JP2001003629A - 開閉部材の支点構造 - Google Patents

開閉部材の支点構造

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JP2001003629A
JP2001003629A JP11173720A JP17372099A JP2001003629A JP 2001003629 A JP2001003629 A JP 2001003629A JP 11173720 A JP11173720 A JP 11173720A JP 17372099 A JP17372099 A JP 17372099A JP 2001003629 A JP2001003629 A JP 2001003629A
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cornual
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square
push button
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JP11173720A
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Shigetatsu Kanezaki
重竜 金崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相対的に回動可能な一対の連結板を設定角度
回動する毎にロックすることができる蝶番を提供するこ
とである。 【解決手段】 一対の連結板1、2の対向縁に直線上に
交互に配置される複数の突出部P1 乃至P5 を設ける。
一端に位置する第1突出部P1 に押釦挿入孔4と角孔5
とを設け、その第1突出部P1 に隣接する第2突出部P
2 に角孔6を形成する。残りの突出部P3 乃至P5 に形
成された軸挿入孔7に支点軸8を挿入し、その支点軸8
に角軸12を設け、この角軸12をスプリング13で押
圧して押釦挿入孔4に挿入された押釦11に押し付け
る。押釦11の押し込みにより角軸12を第2突出部P
2 の角孔6内に没入させて一対の連結板1、2の回動を
自由とし、第1突出部P1 の角孔5と第2突出部P2
角孔6の向きが一致したとき、スプリング13の弾力に
より角軸12を両角孔5、6に跨がる位置まで移動させ
て一対の連結板1、2をロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蝶番等の開閉部
材の支点構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】箱対の開口を開閉する蓋や家具における
開き戸、あるいは建物の出入口を開閉する扉等における
開閉部材の支持に使用される蝶番は、普通、一対の連結
板の対向縁に直線上に交互に並ぶ複数の筒体を形成し、
その筒体内に支点軸を挿入して、一対の連結板を回動自
在に連結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
蝶番においては、2枚の連結板を単に回動自在に連結し
た構造であるため、その蝶番で支持される開閉部材を開
放位置や閉鎖位置でロックすることができず、また、開
閉の途中において停止保持することができない。このた
め、開放状態とされた開閉部材に振動や外的負荷が付与
されると衝撃的に閉鎖する危険がある。その防止を図る
ためには、ロック機構を別途設ける必要が生じ、コスト
的に不利になる。
【0004】この発明の課題は、一対の開閉部材を所定
角度毎に停止保持することができるようにした支点構造
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、相対的に回動される一対の
開閉部材の対向縁に直線上において交互に配置される複
数の突出部を設け、その複数の突出部のうち、一端に位
置する第1突出部に一端面において開口する押釦挿入孔
と、他端面において開口する角孔とを形成し、第1突出
部に隣接する第2突出部には上記角孔と対向する角孔を
設け、他の残りの突出部には同一直線上に軸挿入孔を形
成し、この軸挿入孔内に移動自在に挿入された支点軸の
一端部に第1突出部および第2突出部の角孔内において
スライド可能な角軸を設け、この角軸を前記押釦挿入孔
内にスライド自在に組込まれた押釦に押し付けるスプリ
ングを設け、前記支点軸の他端には他端の突出部に形成
されたストッパ面に対する当接によって前記角軸を第1
突出部および第2突出部の両角孔に跨がる状態に保持す
るストッパを設けた構成を採用したのである。
【0006】ここで、一対の開閉部材は、蝶番における
連結板であってもよく、あるいは、折畳み可能な将棋板
等の板体であってもよい。また、箱本体の側板とその箱
本体の開口を開閉する蓋であってもよい。
【0007】上記のように構成すれば、押釦を押し込む
と、角軸部が第2突出部の角孔内に押し込まれるため、
連結軸を中心にして一対の開閉部材を開閉することがで
きる。
【0008】また、一対の開閉部材の相対的な回動開始
後に押釦の押し込みを解除して開閉部材の回動を続ける
と、第1突出部に設けられた角孔と第2突出部に形成さ
れた角孔の向きが一致し、このとき、スプリングの弾力
により支点軸が軸方向に移動して角軸部が第1突出部の
角孔内に侵入するので、一対の開閉部材を相対的に所定
角度回動させた状態で停止保持することができる。
【0009】ここで、角軸および角孔のそれぞれを正四
角形とすると、一対の開閉部材を90°回動させる毎に
停止保持することができる。また、角軸を正四角形と
し、角孔を正八角形とすると、一対の開閉部材を45°
回転させる毎に停止保持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は蝶番を示す。この蝶番は
開閉部材としての2枚の連結板1、2を有し、各連結板
1、2に複数のビス挿入孔3が設けられている。また、
各連結板1、2の対向縁には直線上に交互に配置される
複数の突出部が形成されている。実施の形態では、一方
の連結板1の側縁に3つの突出部P1 、P3 、P5 を間
隔をおいて形成し、他方の連結板2にはその突出部
1 、P3 、P5 間に挿入される2つの突出部P2 、P
4 を設けている。
【0011】なお、説明の都合上、直線上に並ぶ5つの
突出部P1 乃至P5 は、図1の上から順に第1突出部P
1 、第2突出部P2 、第3突出部P3 、第4突出部P4
および第5突出部P5 という。
【0012】第1突出部P1 には円形の押釦挿入孔4が
形成され、その押釦挿入孔4の閉塞端に角孔5が形成さ
れている。一方、第2突出部P2 には上記角孔5に対向
して角孔6が設けられている。
【0013】第3突出部P3 乃至第5突出部P5 には同
一直線上に軸挿入孔7が形成され、その軸挿入孔7に支
点軸8がスライド自在に挿入されている。
【0014】支点軸8はねじ孔9を一端に有し、そのね
じ孔9にねじ込まれるビス10の締付けによって押釦1
1が支点軸8に連結されている。
【0015】押釦11は第1突出部P1 に形成された押
釦挿入孔4内においてスライド自在とされ、端部には角
孔6内に挿入可能な小径軸部11aが設けられる。
【0016】また、支点軸8の一端部には角軸12がス
ライド自在に嵌合され、この角軸12は第2突出部P2
の角孔6内に組込まれたスプリング13によって押釦1
1の小径軸部11aの端面に押し付けられている。
【0017】上記角軸12は第1突出部P1 の角孔5お
よび第2突出部P2 の角孔6に対してスライド自在とさ
れ、その角軸12を押釦11の小径軸11aに押し付け
る前記スプリング13の弾力によって支点軸8の他端に
設けたストッパ14が第5突出部P5 の端面に形成され
た凹部15のストッパ面16に押し付けられている。そ
の押し付け状態において、角軸12は第1突出部P1
第2突出部P2 の角孔5、6に跨がる位置に保持され
る。
【0018】実施の形態で示す蝶番は上記の構造から成
り、図1は、角軸12が第1突出部P1 の角孔5と第2
突出部P2 の角孔6に跨がる位置に保持されている状態
を示し、連結板1、2は相対的に回動不能なロック状態
に保持されている。
【0019】図1に示す状態において、押釦11を押し
込むと、角軸12が押されて図5に示すように第2突出
部P2 の角孔6内に押し込まれ、連結板1、2のロック
は解除される。このため、支点軸8を中心にして連結板
1、2を相対的に回動させることができる。
【0020】連結板1、2の相対的な回動開始後に押釦
11の押し込みを解除して、一対の連結板1、2の相対
的な回動を続けると、第1突出部P1 に形成された角孔
5と第2突出部P2 に設けられた角孔6の向きが一致し
たとき、スプリング13により角軸12が押されて図1
に示すように第1突出部P1 の角孔5内に嵌り込む。ま
た、角軸12の移動によって支点軸8も軸方向に移動し
てストッパ14がストッパ面16に当接し、角軸12は
第1突出部P1 の角孔5と第2突出部P2 の角孔6に跨
がる状態に保持され、一対の連結板1、2は所定角度回
動した位置でロックされる。
【0021】図2および図3に示すように、角軸12お
よび角孔5、6を正四角形としておくと、一対の連結板
1、2は相対的に90°回転する毎にロック状態とされ
る。
【0022】なお、角軸12および角孔5、6の形状は
図示例のものに限定されず、正三角形以上の多角形であ
ってもよい。また、角孔5、6は角軸12と同形状であ
ってもよく、角軸12の整数倍の形状から成るものであ
ってもよい。
【0023】実施の形態では、他端にストッパ14を有
する支点軸8の組付けの関係から角軸12を支点軸8に
スライド自在に設けたが、ストッパ14をねじ止等の手
段で取付けることにより、支点軸8を第1突出部P1
押釦挿入孔4から軸挿入孔7内に挿入することができる
ため、前記角軸12を支点軸8に一体化してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、押
釦を押し込むことによって一対の開閉部材を相対的に回
動させることができると共に、所定角度毎に一対の開閉
部材をロック保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る支点構造を用いた蝶番の縦断正
面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図1に示す蝶番の分解斜視図
【図5】図1に示す蝶番のロック解除状態を示す縦断正
面図
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図
【符号の説明】
1、2 連結板 P1 第1突出部 P2 第2突出部 P3 第3突出部 P4 第4突出部 P5 第5突出部 4 押釦挿入孔 5 角孔 6 角孔 7 軸挿入孔 8 支点軸 11 押釦 12 角軸 13 スプリング 14 ストッパ 16 ストッパ面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に回動される一対の開閉部材の対
    向縁に直線上において交互に配置される複数の突出部を
    設け、その複数の突出部のうち、一端に位置する第1突
    出部に一端面において開口する押釦挿入孔と、他端面に
    おいて開口する角孔とを形成し、第1突出部に隣接する
    第2突出部には上記角孔と対向する角孔を設け、他の残
    りの突出部には同一直線上に軸挿入孔を形成し、この軸
    挿入孔内に移動自在に挿入された支点軸の一端部に第1
    突出部および第2突出部の角孔内においてスライド可能
    な角軸を設け、この角軸を前記押釦挿入孔内にスライド
    自在に組込まれた押釦に押し付けるスプリングを設け、
    前記支点軸の他端には他端の突出部に形成されたストッ
    パ面に対する当接によって前記角軸を第1突出部および
    第2突出部の両角孔に跨がる状態に保持するストッパを
    設けた開閉部材の支点構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008169673A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Tochigiya Co Ltd 蝶番
CN105370159A (zh) * 2015-12-04 2016-03-02 衢州妙凯节能科技有限公司 一种定位开合门窗框架

Cited By (3)

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JP2008169673A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Tochigiya Co Ltd 蝶番
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