JPS5822410Y2 - ダストカバ−カイヘイヨウサイドヒンジ - Google Patents
ダストカバ−カイヘイヨウサイドヒンジInfo
- Publication number
- JPS5822410Y2 JPS5822410Y2 JP10349175U JP10349175U JPS5822410Y2 JP S5822410 Y2 JPS5822410 Y2 JP S5822410Y2 JP 10349175 U JP10349175 U JP 10349175U JP 10349175 U JP10349175 U JP 10349175U JP S5822410 Y2 JPS5822410 Y2 JP S5822410Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction member
- dust cover
- side plate
- liner attachment
- caulking pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はキャビネットに対して着脱自在となしたフレ
ームの上部にライナー取付部を一体的に設け、このライ
ナー取付部にダストカバーの側板に達する中空厚内の摩
擦部材を頭付きのかしめピンで回動自在に取りつけ、こ
の摩擦部材に環巻きさせた比較的大径の捩じりコイルス
プリングの一端部を該摩擦部材に係止させ、他端部をラ
イナー取付部に係止させると共に、前記摩擦部材を前記
側板に固定させ、前記かしめピンの端部と前記側板との
間に一定間隔を設けて該かしめピンに設けた雌捻子穴に
側板を介してボルトを捻子着させ、もって前記ライナー
取付部と前記摩擦部材との間の摩擦力を調節できるよう
に威したことを特徴とする、ダストカバー開閉用サイド
ヒンジに関する。
ームの上部にライナー取付部を一体的に設け、このライ
ナー取付部にダストカバーの側板に達する中空厚内の摩
擦部材を頭付きのかしめピンで回動自在に取りつけ、こ
の摩擦部材に環巻きさせた比較的大径の捩じりコイルス
プリングの一端部を該摩擦部材に係止させ、他端部をラ
イナー取付部に係止させると共に、前記摩擦部材を前記
側板に固定させ、前記かしめピンの端部と前記側板との
間に一定間隔を設けて該かしめピンに設けた雌捻子穴に
側板を介してボルトを捻子着させ、もって前記ライナー
取付部と前記摩擦部材との間の摩擦力を調節できるよう
に威したことを特徴とする、ダストカバー開閉用サイド
ヒンジに関する。
図面によ□ればＡは後下端部にアールを設けたダストカ
バー、Ｂはサイドヒンジ、Ｃはプレヤー等のキャビネッ
トである。
バー、Ｂはサイドヒンジ、Ｃはプレヤー等のキャビネッ
トである。
このキャビネットＣの後両側部上面には、取付ケース１
が埋没固着されており、この取付ケース１内部には両端
部に曲折部２を設けたサイドヒンジＢを構成するフレー
ム３が着脱自在に挿入されている。
が埋没固着されており、この取付ケース１内部には両端
部に曲折部２を設けたサイドヒンジＢを構成するフレー
ム３が着脱自在に挿入されている。
４はこのフレーム３の挿入部分の深さを規制するストッ
パーである。
パーである。
フレーム３の上部にはライナー取付部５が一体的に設け
られており、このライナー取付部５の略中央部にはかし
める側にワッシャー６を介在させてダストカバーＡの側
板ａに達する中空厚内の摩擦部材７がその厚肉の端面を
ライナー取付部５内壁に圧接させてかしめピン８によっ
て回動可能に取りつけられると共に、かしめピン８はダ
ストカバーＡの側板ａとの間に一定間隔をあけてボルト
９で゛固定されている。
られており、このライナー取付部５の略中央部にはかし
める側にワッシャー６を介在させてダストカバーＡの側
板ａに達する中空厚内の摩擦部材７がその厚肉の端面を
ライナー取付部５内壁に圧接させてかしめピン８によっ
て回動可能に取りつけられると共に、かしめピン８はダ
ストカバーＡの側板ａとの間に一定間隔をあけてボルト
９で゛固定されている。
摩擦部材７はライナー取付部５側に圧接させた側の端面
より軸方向に半円弧状の溝７ａが刻設してあり、この溝
７ａにはライナー取付部５より突設したストッパー１０
が嵌入している。
より軸方向に半円弧状の溝７ａが刻設してあり、この溝
７ａにはライナー取付部５より突設したストッパー１０
が嵌入している。
摩擦部材７の他側端面には透孔１１ ａを設けた突起１
１が隆設されており、この突起１１はダストカバーＡの
側板ａに設けた透孔１２内に嵌入されている。
１が隆設されており、この突起１１はダストカバーＡの
側板ａに設けた透孔１２内に嵌入されている。
そして摩擦部材７には比較的に大径の捩じりコイルスプ
リング１３が環巻きされており、その一端部を摩擦部材
７の突起１１に設けた透孔に嵌入させると共に、他端部
をライナー取付部５に移動調節自在に取りつけた調節捻
子１４に係止させている。
リング１３が環巻きされており、その一端部を摩擦部材
７の突起１１に設けた透孔に嵌入させると共に、他端部
をライナー取付部５に移動調節自在に取りつけた調節捻
子１４に係止させている。
したがって、ダストカバーＡはかしめピン８を回動支点
として摩擦部材７と共に回動して開閉されるが、その最
大開角度はストッパー１０が円弧状の溝７ａの終部に当
接することによって規制され、実施例では最高約７０°
である。
として摩擦部材７と共に回動して開閉されるが、その最
大開角度はストッパー１０が円弧状の溝７ａの終部に当
接することによって規制され、実施例では最高約７０°
である。
次にダストカバーＡを全開した状態でこれを斜後上方に
引張ると、サイドヒンジＢのフレーム３がキャビネット
Ｃ上に没設した取付ケース１より抜けるので゛、ダスト
カバーＡはキャビネジｔ−Ｃより取り外される。
引張ると、サイドヒンジＢのフレーム３がキャビネット
Ｃ上に没設した取付ケース１より抜けるので゛、ダスト
カバーＡはキャビネジｔ−Ｃより取り外される。
そして、取り外されたダストカバーＡは、フレーム３を
取付ケース１の入口に当てかいこれを押圧してやれば該
フレーム３はストッパー４で規制される部分まで取付ケ
ース１内に挿入されるので、キャビネジ）Ｃに再び装着
される。
取付ケース１の入口に当てかいこれを押圧してやれば該
フレーム３はストッパー４で規制される部分まで取付ケ
ース１内に挿入されるので、キャビネジ）Ｃに再び装着
される。
ダストカバーＡの回動支点はライナー取付部５に取りつ
けたかしめピン８であるので、側板ａの後部上方に位置
することになるが、その後下端部をアール状に逃がしで
あるのでその開閉に支障はなく、かつ、全開させた場合
にもその後端部がキャビネジ）Ｃの後部より突出するの
を可及的に防止できるものである。
けたかしめピン８であるので、側板ａの後部上方に位置
することになるが、その後下端部をアール状に逃がしで
あるのでその開閉に支障はなく、かつ、全開させた場合
にもその後端部がキャビネジ）Ｃの後部より突出するの
を可及的に防止できるものである。
摩擦部材７はライナー取付部５の内壁側へ所定の摩擦力
が生ずるようにかしめピン８で取りつけられているが、
かしめ圧力の誤差或いは使用にともなう摩擦等によって
摩擦力が一定しなかったり、或いは徐々に弱まる場合を
生ずる。
が生ずるようにかしめピン８で取りつけられているが、
かしめ圧力の誤差或いは使用にともなう摩擦等によって
摩擦力が一定しなかったり、或いは徐々に弱まる場合を
生ずる。
しかるに、この考案はボルト９を締めつけるとかしめピ
ン８の頭部を介してライナー取付部５の内壁が摩擦部材
７側へ圧接されるので、これにより摩擦力、即ち摩擦部
材７の回転トルクを調節できるものである。
ン８の頭部を介してライナー取付部５の内壁が摩擦部材
７側へ圧接されるので、これにより摩擦力、即ち摩擦部
材７の回転トルクを調節できるものである。
そして、この考案に係るサイドヒンジも摺動面に摩擦部
材７を介在させ、ダストカバーＡの重量とバランスさせ
た捩じりコイルスプリング１３を弾設しであるので、ダ
ストカバーＡをほとんどその重量を感じさせることなく
開閉させ、がっ、ダストカバーＡを一定範囲の中間開角
度において任意に停止保持させることができ、さらに、
急激に音を立てることなく静かに閉じさせることができ
る他、一定量角度以上でダストカバーＡの重量に勝る捩
じりコイルスプリング１３のトルクを摩擦部材７によっ
て制御させることにより、ダストカバーＡの急激な弾ね
上がりを防止することができるものである。
材７を介在させ、ダストカバーＡの重量とバランスさせ
た捩じりコイルスプリング１３を弾設しであるので、ダ
ストカバーＡをほとんどその重量を感じさせることなく
開閉させ、がっ、ダストカバーＡを一定範囲の中間開角
度において任意に停止保持させることができ、さらに、
急激に音を立てることなく静かに閉じさせることができ
る他、一定量角度以上でダストカバーＡの重量に勝る捩
じりコイルスプリング１３のトルクを摩擦部材７によっ
て制御させることにより、ダストカバーＡの急激な弾ね
上がりを防止することができるものである。
さらに、この考案は摩擦部材７とライナー取付部５との
間に比較的大径の捩じりコイルスプリング１３を弾設し
たので、捩じりコイルスプリング自体が弾力の余裕及び
その有効弾力保有領域の拡大性を持つことになり、これ
が上述したボルト９による摩擦部材７の摩擦力調節機能
と相俟って、ダストカバーＡを一定の開角度内において
任意に停止保持させる有効領域とその安定性を増大させ
ることができるものである。
間に比較的大径の捩じりコイルスプリング１３を弾設し
たので、捩じりコイルスプリング自体が弾力の余裕及び
その有効弾力保有領域の拡大性を持つことになり、これ
が上述したボルト９による摩擦部材７の摩擦力調節機能
と相俟って、ダストカバーＡを一定の開角度内において
任意に停止保持させる有効領域とその安定性を増大させ
ることができるものである。
以上詳細に説明したようにこの考案は、ダストカバーを
ヒンジごとキャビネットより自在に取り外すことができ
、ダストカバーを広い範囲の中間開角度で任意に停止保
持でき、さらにダストカバーの急激な落下・弾ね上がり
を防止できる他、摩擦部材による摩擦力、を任意に調節
できるという作用効果を奏し得る。
ヒンジごとキャビネットより自在に取り外すことができ
、ダストカバーを広い範囲の中間開角度で任意に停止保
持でき、さらにダストカバーの急激な落下・弾ね上がり
を防止できる他、摩擦部材による摩擦力、を任意に調節
できるという作用効果を奏し得る。
第１図はこの考案に係るサイドヒンジを使用したプレヤ
ーの一部欠截の正面断面図、第２図はこの考案に係るサ
イドヒンジの正面断面図、第３図は同一部を欠截した側
面図である。 Ａ・・・・・・ダストカバー、Ｂ・・・・・・サイドヒ
ンジ、Ｃ・・・・・・キャビネット、１・・・・・・取
付ケース、３・・・・・・フレーム、５・・・・・・ラ
イナー取付部、７・・・・・・摩擦部材、８・・・・・
・かしめピン、１３・・・・・・捩じりコイルスプリン
グ。
ーの一部欠截の正面断面図、第２図はこの考案に係るサ
イドヒンジの正面断面図、第３図は同一部を欠截した側
面図である。 Ａ・・・・・・ダストカバー、Ｂ・・・・・・サイドヒ
ンジ、Ｃ・・・・・・キャビネット、１・・・・・・取
付ケース、３・・・・・・フレーム、５・・・・・・ラ
イナー取付部、７・・・・・・摩擦部材、８・・・・・
・かしめピン、１３・・・・・・捩じりコイルスプリン
グ。
Claims (1)
- キャビネットに対して着脱自在となしたフレームの上部
にライナー取付部を一体的に設け、このライナー取付部
にダストカバーの側板に達する中空厚肉の摩擦部材を頭
付きのかしめピンで回動自在に取りつけ、この摩擦部材
に環巻きさせた比較的大径の捩じりコイルスプリングの
一端部を該摩擦部材に係止させ、他端部を前記ライナー
取付部に係止させると共に、前記摩擦部材を前記側板に
固定させ、前記かしめピンの端部と前記側板との間に一
定間隔を設けて該かしめピンに設けた雌捻子穴に側板を
介してボルトを捻子着させ、もって前記ライナー取付部
と前記摩擦部材との間の摩擦力を調節できるように威し
たことを特徴とする、ダストカバー開閉用サイドヒンジ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10349175U JPS5822410Y2 (ja) | 1975-07-26 | 1975-07-26 | ダストカバ−カイヘイヨウサイドヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10349175U JPS5822410Y2 (ja) | 1975-07-26 | 1975-07-26 | ダストカバ−カイヘイヨウサイドヒンジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5218368U JPS5218368U (ja) | 1977-02-09 |
| JPS5822410Y2 true JPS5822410Y2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=28584874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10349175U Expired JPS5822410Y2 (ja) | 1975-07-26 | 1975-07-26 | ダストカバ−カイヘイヨウサイドヒンジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822410Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5307432B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2013-10-02 | 株式会社岡村製作所 | フラップ扉付キャビネット |
-
1975
- 1975-07-26 JP JP10349175U patent/JPS5822410Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5218368U (ja) | 1977-02-09 |
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