US08/170,935 US5441167A (en) 1992-12-21 1993-12-21 Storage area and hinge structure

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2700892 1992-03-30
JP4-27008 1992-03-30
JP1992092126U JP2571922Y2 (ja) 1992-03-30 1992-12-21 開閉体のヒンジ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0591982U true JPH0591982U (ja) 1993-12-14
JP2571922Y2 JP2571922Y2 (ja) 1998-05-20

Family

ID=26364868

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992092126U Expired - Lifetime JP2571922Y2 (ja) 1992-03-30 1992-12-21 開閉体のヒンジ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151293A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用収納ボックス
JP2012011967A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Daifuku Co Ltd 折り畳み自在な台車

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JP5149698B2 (ja) * 2008-05-21 2013-02-20 株式会社ニフコ 収納装置

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JPS52142745U (ja) * 1976-04-24 1977-10-28
JPS6171586U (ja) * 1984-10-16 1986-05-15

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JP2571922Y2 (ja) 1998-05-20

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