JPS5820763Y2 - 家具等における蝶番装置 - Google Patents

家具等における蝶番装置

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JPS5820763Y2
JPS5820763Y2 JP1978148666U JP14866678U JPS5820763Y2 JP S5820763 Y2 JPS5820763 Y2 JP S5820763Y2 JP 1978148666 U JP1978148666 U JP 1978148666U JP 14866678 U JP14866678 U JP 14866678U JP S5820763 Y2 JPS5820763 Y2 JP S5820763Y2
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JP
Japan
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mounting plate
door
intermediate member
side mounting
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978148666U
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English (en)
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JPS5564364U (ja
Inventor
小寺和義
Original Assignee
株式会社伊藤喜工作所
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Publication date
Application filed by 株式会社伊藤喜工作所 filed Critical 株式会社伊藤喜工作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家具等における蝶番装置に関するものである。
従宋、建具等における開閉扉、ロッカー戸棚等の家具等
における扉を本体開口部に対し180度以上回動自在に
取付けるための蝶番として、本体側取付板を中間部材に
回動自在にピン枢着する一方、中間部材を前記と別のピ
ンで扉側取付板に回動自在にピン枢着したもの(実開昭
53−42026号公報)があるが、このものは本体側
取付板、扉側取付板並びに中間部材がそれぞれ板状であ
るためこの画板間に枢着される両ピンはそれぞれの板に
対し片持式に枢着されているだけであり、各板の厚さと
の関係からピンの取付強度が弱いと共に扉回動時に中間
部材を本体側取付板又は扉側取付板に対し略水平に案内
するのが縦軸でかつ長さの短かいピンの円筒外周面とそ
れに対する取付板又は中間部材のピン嵌合孔局面だけで
あるからガタ付きを生じやすいという欠点があった。
そこで本考案ではこの種蝶番における中間部材を断面コ
字状に形成し、本体側取付板の先端部をこの中間部材の
コ字状溝における上下画板で挾むように前記溝内に回動
摺動自在に挿入することにより、扉回動時において本体
側取付板に対し中間部材を水平に且つガタつきを生じな
いように円滑に回動させるようにする一方、この中間部
材と本体側取付板との回動中心となる主ピンの上下両端
を中間部材の上下画板に支持させいわゆる両端支持によ
り主ピンの取付強度も強化し、もって蝶番における枢着
箇所の強度を向上させると共に蝶番を本体及び扉に対し
きわめて容易に取付けられるようにしたものである。
次に本考案を、開閉扉が左右方向に並設された場合の実
施例図面について説明すると1,1は家具本体、2,2
は金属製の扉で、本考案の蝶番装置3は本体1に取付く
本体側取付板4と、扉2に取付く扉側取付板5及び両者
4,5の間にあってその両者に対し回動自在に取付く厚
さhlの中間部材5とから成り、扉側取付板5は断面コ
字状部材の上側板1を一部切欠形成し、該切欠箇所にお
ける下側板8から副ピン9を突設させ、本体側取付板4
の厚さh2の先端部10にはピン孔11を穿設し、他方
中間部材6には前記先端部10の厚さh2に略等しい巾
h3の溝12を形成し、その溝12における上下画板1
3.14に主ピン15及び副ピン9が貫通する孔16.
17を穿設し、前記溝12内に前記本体側取付板4の先
端部10を回動摺動自在に嵌挿し、主ピン15を上下板
13.14及び先端部10の孔16,16,11を貫通
させ、該主ピン15の上端及び(又は)下端を中間部材
6における上下画板13.14に脱落不能にかしめ付固
定する。
そして前記本体側取付板4に対し中間部材6がその主ピ
ン16箇所を中心に一定角度θだげ回動したとぎ、該取
付板4の先端部10における一側端面が中間部材6の溝
底面19に接当して中間部材6がこれ以上回動しないよ
うに規制する規制接当面18を本体側取付板4の先端部
等に適宜形成するのである。
さらにコイルばね20を扉側取付板5の副ピン9に遊嵌
し、該ばわ20の一端21を該取付板5の内面に接当さ
せ、他端22を前記中間部材6の係止孔23,23に嵌
挿し、コイルばね20の戻り力により中間部材6を扉側
取付板5に対し略平行となるように付勢する。
そして扉側取付板5の副ピン9の上端を前記中間部材6
の上板18箇所において両者回転可能かつ脱落不能にか
しめ付けて成り、一方、中間部材6の下板14一端に切
欠形成した凹所24と、扉側取付板5の一端から突出さ
せた規制突起25とにより副ピン9箇所を中心にして両
者が回動するとき中間部材6と扉側取付板5とが長手方
向に平行となる位置で回動を規制するように構成する。
なお図示の蝶番装置3は扉の右上端箇所に取付けるもの
の場合であるが、扉の左側に取付けるとぎは左右対称形
に、また扉の下側に取付くものは上下対称形に作るもの
とする。
この構成の蝶番装置3を第2図及び第3図に示すように
扉の右上端に取付けるには、金属製界2の右上端角部に
切欠形成した取付孔に扉側取付板5をそのコ字状底部が
扉2の裏板26内面に接当するように挿入し、該取付板
5の規制突起25が扉2の角部に略位置するようにし、
ねじ27,27で扉側取付板5を鳴裏板26に固着する
一方、本体側取付板4基部は本体1上面板の上面切込部
にねじ28,28止めするのである。
したがって断面コ字状中間部材6はその上板13上面が
扉2の上端板29の上面と略同一平面となると共に扉2
の表面板30角部に中間部材6の底板31のみが顕われ
ることになる。
なお32は中間部材6の回動に際して上端板29が邪魔
にならないように切欠形成した円弧部である。
第6図は扉2を閉じた状態を示し、この状態から略90
度等の適宜角度θだけ扉を開くときに東扉側取付板5と
中間部材6とはコイルばね20力により一体的に動き、
扉2は本体側取付板4と中間部材6とにおける主ピン1
5箇所を中/[、[して回動する。
このとき、本体側取付板4の先端部10の上下両面を中
間部材6の上下板13.14にて挾むようにしつつ、中
間部材6が回動摺動できるので扉2を開き回動する場合
にも扉は主ピン15まわりにこじれることなく、かつ上
下ガタつくこともなく円滑に回動できることになる。
そして本体側取付板4における規制面18と中間部材6
の溝底内面19とがiすれば本体側取付板4と中間部材
6との回動が規制され(第7図参照)、次いでこれ以上
界2を回動するときは扉側取付板5と中間部材6との副
ピン9箇所を中心にしてコイルばね20力に抗して回動
すれば良く、その副ピン9箇所は主ピン15箇所より扉
前方側にあるから隣接する扉2の前面側に略180度開
くことができる。
反対に扉2を閉じるとぎはコイルばね20の戻り力によ
り副ピン9箇所を中心に回動し、規制突起25が中間部
材6の凹所24に接当して中間部材6と扉側取付板5と
がその長手方向に略平行となり、次いで扉2は主ピン1
5箇所を中心にして回動し、本体1の開口部を覆うよう
に閉じることができる。
以上型するに本考案においては家具等の本体に固定する
本体側取付板4と扉に固定する扉側取付板5との間に中
間部材6を介在させ、その主ピン15及び副ピン9箇所
を中心にそれぞれ回動自在に連結したから扉を隣接する
扉等の前面方向に邪魔にならなに大きく開けることがで
き、中間部材を断面コ字状にしその溝内に本体側取付板
4の先端部10を回動摺動自在に挿入するので、本体側
取付板4に対する中間部材60回動時には、中間部材6
の上下両板13,14で前記先端部10の上下両面を挾
むようにして摺動案内支持でき、扉2を水平に且つガタ
つきなく円滑に開くことができる。
この効果は特に中間部材6が扉側取付板5と一体的に回
動する範囲で顕著に表われ、しかもそのような回動範囲
での扉2の開閉頻変が多い場合には蝶番の耐久性が向上
する。
そして、本体側取付板4の先端部10を主ピン15の上
下中途部で回動自在に支持し、この主ピン15は中間部
材6の上下画板箇所で両端支持するから中間部材の厚さ
を小さくしても従来の片持突出ピンによるときと比較し
て当該枢着支持箇所の強度を向上できると共に中間部材
と扉側取付板との副ピンによる枢着支持箇所も強固にで
き蝶番装置全体をコンパクトに形成でとる。
また中間部材のみが扉の上端板、前面板等角部に露出す
るのみで露出面積を小さくでき取付状態における外観が
優れている。
さらに、本考案の蝶番装置全体即ち扉側取付板、ばね、
主副ピン、中間部材、及び本体側取付板を相互に連結し
て組み込んだ状態で予め製作しておき、取付現場では本
体及び扉にそれぞれねじ止めするだけで良いから部品を
紛失するおそれがなく、取付作業が極めて簡単である効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は蝶番装置の各
部品の斜視図、第2図は扉に取付けた状態の斜視図、第
3図は本体側に取付けた状態の斜視図、第4図は第3図
の■−■線断面図、第5図は第3図の■−V線断面図、
第6図は扉を閉じた状態を示す作用図、第7図は半開き
状態を示す作用図、第8図は全開状態を示す作用図であ
る。 1・・・・・・本体、2・・・・・・扉、4・・・・・
・本体側取付板、5・・・・・・扉側取付板、6・・・
・・・中間部材、9・・・・・・副ピン、15・・・・
・・主ピン 12・・・・・・溝、13・・・・・・上
板、14・・・・・下板、20・・・・・・コイルばね
、18・・・・・・規制接当面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家具等における本体に取付く本体側取付板と扉に取付く
    扉取付板、及びその両者の間にあってそれぞれの取付板
    に対し主ピン及び副ピン箇所を中心に回動自在に連結さ
    れた中間部材とから成る蝶番装置において、前記中間部
    材に断面コ字状溝を形成し、その溝の上下画板間に前記
    本体側取付板の先端部を回動摺動自在に挿入し、該先端
    部と前記溝の上下両板とを貫通する主ピンの両端を該上
    下画板に支持すると共に、前記中間部材が前記本体側取
    付板に対し一定角度回動したとき本体側取付板端面と中
    間部材の溝内面とが接当規制するように構成する一方、
    扉側取付板と前記中間部材とを前記主ピンと平行配置し
    た副ピンで回動自在に連結すると共に扉側取付板と中間
    部材との間には両者か略平行となる方向に付勢するばね
    を装着して成る家具等における蝶番装置。
JP1978148666U 1978-10-28 1978-10-28 家具等における蝶番装置 Expired JPS5820763Y2 (ja)

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JPS5564364U JPS5564364U (ja) 1980-05-02
JPS5820763Y2 true JPS5820763Y2 (ja) 1983-04-30

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ID=29131271

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342026B2 (ja) * 1973-08-28 1978-11-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342026U (ja) * 1976-09-11 1978-04-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342026B2 (ja) * 1973-08-28 1978-11-08

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JPS5564364U (ja) 1980-05-02

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