JPH068210Y2 - 門扉の把手のクリツク装置 - Google Patents

門扉の把手のクリツク装置

Info

Publication number
JPH068210Y2
JPH068210Y2 JP1986072057U JP7205786U JPH068210Y2 JP H068210 Y2 JPH068210 Y2 JP H068210Y2 JP 1986072057 U JP1986072057 U JP 1986072057U JP 7205786 U JP7205786 U JP 7205786U JP H068210 Y2 JPH068210 Y2 JP H068210Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
gate
lock
click
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986072057U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62187057U (ja
Inventor
拓司 雑賀
義博 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1986072057U priority Critical patent/JPH068210Y2/ja
Publication of JPS62187057U publication Critical patent/JPS62187057U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH068210Y2 publication Critical patent/JPH068210Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、門扉に設けられている落とし棒やかんぬきな
どの門扉施錠装置を操作する把手をクリック動作させて
所定位置に位置決めする装置に関する。
【背景技術】
門扉には、把手を水平に倒れた姿勢と垂直にたった姿勢
との間で回動させて落とし棒を上下させたり、かんぬき
をスライドさせたり、フックを回動させたりするものが
ある。しかしながら、このように把手を回動させて落と
し棒などの門扉施錠装置を操作するようにした門扉で
は、把手を垂直に立てて保持できるようにはなっていな
かったので、把手を垂直に立てて門扉施錠装置を解錠し
てあっても不用意に把手が倒れると施錠されてしまい
(逆に、把手を立てて施錠するものであれば、不用意に
解錠される。)、何度も頻繁に出入りする場合で解錠状
態に保ちたい場合などに不便であった。また、把手を水
平状態に保持させるための機構も必要であり、機構が複
雑となっていた。
【考案の目的】 本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは簡単な構造で把手を水
平姿勢及び垂直姿勢に保持させるようにすることにあ
る。
【考案の開示】
本考案門扉の把手のクリック装置は、水平に倒れた姿勢
と垂直に立った姿勢との間で回動して門扉施錠装置を施
錠もしくは解錠する把手1a、1bを有する門扉において、
把手1a、1bの軸2a、2bに断面四角形の角柱部16を設け、
合成樹脂により矩形状に形成され角柱部16を囲むよう
に配設した環状弾性体17の互いに対向する二辺である
一対の弾性クリックばね18により角柱部16の対向二
面を弾性的に挟持し、各弾性クリックばね18を中央部
で両弾性クリックばね18の間隔が小さくなる弧状に形
成して成ることを特徴とするものである。しかして、弾
性クリックばね18により角柱部16を挟持させてある
ので、把手1a、1bの軸2a、2bは角柱部16が弾性クリック
ばね18間に挟持された位置で保持され、把手1a、1bを
水平な状態や垂直な状態で保持することができ、把手1
a、1bを立てた時に把手1a、1bが不用意に倒れることがな
く、また把手1a、1bを水平に保持させるための別途機構
も必要ないものである。しかも、把手1a、1bの軸2a、2bに
角柱部16を設けて弾性クリックばね18によって挟持
させるだけの簡単な構造で把手1a、1bの位置決めを行え
るものである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述する。第1図
乃至第3図には把手装置を示してある。この把手装置
は、門扉7の縦桟8の開口9を把手ボックス10a、10bで
挟んで縦桟8に取り付けられるものである。一対の屋内
側の把手ボックス10aと屋外側の把手ボックス10bには、
互いに対向する位置に透孔11a、11bが穿孔されていて両
透孔11a、11bには夫々別体となった把手1a、1bの軸2a、2b
の円軸部15a、15bが回転自在に挿通されて枢支されてい
る。屋内側の把手1aの軸2aの先端部は略小判形の嵌合部
12が設けられており、この嵌合部12にロック体6の
小判形の嵌合孔13が嵌合されてロック体6が把手1aと
一体に回転するように固定されている。このロック体6
の両側には折曲された係止片21が設けられている。更
に、軸2aの先端面には角孔14が凹設されている。ま
た、屋外側の把手1bの軸2bの先端部には角柱部16が形
成されており、この角柱部16は第1図に示すように両
端を把手ボックス10bの内面に固定された環状弾性体1
7内に嵌合されており、角柱部16が環状弾性体17の
弾性クリックばね18間に挟持されていて把手1が水平
状態と垂直状態との90度の角度毎に弾性的に位置決め
されるようにしてある。この環状弾性体17はポリアセ
タールなどの合成樹脂により成形されており、両側をね
じにより把手ボックス10bの内面に固定されている。ま
た、弾性クリックばね18は円弧状に屈曲させられてい
て中央部で弾性クリックばね18間の間隔が小さくなっ
ていてここで角柱部16を強く挟持するようになってお
り、弾性クリックばね18が屈曲していることによって
角柱部16の回転を滑らかにしている。更に、この軸2b
の先端面にも角孔19が凹設されており、両軸2a、2bの
角孔14、19に角棒20の両端を嵌入させて角棒20
により両把手1a、1bが一体に回転するようになってい
る。また、屋外側の把手ボックス10bの下部には通孔2
4が穿孔されており、この通孔24内には鍵孔23を穿
孔された第一錠ブロック25が回転自在に保持されてい
る。更に、把手ボックス10bの内面下部には前記環状弾
性体17と相似形状の環状弾性体27が取り付けられて
おり、第一錠ブロック25の角柱部26は環状弾性体2
7の弾性クリックばねに上下を挟持されていて第一錠ブ
ロック25が鍵3で回された時90度毎の位置でクリッ
クストップするようになっている。一方、屋内側の把手
ボックス10aの第一錠ブロック25と対向する位置に
は、凹所29が形成されており、この凹所29内には第
二錠ブロック30が回転自在に嵌合されており、第二錠
ブロック30の先端には角凹所31が穿設されていて第
一錠ブロック25の先端から突出させられた角バー32
の先端を第二錠ブロック30の角バー32に嵌合させて
あり、第一錠ブロック25を鍵3で回すと角バー32を
介して第二錠ブロック30も回転するようになってい
る。錠板4は第2図に示すように、ロック体6の係止片
21の間隔とほぼ等しい幅の掴み溝5が凹設されてお
り、その下には一対の上下方向へ長い長孔22が穿孔さ
れており、錠板4の上下方向への摺動は、第二錠ブロッ
ク30の側面から突出させられたピン33により行うも
のであり、このピン33は角バー32と干渉しないよう
に錠板4の下面から上方へ向けて切入された長孔状の切
欠部34の側面から横方向へ切入されたスライド係止孔
35内に摺動自在に嵌合させられている。錠板4は押さ
え板36により押さえられて保持されており、押さえ板
36を把手ボックス10aに固定している上方のねじ37
を錠板4の長孔22にスライド自在に挿通させてあって
錠板4は長孔22にガイドされて上下にがたつきなくス
ムーズに摺動するようになっている。尚、38は角バー
32を通す孔、39はピン33を通す円弧状の長孔であ
る。また、図示しないが、把手1a、1b間を連結している
角棒20には適宜リンク機構などを介して落とし棒やか
んぬき、フックなどの門扉施錠装置を連結してある。例
えば、第5図及び第6図に示す実施例では、ガレージ扉
42の横の門扉7の下面から突出するようになった落と
し棒40を地面の落とし棒受け皿41内に挿入して門扉
7を施錠する構造としたものであり、把手1を水平に倒
すと落とし棒40が落ちて施錠され、把手1を垂直に立
てると落とし棒40が上がって解錠されるようになって
いる。 しかして、把手1を施錠するには鍵3を鍵孔23に挿入
して回すと、角バー32を介して第二錠ブロック30が
回転させられ、第二錠ブロック30のスライド係止孔3
5に係合したピン33により錠板4が押し上げられる。
錠板4が上方へスライドすると、第4図(a)のように錠
板4の掴み溝5内にロック体6が嵌まり込んでロック体
6が回転不能になり、把手1は水平状態にロックされる
ことになる。逆に、鍵孔23に差し込まれた鍵3を回し
て第二錠ブロック30を元の方向へ回転させると、ピン
33により錠板4が引き下げられてロック体6が掴み溝
5から開放され、把手1を自由に回転させることができ
るようになるのである。
【考案の効果】
本考案は、叙述のごとく水平に倒れた姿勢と垂直に立っ
た姿勢との間で回動して門扉施錠装置を施錠もしくは解
錠する把手を有する門扉において、把手の軸に断面四角
形の角柱部を設け、合成樹脂により矩形状に形成され角
柱部を囲むように配設した環状弾性体の互いに対向する
二辺である一対の弾性クリックばねにより角柱部の対向
二面を弾性的に挟持し、各弾性クリックばねを中央部で
両弾性クリックばねの間隔が小さくなる弧状に形成して
あるから、把手の軸は角柱部が弾性クリックばね間に挟
持された位置で保持され、把手を水平な状態や垂直な状
態で保持することができ、把手を立てた時に把手が不用
意に倒れることがなく、また把手を水平に保持させるた
めの別途機構も必要ないという利点がある。しかも、把
手の軸に角柱部を設けて弾性クリックばねによって挟持
させるだけの簡単な構造で把手の位置決めを行えるさら
に、両弾性クリックばねとして合成樹脂により矩形状に
形成された環状弾性体の対向する二辺を用いているか
ら、両弾性クリックばねを一つの成形部材として扱うこ
とができて、部品点数が削減される結果、組立作業が容
易になるという利点がある。加えて、両弾性クリックば
ねが中央部で間隔を小さくするように弧状に形成されて
いることによって、角柱部を滑らかに回転可能としなが
らも角柱部に対する接触圧が大きくとれて、角柱部を強
く挟持することができるのである。すなわち、把手の停
止位置での保持力を大きくしながらも、把手を滑らかに
回転させることができ、かつ良好なクリック感を与える
ことができるという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上の一部分解した斜視図、第3図は同上の断面図、第
4図(a)(b)は同上の錠板によるロック体のロック状態及
びロック解除状態を示す説明図、第5図及び第6図はガ
レージ扉の横に設けられた門扉を示す正面図及び平面図
であり、1a、1bは把手、2a、2bは軸、16は角柱部、17
は環状弾性体、18は弾性クリックばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平に倒れた姿勢と垂直に立った姿勢との
    間で回動して門扉施錠装置を施錠もしくは解錠する把手
    を有する門扉において、把手の軸に断面四角形の角柱部
    を設け、合成樹脂により矩形状に形成され角柱部を囲む
    ように配設した環状弾性体の互いに対向する二辺である
    一対の弾性クリックばねにより角柱部の対向二面を弾性
    的に挟持し、各弾性クリックばねを中央部で両弾性クリ
    ックばねの間隔が小さくなる弧状に形成して成る門扉の
    把手クリック装置。
JP1986072057U 1986-05-14 1986-05-14 門扉の把手のクリツク装置 Expired - Lifetime JPH068210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986072057U JPH068210Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 門扉の把手のクリツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986072057U JPH068210Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 門扉の把手のクリツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62187057U JPS62187057U (ja) 1987-11-28
JPH068210Y2 true JPH068210Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=30915170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986072057U Expired - Lifetime JPH068210Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 門扉の把手のクリツク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068210Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5118950B2 (ja) * 2007-12-06 2013-01-16 美和ロック株式会社 ドアハンドル装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168774A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 国産金属工業株式会社 門扉錠におけるレバ−ハンドルの取付装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58168774A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 国産金属工業株式会社 門扉錠におけるレバ−ハンドルの取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62187057U (ja) 1987-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5784909A (en) Control mechanism for tubular locks
US7152443B2 (en) Lockable case
US5230231A (en) Padlock
JPH068210Y2 (ja) 門扉の把手のクリツク装置
CA2045213C (en) Setting-up apparatus of over-centering coil spring
US6609736B2 (en) Horizontal motor-driven lock
WO2023246067A1 (zh) 锁体结构及无钥匙门锁
US4854618A (en) Multi position reversible latching assembly
JPH0639012Y2 (ja) 門扉の把手施錠装置
US5462322A (en) Portable door lock
GB2358665A (en) Two-way lock for door having two handles coupled together such that one or other of the handles moves a bolt from a locked to an unlocked position
JPH049833Y2 (ja)
TWM611993U (zh) 鎖具
JP3636115B2 (ja) ドアロックユニット
JPH0510119Y2 (ja)
JPH052761Y2 (ja)
JPH0343329Y2 (ja)
JPH0630371U (ja) ドア用レバーハンドル装置
JPH08226258A (ja) 扉鎖錠部材の取り付け構造
JPH0740056Y2 (ja) 引き戸用ロック装置
JP2605403Y2 (ja) ハンドルロック
JPH0523729Y2 (ja)
JPH052762Y2 (ja)
JP3280532B2 (ja) 扉鎖錠部材
JP2503043Y2 (ja) 錠止用ハンドル装置