JPS6222618Y2 - - Google Patents

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JPS6222618Y2
JPS6222618Y2 JP1983154637U JP15463783U JPS6222618Y2 JP S6222618 Y2 JPS6222618 Y2 JP S6222618Y2 JP 1983154637 U JP1983154637 U JP 1983154637U JP 15463783 U JP15463783 U JP 15463783U JP S6222618 Y2 JPS6222618 Y2 JP S6222618Y2
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door
mounting plate
torsion bar
shaft support
horizontally long
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JP1983154637U
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JPS6061377U (ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばキヤビネツトやクローゼツト
等の収納体における開口面を、複数枚による折畳
扉にて開閉するようにしたダンパー付折畳扉装置
に関する。
従来上述折畳扉装置としては複数機種が知られ
ている。
既知の如く、この種装置は、回動扉と一個以上
の走行扉とを備え、該回動扉の端末側はキヤビネ
ツト等に取付蝶番にて枢支されており、一方走行
扉の始端側である吊元側には案内子を付設した懸
吊具が設けられ、この案内子をキヤビネツト等に
固設した上下レールに横向スライド自在なるよう
係嵌させると共に、上記回動扉と走行扉とは折畳
み自在なるよう連枢蝶番による枢着にて連結され
た構成となつている。
又、この装置では、回動扉の開き角度を、当該
回動扉の走行扉と連枢する前記連枢蝶番の最大開
き角度以下に設定してあるが、扉を乱暴に開いた
り、大きな力で急激に開くと、扉の当該連枢蝶番
には開き方向への衝撃力が作用し、この結果当該
回動扉は取付蝶番には、これが最大開き角度まで
開かれた状態にて、当該衝撃力の20〜30倍程度の
負荷が作用し、同蝶番の各部品及び取付ネジ等に
過大な力が加わることになる。
つまり、上記吊元を枢支する蝶番の取付板から
扉の吊元までの寸法に対し、回動扉の幅寸法は通
常で20〜30倍ある為、テコの原理により、上記負
荷は衝撃力の20〜30倍となる。
従つて挺子の原理による過大な力は蝶番の各部
品、取付ネジだけでなく、案内子、上下レール及
びその他の部品にまで作用して、各部品が変形、
破損したり、取付ネジを脱落させたりし、故障の
原因となつている。
従つて、従来装置では、折畳扉の開閉、特に開
扉操作時には細心の注意を要し、不用意に乱暴に
取り扱うと、その寿命を著しく縮めることにな
る。
そこで本考案は上述従来品の事情に鑑みて検討
の結果、回動扉と走行扉とを、適切に形成した連
枢蝶番によつて折畳み自在に連結するよう構成し
て、扉を乱暴に開いても、扉連結部付近に作用す
る衝撃力を上記連枢蝶番が吸収して、扉や、吊元
側の取付蝶番、案内子、上下レール等の各部品に
対する衝撃負荷を緩和せしめ、これにより、各部
品を保護して耐久性の向上を図り、長期間にわた
つて開閉作動を円滑ならしめ得るようにするのが
その目的である。
以下本考案を図示の一実施例に基づいて詳述す
れば、第1図ないし第3図イ,ロに夫々示したよ
うに、キヤビネツト1における開口面の一部を開
閉すべく、回動扉2が上下2個の取付蝶番3,3
によつてキヤビネツト1の側板1aに回動自在に
枢支されており、一方、走行扉4には、その吊元
側である上部と下部にスライド蝶番5、5を夫々
ビス止めにより固定し、該スライド蝶番5,5に
走行案内子7,7を付設した懸吊具6,6が装着
され、当該案内子7,7が上記キヤビネツト1の
上部と下部に対向並設した上下各レール8,9に
スライド自在なるよう夫々係嵌されている。
さらに上記回動扉2と走行扉4とは、連結蝶番
10,10によつて、平板状となる展開(開扉)
状態から二つ折りの折畳状態まで変移可能なるよ
う連結されており、両扉2,4の上記展開状態に
て第1図に示した如く、キヤビネツト1の開口面
が閉成され、この状態から走行扉4に付設したツ
マミ11を持つて、走行扉4を手前に引きなが
ら、第1図において右方向に引くようにすれば、
走行扉4の吊元側は上下両レール8,9に案内さ
れることにより、上記案内子7,7を支点として
時計回り方向に回動しながら右方向へ移動し、こ
のことにより回動扉2は取付蝶番3,3を支点と
して反時計回り方向に回動して、第2図中二点破
線で示した如く折畳まれて、キヤビネツト1の開
口面が開成されることになる。
又、上記開扉状態から、ツマミ11を持つて、
走行扉4を第2図において左方向に引けば、当該
走行扉4は反時計回り方向に回動しながら左方向
に移動し、これにつれて回動扉2は時計回り方向
に回動し、閉扉される。
こゝで上記連枢蝶番10につき、図示例によつ
て説示すれば第5図のイ,ロないし第7図のイ,
ロに示したように、第1取付板12と第2取付板
13と、トーシヨンバー14とから形成されてい
る。
上記第1取付板12の上下端部にあつて、第2
取付板13との対向側には、軸支部15,15が
形成されており、この軸支部15,15間に上記
トーシヨンバー14は架設固定されている。
一方、上記第2取付板13の略中央部にあつ
て、第1取付板12との対向側にも軸支部16が
形成されていて、該軸支部16は上記トーシヨン
バー14に回転可能なるよう挿通されている。
さらに第1取付板12には、横長孔18を設け
た2個の軸支部17,17が、上記第2取付板1
3に設けられた軸支部16の両側端に接して形成
されており、夫々の横長孔18,18には上記ト
ーシヨンバー14が横移動可能に挿通してある。
又、第1取付板12は回動扉2にビス止めによ
り固定し、第2取付板13は走行扉4にビス止め
により固定することによつて上記両扉2,4を蝶
着するのであるが、上記両扉2,4の閉扉状態で
は、上記トーシヨンバー14は、第5図イ,ロに
示した如く直線上に保持されるように、上記軸支
部15,15,16,17,17が配設されてお
り、この時軸支部17,17は第5図の如くその
横長孔18,18における一側壁でトーシヨンバ
ー14を受持するような配置構成となつている。
又、上記第2取付板13には、第1取付板12
の軸支部15,15と当接可能な突起19,19
が両端部に設けてあり、更に、上記軸支部15と
17,17間には、上記トーシヨンバー14が弾
性変形するのに充分な間隔lが隔設されている。
かくして、上記連枢蝶番10は、第5図イに矢
印で示した時計回り方向の力dが第2取付板13
に作用すると、当該負荷は突起19,19が軸支
部15,15に当接することにより平衡が保た
れ、これと反対に反時計回り方向の力d′により第
2取付板13に引張り回転力が加わると、下部の
突起19が下部の軸支部15に当接し、軸支部1
6がトーシヨンバー14を介して隣接した軸支部
17の左側部分にて負荷を受けて平衡が保たれ
る。
つまり、上記何れの力d,d′に対してもトーシ
ヨンバー14の弾性変形を生ぜしめない形で負荷
を受けているので、第1、第2取付板12,13
及びトーシヨンバー14間ではガタ等の発生する
余地はなく、又同取付板12,13が相対的に相
当角度回動した場合もガタの発生はない。
而して上記構成において、両扉2,4を通常の
操作により全開状態にすると、第3図イに示した
如く、予め設定した角度θ(第4図のロ)の開扉
状態に保持され、かゝる状態では扉に衝撃力が作
用しないので、前記連枢蝶番10はトーシヨンバ
ー14の弾性変形が生じないままで両扉2,4の
連結負荷を受けて平衡を保つ。
次に上記両扉2,4が過大な力で開扉された場
合は、第3図イに示した扉の設定開き角度θか
ら、両扉2,4の連結部近傍に第4図中矢印で示
した方向への衝撃力Fを受けるから、同扉2,4
は第3図ロに示した如く開き角度θから取付蝶番
3,3の最大開き角度、θmax(第4図のロ)ま
で変位することになる。
この時上述連枢蝶番10のトーシヨンバー14
は第6図第7図イに示した如く弾性変形し、軸支
部16はトーシヨンバー14と共にスライドし、
第2取付板13は第1取付板12に対してδだけ
変位する。
従つてこの際トーシヨンバー14の弾性により
上記衝撃力が吸収され、両扉2,4は、第3図ロ
に示した角度に一旦静止した後、トーシヨンバー
14の弾性復元力により、再び第3図イに示した
開き角度位置に復帰し、扉は当初の設定開き角度
θに戻つて静止する。
第4図イ,ロは上記連結蝶番10のダンパー機
能と、扉2,4の変位状況を示した線図であり、
同図においてaは回動扉2の枢支点、bは走行扉
4の全開時における静止点、cは設定開き角度θ
に開いた時の両扉2,4の枢支点、c′は、衝撃力
Fにより最大開き角度θmaxに開いた時の両扉
2,4の枢支点、αは衝撃力Fによつて設定開き
角度θから最大開き角度θmaxに開いた時の開き
角度を夫々示している。
以上説明した通り、本考案はキヤビネツトの開
口面に、その開口面の一部を開閉するための回動
扉が配置されて、該回動扉の吊元側が取付蝶番を
介してキヤビネツトに枢支され、該回動扉の開閉
端部側には、連枢蝶番を介して一個以上の走行扉
が連結れ、該走行扉の吊元側に取り付けられたス
ライド蝶番により支持され懸吊具の走行案内子
が、キヤビネツトの開口部に固設された上下両レ
ールとスライド可能に係嵌されている折畳扉装置
において、上記連枢蝶番が第1取付板と第2取付
板とトーシヨンバーとを具備し、第1取付板にの
枢着端側には、トーシヨンバー架設用とした上下
一対の軸支部と、該各軸支部間において横長孔を
有する複数の軸支部とが設けられ、第2取付板の
枢着側には、上記横長孔付軸支部と食い違い状に
なる軸支部が設けられ、かつ、これらトーシヨン
バーと横長孔との相対関係において、横長孔の長
径はトーシヨンバーがずれ動くことのできる大き
さを有するとともに、横長孔の短径は少なくとも
トーシヨンバーを嵌合できる大きさを有し、上記
トーシヨンバーが、上記横長孔付軸支部、およ
び、その横長孔付軸支部と食い違い状になる軸支
部を上下に貫通して上記架設用軸支部により架設
され、当該連枢蝶番の第1取付板、第2取付板が
上記回動扉、走行扉の連結部間にわたつて固定さ
れていることを特徴とする。
したがつて、本考案装置において回動扉、走行
扉を不用意に大きな力で開いた際、これら両扉の
連結部付近に衝撃力が加わるが、かかる衝撃力に
より回動扉が〈設定開き角度〉から〈最大開き角
度〉まで開かれる間、トーシヨンバーが弾性変形
して連枢蝶番の第1取付板、第2取付板の相対的
変位を可能にし、この際の弾性変形により上記衝
撃力を吸収する。
その結果、上記衝撃力の影響を受ける各種部品
が破損や弛み等から保護され、回動扉、走行扉の
円滑性、安定性が長く保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るダンパー付折畳扉装置の
全体正面図、第2図は同装置のキヤビネツト天板
を除去して示した平面図、第3図イ,ロは、同装
置において、折畳自在な扉を設定開き角度に開成
した状態と、同扉中回動扉の開き角度が最大とな
つた状態を夫々一部断面して示した各拡大平面
図、第4図イ,ロは同装置における連枢蝶番のダ
ンパー機能と扉の変位状況を夫々示した第3図
イ,ロに対応した各線図、第5図イ,ロは同装置
における連枢蝶番の夫々閉扉状態の平面図と側面
図、第6図は同蝶番の回扉最大開き状態を示した
平面図、第7図は第6図における−線各矢視
断面図であつてイは回動扉の最大開き状態をロは
扉の設定開き角度状態を示す。 1……キヤビネツト、2……回動扉、3……取
付蝶番、5……スライド蝶番、4……走行扉、1
0……連枢蝶番、12……第1取付板、13……
第2取付板、14……トーシヨンバー、15……
架設用軸支部、16……食い違い状軸支部、17
……横長孔付軸支部、18……横長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツトの開口面に、その開口面の一部を
    開閉するための回動扉が配置されて、該回動扉の
    吊元側が取付蝶番を介してキヤビネツトに枢支さ
    れ、該回動扉の開閉端部側には、連枢蝶番を介し
    て一個以上の走行扉が連結れ、該走行扉の吊元側
    に取り付けられたスライド蝶番により支持され懸
    吊具の走行案内子が、キヤビネツトの開口部に固
    設された上下両レールとスライド可能に係嵌され
    ている折畳扉装置において、上記連枢蝶番が第1
    取付板と第2取付板とトーシヨンバーとを具備
    し、第1取付板にの枢着端側には、トーシヨンバ
    ー架設用とした上下一対の軸支部と、該各軸支部
    間において横長孔を有する複数の軸支部とが設け
    られ、第2取付板の枢着側には、上記横長孔付軸
    支部と食い違い状になる軸支部が設けられ、か
    つ、これらトーシヨンバーと横長孔との相対関係
    において、横長孔の長径はトーシヨンバーがずれ
    動くことのできる大きさを有するとともに、横長
    孔の短径は少なくともトーシヨンバーを嵌合でき
    る大きさを有し、上記トーシヨンバーが、上記横
    長孔付軸支部、および、その横長孔付軸支部と食
    い違い状になる軸支部を上下に貫通して上記架設
    用軸支部により架設され、当該連枢蝶番の第1取
    付板、第2取付板が上記回動扉、走行扉の連結部
    間にわたつて固定されているダンパー付折畳扉装
    置。
JP15463783U 1983-10-05 1983-10-05 ダンパ−付折畳扉装置 Granted JPS6061377U (ja)

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JPS6061377U JPS6061377U (ja) 1985-04-27
JPS6222618Y2 true JPS6222618Y2 (ja) 1987-06-09

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JP15463783U Granted JPS6061377U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 ダンパ−付折畳扉装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148362U (ja) * 1974-10-09 1976-04-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54173534U (ja) * 1978-05-26 1979-12-07

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148362U (ja) * 1974-10-09 1976-04-10

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JPS6061377U (ja) 1985-04-27

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