JP3423271B2 - 水平折戸 - Google Patents

水平折戸

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャビネット等
の躯体の前面開口部を開閉するのに用いられる水平折戸
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水平折戸は、上下二つの扉を有
している。上扉は、その上端部が躯体の開口部の上端部
に回動可能に連結されている。下扉は、その上端部が上
扉の下端部に回動可能に連結されている。また、躯体と
下扉との間には、回動リンクが配置されている。この回
動リンクの一端部と他端部とは、躯体と下扉とにそれぞ
れ回動可能に連結されている。
【0003】上扉と下扉は、閉位置では上下に並び、躯
体の開口部を閉じる。この閉状態において下扉を手前側
に引くと、上扉および下扉がそれぞれ回動し、互いの連
結個所が躯体から離れるように山折れ状態になる。これ
により、躯体の開口部が開かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の水平折戸におい
ては、後述する理由により、下扉の下端部を引いても開
くことができず、上端側を引かなければならなかった。
このため、高い位置に配置されたキャビネット等に水平
折戸が用いられた場合には、下扉を開くことができる上
端側に手が届かず、脚立等を用いなければ開くことがで
きないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、下扉の下端
部を引いても開けることができる水平折戸を提供するこ
とを目的とするものであり、そのような目的を達成する
ために、第1の発明は、上端部が躯体の上端部に水平な
軸線を中心として回動可能に連結された上扉と、この上
扉の下端部に上端部が水平な軸線を中心として回動可能
に連結された下扉と、一端部が上記躯体に水平な軸線を
中心として回動可能に連結され、他端部が上記下扉の上
記上扉との回動連結箇所より下側の箇所に水平な軸線を
中心として回動可能に連結された回動リンクとを備え、
上記上扉と上記下扉とが、閉時には上下方向に一列に並
んで上記躯体の前面開口部を閉じ、閉時には互いの連結
箇所が上記躯体から離れるよう、山折り状態になって上
記躯体の開口部を開く水平折戸において、上記躯体に対
する上記上扉の回動連結箇所と上記上扉の下端部に対す
る上記下扉の上端部の回動連結箇所とを結ぶ線と、上記
躯体に対する上記回動リンクの回動連結箇所と上記下扉
に対する上記回動リンクの回動連結箇所とを結ぶ線との
交点が、上記上扉及び上記下扉が上記躯体の前面開口部
を閉じた閉時に、上記下扉より下方に位置していること
を特徴としている。また、第2の発明は、上端部が躯体
の上端部に水平な軸線を中心として回動可能に連結され
た上扉と、この上扉の下端部に上端部が水平な軸線を中
心として回動可能に連結された下扉と、一端部が上記躯
体に水平な軸線を中心として回動可能に連結され、他端
部が上記下扉の上記上扉との回動連結箇所より下側の箇
所に水平な軸線を中心として回動可能に連結された回動
リンクとを備え、上記上扉と上記下扉とが、閉時には上
下方向に一列に並んで上記躯体の前面開口部を閉じ、閉
時には互いの連結箇所が上記躯体から離れるよう、山折
り状態になって上記躯体の開口部を開く水平折戸におい
て、上記躯体に対する上記上扉の回動連結箇所と上記上
扉の下端部に対する上記下扉の上端部の回動連結箇所と
を結ぶ線と、上記躯体に対する上記回動リンクの回動連
結箇所と上記下扉に対する上記回動リンクの回動連結箇
所とを結ぶ線との交点が、上記上扉及び上記下扉が上記
躯体の前面開口部を閉じた閉時に、上記躯体に対する上
下扉の連結箇所より上方に位置していることを特徴とし
ている。さらに、第3の発明は、上端部が躯体の上端部
に水平な軸線を中心として回動可能に連結された上扉
と、この上扉の下端部に上端部が水平な軸線を中心とし
て回動可能に連結された下扉と、一端部が上記躯体に水
平な軸線を中心として回動可能に連結され、他端部が上
記下扉の上記上扉との回動連結箇所より下側の箇所に水
平な軸線を中心として回動可能に連結された回動リンク
とを備え、上記上扉と上記下扉とが、閉時には上下方向
に一列に並んで上記躯体の前面開口部を閉じ、閉時には
互いの連結箇所が上記躯体から離れるよう、山折り状態
になって上記躯体の開口部を開く水平折戸において、上
記躯体に対する上記上扉の回動連結箇所と上記上扉の下
端部に対する上記下扉の上端部の回動連結箇所とを結ぶ
線と、上記躯体に対する上記回動リンクの回動連結箇所
と上記下扉に対する上記回動リンクの回動連結箇所とを
結ぶ線とが、上記上扉及び上記下扉が上記躯体の前面開
口部を閉じた閉時に、互いに平行になっていることを特
徴としている。第1、第2及び第3の発明においては
記躯体の上端部の前面から背面側へ離れた箇所にアー
ムの一端部を水平な軸線を中心として回動可能に連結
し、このアームの上記躯体の前面側へ延びる他端部を上
記上扉の上端部に固定することにより、上記上扉の上端
部を上記躯体の上端部に回動可能に連結することが望ま
しい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図4を参照して説明する。図1および図2
は、第1の発明の一実施の形態を示すものであり、この
実施の形態の水平折戸Aは、キャビネット(躯体)1の
前面開口部を開閉する上扉2および下扉3と、キャビネ
ット1と下扉3との間に設けられた付勢機構4とを備え
ている。
【0007】上扉2は、キャビネット1の前面開口部の
上半分を開閉するためのものであり、その上端部がキャ
ビネット1の上端部にヒンジ5を介して上下方向へ回動
可能に連結されている。上扉2の回動範囲は、図1に示
す閉位置と図2に示す開位置との間に設定されている。
【0008】ヒンジ5は、一対のヒンジ片51,52を
有している。一方のヒンジ片51は、キャビネット1の
上面でその前面から背面側に離れた個所に固定されてい
る。他方のヒンジ片(アーム)52の一端部は、ヒンジ
片51に水平な軸線を中心として回動可能に連結されて
いる。ヒンジ片52の他端部は、上扉2が閉位置に位置
しているときの状態で述べると、キャビネット1の上面
に沿って延び、キャビネット1の前端において下方に屈
曲している。そして、ヒンジ片52の下方へ向って延び
る端部に、上扉2の背面(キャビネット1と対向する
面)の上端部が固定されている。このような構成のヒン
ジ5をキャビネット1と上扉2との間に介在させること
により、キャビネット1に対する上扉2の回動中心がキ
ャビネット1の上面前端から所定距離だけ背面側に離れ
て配置されている。
【0009】下扉3は、その上端部が上扉2の下端部に
水平な回動軸線を有するヒンジ6を介して回動可能に連
結されている。下扉3は、図1に示すように、閉時には
上扉2の下方に並び、キャビネット1の開口部の下半分
を閉じている。一方、開時には、下扉3の上端部が上扉
2に追随してキャビネット1から離れる方向へ移動する
とともに、上扉2に対して回動する。その結果、上扉2
と下扉3とは、それらの連結個所がキャビネット1から
離れるように、山折れ状態になる。これから明らかなよ
うに、下扉3は、閉位置側から開位置側へ回動する際に
は、上扉2に対し図1において時計方向へ回動する。し
かも、下扉3は、閉位置から時計方向へ回動しようとす
ると、その上端面が上扉2の下端面に接触する。それに
よって、上扉2に対する時計方向への回動が阻止されて
いる。なお、ヒンジ6の回動中心は、上扉2と下扉3と
の中間より若干下側に配置されている。これは、下扉3
を開位置に回動したときに、その下端部がキャビネット
1の前面部に突き当たるのを防止するためのものであ
る。
【0010】上記付勢機構4は、ケーシング41とリン
ク42とを有している。ケーシング41は、キャビネッ
ト1の内側面に固定されている。リンク42の一端部
は、ケーシング41に左右方向へ延びる水平な軸43を
介して回動可能に連結されている。リンク42の他端部
は、ブラケット7および左右方向へ延びる水平な軸8を
介して下扉3の背面下部に回動可能に連結されている。
【0011】リンク42は、ケーシング41内に設けら
れたばね(図示せず)により、下扉3が閉位置から開位
置側へ向った所定の回動範囲においては、下扉3を開位
置側から閉位置側へ向わせる方向へ回動付勢されてい
る。この回動付勢力によって下扉3および上扉2が閉位
置に維持される。リンク42は、下扉3が所定の回動範
囲を越えて開位置側へ回動すると、下扉3を閉位置側か
ら開位置側へ向わせる方向へ回動付勢される。これによ
り、下扉3および上扉2を軽く開回動させることができ
るようになっている。なお、リンク42とケーシング4
1との間にはダンパ機構(図示せず)が設けられ、それ
によってリンク42、ひいては下扉3および上扉2の急
速回動が阻止されている。また、下扉3および上扉2
は、開位置に達すると、ケーシング42とリンク42と
の間に設けられた係脱可能な係止機構(図示せず)によ
って開位置に維持されるようになっている。
【0012】ここで、図1に示すように、上扉2のキャ
ビネット1に対する回動中心(ヒンジ5の回動中心)を
12、上下の扉2,3の回動中心(ヒンジ6の回動中
心)をC23、下扉3とリンク42との回動中心(軸
8)をC34、リンク42のキャビネット1に対する回
動中心(軸43)をC14とすると、閉時における下扉
3のキャビネット1に対する瞬間中心C13は、回動中
心C12,C23を結ぶ線Lと、回動中心C14,C
34を結ぶ線Lとの交点として求めることができる。
この瞬間中心C13は、下扉3より大きく下方に位置さ
せられている。
【0013】しかるに、従来の水平折戸においては、上
扉2のキャビネット1に対する回動中心をCIとする
と、回動中心CIは、キャビネット1の前面上端部に
配置されており、回動中心C23のほぼ真上に位置して
いる。この結果、下扉3の瞬間中心をCIとすると、
瞬間中心CIは、線Lと下扉3の背面との交点もし
くはその近傍に位置する。この瞬間中心CIより下側
において下扉3を手前側(図1において右側)へ引く
と、下扉3が瞬間中心CIを中心として図1の反時計
方向へ回動しようとし、上扉2に対しても反時計方向へ
回動しようとする。しかるに、上述したように、下扉3
は上扉2に対して反時計方向へ回動することができな
い。このため、下扉3および上扉2を開回動させること
ができないのである。勿論、下扉3の下部であっても瞬
間中心CIより若干でも上側であれば、そこを手前に
引くことによって下扉3を開回動させることができる。
しかし、下扉3の下部を引いた場合には、引いた個所と
瞬間中心CIとが接近しているため、下扉3を大きな
力で手前に引かなければ開回動させることができない。
このため、実際には開回動させることがほとんど不可能
である。
【0014】この点、この発明の水平折戸Aにおいて
は、下扉3のキャビネット1に対する瞬間中心C13
下扉3より下側に位置しているので、下扉3のいずれの
個所を手前側に引いた場合であっても、下扉3が瞬間中
心C13を中心として時計方向へ回動するとともに、上
扉2に対して時計方向へ回動する。したがって、閉位置
に位置する下扉3を開回動させることができる。しか
も、下扉3を引いたとき、瞬間中心C13が瞬間中心C
より下方に位置している分だけ、下扉3を軽く開回
動させることができる。なお、下扉3が時計方向へ回動
すると、それに伴って上扉2が回動中心C12を中心と
して反時計方向へ向って、つまり閉位置側から開位置側
へ向って回動する。
【0015】図3は、第1の発明の他の実施の形態を示
すものである。この実施の形態の水平折戸Bにおいて
は、上記ヒンジ5,6に代えてヒンジ5′,6′が用い
られている。ヒンジ5′は、その回動中心、つまりキャ
ビネット1に対する上扉2の回動中心C12がキャビネ
ット1および上扉2の上端縁間に位置するように配置さ
れている。なお、図示していないが、ヒンジ5′の一対
のヒンジ片は、キャビネット1の前面上端部と、これに
対向する上扉2の背面上端部とにそれぞれ固定されてい
る。一方、ヒンジ6′は、その回動中心、つまり上扉2
と下扉3との回動中心C23がそれらの中間に位置する
ように配置されている。ヒンジ5′,6′のこのような
配置は従来の水平折戸と同様である。
【0016】しかし、この水平折戸Bにおいては、ブラ
ケット7に代えてブラケット7′が用いられている。こ
のブラケット7′は、閉時における水平方向の長さがブ
ラケット7より長くなっている。これにより、閉時には
下扉3とリンク42との回動中心C34が上記水平折戸
Aの回動中心C34よりキャビネット1の奥側に位置さ
せられ、線Lと線Lとの交点、つまり下扉3のキャ
ビネット1に対する瞬間中心C13が下扉3の下端より
下方に位置させられている。その他の構成は、上記水平
折戸Aと同様である。
【0017】図4は、第2の発明の一実施の形態を示す
ものであり、この実施の形態の水平折戸Cにおいては、
下扉3のキャビネット1に対する瞬間中心C13が、下
扉2より上方であるのは勿論のこと、上扉2のキャビネ
ット1に対する回動中心C より上方に配置されてい
る。その他の構成は、上記水平折戸Aと同様である。
【0018】このように構成された水平折戸Cにおいて
は、閉じた下扉3を手前側へ引くと、下扉3が瞬間中心
13を中心として図3の反時計方向へ回動するととも
に、下扉3の回動に伴って上扉2が回動中心C12を中
心として反時計方向へ回動する。このとき、瞬間中心C
13が回動中心C12より上方に位置しているので、下
扉3が閉位置から微小角度αだけ回動したときの上扉2
の回動角度をβとすると、α<βである。したがって、
下扉3は上扉2に対して時計方向へ回動することにな
り、下扉3および上扉2が開回動することができる。し
かも、瞬間中心C 13が上方に位置しているので、手前
側へ引く個所が下扉3の下側であるほど下扉3を軽く回
動させることができる。
【0019】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態においては、線L,Lを互いに交差
させ、その交点を下扉3の瞬間中心C13としている
が、各回動中心C12,C23,C ,C14を適宜
に配置して線L,Lを平行にしてもよい。その場
合、下扉3のキャビネット1に対する瞬間中心C13
下方または上方の無限遠点なる。このようにすると、下
扉3の上端から下端までのいずれの個所を手前側に引い
ても同一の力で開回動させることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、閉じた下扉の下端部を手前側に引いたとしても下扉
を開回動させることができ、しかも下扉を軽く開回動さ
せることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施の形態を閉状態で示す側断
面図である。
【図2】同実施の形態を開状態で示す側断面図である。
【図3】第1の発明の他の実施の形態を示す側断面図で
ある。
【図4】第2の発明の一実施の形態を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
A 水平折戸 B 水平折戸 C 水平折戸 C13 閉時における下扉の瞬間中心 1 キャビネット(躯体) 2 上扉 3 下扉 42 リンク 52 ヒンジ片(アーム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−117599(JP,A) 特開 平6−66073(JP,A) 実公 平3−35612(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/26,15/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部が躯体の上端部に水平な軸線を中
    心として回動可能に連結された上扉と、この上扉の下端
    部に上端部が水平な軸線を中心として回動可能に連結さ
    れた下扉と、一端部が上記躯体に水平な軸線を中心とし
    て回動可能に連結され、他端部が上記下扉の上記上扉と
    の回動連結箇所より下側の箇所に水平な軸線を中心とし
    て回動可能に連結された回動リンクとを備え、上記上扉
    と上記下扉とが、閉時には上下方向に一列に並んで上記
    躯体の前面開口部を閉じ、閉時には互いの連結箇所が上
    記躯体から離れるよう、山折り状態になって上記躯体の
    開口部を開く水平折戸において、上記躯体に対する上記上扉の回動連結箇所と上記上扉の
    下端部に対する上記下扉の上端部の回動連結箇所とを結
    ぶ線と、上記躯体に対する上記回動リンクの回動連結箇
    所と上記下扉に対する上記回動リンクの回動連結箇所と
    を結ぶ線との交点が、上記上扉及び上記下扉が上記躯体
    の前面開口部を閉じた閉時に、上記下扉より下方に位置
    している ことを特徴とする水平折戸。
  2. 【請求項2】 上端部が躯体の上端部に水平な軸線を中
    心として回動可能に連結された上扉と、この上扉の下端
    部に上端部が水平な軸線を中心として回動可能に連結さ
    れた下扉と、一端部が上記躯体に水平な軸線を中心とし
    て回動可能に連結され、他端部が上記下扉の上記上扉と
    の回動連結箇所より下側の箇所に水平な軸線を中心とし
    て回動可能に連結された回動リンクとを備え、上記上扉
    と上記下扉とが、閉時には上下方向に一列に並んで上記
    躯体の前面開口部を閉じ、閉時には互いの連結箇所が上
    記躯体から離れるよう、山折り状態になって上記躯体の
    開口部を開く水平折戸において、上記躯体に対する上記上扉の回動連結箇所と上記上扉の
    下端部に対する上記下扉の上端部の回動連結箇所とを結
    ぶ線と、上記躯体に対する上記回動リンクの回動連結箇
    所と上記下扉に対する上記回動リンクの回動連結箇所と
    を結ぶ線との交点が、上記上扉及び上記下扉が上記躯体
    の前面開口部を閉じた閉時に、上記躯体に対する上下扉
    の連結箇所より上方に位置している ことを特徴とする水
    平折戸。
  3. 【請求項3】 上端部が躯体の上端部に水平な軸線を中
    心として回動可能に連結された上扉と、この上扉の下端
    部に上端部が水平な軸線を中心として回動可能に連結さ
    れた下扉と、一端部が上記躯体に水平な軸線を中心とし
    て回動可能に連結され、他端部が上記下扉の上記上扉と
    の回動連結箇所より下側の箇所に水平な軸線を中心とし
    て回動可能に連結された回動リンクとを備え、上記上扉
    と上記下扉とが、閉時には上下方向に一列に並んで上記
    躯体の前面開口部を閉じ、閉時には互いの連結箇所が上
    記躯体から離れるよう、山折り状態になって上記躯体の
    開口部を開く水平折戸において、上記躯体に対する上記上扉の回動連結箇所と上記上扉の
    下端部に対する上記下扉の上端部の回動連結箇所とを結
    ぶ線と、上記躯体に対する上記回動リンクの回動連結箇
    所と上記下扉に対する上記回動リンクの回動連結箇所と
    を結ぶ線とが、上記上扉及び上記下扉が上記躯体の前面
    開口部を閉じた閉時に、互いに平行になっている ことを
    特徴とする水平折戸。
  4. 【請求項4】 上記躯体の上端部の前面から背面側へ離
    れた箇所にアームの一端部を水平な軸線を中心として回
    動可能に連結し、このアームの上記躯体の前面側へ延び
    る他端部を上記上扉の上端部に固定することにより、上
    記上扉の上端部を上記躯体の上端部に回動可能に連結し
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水
    平折戸。
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