JP3071189B1 - 開き扉の支持構造 - Google Patents

開き扉の支持構造

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JP3071189B1
JP3071189B1 JP11053729A JP5372999A JP3071189B1 JP 3071189 B1 JP3071189 B1 JP 3071189B1 JP 11053729 A JP11053729 A JP 11053729A JP 5372999 A JP5372999 A JP 5372999A JP 3071189 B1 JP3071189 B1 JP 3071189B1
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Abstract

【要約】 【課題】 扉や扉枠から突出せず、かつ、扉を略180
°まで大きく開くことができ、扉閉止時の使用性と外観
の向上を図ることができる開き扉の支持構造を提供する
こと。 【解決手段】 開き扉1の端部を扉枠2の端部に枢軸3
により回動自在に支持しする開き扉1の支持構造を、枢
軸3から半径方向に延出され、枢軸3を中心に回動する
軸受部材4と、枢軸3とその中心軸が略平行となるよう
に配設されるとともに、軸受部材4の延出端部に一方の
接合板6が固定され、他方の接合板8を開き扉1に固定
するようにしたヒンジ7と、このヒンジ7の一方の接合
板6と開き扉1とを離反する方向に付勢するばね部材9
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開き扉の支持構造
に関し、特に、扉や扉枠から突出させることなく、扉を
略180°まで大きく開くことのできる開き扉の支持構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スイング扉とも呼ばれる開き扉は、扉の
一端を回動自在に軸支した構成を有し、ロッカー等の家
具に広く利用されている。ところで、この開き扉は、通
常はその端部が扉枠の端部にヒンジによって回動自在に
支持されることにより、扉枠に対し開閉自在に取り付け
られている。
【0003】このように、ヒンジを用いて開き扉を支持
する場合、例えば、図5に示すように、中心軸11を介
して回動する一対の接合板12,13を開き扉14と扉
枠15とにそれぞれ取り付けるようにされているが、開
き扉を略180°まで大きく開くことができるようにす
るためには、ヒンジの構造上の理由により、中心軸11
の部分を扉14や扉枠15から突出させなければなら
ず、この突出するヒンジの中心軸11の部分が開き扉を
閉めたときに邪魔になり、人体や服を傷つけるとともに
外観を損ねるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
開き扉のヒンジの有する問題点に鑑み、扉や扉枠から突
出せず、かつ、扉を略180°まで大きく開くことがで
き、扉閉止時の使用性と外観の向上を図ることができる
開き扉の支持構造を提供とすることを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の開き扉の支持構造は、開き扉の端部を扉枠
の端部に枢軸により回動自在に支持して、前記開き扉を
扉枠に開閉自在に取り付ける開き扉の支持構造におい
て、前記枢軸から半径方向に延出され、該枢軸を中心に
回動する軸受部材と、前記枢軸とその中心軸が略平行と
なるように配設されるとともに、前記軸受部材の延出端
部に一方の接合板が固定され、他方の接合板を開き扉に
固定するようにしたヒンジと、該ヒンジの一方の接合板
と開き扉とを離反する方向に付勢するばね部材とからな
り、開き扉を開く際に、ばね部材のばね力に抗して、軸
受部材の延出端部に固定した一方の接合板と開き扉とを
接近させ、該接合板に固定された軸受部材を開き扉から
突出させることにより、開き扉を扉枠から前方に変位さ
せて開くことを特徴とする。
【0006】上記の構成からなる本発明の開き扉の支持
構造は、開き扉の閉止位置でばね部材が軸受部材側接合
板と開き扉とを離反する状態に保持して、軸受部材を開
き扉に収納することから、開き扉の閉止状態では扉や扉
枠から何ら突出するものがなく、これにより使用性と外
観の向上を図ることができる。
【0007】そして、開き扉を開く際には、この開き扉
を開く所定の力によりばね部材のばね力に抗して、軸受
部材の延出端部に固定した一方の接合板と開き扉とを接
近させ、この接合板に固定された軸受部材を開き扉から
突出させることにより、開き扉を扉枠から前方に変位さ
せて、この開き扉を略180°まで大きく開くことが可
能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の開き扉の支持構造
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】図1及び図2は、本発明の開き扉の支持構
造の一実施例を示す一部断面平面図、図3は同要部を示
す正面図であり、図1(A)と図3は扉を閉止した状態
を、図2(B)は扉を略180°まで大きく開いた状態
をそれぞれ示し、図2は扉が扉枠に当接する状態を示し
ている。なお、この開き扉の支持構造は、通常、開き扉
1の上下に一対形成するものであるが、ここでは開き扉
1の下部の支持構造を図示して説明する。なお、上部の
支持構造も同様である。
【0010】この開き扉の支持構造は、開き扉1の端部
を扉枠2の端部に枢軸3により回動自在に支持すること
により、開き扉1を扉枠2に開閉自在に取り付けた構成
を有している。
【0011】枢軸3には、図4に示すように、枢軸3の
半径方向に所要延出された軸受部材4が一体に形成され
ている。この枢軸3は、扉枠2の底部に固定された軸受
プレート10に嵌挿され、軸受部材4はこの枢軸3を中
心に回動するようになっている。また、軸受部材4の延
出端部4aには、ヒンジ7の一方の接合板6が固定され
ている。このヒンジ7は、図4に示すように、枢軸3と
その中心軸5とが略平行となるように配設されている。
【0012】一方、開き扉1は、各図に示すように、ヒ
ンジ7を開いた状態でもう一方の接合板8に扉面1aを
略平行にして固定されている。この開き扉1と軸受部材
4側の接合板6とは、図1(A)に示すように、ヒンジ
7の中心軸5を回動軸として接合されるとともに、ばね
部材9によって、軸受部材4側の接合板6を、開き扉1
から離反する方向に付勢するようにしている。このばね
部材9は、先端がL字状に折曲された板ばねからなり、
図4に示すように、軸受部材4側の接合板6に形成され
た透孔6aを介して開き扉1を付勢している。
【0013】そして、図1(A)に示す開き扉1の閉止
位置で、ばね部材9が軸受部材側接合板6と開き扉1と
を離反する状態に保持することにより、軸受部材4を開
き扉1に収納するようになっている。
【0014】そして、この状態から、図1(B)に示す
ように、開き扉1を略180°まで大きく開くようにす
ると、開き扉1を開く所定の力によって、ばね部材9の
付勢力に抗して、軸受部材側接合板6と開き扉1を図示
のように接近させ、接合板6に固定された軸受部材4を
開き扉1から突出させるようにする。すなわち、図2に
示すように、開き扉1が扉枠2の側部に当接する状態か
ら、さらに大きく開き扉1を開こうとしたときに加える
力によって、図1(B)に示すように、ばね部材9を押
し戻し、軸受部材側接合板6と開き扉1とを接近させ
て、上記軸受部材4を突出させるようにしている。
【0015】これにより、この開き扉の支持構造では、
図1(A)に示す開き扉1の閉止位置で、ばね部材9が
軸受部材側接合板6と開き扉1とを離反する状態に保持
して、軸受部材4を開き扉1に収納することから、開き
扉1の閉止状態では扉1や扉枠2から何ら突出するもの
がなく、これにより、従来のようなヒンジの突出を回避
して、開き扉1周辺部の使用性の向上と外観の向上とを
図ることができる。
【0016】そして、開き扉1を開く際には、この開き
扉1を開く所定の力によりばね部材9のばね力に抗して
軸受部材側接合板6と開き扉1とを接近させ、この接合
板6に固定された軸受部材4を開き扉1から突出させる
ことにより、図1(B)に示すように、開き扉1を扉枠
2から前方に変位させて、この開き扉1を扉枠2の側部
に干渉させることなく略180°まで大きく開くことが
できる。
【0017】以上、本発明の開き扉の支持構造の一実施
例を説明したが、上記に説明した開き扉の支持構造は、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更する
ことが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の開き扉の支持構造は以上説明し
た構成を有するものであり、開き扉の閉止位置でばね部
材が軸受部材側接合板と開き扉とを離反する状態に保持
して、軸受部材を開き扉に収納することから、開き扉の
閉止状態では扉や扉枠から何ら突出するものがなく、こ
れにより、従来のようなヒンジの突出を回避して、突出
するヒンジにより人体や服が傷つく等の問題点を解消す
ることができ、開き扉周辺の使用性と外観の向上を図る
ことができる。そして、開き扉を開く際には、この開き
扉を開く所定の力によりばね部材のばね力に抗して軸受
部材側接合板と開き扉とを接近させ、この接合板に固定
された軸受部材を開き扉から突出させることにより、開
き扉を扉枠から前方に変位させて、開き扉を略180°
まで大きく開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開き扉の支持構造の一実施例を示し、
(A)は扉を閉止した状態を、(B)は扉を開いた状態
を示す一部断面平面図である。
【図2】同扉が扉枠に当接する状態を示す一部断面平面
図である。
【図3】同開き扉と扉枠の要部を示す正面図である。
【図4】同構成部材を示し、(A)はヒンジ、軸受部
材、ばね及び枢軸を組み立てた状態を示す平面図、
(B)は同正面図、(C)は同右側面図である。
【図5】従来の開き扉の支持構造を示す一部断面平面図
である。
【符号の説明】
1 開き扉 1a 扉面 2 扉枠 3 枢軸 4 軸受部材 4a 延出端部 5 中心軸 6 軸受部材側の接合板 6a 透孔 7 ヒンジ 8 開き扉側の接合板 9 ばね部材 10 軸受プレート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開き扉(1)の端部を扉枠(2)の端部
    に枢軸(3)により回動自在に支持して、前記開き扉
    (1)を扉枠(2)に開閉自在に取り付ける開き扉の支
    持構造において、前記枢軸(3)から半径方向に延出さ
    れ、該枢軸(3)を中心に回動する軸受部材(4)と、
    前記枢軸(3)とその中心軸(5)が略平行となるよう
    に配設されるとともに、前記軸受部材(4)の延出端部
    (4a)に一方の接合板(6)が固定され、他方の接合
    板(8)を開き扉(1)に固定するようにしたヒンジ
    (7)と、該ヒンジ(7)の一方の接合板(6)と開き
    扉(1)とを離反する方向に付勢するばね部材(9)と
    からなり、開き扉(1)を開く際に、ばね部材(9)の
    ばね力に抗して、軸受部材(4)の延出端部(4a)に
    固定した一方の接合板(6)と開き扉とを接近させ、該
    接合板(6)に固定された軸受部材(4)を開き扉
    (1)から突出させることにより、開き扉(1)を扉枠
    (2)から前方に変位させて開くことを特徴とする開き
    扉の支持構造。
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