JP3213287B2 - 扉内配置型の４枢軸型隠し蝶番 - Google Patents
扉内配置型の４枢軸型隠し蝶番Info
- Publication number
- JP3213287B2 JP3213287B2 JP11808099A JP11808099A JP3213287B2 JP 3213287 B2 JP3213287 B2 JP 3213287B2 JP 11808099 A JP11808099 A JP 11808099A JP 11808099 A JP11808099 A JP 11808099A JP 3213287 B2 JP3213287 B2 JP 3213287B2
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- Japan
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- pivot
- movable
- pivot hole
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、扉閉鎖状態にお
いて、扉が固定枠体の開口部の内側に配置される４枢軸
型隠し蝶番に関する。
いて、扉が固定枠体の開口部の内側に配置される４枢軸
型隠し蝶番に関する。
【０００２】
【従来の技術】 扉閉鎖状態において固定翼板と回動翼
板乃至リンクなどとこれらを結合する枢軸などの各構成
部材が、固定枠体の扉受入れ用開口部内と扉の背面側に
隠されるようになっている扉内配置型の４枢軸型隠し蝶
番は、既 に知られている。ところがこれら公知の４枢軸
型隠し蝶番は、一般に扉の開放角度が狭いか、或いは蝶
番自体が前記開口部を狭くする傾向にある。また扉が開
いた状態で安定しないものが多い。
板乃至リンクなどとこれらを結合する枢軸などの各構成
部材が、固定枠体の扉受入れ用開口部内と扉の背面側に
隠されるようになっている扉内配置型の４枢軸型隠し蝶
番は、既 に知られている。ところがこれら公知の４枢軸
型隠し蝶番は、一般に扉の開放角度が狭いか、或いは蝶
番自体が前記開口部を狭くする傾向にある。また扉が開
いた状態で安定しないものが多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は、扉
の開放角度を大きくし、開扉したときの開口部を広く
し、かつ、扉を開いた状態で安定させることができる扉
内配置型の４枢軸型隠し蝶番を提供することである。
の開放角度を大きくし、開扉したときの開口部を広く
し、かつ、扉を開いた状態で安定させることができる扉
内配置型の４枢軸型隠し蝶番を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 前記課題を達成するた
めに本発明の扉内配置型の４枢軸型隠し蝶番では、固定
枠体１の内面１ａに基端が固着される固定翼板２の先端
に第１枢軸孔３と固定腕４が設けてあり、該固定腕４は
第１枢軸孔３よりも扉２０の内面に接近する方向に上下
一対に伸びており、各固定腕４の先端には同一軸線上に
第２枢軸孔５が設けてあり、前記固定翼板２の先端の上
下には上下一対の第１リンク６の一端が、第１枢軸孔３
を通る第1固定枢軸７によって枢着してあり、扉２０の
蝶番部側端２１に固定してある扉固定体２２には第１可
動枢軸孔２３が設けてあり、前記一対の第１リンク６の
他端が、第１可動枢軸孔２３を通る第１可動枢軸２４に
よって扉固定体２２に枢着されており、固定翼板２の前
記一対の固定腕４には、第２リンク翼板８の一端が前記
第２枢軸孔５を通る第２固定枢軸９によって枢着されて
いる。そして、前記扉固定体２２には前記第１可動枢軸
孔２３より少し扉２０の自由端寄りの位置に第２可動枢
軸孔２５が設けてあり、前記第２リンク翼板８の他端が
第２可動枢軸孔２５を通る第２可動枢軸２６によって扉
固定体２２に枢着されており、前記一対の第１リンク６
と第２リンク翼板８は、相互に異なる平面内で相互不干
渉にそれぞれ第１固定枢軸７と第２固定枢軸９の周りに
回動自在に設けてあり、第１可動枢軸２４は、第１固定
枢軸７と第２可動枢軸２６を結ぶ線Ｏ上の思案点Ｐを越
えて、固定枠体１の扉受入れ用開口部１０の左右方向に
移動可能としてある。
めに本発明の扉内配置型の４枢軸型隠し蝶番では、固定
枠体１の内面１ａに基端が固着される固定翼板２の先端
に第１枢軸孔３と固定腕４が設けてあり、該固定腕４は
第１枢軸孔３よりも扉２０の内面に接近する方向に上下
一対に伸びており、各固定腕４の先端には同一軸線上に
第２枢軸孔５が設けてあり、前記固定翼板２の先端の上
下には上下一対の第１リンク６の一端が、第１枢軸孔３
を通る第1固定枢軸７によって枢着してあり、扉２０の
蝶番部側端２１に固定してある扉固定体２２には第１可
動枢軸孔２３が設けてあり、前記一対の第１リンク６の
他端が、第１可動枢軸孔２３を通る第１可動枢軸２４に
よって扉固定体２２に枢着されており、固定翼板２の前
記一対の固定腕４には、第２リンク翼板８の一端が前記
第２枢軸孔５を通る第２固定枢軸９によって枢着されて
いる。そして、前記扉固定体２２には前記第１可動枢軸
孔２３より少し扉２０の自由端寄りの位置に第２可動枢
軸孔２５が設けてあり、前記第２リンク翼板８の他端が
第２可動枢軸孔２５を通る第２可動枢軸２６によって扉
固定体２２に枢着されており、前記一対の第１リンク６
と第２リンク翼板８は、相互に異なる平面内で相互不干
渉にそれぞれ第１固定枢軸７と第２固定枢軸９の周りに
回動自在に設けてあり、第１可動枢軸２４は、第１固定
枢軸７と第２可動枢軸２６を結ぶ線Ｏ上の思案点Ｐを越
えて、固定枠体１の扉受入れ用開口部１０の左右方向に
移動可能としてある。
【０００５】本発明の隠し蝶番では、固定翼板２を扉受
入れ用開口部１０の内側に設けてある支柱乃至固定枠体
１に適宜のボルト・ナット３０で固着し、扉固定体２２
を扉２０の内側の蝶番部側端２１に沿って固定ねじ（図
示していない）で固着する。しかして、扉２０を閉じる
と、第１リンク６と第２リンク翼板８はそれぞれ第１固
定枢軸７と第２固定枢軸９を中心として図１おいて時計
方向に回動し、第１可動枢軸２４は前記線Ｏから離反
し、開口部１０の幅方向へ並び、扉２０は開口部１０の
内側に完全に嵌まり込み、面一となる。このとき、扉固
定体２２と第２リング翼体８は扉２０の内側でほぼ一直
線上に連なった状態となる（図１参照）。
入れ用開口部１０の内側に設けてある支柱乃至固定枠体
１に適宜のボルト・ナット３０で固着し、扉固定体２２
を扉２０の内側の蝶番部側端２１に沿って固定ねじ（図
示していない）で固着する。しかして、扉２０を閉じる
と、第１リンク６と第２リンク翼板８はそれぞれ第１固
定枢軸７と第２固定枢軸９を中心として図１おいて時計
方向に回動し、第１可動枢軸２４は前記線Ｏから離反
し、開口部１０の幅方向へ並び、扉２０は開口部１０の
内側に完全に嵌まり込み、面一となる。このとき、扉固
定体２２と第２リング翼体８は扉２０の内側でほぼ一直
線上に連なった状態となる（図１参照）。
【０００６】次に扉２０を開く方向に回動させると、前
記第２リンク翼板８と第１リンク６は図２において反時
計方向に回動し、扉２０は図２の実線の状態より鎖線の
状態となり、ついには第１固定枢軸７、第１可動枢軸２
４及び第２可動枢軸２６は一直線Ｏ上に来る（図３参
照）。即ち、第１可動枢軸２４は、前記第１固定枢軸７
と前記第２可動枢軸２６のそれぞれの軸線を結ぶ線Ｏの
線上の思案点Ｐに達する。更に第１可動枢軸２４がこの
思案点Ｐを越えると、第１リンク６は更に反時計方向に
回動するが、第２リンク翼板８は再び時計方向に回動
し、前記扉固定体２２は表裏が全く反転し（図４参
照）、扉２０は閉鎖状態からおおよそ１５０度回転し、
遂には扉２０の蝶番部側端２１が第１リンク６及び第２
リンク翼板８の内面側に当接し、第２可動枢軸２６、第
１可動枢軸２４及び第２固定枢軸９の順にほぼ一直線に
並び、扉２０は全開状態で安定する（図５参照）。
記第２リンク翼板８と第１リンク６は図２において反時
計方向に回動し、扉２０は図２の実線の状態より鎖線の
状態となり、ついには第１固定枢軸７、第１可動枢軸２
４及び第２可動枢軸２６は一直線Ｏ上に来る（図３参
照）。即ち、第１可動枢軸２４は、前記第１固定枢軸７
と前記第２可動枢軸２６のそれぞれの軸線を結ぶ線Ｏの
線上の思案点Ｐに達する。更に第１可動枢軸２４がこの
思案点Ｐを越えると、第１リンク６は更に反時計方向に
回動するが、第２リンク翼板８は再び時計方向に回動
し、前記扉固定体２２は表裏が全く反転し（図４参
照）、扉２０は閉鎖状態からおおよそ１５０度回転し、
遂には扉２０の蝶番部側端２１が第１リンク６及び第２
リンク翼板８の内面側に当接し、第２可動枢軸２６、第
１可動枢軸２４及び第２固定枢軸９の順にほぼ一直線に
並び、扉２０は全開状態で安定する（図５参照）。
【０００７】扉２０を閉じるときは、扉２０を反対に回
動させれば、前記各構成部材は、前記の順序とは逆の運
動をして、開口部１０を閉じる。前記第１リンク６と第
２リンク翼板８は、これらの枢軸５及び７の軸方向に完
全に位置がずらされてあるから、相互に運動が干渉され
ることはない。
動させれば、前記各構成部材は、前記の順序とは逆の運
動をして、開口部１０を閉じる。前記第１リンク６と第
２リンク翼板８は、これらの枢軸５及び７の軸方向に完
全に位置がずらされてあるから、相互に運動が干渉され
ることはない。
【０００８】
【発明の実施の形態】 図1ないし図６に示す実施例に
おいて、固定翼板２の幅は凡そ４０ｍｍ、第１枢軸孔３
方向の高さは、凡そ８５ｍｍとしてある。前記固定翼板
２の先端側に第１枢軸孔３が設けてある。更にこの第１
枢軸孔３の部分を過ぎたところに、上下に２分割された
上下一対の固定腕４が設けられ、固定腕４の先端に第２
枢軸孔５が上下一直線上に設けてある。第１枢軸孔３と
第２枢軸孔５との軸中心間の寸法は２０ｍｍとしてあ
り、前記固定翼板１の平面から４５度表側に前記固定腕
４は屈曲して形成してある。固定翼板２の先端の上下に
は、平仮名のく字形状に屈曲した上下一対の第１リンク
６の一端が配置され、第１枢軸孔３に挿入される第１固
定枢軸７によって固定翼板２に枢着されている。前記屈
曲角は凡そ１２０度としてあり、第１リンク６の他端は
扉固定体２２の上下に配置され、第１可動枢軸孔２３に
挿入される第１可動軸２４によって扉固定体２２に枢着
されている。前記第１固定枢軸７と第１可動枢軸２４は
全く同形としてあり、それぞれドライバーで締付可能な
ボルト形状であり、根元部分がそれぞれ前記第１固定枢
軸７、第１可動軸２４となっている。また、これらの先
端部を第１枢軸孔３又は第１可動枢軸孔２３にねじ込め
るネジ部２ａ、５ａとしてある。上下の固定腕４の間に
は、第２リンク翼板８が挿入され、上下の第２枢軸孔５
を通る単一の第２固定枢軸９によって枢着してある。前
記第２リンク翼板８の他端は、前記扉固定体２２に第２
可動枢軸２６によって枢着してある。前記第２リンク翼
板８の第２固定枢軸９と第２可動枢軸２６の軸芯間の寸
法は２６ｍｍであり、これらの中心線を結ぶ直線の外側
に前記第２リンク翼板６の中間部を偏在させてある。前
記固定翼板２及びこれと一体の固定腕４、一対の第１リ
ンク６、第２リンク翼板８及び扉固定体２２は通常丈夫
なダイキャスト成形品によって形成してある。
おいて、固定翼板２の幅は凡そ４０ｍｍ、第１枢軸孔３
方向の高さは、凡そ８５ｍｍとしてある。前記固定翼板
２の先端側に第１枢軸孔３が設けてある。更にこの第１
枢軸孔３の部分を過ぎたところに、上下に２分割された
上下一対の固定腕４が設けられ、固定腕４の先端に第２
枢軸孔５が上下一直線上に設けてある。第１枢軸孔３と
第２枢軸孔５との軸中心間の寸法は２０ｍｍとしてあ
り、前記固定翼板１の平面から４５度表側に前記固定腕
４は屈曲して形成してある。固定翼板２の先端の上下に
は、平仮名のく字形状に屈曲した上下一対の第１リンク
６の一端が配置され、第１枢軸孔３に挿入される第１固
定枢軸７によって固定翼板２に枢着されている。前記屈
曲角は凡そ１２０度としてあり、第１リンク６の他端は
扉固定体２２の上下に配置され、第１可動枢軸孔２３に
挿入される第１可動軸２４によって扉固定体２２に枢着
されている。前記第１固定枢軸７と第１可動枢軸２４は
全く同形としてあり、それぞれドライバーで締付可能な
ボルト形状であり、根元部分がそれぞれ前記第１固定枢
軸７、第１可動軸２４となっている。また、これらの先
端部を第１枢軸孔３又は第１可動枢軸孔２３にねじ込め
るネジ部２ａ、５ａとしてある。上下の固定腕４の間に
は、第２リンク翼板８が挿入され、上下の第２枢軸孔５
を通る単一の第２固定枢軸９によって枢着してある。前
記第２リンク翼板８の他端は、前記扉固定体２２に第２
可動枢軸２６によって枢着してある。前記第２リンク翼
板８の第２固定枢軸９と第２可動枢軸２６の軸芯間の寸
法は２６ｍｍであり、これらの中心線を結ぶ直線の外側
に前記第２リンク翼板６の中間部を偏在させてある。前
記固定翼板２及びこれと一体の固定腕４、一対の第１リ
ンク６、第２リンク翼板８及び扉固定体２２は通常丈夫
なダイキャスト成形品によって形成してある。
【０００９】前記扉固定体２２の第１可動枢軸２４が取
付けられる第１可動枢軸孔２３と、第２可動枢軸２６が
取付けられる第２可動枢軸孔２５は共に、扉２０の外面
２７の方向に並んで設けてあるが、第１可動枢軸孔２３
の方が第２可動枢軸孔２５より扉２０の外面から若干離
れた位置になるように前記扉固定体２２は形成してあ
る。これら２つの枢軸孔２４と２６の中心間の寸法は１
０．４ｍｍとしてある。
付けられる第１可動枢軸孔２３と、第２可動枢軸２６が
取付けられる第２可動枢軸孔２５は共に、扉２０の外面
２７の方向に並んで設けてあるが、第１可動枢軸孔２３
の方が第２可動枢軸孔２５より扉２０の外面から若干離
れた位置になるように前記扉固定体２２は形成してあ
る。これら２つの枢軸孔２４と２６の中心間の寸法は１
０．４ｍｍとしてある。
【００１０】つまり、開口部１０を含む面に対し、この
面に対し４５度傾斜する固定腕４、第１リンク６、第２
リンク翼板８及び扉固定体２２によって４リンク機構が
形成され、第１可動枢軸２４の運動軌跡線Ｑは扉２０の
受入れ用開口部１０の前面と概ね添うものであり、他
方、第２可動枢軸２６の運動軌跡線Ｒは、概ね前記開口
部１０の内外方向になっているものであり、前記第１可
動枢軸２４は、第１固定枢軸７と第２可動枢軸２６のそ
れぞれの軸芯を結ぶ直線Ｑを横切る思案点Ｐを通過して
往復移動可能に設けてあり、この思案点Ｐの近傍で前記
扉固定体２２及び扉２０は、表裏が翻転するものであ
る。換言すれば、第１固定枢軸７と第２固定枢軸９の軸
芯間寸法と、第２固定枢軸９と第２可動枢軸２６の軸芯
間寸法との和は、第１リンク６と第１可動枢軸２４と第
２可動枢軸２６との軸芯間寸法の和よりも長くしてあ
る。
面に対し４５度傾斜する固定腕４、第１リンク６、第２
リンク翼板８及び扉固定体２２によって４リンク機構が
形成され、第１可動枢軸２４の運動軌跡線Ｑは扉２０の
受入れ用開口部１０の前面と概ね添うものであり、他
方、第２可動枢軸２６の運動軌跡線Ｒは、概ね前記開口
部１０の内外方向になっているものであり、前記第１可
動枢軸２４は、第１固定枢軸７と第２可動枢軸２６のそ
れぞれの軸芯を結ぶ直線Ｑを横切る思案点Ｐを通過して
往復移動可能に設けてあり、この思案点Ｐの近傍で前記
扉固定体２２及び扉２０は、表裏が翻転するものであ
る。換言すれば、第１固定枢軸７と第２固定枢軸９の軸
芯間寸法と、第２固定枢軸９と第２可動枢軸２６の軸芯
間寸法との和は、第１リンク６と第１可動枢軸２４と第
２可動枢軸２６との軸芯間寸法の和よりも長くしてあ
る。
【００１１】
【発明の効果】 本発明の扉内配置型の４枢軸型隠し蝶
番では、扉２０を開き始めると、扉２０の蝶番部側端２
１は固定枠体１に対し移動し、第１可動枢軸２４及び第
２可動枢軸２６は扉２０の自由端側に移動するから、前
記蝶番部側端２１は固定枠体１の開口部１０の蝶番部側
縁に接触することなく、これから離反し、扉２０の開度
を大きくする効果を奏する。更に第１可動枢軸２４が前
述の通りの軌跡を画いて移動するから、扉２０の蝶番部
側端１１は固定枠体１の開口部１０の蝶番部側縁と大き
く離反し、扉２０は翻転し易く、大きな可動角範囲が得
られる。その他、この発明のものは従来の扉内配置型の
４枢軸型隠し蝶番と同様に、扉２０を閉じたときは、蝶
番は完全に扉２０の内側に隠されて体裁がよいし、また
扉２０の前記蝶番部側端２１は、開口部１０の蝶番部側
縁と接近するから、この部分に大きな隙間ができない効
果を奏する。
番では、扉２０を開き始めると、扉２０の蝶番部側端２
１は固定枠体１に対し移動し、第１可動枢軸２４及び第
２可動枢軸２６は扉２０の自由端側に移動するから、前
記蝶番部側端２１は固定枠体１の開口部１０の蝶番部側
縁に接触することなく、これから離反し、扉２０の開度
を大きくする効果を奏する。更に第１可動枢軸２４が前
述の通りの軌跡を画いて移動するから、扉２０の蝶番部
側端１１は固定枠体１の開口部１０の蝶番部側縁と大き
く離反し、扉２０は翻転し易く、大きな可動角範囲が得
られる。その他、この発明のものは従来の扉内配置型の
４枢軸型隠し蝶番と同様に、扉２０を閉じたときは、蝶
番は完全に扉２０の内側に隠されて体裁がよいし、また
扉２０の前記蝶番部側端２１は、開口部１０の蝶番部側
縁と接近するから、この部分に大きな隙間ができない効
果を奏する。
【００１２】
【実施例の効果】 前記実施例においては、前記の効果
を奏すると共に、扉２０は、１５０度の範囲で開閉する
効果を奏する。
を奏すると共に、扉２０は、１５０度の範囲で開閉する
効果を奏する。
【図１】 本発明の一実施例に係る蝶番の扉が閉じてい
る状態の平面図である。
る状態の平面図である。
【図２】 扉が少し開いている状態の一部省略平面図で
ある。
ある。
【図３】 該蝶番において第２可動枢軸の思案点上にあ
る状態の一部省略平面図である。
る状態の一部省略平面図である。
【図４】 該蝶番において扉が翻転し始めた状態の一部
省略平面図である。
省略平面図である。
【図５】 該蝶番において扉が完全に開いた状態の一部
省略平面図である。
省略平面図である。
【図６】 該蝶番の分解部品斜視図である。
１ 固定枠体 ２ 固定翼板 ３ 第１枢軸孔 ４ 固定腕 ５ 第２枢軸孔 ６ 第１リンク ７ 第１固定枢軸 ８ 第２リンク翼板 ９ 第２固定枢軸 １０ 開口部 ２０ 扉 ２１ 蝶番部側端 ２２ 扉固定体 ２３ 第１可動枢軸孔 ２４ 第１可動枢軸 ２５ 第２可動枢軸孔 ２６ 第２可動枢軸 ３０ ボルトナット
Claims (1)
- 【請求項１】 固定枠体１の内面１ａに基端が固着され
る固定翼板２の先端に第１枢軸孔３と固定腕４が設けて
あり、該固定腕４は第１枢軸孔３よりも扉２０の内面に
接近する方向に上下一対に伸びており、各固定腕４の先
端には同一軸線上に第２枢軸孔５が設けてあり、前記固
定翼板２の先端の上下には上下一対の第１リンク６の一
端が、第１枢軸孔３を通る第1固定枢軸７によって枢着
してあり、扉２０の蝶番部側端２１に固定してある扉固
定体２２には第１可動枢軸孔２３が設けてあり、前記一
対の第１リンク６の他端が、第１可動枢軸孔２３を通る
第１可動枢軸２４によって扉固定体２２に枢着されてお
り、固定翼板２の前記一対の固定腕４には、第２リンク
翼板８の一端が前記第２枢軸孔５を通る第２固定枢軸９
によって枢着されており、前記扉固定体２２には前記第
１可動枢軸孔２３より少し扉２０の自由端寄りの位置に
第２可動枢軸孔２５が設けてあり、前記第２リンク翼板
８の他端が第２可動枢軸孔２５を通る第２可動枢軸２６
によって扉固定体２２に枢着されており、前記一対の第
１リンク６と第２リンク翼板８は、相互に異なる平面内
で相互不干渉にそれぞれ第１固定枢軸７と第２固定枢軸
９の周りに回動自在に設けてあり、第１可動枢軸２４
は、第１固定枢軸７と第２可動枢軸２６を結ぶ線Ｏ上の
思案点Ｐを越えて、固定枠体１の扉受入れ用開口部１０
の左右方向に移動可能としてあることを特徴とする扉内
配置型の４枢軸型隠し蝶番。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11808099A JP3213287B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 扉内配置型の４枢軸型隠し蝶番 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11808099A JP3213287B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 扉内配置型の４枢軸型隠し蝶番 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310079A JP2000310079A (ja) | 2000-11-07 |
| JP3213287B2 true JP3213287B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=14727509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11808099A Expired - Lifetime JP3213287B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 扉内配置型の４枢軸型隠し蝶番 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3213287B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013031814A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | スガツネ工業株式会社 | ヒンジ装置 |
| US8935829B2 (en) | 2011-08-31 | 2015-01-20 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge device with damper |
| US9371675B2 (en) | 2011-08-31 | 2016-06-21 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Rotary damper and hinge device with damper |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11808099A patent/JP3213287B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013031814A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-07 | スガツネ工業株式会社 | ヒンジ装置 |
| CN103688009A (zh) * | 2011-08-31 | 2014-03-26 | 世嘉智尼工业株式会社 | 合叶装置 |
| US8935829B2 (en) | 2011-08-31 | 2015-01-20 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge device with damper |
| JPWO2013031814A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-03-23 | スガツネ工業株式会社 | ヒンジ装置 |
| US9127494B2 (en) | 2011-08-31 | 2015-09-08 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | Hinge device |
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