JPH0755929Y2 - 外れ止め付きフック - Google Patents

外れ止め付きフック

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Publication number
JPH0755929Y2
JPH0755929Y2 JP5051093U JP5051093U JPH0755929Y2 JP H0755929 Y2 JPH0755929 Y2 JP H0755929Y2 JP 5051093 U JP5051093 U JP 5051093U JP 5051093 U JP5051093 U JP 5051093U JP H0755929 Y2 JPH0755929 Y2 JP H0755929Y2
Authority
JP
Japan
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spring
hook
tip
vine
projecting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5051093U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0713210U (ja
Inventor
真道 遠藤
Original Assignee
株式会社サンワ技研
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社サンワ技研 filed Critical 株式会社サンワ技研
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野] 本考案は、掛け外しが容易であり、掛けた物が動揺して
も脱落しない外れ止め付き壁取付けフックで、特に開閉
扉や車両内の使用に適する揺振箇所用フックである。
【0002】[従来の技術] 従来の外れ止め付き壁掛けフックは、図6に例示するよ
うに、全面下部に掛け鉤2を設けた取付け本体1の上部
に、支軸8に嵌装した蔓巻きバネ9の弾力に抗して上下
方向に回動できる開閉片7を設け、支軸8に装着した開
閉片7の上端には、開閉片7が回動した時、1端側がバ
ネ受け部10に支持される蔓巻きバネ9の他端側を押す
ためのバネ押し部7aを設けた構造である。
【0003】従って、開閉片7の回動はバネ押し部7a
を介して蔓巻きバネ9に伝達され、その蔓巻きバネ9を
嵌入させる開閉片装着部11内の機構が複雑化し、開閉
片装着部11の突出量を少なくすると蔓巻きバネ9が小
さくなって弾力が弱化する欠点があった。
【0004】[考案が解決しようとする課題] 従来の外れ止め付きフックは、動揺する扉や振動の激し
い車両内などに取付けても掛けた物が脱落しない効果は
あるが、開閉片装着部内の構造が複雑であるため、超小
型化して生産コストを低減することは困難であり、ま
た、開閉片装着部が突出するので怠匠的にも難点があっ
た。
【0005】[課題を解決するための手段] 本考案は構造が簡単で小型化が容易であり、取付け本体
内の後面側に設けたバネ嵌着穴に、両端側の二箇所を蔓
巻きし中央部と両端部を突出させた蔓巻きバネを嵌入
し、中央部又は両端部のいずれか一方を取付け本体の全
面側に突出させて形成したバネ突出部分の先端は、掛け
鉤に近接して上下に回動でき、外力が加わらない時は掛
け鉤の上端を閉鎖して掛け物の脱去を防止し、掛け外し
する時、バネ突出部分に掛け物による押圧力が加わった
時のみ、上方又は下方に回動して開放し、掛け外しを容
易にする構造である。
【0006】[作用] 全面の下部に掛け鉤を設けた取付け本体の上部側に突出
するバネ突出部分は、掛ける物による外力が加わった時
弾力に抗して下方に回動し、掛けた物を脱去する力が加
わった時弾力に抗して上方に回動する。従って、掛け物
による押圧力が作用すると、掛け鉤の上端に近接するバ
ネ突出部分の先端と掛け鉤の先端部との間隙が拡がり、
掛け物を容易に出入りさせることができる。また、掛け
物が通過するとバネ突出部分はバネの弾力によって復元
し、バネ突出部分の先端は掛け物が通過できない間隙を
保持して掛け鉤の先端部に近接する。
【0007】[実施例] 図1及び図2に示す実施例について説明する。前面の下
部に掛け鉤2を設けた取付け本体1の後面に、蓋4を備
えたバネ嵌着穴3を設ける。前面上部には前記のバネ嵌
着穴3に連通しバネ嵌着穴3よりも小さく形成されたバ
ネ突出孔5を穿設する。前記バネ嵌着穴3には、図3及
び図4、図5に示すように両端側2箇所を蔓巻きし、中
央部6aと両端部6bを突出させた蔓巻きバネ6を嵌入
し、その中央部6a又は両端部6bのいずれか一方をバ
ネ突出部分6’として、前記バネ突出孔5から取付け本
体1の前面側に突出させる。バネ突出孔5から突き出た
このバネ突出部分6’は、バネの弾力による上下回動が
できるようにし、先端を掛け鉤2の先端部に近接させ
る。
【0008】図3及び図4、図5は蔓巻きバネ6の実施
例を示し、図3は、両端部6bが蔓巻き部分の内側にな
るように両端測を1巻き以上蔓巻きし、バネ突出部分
6’となる中央部6aの先端が掛け鉤2の先端部に嵌る
ように形成した実施例である。図4は両端部6bが蔓巻
き部分の外側になるように形成した実施例であり、図5
は両端部6bをバネ突出部分6’にする場合で、中央部
6aが蔓巻き部分の内側になるように形成し、バネ突出
部分6’の先端は、掛け鉤2の先端を挾むように装置さ
れる。
【0009】本考案はこのように構成されるので、後面
を壁体等に接着すれば、バネ突出部分6’に外力が加わ
らない状態では、バネ突出部分6’の先端は掛け鉤2の
先端部に近接して閉鎖しているが、掛け物を掛ける時は
掛け物による上方向からの押圧力により、図1に点線図
示するように蔓巻きバネ6の弾力に抗して下方向に回動
するので簡単に掛けることができる。また、掛けた物を
外す時は掛け物による下方向からの押圧力により図1に
点線図示するように蔓巻きバネ6の弾力に抗して上方向
に回動するので掛けた物を簡単に脱去することができ
る。
【0010】[考案の効果] 本考案に係るフックは、掛け鉤の先端部に近接して閉鎖
しているバネ突出部分の先端が、掛ける物又は掛けた物
の押圧力により下又は上方向に回動して、掛け鉤の先端
部とバネ突出部分の先端の間隙を拡開するので、掛け物
を容易に掛け外しすることができる。また、掛け鉤に掛
けた物は、バネ突出部分で常時閉鎖されているので揺動
や振動で脱落することはない。従って、揺動や振動の激
しい扉や車両内などで使用するフックとして最適であ
る。
【0011】特に、開閉が蔓巻きバネのバネ突出部分で
行われるので、構造が極めて簡単となり、超小型化する
ことができ、また、製造コストを著しく低減することが
できる経済効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示した縦断面図である。
【図2】図1における正面図である。
【図3】両端部を内側巻きにし、中央部を前面に突出さ
せるバネ突出部分にする場合の蔓巻きバネの斜視図であ
る。
【図4】両端部を外側巻きにし、中央部をバネ突出部分
にする場合の蔓巻きバネの斜視図である。
【図5】両端部をバネ突出部分にする場合の蔓巻きバネ
の斜視図である。
【図6】従来の外れ止め突き壁掛け用フックの縦断面図
である。
【符号の説明】
1 取付け本体 2 掛け鉤 3 バネ嵌着穴 4 蓋 5 バネ突出孔 6 蔓巻きバネ 6a 中央部 6b 両端部 7 開閉片 7a バネ押し部 8 支軸 9 蔓巻きバネ 10 バネ受け部 11 開閉片装着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後面を壁体等に添着し、前面の下部に上
    向きの掛け鈎2を突設した取付け本体1において、取付
    け本体1は、後面に蓋4を備えたバネ嵌着穴3を設ける
    と共に、前面にバネ嵌着穴3に連通するバネ突出孔5を
    穿設し、前記バネ嵌着穴3に、両端側を蔓巻きし中央部
    6aと両端部6bを突出させた蔓巻きバネ6を嵌入し、
    その中央部6a又は両端部6bのいずれか一方をバネ突
    出部分6’として、前記バネ突出孔5から上下回動でき
    るように前面側に突出させ、外力が加えられない状態で
    は、先端が前記掛け鉤2の先端部に近接することを特徴
    とする外れ止め付きフック。
JP5051093U 1993-08-06 1993-08-06 外れ止め付きフック Expired - Lifetime JPH0755929Y2 (ja)

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JP5051093U JPH0755929Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 外れ止め付きフック

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JPH0713210U JPH0713210U (ja) 1995-03-07
JPH0755929Y2 true JPH0755929Y2 (ja) 1995-12-25

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JP5051093U Expired - Lifetime JPH0755929Y2 (ja) 1993-08-06 1993-08-06 外れ止め付きフック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3181887U (ja) * 2012-11-06 2013-02-28 明一 牛久保 フック
JP6078725B2 (ja) * 2012-12-21 2017-02-15 株式会社ユピテル 車載機器の支持装置

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JPH0713210U (ja) 1995-03-07

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