JPH036235Y2 - - Google Patents

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JPH036235Y2
JPH036235Y2 JP9258785U JP9258785U JPH036235Y2 JP H036235 Y2 JPH036235 Y2 JP H036235Y2 JP 9258785 U JP9258785 U JP 9258785U JP 9258785 U JP9258785 U JP 9258785U JP H036235 Y2 JPH036235 Y2 JP H036235Y2
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JP
Japan
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inner case
cut plate
fire cut
hinge pin
ashtray
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JP9258785U
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JPS61207195U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用灰皿のフアイヤーカツトプ
レートの取付構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、第6図及び第7図に示すような自動車用
灰皿においては、両側のフランジ1,1がボデイ
側に設けたアウターケース(不図示)に押込、引
出可能に支持されるインナーケース2に、ヒンジ
ピン3によつてフアイヤーカツトプレート4を揺
動可能に軸支し、このフアイヤーカツトプレート
4をコイルばね5で上方に付勢するようにしたも
のが提案されている(例えば、実公昭51−18153
号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記の灰皿においては、インナーケ
ース2の両側壁7,7に貫通穴8,8が設けら
れ、ヒンジピン3をインナーケース2の外方から
一方の貫通穴8に挿通し、引続きコイルばね5及
びフアイヤーカツトプレート4に設けた断面円弧
状のカーリング部10,10の穴に挿通し、更に
インナーケース2の他方の貫通穴8に挿通してフ
アイヤーカツトプレート4を取り付けるようにな
つているが、かかる取付け法によれば、貫通穴
8,8、コイルばね5及びカーリング部10,1
0の穴の芯合せをした上で、ヒンジピン3を順次
夫々に挿通しなければならないので、取付け作業
が極めて煩雑化するという問題がある。
又、フアイヤーカツトプレート4を組み付けた
後に、貫通穴8,8に接着剤11,11を充填し
てヒンジピン3に抜止めを施しているが、かかる
抜止め法は接着剤の使用によつてコスト高になる
ばかりでなく、抜止めの信頼性も乏しいという不
具合があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、以上のような不具合を回避しうるフ
アイヤーカツトプレートの取付構造を提供するこ
とを目的とし、具体的には、 ボデイ側に設けられたアウターケースと、アウ
ターケースに引出可能に支持されたインナーケー
スと、ヒンジピンによつてインナーケースに揺動
自在に支持されたフアイヤーカツトプレートから
なる自動車用灰皿において、上記ヒンジピンの両
端にクリツプが取り付けられ、該クリツプが、イ
ンナーケースの両側に形成された溝部に押し込ま
れて固定されることを特徴としている。
〔考案の作用及び効果〕
上記したような本考案に係る構成によれば、予
めフアイヤーカツトプレートにヒンジピンを挿通
して、ヒンジピンの両端にクリツプを嵌め込んだ
後、クリツプをインナーケースの溝部に押し込む
だけで、フアイヤーカツトプレートをインナーケ
ースに取り付けることができるから、取付け作業
が極めて簡素化される。すなわち、本考案によれ
ば、ヒンジピンをインナーケースの貫通穴等に挿
入させる必要がない。
又、インナーケースには、ヒンジピン挿通用の
貫通穴が設けられないから、ヒンジピンの抜けも
発生せず、装置の信頼性が向上する。更に、クリ
ツプによるヒンジピンの保持も強固であるから接
着剤が不要となるので、コスト安となる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図に示すように、本実施例に係
る自動車用灰皿は、従来例と同様に、ボデイ側に
固定されたアウターケース(不図示)と、該アウ
ターケースに、両側のフランジ13,13で押
込、引出可能に支持されるインナーケース14
と、ヒンジピン15によつてインナーケース14
に揺動自在に取り付けられたフアイヤーカツトプ
レート16とで、基本的に構成されている。
上記フアイヤーカツトプレート16には、同芯
の穴を有する1対の断面円弧状のカーリング部1
7,17と、フアイヤーカツトプレート16の上
方への最大回動角を規制するストツパ部18が設
けられ、上記ヒンジピン15は、カーリング部1
7,17の穴とねじりコイルばね19とに挿通さ
れるとともに、ヒンジピン15の両端部には、ク
リツプ20(第3図参照)が断面円弧状の保持部
21,21で嵌合されて、取り付けられている。
インナーケース14の両側壁22,22の対応
位置には、1対の外方への膨出部23,23が形
成され、各膨出部23に対応する側壁22内に
は、溝部24が穿設されている。この溝部24
は、第4図及び第5図に示すように、ヒンジピン
15の逃げ用の浅底部25と、クリツプ20の脚
部26,26が内方に撓められた状態で押し込ま
れて嵌合される深底部27からなり、クリツプ2
0は、脚部26,26がそれ自体の付勢力によつ
て上記深底部27の両側部に弾性的に圧接するこ
とにより、インナーケース14に固定される。な
お、上記一方の脚部26には、上記深底部27か
らの脚部26の抜けを防止するための爪28を突
設するのが好ましい。
クリツプ20,20が溝部24,24に嵌合・
固定された状態で、上記コイルばね19は、その
一端がフアイヤーカツトプレート16の下面に掛
け止められ、他端がインナーケース14の側壁2
2の内面側に設けられた係止部29に掛け止めら
れて、フアイヤーカツトプレート16を上方へ付
勢する。
以上の実施例に係る自動車用灰皿は、インナー
ケース14の引出時には、フアイヤーカツトプレ
ート16が上方へ跳ね上げられる一方、インナー
ケース14の挿入に伴い、フアイヤーカツトプレ
ート16が下方へ揺動されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る自動車用灰皿
の分解斜視図、第2図は、第1図の自動車用灰皿
の横断面図、第3図は、第1図の自動車用灰皿に
おけるクリツプの斜視図、第4図は、第1図の自
動車用灰皿の要部拡大横断面図、第5図は、第2
図中の−線に沿う拡大断面図、第6図は、従
来の自動車用灰皿の斜視図、第7図は、第6図中
の−線に沿う拡大断面図である。 14……インナーケース、15……ヒンジピ
ン、16……フアイヤーカツトプレート、20…
…クリツプ、24……溝部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボデイ側に設けられたアウターケースと、該ア
    ウターケースに引出可能に支持されたインナーケ
    ースと、ヒンジピンによつてインナーケースに揺
    動自在に支持されたフアイヤーカツトプレートと
    からなる自動車用灰皿において、 上記ヒンジピンの両端にはクリツプが取り付け
    られ、該クリツプが、インナーケースの両側に形
    成された溝部に押し込まれて固定されるようにな
    つていることを特徴とする自動車用灰皿のフアイ
    ヤーカツトプレートの取付構造。
JP9258785U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH036235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9258785U JPH036235Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9258785U JPH036235Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61207195U JPS61207195U (ja) 1986-12-27
JPH036235Y2 true JPH036235Y2 (ja) 1991-02-18

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ID=30649518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9258785U Expired JPH036235Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JP (1) JPH036235Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0533390Y2 (ja) * 1989-02-17 1993-08-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61207195U (ja) 1986-12-27

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