JPS5840210Y2 - ロツカ−等庫体扉の仮止め装置 - Google Patents
ロツカ−等庫体扉の仮止め装置Info
- Publication number
- JPS5840210Y2 JPS5840210Y2 JP3898280U JP3898280U JPS5840210Y2 JP S5840210 Y2 JPS5840210 Y2 JP S5840210Y2 JP 3898280 U JP3898280 U JP 3898280U JP 3898280 U JP3898280 U JP 3898280U JP S5840210 Y2 JPS5840210 Y2 JP S5840210Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temporary fixing
- pivot
- fixing piece
- fixing device
- pivot shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本案はロッカー等庫体扉の仮止め装置に関し、更に詳し
くは扉の開放側縁部に取付けられる把手枠に施錠装置と
共に付設され庫体の開口側縁に設けた掛止部との弾力的
掛支によって扉の閉止状態を仮保持可能とした仮止め片
の当該把手枠への取付構造に関し、構成簡単、取付は作
業容易な取付構造を提供することを目的とする。
くは扉の開放側縁部に取付けられる把手枠に施錠装置と
共に付設され庫体の開口側縁に設けた掛止部との弾力的
掛支によって扉の閉止状態を仮保持可能とした仮止め片
の当該把手枠への取付構造に関し、構成簡単、取付は作
業容易な取付構造を提供することを目的とする。
従来の仮止め片の取付構造は、当該仮止め片を枢支する
枢軸を把手枠の取付部に貫通させて一端突出部分をカシ
メ止めしていた為に当該枢軸の取付部への貫通、カシメ
止め及び貫通孔の形成が面倒で構成、組立てを複雑にし
てコストが嵩む欠点があった。
枢軸を把手枠の取付部に貫通させて一端突出部分をカシ
メ止めしていた為に当該枢軸の取付部への貫通、カシメ
止め及び貫通孔の形成が面倒で構成、組立てを複雑にし
てコストが嵩む欠点があった。
本案はこのような欠点を解消しようというもので、その
要旨とする点は仮止め片３枢支用の枢軸２を把手枠１に
取付けるに際して従来のように枢軸の貫通、カシメ付け
は一切利用せずに支持片４，４に形成した凹部５，５に
枢軸２を単に嵌合させ該枢軸に捲回したバネ６の弾力で
゛もって凹部５，５からの脱落を防止した点にある。
要旨とする点は仮止め片３枢支用の枢軸２を把手枠１に
取付けるに際して従来のように枢軸の貫通、カシメ付け
は一切利用せずに支持片４，４に形成した凹部５，５に
枢軸２を単に嵌合させ該枢軸に捲回したバネ６の弾力で
゛もって凹部５，５からの脱落を防止した点にある。
以下本案を添付図面にて詳説すれば、仮止め片３は第１
図に示すように扉の開放側縁に近接した位置に取付けら
れる把手枠１の裏面に突設した面支持片４，４間に介在
設置され、面支持片の凹部５゜５に嵌合した枢軸２にて
回転可能に枢支されるとともに該枢軸２に捲回したバネ
６によって先端掛止部３′を外方即ち庫体の開口側縁に
形成した掛止部との掛支方向へ常時付勢されており、こ
のバネ６の弾力は凹部５，５からの枢軸２の脱落防止に
利用し得るように構成されている。
図に示すように扉の開放側縁に近接した位置に取付けら
れる把手枠１の裏面に突設した面支持片４，４間に介在
設置され、面支持片の凹部５゜５に嵌合した枢軸２にて
回転可能に枢支されるとともに該枢軸２に捲回したバネ
６によって先端掛止部３′を外方即ち庫体の開口側縁に
形成した掛止部との掛支方向へ常時付勢されており、こ
のバネ６の弾力は凹部５，５からの枢軸２の脱落防止に
利用し得るように構成されている。
例えばバネ６の両道端６’、６’を第２図に示すように
仮止め片３の回り止め突起３ａと把手枠１の裏面に弾力
的に当接させることによって該仮止め片３に図中矢印Ｐ
方向への付勢力を与えて前記庫体の掛止部に弾力的に掛
支し得るようにするとともに図中矢印Ｑ方向へもバネ６
の弾力を働せて仮止め片３を枢支する枢軸２を支持片４
の凹部５内に押圧し得るようになしており、従って枢軸
２はバネ６の弾力によって該枢軸に加わる付勢力の方向
のみに止め片４′を設ければ当該止め片４′によって完
全に脱落が防止されることになり、従来構成の如く枢軸
貫通用の孔を形成する必要は全くなく第２図に示すよう
に一端開放とした切欠凹部５を支持片４，４に形成して
枢軸２を単に嵌合させバネ５の弾力によって保持すれば
枢軸２の取付けを容易にし脱落のおそれも全くない。
仮止め片３の回り止め突起３ａと把手枠１の裏面に弾力
的に当接させることによって該仮止め片３に図中矢印Ｐ
方向への付勢力を与えて前記庫体の掛止部に弾力的に掛
支し得るようにするとともに図中矢印Ｑ方向へもバネ６
の弾力を働せて仮止め片３を枢支する枢軸２を支持片４
の凹部５内に押圧し得るようになしており、従って枢軸
２はバネ６の弾力によって該枢軸に加わる付勢力の方向
のみに止め片４′を設ければ当該止め片４′によって完
全に脱落が防止されることになり、従来構成の如く枢軸
貫通用の孔を形成する必要は全くなく第２図に示すよう
に一端開放とした切欠凹部５を支持片４，４に形成して
枢軸２を単に嵌合させバネ５の弾力によって保持すれば
枢軸２の取付けを容易にし脱落のおそれも全くない。
尚、面支持片４，４の何れか片方又は両方の対向側面適
所には段部７を形成し上記仮止め片３の回り止め突起３
ａを当接し得るようになしているが、該段部７と回り止
め突起３ａの当接は前記したバネ６の弾力による枢軸２
の保持が可能な構成即ち仮止め片３及び枢軸２に加わる
矢印Ｑ方向への付勢力が段部７と回り止め突起３ａとの
当接によって消滅しないように両者の接合面Ｒが矢印Ｑ
と平行となるように構成する。
所には段部７を形成し上記仮止め片３の回り止め突起３
ａを当接し得るようになしているが、該段部７と回り止
め突起３ａの当接は前記したバネ６の弾力による枢軸２
の保持が可能な構成即ち仮止め片３及び枢軸２に加わる
矢印Ｑ方向への付勢力が段部７と回り止め突起３ａとの
当接によって消滅しないように両者の接合面Ｒが矢印Ｑ
と平行となるように構成する。
図中８は把手枠１に取付けた施錠装置を示し、把手枠１
は扉の開放側縁部に形成した切欠開口に嵌合して表面側
のカバー９とともに螺子止めして取付けられる。
は扉の開放側縁部に形成した切欠開口に嵌合して表面側
のカバー９とともに螺子止めして取付けられる。
以上のようになる本案の仮止め装置は、本来仮止め片３
を庫体内掛止部との掛止方向に付勢する為のバネ６の弾
力を利用して仮止め片３枢支用の枢軸２を支持片４，４
に保持させるようにしたので当該支持片６，６には従来
構造のように枢軸貫通用の孔を形成することなく単に切
欠凹部５，５を形成すればよく仮止め片３の取付けに当
っては枢軸２に取付けた仮止め片３を面支持片４，４間
に介在させ枢軸２を切欠凹部５，５に嵌合し該枢軸に捲
回したバネ６に所定方向に弾力を伝え得るようになすだ
けで簡単に仮止め片３の把手枠１への取付けが行え、従
来のように枢軸２を把手枠１の取付部に貫通させ、一端
をカシメ止約する手間が一切不要である。
を庫体内掛止部との掛止方向に付勢する為のバネ６の弾
力を利用して仮止め片３枢支用の枢軸２を支持片４，４
に保持させるようにしたので当該支持片６，６には従来
構造のように枢軸貫通用の孔を形成することなく単に切
欠凹部５，５を形成すればよく仮止め片３の取付けに当
っては枢軸２に取付けた仮止め片３を面支持片４，４間
に介在させ枢軸２を切欠凹部５，５に嵌合し該枢軸に捲
回したバネ６に所定方向に弾力を伝え得るようになすだ
けで簡単に仮止め片３の把手枠１への取付けが行え、従
来のように枢軸２を把手枠１の取付部に貫通させ、一端
をカシメ止約する手間が一切不要である。
第１図は本案仮止め装置を付設した把手枠の一例を示す
正面図、第２図は第１図中のＸ−Ｘ断面図である。
正面図、第２図は第１図中のＸ−Ｘ断面図である。
Claims (1)
- 把手枠１の所定位置に形成した支持片４，４間において
仮止め片３を回転可能に枢支すべき枢軸２を面支持片に
形成した凹部５，５間に嵌合し、仮止め片３を庫体内掛
止部とめ掛支方向へ常時付勢するとともに枢軸２を凹部
５，５内方向へ押込み付勢する為のバネ６を枢軸２に捲
回して設けてなるロッカー等庫体扉の仮止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3898280U JPS5840210Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | ロツカ−等庫体扉の仮止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3898280U JPS5840210Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | ロツカ−等庫体扉の仮止め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56140661U JPS56140661U (ja) | 1981-10-23 |
| JPS5840210Y2 true JPS5840210Y2 (ja) | 1983-09-09 |
Family
ID=29634466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3898280U Expired JPS5840210Y2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | ロツカ−等庫体扉の仮止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840210Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-24 JP JP3898280U patent/JPS5840210Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56140661U (ja) | 1981-10-23 |
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