JPS6019883Y2 - 蝶番 - Google Patents

蝶番

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Publication number
JPS6019883Y2
JPS6019883Y2 JP10422579U JP10422579U JPS6019883Y2 JP S6019883 Y2 JPS6019883 Y2 JP S6019883Y2 JP 10422579 U JP10422579 U JP 10422579U JP 10422579 U JP10422579 U JP 10422579U JP S6019883 Y2 JPS6019883 Y2 JP S6019883Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
hinge
eccentric pin
compression spring
stopper
Prior art date
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Expired
Application number
JP10422579U
Other languages
English (en)
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JPS5622267U (ja
Inventor
弘二 北川
Original Assignee
北川工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 北川工業株式会社 filed Critical 北川工業株式会社
Priority to JP10422579U priority Critical patent/JPS6019883Y2/ja
Publication of JPS5622267U publication Critical patent/JPS5622267U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス板扉を取付けて開閉し得る蝶番に関し、
特にその開閉回動の速さを規制し得るように構成された
蝶番に関する。
本考案の蝶番はオーデオ、バイファイセットその他の家
具のガラス板扉を開閉可能に取付けるため使用して有効
である。
ガラス板扉などを蝶番に取付けると扉を開けたときまた
は閉じたとき、その移動終端において急激に停止すると
衝撃によってガラス板扉が破損したり、蝶番を取付けた
相手部材が破損したり、さらには蝶番自体が破損するな
どの問題点があった。
このような問題点を解決するために考案された従来の蝶
番は、停止時にクッション効果をもたせる構造にするな
どともすれば構造複雑で、故障し易く耐久性に欠けるな
どの問題点があり、一方構造を簡単にした蝶番は、前記
開閉時の衝撃を十分緩和し得ないという問題点があった
また、従来のこの種の蝶番はガラス板扉を蝶番に取付け
るためにガラス板扉に特殊な加工を施す必要があり、そ
の結果取付の融通性に欠けるなどの問題点があった。
本考案はこのような事情を背景としてなされたものであ
り、本考案の目的とするところは、比較的簡単な構造で
開閉回動の速さを規制し得ると共にガラス板扉を特殊加
工を施こすことなく容易に取付は得る蝶番を提供するこ
とにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は一方にガラス板締着部2を、他方に後述する受座体
の挿入孔に嵌挿される脚部3を有する回転体で、その締
着部2は二叉板2a、2bで構成されており、二叉板2
a、2b間にガラス板5を嵌込み、例えば断面が弓形を
した金属薄片を三叉板2a、2bとガラス板5との間に
挿込んで固定できる。
従って、ガラス板に特殊な加工を施さなくてもよいので
、取付けの融通性が増す。
なお、ガラス板が大きく重い場合にはガラス板に加工を
施し第1図に示すように取付けてもよい。
すなわち、ガラス板締着部2の略中央部に三叉板2a。
2b間に架装された形態でガラス板5を固定する止ネジ
4が装備されており、この止ネジ4をガラス板5の上下
適宜位置に穿設した固定孔に貫挿し、回転体1にガラス
板5を螺締し取付ける。
尚脚部3の先端には小突起3aが設けである。
6は取付枠15に埋設固止される受座体で、−側部に上
記回転体1の脚部3が挿入される挿入孔7と、他側部に
偏心ピン10が螺嵌される挿入孔8が穿設されていると
共に、両挿入孔7,8を連絡する横孔9が穿設されてい
る。
尚挿入孔7の底部には小孔7aが穿設され上記脚部3の
小突起3aが挿嵌され回転体1を回転可能に支持してい
る。
横孔9内には圧縮ばね11とストッパ12とが配置され
ている。
すなわち、ストッパ12はその先端部を脚部3側面に当
接可能に設けられ、ストッパ12と偏心ピン10との間
に設てた圧縮ばね11によって前記脚部3に当接する方
向に押圧させると共に圧縮ばね1の一端部は偏心ピン側
面に当接するようになされている。
従って、偏心ピン10が手動操作によって回動させられ
ると、圧縮ばね11と偏心ピン10との当接点は偏心ピ
ン10の回動中心に対して変位し、その結果圧縮ばね1
1の押圧力が変化し、ストッパ12の脚部3に対する当
接圧が変化する。
従って、脚部3の回動に対する制動トルクを調節するこ
とができ、回転体1の回動抵抗を規制することが可能と
なる。
これによって回転体1に取付けられたガラス板5の開閉
時の回動抵抗を調節でき、ガラス板5が開閉時自重によ
って、急激に回動した後急停止させられたときに生ずる
衝撃を緩和できる。
また、第5図に示すように脚部3には側方に板状部が一
体に設けられ、受座体6に形成された挿入孔7の側壁部
に当接させることによって、ガラス板5を取付は得る回
転体1の開閉方向の移動停止終端が規制されるようにさ
れている。
次に本考案のガラス板5の開閉状態を第3図、第4図に
ついて説明すると、取付枠15に埋設固止した上下受座
体6にそれぞれの回転体1の脚部3を挿嵌し、ついでガ
ラス板5を嵌装する。
モして各止ネジ4をもってガラス板5を締着部2に固着
することによって、取付枠15に本考案の蝶番を介して
、ガラス板5が開閉自在に取付けられる。
従って、第4図のようにガラス板5の摘み(図示せず)
をもって自由にガラス板5を開閉することができる。
以上、片開きガラス板の下方蝶番の構成を説明したが、
片開きガラス板の上方蝶番及び両びらきガラス板のそれ
ぞれの蝶番は、前述の蝶番と同様な機能をする様に、回
転体1、受座体6が構成されることは勿論である。
以上詳記したように、本考案によればガラス板扉を取付
は得る回転体の脚部に圧縮ばねを介してストッパを押圧
当接させるようにされ、かつ圧縮ばねの押圧力は偏心ピ
ンの回動によって調整可能としているので、回転体の回
動抵抗が規制されると共に調節可能となり、その結果ガ
ラス板扉開閉時急停止した除虫ずる衝撃が緩和され、ガ
ラス板扉の破損や蝶番自体の破損、蝶番の取付相手部材
の破損などを回避できる。
また、上記のように回転体の脚部を圧縮ばねを介してス
トッパにより押圧し得るようにして上記効果を奏するよ
うにしたので、構造が比較的簡単となり、その結果故障
が少なく耐久性を向上させることが可能となる。
さらに、ガラス板扉はガラス板締着部によって取付は得
るので、ガラス板扉に取付用特殊加工を施す必要がなく
なり、取付の融通性が向上すると共に取付けが容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図
は縦断面図、第3,4図は使用状態を示す平面図、第5
図は分解斜視図である。 1・・・・・・回転体、2・・・・・・締着部、2a、
2b・・・・・・二叉板、3・・・・・・脚部、4・・
・・・・止ネジ、5・・・・・・ガラス板、6・・・・
・・受座体、7,8・・・・・・挿入孔、9・・・・・
・横L10・・・・・・偏心ピン、12・・・・・・ス
トッパ、15・・・・・・取付枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方にガラス板締着部を有する回転体の他方に脚部を突
    設し、該脚部の挿入孔と偏心ピン挿入孔を有するととも
    に、上記両挿入孔を連絡する横孔を有する取付枠に埋設
    する受座体を構成し、前記横孔内に圧縮ばねとストッパ
    とを配置しかつストッパ先端部を前記挿入孔に挿嵌され
    た脚部側面に当接させると共にストッパ後端部を圧縮ば
    ねの先端部によって押圧させ、しかも圧縮ばねの後端部
    は偏心ピン挿入孔に挿入された偏心ピン側面に当接させ
    、偏心ピンの回動によってその押圧力を調整可能とし、
    回転体の回動を規制することを特徴とする蝶番。
JP10422579U 1979-07-27 1979-07-27 蝶番 Expired JPS6019883Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10422579U JPS6019883Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 蝶番

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10422579U JPS6019883Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 蝶番

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622267U JPS5622267U (ja) 1981-02-27
JPS6019883Y2 true JPS6019883Y2 (ja) 1985-06-14

Family

ID=29336920

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JP10422579U Expired JPS6019883Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 蝶番

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Publication number Publication date
JPS5622267U (ja) 1981-02-27

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