JPH0414634Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0414634Y2 JPH0414634Y2 JP16999386U JP16999386U JPH0414634Y2 JP H0414634 Y2 JPH0414634 Y2 JP H0414634Y2 JP 16999386 U JP16999386 U JP 16999386U JP 16999386 U JP16999386 U JP 16999386U JP H0414634 Y2 JPH0414634 Y2 JP H0414634Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- hinge
- sides
- parts
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、折り畳み扉等に使用され、180度開
いた位置で両羽根部のストツパ部が相互に当接し
て開き限度を設定された扉用の蝶番に関する。
いた位置で両羽根部のストツパ部が相互に当接し
て開き限度を設定された扉用の蝶番に関する。
<従来の技術>
従来、例えば、家具や間仕切りなどにおける折
り畳み扉に使用される蝶番として、その扉の上端
と下端に取付けられ、180度開いた位置で両羽根
部のストツパ部が相互に当接して開き角度を限定
する蝶番がある。
り畳み扉に使用される蝶番として、その扉の上端
と下端に取付けられ、180度開いた位置で両羽根
部のストツパ部が相互に当接して開き角度を限定
する蝶番がある。
この種の蝶番は、第5図に示すように、水平部
31,41と垂直部32,42をもつように直角
に曲折した両側の羽根部30,40を有し、両側
の羽根部の垂直部32,42に筒状に曲折した軸
受部33,43を設け、この軸受部にピン50を
嵌挿し、両水平部31,41が180度開いた位置
で相互に当接するストツパ部34,44を設けて
構成されている。
31,41と垂直部32,42をもつように直角
に曲折した両側の羽根部30,40を有し、両側
の羽根部の垂直部32,42に筒状に曲折した軸
受部33,43を設け、この軸受部にピン50を
嵌挿し、両水平部31,41が180度開いた位置
で相互に当接するストツパ部34,44を設けて
構成されている。
<考案が解決しようとする問題>
この蝶番は、第5図の状態から矢印A方向に両
側羽根部30,40が約90度回動可能であるが、
逆にピン50とストツパ34,44の位置を支点
にして矢印B方向に大きな荷重を受けた場合、つ
まり、蝶番を無理に180度以上開こうとする大き
な力が働いた場合、ピン50と軸受部33,43
に大きな荷重がかかり、ピンや軸受部が破壊され
る問題があつた。
側羽根部30,40が約90度回動可能であるが、
逆にピン50とストツパ34,44の位置を支点
にして矢印B方向に大きな荷重を受けた場合、つ
まり、蝶番を無理に180度以上開こうとする大き
な力が働いた場合、ピン50と軸受部33,43
に大きな荷重がかかり、ピンや軸受部が破壊され
る問題があつた。
<問題を解決するための手段>
本考案は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、蝶番を無理に180度以上開こうとす
る力が働いても、容易に破壊されず、充分耐久力
をもつて使用することができる蝶番を提供するも
のである。
れたもので、蝶番を無理に180度以上開こうとす
る力が働いても、容易に破壊されず、充分耐久力
をもつて使用することができる蝶番を提供するも
のである。
このために、本考案の蝶番は、水平部と垂直部
をもつように曲折した両側の羽根部を有し、これ
ら両側の羽根部の垂直部に筒状に曲折した軸受部
を設け、軸受部に頭付ピンを嵌挿し、羽根部が開
いた位置で相互に当接するストツパ部を水平部に
設けた蝶番において、両側水平部の対向部分を前
記軸受部の上方にせりだし且つ孔を穿設して第2
軸受部が形成され、この第2軸受部に前記頭付ピ
ンを嵌挿して構成される。
をもつように曲折した両側の羽根部を有し、これ
ら両側の羽根部の垂直部に筒状に曲折した軸受部
を設け、軸受部に頭付ピンを嵌挿し、羽根部が開
いた位置で相互に当接するストツパ部を水平部に
設けた蝶番において、両側水平部の対向部分を前
記軸受部の上方にせりだし且つ孔を穿設して第2
軸受部が形成され、この第2軸受部に前記頭付ピ
ンを嵌挿して構成される。
<実施例>
以下、本考案の実施例を図面に基ずいて説明す
る。
る。
第1図は蝶番の斜視図を示し、第2図はその平
面図を、第3図は正面図を示している。この蝶番
は、両側の羽根部10,20と、これらの羽根部
を回動可能に連結する頭付ピン9とから構成さ
れ、両側の羽根部10,20は、水平部11,2
1と垂直部12,22を持つように、例えば鋼板
を直角に曲折して形成され、両側の垂直部12,
22の中間から下部にかけての対向部分に鋼板を
筒状に曲折した軸受部13,23が交互に嵌合さ
れるように形成され、これらの軸受部13,23
に上方から頭付ピン9が嵌挿される。
面図を、第3図は正面図を示している。この蝶番
は、両側の羽根部10,20と、これらの羽根部
を回動可能に連結する頭付ピン9とから構成さ
れ、両側の羽根部10,20は、水平部11,2
1と垂直部12,22を持つように、例えば鋼板
を直角に曲折して形成され、両側の垂直部12,
22の中間から下部にかけての対向部分に鋼板を
筒状に曲折した軸受部13,23が交互に嵌合さ
れるように形成され、これらの軸受部13,23
に上方から頭付ピン9が嵌挿される。
両側の水平部11,21の対向部分には、180
度開いた位置において相互に当接するストツパ部
14,24が形成される。そして、軸受部13,
23の上方における両側の垂直部12,22には
略三日月状の切欠部が開口状態で形成され、この
切欠部8の上方の両側水平部11,21には、頭
付ピン9の上部が嵌挿される第2軸受部15,2
5が形成される。この第2軸受部15,25は、
第2図に示すように、両水平部11,21の対向
部分を前方に少しせり出すと共に、重ね合せるよ
うに(例えば右側の第2軸受部25が上になるよ
うに曲折される)突出させ、重合部分に孔を穿設
して形成され、この孔に長めの頭付ピン9の上部
が挿入される。挿入された頭付ピン9の末端部は
かしめられ或はフランジ部が取着され、抜けが防
止される。このように、2枚の羽根部10,20
は通常の軸受部13,23に加え第2軸受部1
5,25をも介して頭付ピン9により連結され
る。
度開いた位置において相互に当接するストツパ部
14,24が形成される。そして、軸受部13,
23の上方における両側の垂直部12,22には
略三日月状の切欠部が開口状態で形成され、この
切欠部8の上方の両側水平部11,21には、頭
付ピン9の上部が嵌挿される第2軸受部15,2
5が形成される。この第2軸受部15,25は、
第2図に示すように、両水平部11,21の対向
部分を前方に少しせり出すと共に、重ね合せるよ
うに(例えば右側の第2軸受部25が上になるよ
うに曲折される)突出させ、重合部分に孔を穿設
して形成され、この孔に長めの頭付ピン9の上部
が挿入される。挿入された頭付ピン9の末端部は
かしめられ或はフランジ部が取着され、抜けが防
止される。このように、2枚の羽根部10,20
は通常の軸受部13,23に加え第2軸受部1
5,25をも介して頭付ピン9により連結され
る。
なお、水平部11,21には、扉へビス止めす
るための取付孔7が設けられ、また、リベツト用
の取付孔6が穿設される。そして、第4図に示す
如く、開閉両方向に付勢するねじりコイルばね5
がこのリベツト間に係止される。
るための取付孔7が設けられ、また、リベツト用
の取付孔6が穿設される。そして、第4図に示す
如く、開閉両方向に付勢するねじりコイルばね5
がこのリベツト間に係止される。
上記のように構成された蝶番は、例えば、クロ
ゼツトや間仕切り用のスライド式折り畳み扉の上
端と下端に、第4図に示すようにビス止めされ、
両側に取り付けた扉は約90度の範囲で開閉可能と
なる。
ゼツトや間仕切り用のスライド式折り畳み扉の上
端と下端に、第4図に示すようにビス止めされ、
両側に取り付けた扉は約90度の範囲で開閉可能と
なる。
この蝶番は、両側羽根部10,20が第1図の
ように180度開いた状態で、両側の扉4がクロゼ
ツトなどを閉じた状態となり、この位置はストツ
パ部14,24が当接し且つねじりコイルばね5
の付勢によつて確保される。
ように180度開いた状態で、両側の扉4がクロゼ
ツトなどを閉じた状態となり、この位置はストツ
パ部14,24が当接し且つねじりコイルばね5
の付勢によつて確保される。
例えば、扉4が水平に閉じた状態つまり蝶番が
第1図のように開いた状態で、頭付ピンを支点に
して両側の羽根部10,20に大きな荷重Fが矢
印方向にかかつた場合、この荷重Fはストツパ部
14,24、軸受部13,23、第2軸受部1
5,25及び頭付ピン9に分散してかかり、軸受
部や頭付ピンが曲つたり破壊されたりせず、充分
な耐久力をもつて蝶番を使用することができる。
第1図のように開いた状態で、頭付ピンを支点に
して両側の羽根部10,20に大きな荷重Fが矢
印方向にかかつた場合、この荷重Fはストツパ部
14,24、軸受部13,23、第2軸受部1
5,25及び頭付ピン9に分散してかかり、軸受
部や頭付ピンが曲つたり破壊されたりせず、充分
な耐久力をもつて蝶番を使用することができる。
なお、上記水平部に設けた切欠部は必ずしも必
要ではなく、第2軸受部15,25は軸受部1
3,23の上方に設けるようにすればよい。
要ではなく、第2軸受部15,25は軸受部1
3,23の上方に設けるようにすればよい。
<考案の効果>
以上、説明したように、本考案の蝶番によれ
ば、水平部と垂直部をもつように曲折した両側の
羽根部を有し、これら両側の羽根部の垂直部に筒
状に曲折した軸受部を設け、軸受部に頭付ピンを
嵌挿し、羽根部が開いた位置で相互に当接するス
トツパ部を水平部に設けた蝶番において、両側水
平部の対向部分を前記軸受部の上方にせりだし且
つ孔を穿設して第2軸受部が形成され、この第2
軸受部に前記頭付ピンを嵌挿して構成した。よつ
て、蝶番を無理に180度以上開こうとする大きな
力が働いた場合、その荷重はストツパ部、軸受
部、第2軸受部、頭付ピンに分散してかかり、従
来の軸受部のみを持つ通常の蝶番に比べ、より大
きな荷重に耐えることができ、軸受部やピンの破
壊を防止することができる。
ば、水平部と垂直部をもつように曲折した両側の
羽根部を有し、これら両側の羽根部の垂直部に筒
状に曲折した軸受部を設け、軸受部に頭付ピンを
嵌挿し、羽根部が開いた位置で相互に当接するス
トツパ部を水平部に設けた蝶番において、両側水
平部の対向部分を前記軸受部の上方にせりだし且
つ孔を穿設して第2軸受部が形成され、この第2
軸受部に前記頭付ピンを嵌挿して構成した。よつ
て、蝶番を無理に180度以上開こうとする大きな
力が働いた場合、その荷重はストツパ部、軸受
部、第2軸受部、頭付ピンに分散してかかり、従
来の軸受部のみを持つ通常の蝶番に比べ、より大
きな荷重に耐えることができ、軸受部やピンの破
壊を防止することができる。
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は蝶番の斜視図、第2図は同平面図、第3図は
同正面図、第4図は取付け状態を示す斜視図、第
5図は従来の蝶番の斜視図である。 9……頭付ピン、10,20……羽根部、1
1,21……水平部、12,22……垂直部、1
3,23……軸受部、14,24……ストツパ
部、15,25……第2軸受部。
図は蝶番の斜視図、第2図は同平面図、第3図は
同正面図、第4図は取付け状態を示す斜視図、第
5図は従来の蝶番の斜視図である。 9……頭付ピン、10,20……羽根部、1
1,21……水平部、12,22……垂直部、1
3,23……軸受部、14,24……ストツパ
部、15,25……第2軸受部。
Claims (1)
- 水平部と垂直部をもつように曲折した両側の羽
根部を有し、これら両側の羽根部の垂直部に筒状
に曲折した軸受部を設け、該軸受部に頭付ピンを
嵌挿し、該羽根部が開いた位置で相互に当接する
ストツパ部を該水平部に設けた蝶番において、前
記両側水平部の対向部分を前記軸受部の上方にせ
りだし且つ孔を穿設して第2軸受部が形成され、
この第2軸受部に前記頭付ピンを嵌挿したことを
特徴とする蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16999386U JPH0414634Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16999386U JPH0414634Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6376191U JPS6376191U (ja) | 1988-05-20 |
JPH0414634Y2 true JPH0414634Y2 (ja) | 1992-04-02 |
Family
ID=31104304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16999386U Expired JPH0414634Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0414634Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004089540A (ja) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Shinko Hanger Co Ltd | 陳列ケース |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP16999386U patent/JPH0414634Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004089540A (ja) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Shinko Hanger Co Ltd | 陳列ケース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6376191U (ja) | 1988-05-20 |
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