JPH0435234Y2 - - Google Patents

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JPH0435234Y2
JPH0435234Y2 JP1984184960U JP18496084U JPH0435234Y2 JP H0435234 Y2 JPH0435234 Y2 JP H0435234Y2 JP 1984184960 U JP1984184960 U JP 1984184960U JP 18496084 U JP18496084 U JP 18496084U JP H0435234 Y2 JPH0435234 Y2 JP H0435234Y2
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JP
Japan
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leaf spring
lamp
locking
mounting structure
holding part
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JP1984184960U
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JPS61100805U (ja
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の技術分野〉 この考案は、車輌用灯具の取付構造、特に灯具
後面に取り付けた板ばねを介して灯具を車体に取
り付けるタイプの取付構造に関する。
〈従来技術とその問題点〉 第4図および第5図には、このようなタイプの
取付構造を備えた灯具の一例が示されている。こ
の灯具はルームランプで、開口部にレンズ1を保
持した長方形のカバー2の後面にハウジング3が
固定され、ハウジング3内にランプバルブ4が配
置されている。カバー2の後面の長手方向の両側
部には、板ばね挟持部5が突出して設けられ、こ
の挟持部5に板ばね6が差し込まれて固定され
る。挟持部5は、第6に示すように、支持壁51
とこの支持壁51の両側から鉤形に延び、支持壁
51との間に係止溝52を形成するための係止壁
53とからなる。板ばね6は、挟持部5の係止溝
52内に差し込まれる基部61と、この基部に連
続する自由端側が灯具外側方向に折り返された折
り返し部62とからなる。基部61は、その両側
部の一部が灯具外側方向に切り起こされて係止片
611を形成され、その上方中央部には灯具内側
方向に向かつてストツパ片612が同様に切り起
こしにより形成されている。折り返し部62の先
端部621は、鉤形に折り曲げられている。した
がつて、この板ばね6の基部61を挟持部5の係
止溝52に差し込むと、係止片611の弾性力に
より板ばね6が挟持部5に保持される。このよう
な灯具を、第5図に示すように車体7の灯具取付
用開口縁8に板ばね6の折り返し部62を添わせ
て押し込むと、折り返し部62が撓んで押し込み
が可能となる。カバー2の縁側24が車体7に当
接すると、板ばね6の鉤形の自由先端部621が
車体7の開口縁8に係止されて、灯具の車体への
取り付けが行なわれる。
しかしながら、このような取付構造は、板ばね
6が、単にその係止片611の弾性力により挟持
部5の係止溝52内に保持されているだけなの
で、灯具の車体への着脱が繰り返されると、係止
片611の弾性力が低下して板ばね6が挟持部5
から容易に抜け出し、灯具の取り付けが不可能に
なることがあつた。
このため、板ばね6が挟持部5から抜け出さな
いように、第7図および第8図に示すように、板
ばね60の基部61に灯具内側方向にストツパ片
613を切り起こして設けるとともに、これに対
応する位置の挟持部5の支持壁51に開口511
を設けることが行なわれていた。ストツパ片61
3は、板ばね6の挿入方向が基部61に連続して
いるので、板ばね6を挟持部5の係止溝52に挿
入して押圧すると、支持壁51に押圧されて一旦
閉じた後、開口511の位置で再び広がつてその
上縁に係止される。しかしながら、このような取
付構造は、板ばね6が挟持部5から抜け出ること
が確実に防止されるものの、開口511を支持壁
51に設けるためには、カバー2のこの開口51
1に対向する部分に抜き型用の穴22を設けなけ
ればならない。カバー2の表面は、灯具の外観を
構成しているので穴22があると見栄えが悪い。
〈考案の目的〉 そこでこの考案の目的は、灯具取付用の板ばね
をその挟持部へ確実に取り付けることができ、か
つ灯具外観を損うことのない改良された車輌用灯
具の取付構造を提供することにある。
〈考案の構成〉 この考案による取付構造は、板ばね基部の背面
側に折り返し部とは反対側に折り曲げられて内側
に係止爪を設けた係止穴を有する支持片を形成す
るとともに、板ばね挟持部にこの支持片の係止穴
に嵌合可能な突起を設け、支持片の係止穴をこの
突起に圧入することにより板ばね挟持部に保持す
ることを特徴とする。
〈実施例の説明〉 第1図から第3図には、この考案の一実施例が
示されており、従来例の説明に用いた符号が同様
な部材および部位に対して用いられている。第3
図において、板ばね6は、幅広の基部61とこれ
よりも狭い折り返し部62とからなる。基部61
の背面部の中央には、折り返し部62とは反対側
に折り曲げられて内側に複数の係止爪631を設
けた係止穴63を有する係止片614が形成され
ている。この係止爪631は1つ以上あればよ
い。一方、板ばね挟持部5は、支持壁51とその
両側から一段低くなつて鉤形に延びる係止壁53
とからなり、両壁51,53により係止溝52が
形成されている。支持壁51の背面部の中央には
膨出部512が形成され、支持壁51の板ばね挿
入側の端面54の膨出部512に対応する部分に
は、板ばね6の係止穴63に嵌合可能な緩いテー
パ状の突起55が形成されている。
板ばね6の基部61を挟持部5の係止溝52内
に圧入すると、係止片614の係止穴63の内側
係止爪631が挟持部5の突起55に食い込みな
がら突起55に嵌合して保持される。
上記実施例においては、内側に係止爪631を
設けた係止穴63を有する係止片614が、板ば
ね6の基部61の背面中央部に形成されている
が、これを基部61の背面両側部に二箇所設け、
これに対応して挟持部5の突起55を二箇所設け
るようにしてもよい。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案による車輌用灯具の取
付構造は、板ばねに設けた内側に係止爪を有する
係止穴を、板ばね挟持部に設けた突起に食い込ま
せながら圧入するので、板ばねの挟持部への取り
付けが確実になる。したがつて灯具の車体への着
脱を繰り返しても、板ばねが灯具から抜け出るこ
とがない。なおこの考案は、ルームランプ以外の
同様な取付け構造を有する車輌用灯具にも適用可
能であり、同様な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す第2図の
−線に沿う断面図、第2図は、第1図の矢視
A方向の底面図、第3図は、第1図に示す実施例
の分解斜視図、第4図は従来の取付構造を示す灯
具の平面図、第5図は第4図の−線に沿う断
面図、第6図は従来の取付構造を示す分解斜視
図、第7図は従来の取付構造の他の例を示す分解
斜視図、第8図は第7図に示す従来例の断面図で
ある。 1……レンズ、2……カバー、3……ハウジン
グ、4……ランプバルブ、5……板ばね挟持部、
55……突起、6……板ばね、61……基部、6
2……折り返し部、63……係止穴、631……
係止爪、614……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯具後面に突出して設けられた板ばね挟持部
    と、前記挟持部に基部が差し込まれて固定されそ
    の自由端側に折り返し部を有する板ばねとを備
    え、前記板ばねの折り返し部を車体の開口縁に係
    止させることにより前記灯具を車体に取り付ける
    車輌用灯具の取付構造であつて、前記板ばね基部
    の背面側に前記折り返し部とは反対側に折り曲げ
    られて内側に係止爪を設けた係止穴を有する支持
    片を形成するとともに、前記板ばね挟持部に前記
    支持片の係止穴に嵌合可能な突起を設け、前記係
    止穴を前記突起に圧入することにより前記板ばね
    を前記挟持部に保持した車輌用灯具の取付構造。
JP1984184960U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0435234Y2 (ja)

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JPS61100805U JPS61100805U (ja) 1986-06-27
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JPS58174342U (ja) * 1982-05-19 1983-11-21 スズキ株式会社 自動車用室内灯の防水装置

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JPS61100805U (ja) 1986-06-27

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