JPS6349918Y2 - - Google Patents

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JPS6349918Y2
JPS6349918Y2 JP1976101182U JP10118276U JPS6349918Y2 JP S6349918 Y2 JPS6349918 Y2 JP S6349918Y2 JP 1976101182 U JP1976101182 U JP 1976101182U JP 10118276 U JP10118276 U JP 10118276U JP S6349918 Y2 JPS6349918 Y2 JP S6349918Y2
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JP
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dust cover
side hinge
opening
player device
cabinet
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JP1976101182U
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JPS5320006U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はとくにダストカバーの取付個所に工
夫を凝らしたプレヤー装置に関する。
図面に依れば第1図乃至第2図において、1は
その後部上面横手方向に渡つて隆起部2を設けた
キヤビネツトであり、この隆起部2は、例えば合
成樹脂でキヤビネツト1と一体に成型ないし加工
することによつて造られている。しかしキヤビネ
ツトは別個の材質で造り、後でキヤビネツト上面
に固着するのを妨げない。3は後板を省略したダ
ストカバーであり、4はこのダストカバーを隆起
部2に開閉自在に取り付けた開閉装置である。尚
隆起部2はキヤビネツト1と別個に造り、後でキ
ヤビネツト1後部上面に固着しても良い。
第3図乃至第5図はこの考委の実施態様を示
し、図面に依ればキヤビネツト11後部上面に設
けた隆起部12の側端部には廻り止め13aを有
する取付穴13が設けられ、この取付穴13には
サイドヒンジ14がそれ自体は回転しないように
収納されている。サイドヒンジ14は頭部15a
を有するかしめピン15に、基板16、取付部1
7aを有する例えばジユラコン製の摩擦部材1
7、及びスプリングワツシヤ18の順で挿入して
端部をかしめ、摩擦部材17と基板16との間に
該摩擦部材17に環巻きさせつつ大径の捩じりコ
イルスプリング19を張設して成り、取付部17
aをダストカバー20の側板20aに設けた取付
孔20bに嵌入させ、図示してないビスによつて
両者を固着してある。その他21はキヤツプ17
bは案内溝である。
したがつてダストカバー20は摩擦部材17の
基板16に対する摩擦力と、捩じりコイルスプリ
ング19の回転トルクとの協同作用により自由角
度で停止し、その最終開き角度は案内溝17bに
嵌入している基板16の突起16aによつて規制
され、実施例では約60度である。
このように実施した場合には、サイドヒンジ1
4の本体が外部よりほとんど見えないので、プレ
ヤーの外観がシンプルになり、サイドヒンジ14
本体の仕上及び構成材料を大幅に省略できるとい
う利点がある。
第6図乃至第7図は他の実施態様を示し、図面
に依ればキヤビネツト31後端部上面に一体に設
けられた隆起部32の側端部には、上部開放の取
付穴33を設けられており、この取付穴33には
上方よりサイドヒンジ34が挿入されている。こ
のサイドヒンジ34は摩擦部材37が同時にスプ
リングケースを兼ねると共に、その基板36の両
側部より突出させた紬部36aを、取付穴33の
スリツト33aに嵌入させることにより、側方に
は抜けないようになつている。その他35はかし
めピン、38はスプリングワツシヤ、39は捩じ
りコイルスプリング、40はダストカバー、40
aは側板、41はキヤツプである。
したがつてダストカバー40は摩擦部材37の
基板36に対する摩擦力と、捩じりコイルスプリ
ング39の回転トルクとの協同作用により自由角
度で停止し、その最終開き角度は案内溝37aに
嵌入している基板36の突起によつて規制されて
いる。そして基板36の左右に延びた紬部36a
が取付穴33に設けたスリツト33aに嵌入して
いることにより、サイドヒンジは上方には抜ける
が側方には抜けない。
このように実施した場合には、ダストカバー4
0をサイドヒンジ34毎に極めて簡単に隆起部3
2に設けた取付穴33より着脱することができる
という利点がある。
第8図乃至第9図は他の実施態様を示し、図面
に依ればキヤビネツト51の後部上面に設けられ
た隆起部52の側端面54には、長手方向に中心
部より段付きの支軸55を突出させると共に、内
周面より半径方向にストツパー56を突設させた
同心円状の装着穴53が設けられており、この装
着穴53の内周にはストツパー56の基端部56
aを基部とする、中央部に突起57aを設けた円
弧状の板バネ57が張設されている。支軸55に
は、ライナー58が嵌着されており、このライナ
ー58は支軸55の小径部55aに嵌着されたワ
ツシヤ59とプツシユナツト60で、支軸55に
回動可能に固定されており、板バネ57の突起5
7aと嵌合する凹部58bを有している。ライナ
ー58の一部は装着穴53の入口より若干突出
し、その端面にダストカバー61の側板61aを
固着している。62はキヤツプである。
したがつて、ダストカバー61を開くと、ライ
ナー58の摺動部58aが板バネ57の突起57
aを押して摺動し、約30度の開き角度でその凹部
58bが突起57aに嵌入するので、ダストカバ
ー61はこの角度で停止する。ダストカバー61
を更に開くと、ライナー58の摺動部58aの端
部がストツパー56に当接し、その最終開き角度
を規制し、同時に該摺動部58aの他端部が板バ
ネ57の突起57aの端面の反対側に達するの
で、ダストカバー61はこの角度においても停止
状態を維持できる。
このように実施した場合には、開閉装置64を
隆起部52内に装備できると共に、ダストカバー
61を一定開き角度で停止できるという利点があ
る。
第10図は他の実施態様を示し、図面に依れば
キヤビネツト71の隆起部72の後端部上面に
は、ダストカバー73を開閉自在に支持する、例
えば実開昭48−68007号に係るリアヒンジ74が
取り付けられている。このリアヒンジ74は鰐口
型の回動金具75にダストカバー73の上板73
aを挾持して、圧縮コイルスプリング76を張設
したスプリングケース77に枢着されており、フ
リーストツプに任意角度で自由に停止できるよう
になつている。
したがつて、ダストカバー73は、圧縮コイル
スプリング76の弾力と、図示してない摩擦部材
との協同作用により任意開き角度で自由に停止す
ることができると共に、あたかも一枚の硝子板を
開くがごとくに、開いたダストカバー73の後端
部が全くキヤビネツト71後方に突出することが
ない。
第11図乃至第12図は他の実施態様を示し、
図面に依れば、キヤビネツト81上に設けられた
隆起部82の高さが先の実施態様に較べて低く、
この隆起部82の上面後側端部に突起部83が設
けられており、この突起部83に、内部にダスト
カバー84の側板84aを固着した摩擦部材85
を、スプリングワツシヤ86とワツシヤ87で挾
んでかしめピン91で回動可能に取りつけると共
に、摩擦部材85との間に捩じりコイルスプリン
グ88を張設した、例えば合成樹脂製のスプリン
グケース89の取付穴89aを着脱可能に嵌着さ
せてある。尚ダストカバー84の後部には垂下部
84bを設けてある。
したがつてこのように実施した場合には、ダス
トカバー84は、摩擦部材85とワツシヤ87と
の間の摩擦力と、捩じりコイルスプリング88の
回転トルクとの協同作用によつて任意角度で停止
でき、さらにダストカバー84をサイドヒンジ9
0毎隆起部82に対して着脱できると共に、スプ
リングケース89を直接に差込むようにしたの
で、サイドヒンジ90の取付状態が安定するとい
う利点がある。尚この実施態様において、スプリ
ングケース90の下部に突起を突設し、これを隆
起部上方に設けた挿通穴に嵌入させるようにして
も良い。
その他開閉装置には捩じりコイルスプリングを
用いたリヤヒンジを始めとする各種のヒンジが考
えられよう。
この考案は以上のように構成したので次のよう
な多面的な効果を奏することができる。
キヤビネツト後部上面横手方向に渡つて隆起
部を設けたので、開閉装置にサイドヒンジを用
いても、ダストカバーの後板を省略することが
でき、かつ塵や埃がキヤビネツト内に侵入する
ことを防止できる。
開閉装置をサイドヒンジとし、これを隆起部
内に収納したので、サイドヒンジ本体が外部よ
り見えず、キヤビネツトの外観がシンプルにな
り、さらにその構造、構成材料、及び外部の仕
上げ等を省略できることから、サイドヒンジの
製造コストを大幅に下げることができる。
開閉装置にリアヒンジを用いても、従来のよ
うにダストカバーの後端部がキヤビネツト後方
に突出することがない。
サイドヒンジをそのまま着脱可能に隆起部に
設けた取付穴に収納したので、ダストカバーを
任意に取り外して、プレヤー装置と割れ易いダ
ストカバーをその梱包時及び運搬時に別々に取
り扱かつたり、演奏を楽しむことができる。
サイドヒンジを隆起部の上面に着脱自在に取
りつけても、該隆起部により従来のように長尺
のフレームを必要としないので、サイドヒンジ
の取付状態が極めて安定し、また取り外したダ
ストカバーの後部より突出しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るプレヤーの斜視図、第
2図は同一部を省略した側面図であり、第3図は
この考案の他の実施態様を示す一部断面図、第4
図は同第3図のA−A断面図、第5図は同第3図
のB−B断面図であり、第6図は他の実施態様を
示す一部断面図、第7図は同平面図であり、第8
図は他の実施態様を示す一部断面図、第9図は同
第8図のC−C断面図であり、第10図は他の実
施態様を示す一部断面図であり、第11図は他の
実施態様を示す一部断面図、第12図は同一部を
省略した側面図である。 1,11,31,51,71,81……キヤビ
ネツト、2,21,32,52,72,82……
隆起部、3,20,40,61,73,84……
ダストカバー、4,64……開閉装置、14,3
4,90……サイドヒンジ、74……リアヒン
ジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 箱型のダストカバーの後板を削除し、キヤビ
    ネツト後部上面に前記ダストカバーの後板の部
    分を塞ぐ隆起部を横手方向に渡つて一体的に立
    設すると共に、この隆起部をそれ自身に開閉装
    置を取りつけることができ、かつ、該開閉装置
    を介して前記ダストカバーを支持することので
    きる構造と強度を有するものと成したことを特
    徴とする、プレヤー装置。 2 開閉装置がサイドヒンジである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のプレヤー装置。 3 開閉装置がリアヒンジである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のプレヤー装置。 4 サイドヒンジが隆起部に収納されている実用
    新案登録請求の範囲第2項記載のプレヤー装
    置。 5 サイドヒンジが隆起部に着脱可能に収納され
    ている実用新案登録請求の範囲第2項記載のプ
    レヤー装置。 6 サイドヒンジが隆起部内に装備されている実
    用新案登録請求の範囲第2項記載のプレヤー装
    置。 7 サイドヒンジが隆起部の上面において着脱自
    在である実用新案登録請求の範囲第2項記載の
    プレヤー装置。 8 開閉装置がフリーストツプに停止する実用新
    案登録請求の範囲第1項、第2項、第3項、第
    4項、第5項、及び第7項記載のプレヤー装
    置。
JP1976101182U 1976-07-29 1976-07-29 Expired JPS6349918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976101182U JPS6349918Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29

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JP1976101182U JPS6349918Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29

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Publication Number Publication Date
JPS5320006U JPS5320006U (ja) 1978-02-20
JPS6349918Y2 true JPS6349918Y2 (ja) 1988-12-21

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ID=28711425

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JP1976101182U Expired JPS6349918Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129594U (ja) * 1984-02-10 1985-08-30 株式会社日立製作所 極低温配管用弁の取付構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523974Y2 (ja) * 1974-03-30 1980-06-07

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JPS5320006U (ja) 1978-02-20

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