JPH0223873Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223873Y2 JPH0223873Y2 JP1985128304U JP12830485U JPH0223873Y2 JP H0223873 Y2 JPH0223873 Y2 JP H0223873Y2 JP 1985128304 U JP1985128304 U JP 1985128304U JP 12830485 U JP12830485 U JP 12830485U JP H0223873 Y2 JPH0223873 Y2 JP H0223873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- support
- pad
- clip
- pad clip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案はデイスクブレーキ用のパツドクリツプ
に関するものである。
に関するものである。
従来よりデイスクブレーキにおける摩擦パツド
の支持に関して種々のパツドクリツプが提供され
ている。
の支持に関して種々のパツドクリツプが提供され
ている。
第３図はこのようなパツドクリツプの一例につ
いて示しており、例えばロータ（不図示）の縁部
の一部を跨ぐように配設固定された一般的なサポ
ートの開口側面部に、摩擦パツド（不図示）をロ
ータ軸方向摺動可能に支持するための突起２を設
け、この突起を図の上下方向に所定の挾み代で弾
着挾持するコ字状の屈曲部５をもつたパツドクリ
ツプを組付けさせるようにしたものである。
いて示しており、例えばロータ（不図示）の縁部
の一部を跨ぐように配設固定された一般的なサポ
ートの開口側面部に、摩擦パツド（不図示）をロ
ータ軸方向摺動可能に支持するための突起２を設
け、この突起を図の上下方向に所定の挾み代で弾
着挾持するコ字状の屈曲部５をもつたパツドクリ
ツプを組付けさせるようにしたものである。
なお、図は便宜上ロータ周方向に関して対称的
なサポート構造の一部を示しており、またロータ
の他側にもサポート１の繋ぎ部３を介して連結さ
れた同様形状のサポート構造が設けられているも
のとする。
なサポート構造の一部を示しており、またロータ
の他側にもサポート１の繋ぎ部３を介して連結さ
れた同様形状のサポート構造が設けられているも
のとする。
ところでこのようなパツドクリツプ４にあつて
は、例えばその一部に摩擦パツドのガタ止めのた
めの弾性係合部６を一体に設けておくと、その弾
性係合部６に図示Ｐ方向の力が作用すると、パツ
ドクリツプの位置ずれ、脱落等を招くことがあ
り、特に組付け性に難を生じていた。
は、例えばその一部に摩擦パツドのガタ止めのた
めの弾性係合部６を一体に設けておくと、その弾
性係合部６に図示Ｐ方向の力が作用すると、パツ
ドクリツプの位置ずれ、脱落等を招くことがあ
り、特に組付け性に難を生じていた。
また別に実開昭58−167328号によつて示される
ような、パツド押えのフツク部をサポートに引掛
けて抜止めするようにしたものも提案されている
が、この形状のパツドクリツプでは、その組付け
作業の際にガイドをなすものがなく、作業性が悪
いという難があつた。
ような、パツド押えのフツク部をサポートに引掛
けて抜止めするようにしたものも提案されている
が、この形状のパツドクリツプでは、その組付け
作業の際にガイドをなすものがなく、作業性が悪
いという難があつた。
本考案は以上のような観点からなされたもので
あり、その目的は、組立て作業性に優れ、しかも
パツド組付によつても位置ずれ、脱落の虞れがな
いパツドクリツプを提供するところにある。
あり、その目的は、組立て作業性に優れ、しかも
パツド組付によつても位置ずれ、脱落の虞れがな
いパツドクリツプを提供するところにある。
また本考案の別の目的は、前記組付け作業性の
改善のために、パツドクリツプの機能部分の一部
を組付けガイドに利用した構成のものを提供する
ところにある。
改善のために、パツドクリツプの機能部分の一部
を組付けガイドに利用した構成のものを提供する
ところにある。
また更に本考案の別の目的は、組付け状態が経
時的にも安定して得られ、長期に渡つて使用でき
るパツドクリツプを提供するところにある。
時的にも安定して得られ、長期に渡つて使用でき
るパツドクリツプを提供するところにある。
而して前記した種々の目的を実現するためにな
された本考案よりなるパツドクリツプの特徴は、
ロータの外周縁を跨いで該ロータの両側夫々摩擦
パツド支持部をもつサポートに組付けられるパツ
ドクリツプであつて、前記サポートのロータ跨ぎ
部のロータ径方向外側面に係合する繋ぎ部と、こ
の繋ぎ部のロータ軸方向両端部から夫々ロータ径
内方向に垂下延設され、サポートの摩擦パツドと
の凹凸嵌合部に嵌着される嵌着部を有する一対の
弾性腕部と、前記繋ぎ部のロータ軸方向略中央部
から前記サポートのロータ跨ぎ部の内側面に沿つ
て延出され、かつ先端部にサポートの窪み部と抜
け止め係合するフツクをもつ抜け止め腕とを備え
たところにある。
された本考案よりなるパツドクリツプの特徴は、
ロータの外周縁を跨いで該ロータの両側夫々摩擦
パツド支持部をもつサポートに組付けられるパツ
ドクリツプであつて、前記サポートのロータ跨ぎ
部のロータ径方向外側面に係合する繋ぎ部と、こ
の繋ぎ部のロータ軸方向両端部から夫々ロータ径
内方向に垂下延設され、サポートの摩擦パツドと
の凹凸嵌合部に嵌着される嵌着部を有する一対の
弾性腕部と、前記繋ぎ部のロータ軸方向略中央部
から前記サポートのロータ跨ぎ部の内側面に沿つ
て延出され、かつ先端部にサポートの窪み部と抜
け止め係合するフツクをもつ抜け止め腕とを備え
たところにある。
本考案のパツドクリツプが用いられるサポート
は、例えばロータの両側回転面に夫々平行し、ロ
ータの径外方向に向つて開放した摩擦パツド収容
支持のための開口をもつた形状のものが代表的に
挙げられるか、これらロータ両側の開口形状は同
じであつても異なつていてもよく、要は摩擦パツ
ドのロータ周方向両側部夫々の全部又は一部を、
凹凸嵌合によつてロータ軸方向に摺動可能に支持
する形式のものであればよい。
は、例えばロータの両側回転面に夫々平行し、ロ
ータの径外方向に向つて開放した摩擦パツド収容
支持のための開口をもつた形状のものが代表的に
挙げられるか、これらロータ両側の開口形状は同
じであつても異なつていてもよく、要は摩擦パツ
ドのロータ周方向両側部夫々の全部又は一部を、
凹凸嵌合によつてロータ軸方向に摺動可能に支持
する形式のものであればよい。
またパツドクリツプの一対の弾性腕部はロータ
を挾んで対称的であつても、非対称的であつても
よく、要はこの弾性腕部が関係的に係合するサポ
ートの形状と対応していればよい。更にまた一対
の弾性腕部には、摩擦パツドのガタ止めのための
バネ部が設けられるのが通常である。
を挾んで対称的であつても、非対称的であつても
よく、要はこの弾性腕部が関係的に係合するサポ
ートの形状と対応していればよい。更にまた一対
の弾性腕部には、摩擦パツドのガタ止めのための
バネ部が設けられるのが通常である。
〔考案の実施例〕
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明
する。
する。
第１図は本考案の一実施例のパツドクリツプの
単品斜視図を示し、また第２図はサポートへの組
付け状態を示している。
単品斜視図を示し、また第２図はサポートへの組
付け状態を示している。
これらの図において、１はサポートであり、摩
擦パツド１０を収容する開口に臨む側面には、摩
擦パツド１０のロータ周方向側面の凹部１１と凹
凸嵌合する突起２が設けられており、またロータ
の外縁部を跨いで両側のサポート構造部分を跨ぎ
部３によつて連結してなつている。
擦パツド１０を収容する開口に臨む側面には、摩
擦パツド１０のロータ周方向側面の凹部１１と凹
凸嵌合する突起２が設けられており、またロータ
の外縁部を跨いで両側のサポート構造部分を跨ぎ
部３によつて連結してなつている。
２１は本例のパツドクリツプであり、サポート
の跨ぎ部３のロータ径方向外側面に係合する繋ぎ
部２２と、この繋ぎ部２２の両端夫々から、サポ
ート開口側壁に概ね沿つてロータ軸内方向に延設
された弾性腕部２３，２３と、繋ぎ部２２のロー
タ軸方向略中央部より、前記サポート跨ぎ部のロ
ータ径方向内側に沿つて延出され、かつその先端
にフツク２５の形成された抜け止め腕２４をから
なつており、前記弾性腕部２３には、サポートの
突起２と嵌着するコ字状の屈曲部２６、および摩
擦パツド１０にそのガタ止めのために係合するバ
ネ部２７とが設けられている。
の跨ぎ部３のロータ径方向外側面に係合する繋ぎ
部２２と、この繋ぎ部２２の両端夫々から、サポ
ート開口側壁に概ね沿つてロータ軸内方向に延設
された弾性腕部２３，２３と、繋ぎ部２２のロー
タ軸方向略中央部より、前記サポート跨ぎ部のロ
ータ径方向内側に沿つて延出され、かつその先端
にフツク２５の形成された抜け止め腕２４をから
なつており、前記弾性腕部２３には、サポートの
突起２と嵌着するコ字状の屈曲部２６、および摩
擦パツド１０にそのガタ止めのために係合するバ
ネ部２７とが設けられている。
なお、弾性腕部２３には、ロータ軸方向に一定
の厚みをもつように形成されているサポートを、
厚み方向に挾持又は片面に係合する適宜の位置決
め爪２８，２９が設けられている。
の厚みをもつように形成されているサポートを、
厚み方向に挾持又は片面に係合する適宜の位置決
め爪２８，２９が設けられている。
前記パツドクリツプ２１の抜止め腕先端のフツ
ク２５は、サポート跨ぎ部３の内側面に対応形成
された窪み部３ａに嵌着されるようになつてい
る。サポートの窪み部３ａは適宜の形状は、既存
のサポートにおいて設けられている部分があれば
それを利用してもよいし、別に新たに設けてもよ
い。
ク２５は、サポート跨ぎ部３の内側面に対応形成
された窪み部３ａに嵌着されるようになつてい
る。サポートの窪み部３ａは適宜の形状は、既存
のサポートにおいて設けられている部分があれば
それを利用してもよいし、別に新たに設けてもよ
い。
以上のようなパツドクリツプによれば、組付け
に際して繋ぎ部２２と抜け止め腕部２４の２股状
の拡がりで、サポートの跨ぎ部を挾み込みするよ
うにした後、これを押込みすれば、コ字状屈曲部
２６とサポート突起２との嵌着、抜け止め腕部先
端のフツク２５とサポート窪み部３ａとの嵌合が
円滑に行なわれ、したがつて作業者は片手でこの
作業操作を行なうことも可能になるなどその作業
性は極めて簡便となる。
に際して繋ぎ部２２と抜け止め腕部２４の２股状
の拡がりで、サポートの跨ぎ部を挾み込みするよ
うにした後、これを押込みすれば、コ字状屈曲部
２６とサポート突起２との嵌着、抜け止め腕部先
端のフツク２５とサポート窪み部３ａとの嵌合が
円滑に行なわれ、したがつて作業者は片手でこの
作業操作を行なうことも可能になるなどその作業
性は極めて簡便となる。
また組付け後は、摩擦パツド１０がバネ部２７
に係合しても、フツク２５およびコ字状屈曲部夫
夫のサポートとの組付き合いによつてパツドクリ
ツプの位置ずれ、ローター周方向の脱落の虞れは
ないという効果も得られ、かつこの組付き合い
は、経時的にも殆んど変化することなく安定して
保持されるという利点もある。
に係合しても、フツク２５およびコ字状屈曲部夫
夫のサポートとの組付き合いによつてパツドクリ
ツプの位置ずれ、ローター周方向の脱落の虞れは
ないという効果も得られ、かつこの組付き合い
は、経時的にも殆んど変化することなく安定して
保持されるという利点もある。
以上述べた如く、本考案よりなるパツドクリツ
プは、組付け作業が良好に得られ、位置ずれ脱落
の虞れがその組付け時および使用中においても殆
んどないという効果があり、その実用上の利益は
極めて大きいものである。
プは、組付け作業が良好に得られ、位置ずれ脱落
の虞れがその組付け時および使用中においても殆
んどないという効果があり、その実用上の利益は
極めて大きいものである。
第１図は本考案よりなるパツドクリツプの一実
施例を示す斜視図、第２図は同パツドクリツプの
サポートへの組付け状態図、第３図は従来のパツ
ドクリツプのサポートへの組付け状態図を示して
いる。 １……サポート、２……突起、３……跨ぎ部、
３ａ……窪み部、５……パツドクリツプ、１０…
…摩擦パツド、１１……凹部、２１……パツドク
リツプ、２２……繋ぎ部、２３……弾性腕部、２
４……抜け止め腕部、２５……フツク、２６……
コ字状屈曲部、２７……バネ部。
施例を示す斜視図、第２図は同パツドクリツプの
サポートへの組付け状態図、第３図は従来のパツ
ドクリツプのサポートへの組付け状態図を示して
いる。 １……サポート、２……突起、３……跨ぎ部、
３ａ……窪み部、５……パツドクリツプ、１０…
…摩擦パツド、１１……凹部、２１……パツドク
リツプ、２２……繋ぎ部、２３……弾性腕部、２
４……抜け止め腕部、２５……フツク、２６……
コ字状屈曲部、２７……バネ部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ロータの外周縁を跨いで該ロータの両側夫々
に摩擦パツド支持部をもちサポートに組付けら
れるパツドクリツプであつて、前記サポートの
ロータ跨ぎ部のロータ径外方向外側面に係合す
る繋ぎ部と、この繋ぎ部のロータ軸方向両端部
から夫々ロータ径内方向に垂下延設され、サポ
ートの摩擦パツドとの凹凸嵌合部に嵌着される
嵌着部を有する一対の弾性腕部と、前記繋ぎ部
のロータ軸方向略中央部から前記サポートのロ
ータ跨ぎ部の内側面に沿つて延出され、かつ先
端部にサポートの窪み部と抜け止め係合するフ
ツクをもつ抜け止め腕とを備えたことを特徴と
するデイスクブレーキ用のパツドクリツプ。 (2) 一対の弾性腕部が、摩擦パツドを押圧するバ
ネ部をもつことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第(1)項に記載したデイスクブレーキ用の
パツドクリツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985128304U JPH0223873Y2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985128304U JPH0223873Y2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6235130U JPS6235130U (ja) | 1987-03-02 |
| JPH0223873Y2 true JPH0223873Y2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=31023856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985128304U Expired JPH0223873Y2 (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0223873Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2544926Y2 (ja) * | 1990-11-15 | 1997-08-20 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ |
| JP5087491B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2012-12-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ディスクブレーキ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024943B2 (ja) * | 1977-09-16 | 1985-06-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 磁気刷子現像装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56122832U (ja) * | 1980-02-20 | 1981-09-18 | ||
| JPS6024943U (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-20 | 日信工業株式会社 | 車両用デイスクブレ−キ装置のリテ−ナ兼パツドスプリング |
-
1985
- 1985-08-22 JP JP1985128304U patent/JPH0223873Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024943B2 (ja) * | 1977-09-16 | 1985-06-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 磁気刷子現像装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6235130U (ja) | 1987-03-02 |
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