JPH04158B2 - - Google Patents

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JPH04158B2
JPH04158B2 JP60099320A JP9932085A JPH04158B2 JP H04158 B2 JPH04158 B2 JP H04158B2 JP 60099320 A JP60099320 A JP 60099320A JP 9932085 A JP9932085 A JP 9932085A JP H04158 B2 JPH04158 B2 JP H04158B2
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JP
Japan
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arm
shaft pin
door
main body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60099320A
Other languages
English (en)
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JPS61257584A (ja
Inventor
Ken Tsuneki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sugatsune Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sugatsune Kogyo Co Ltd filed Critical Sugatsune Kogyo Co Ltd
Priority to JP60099320A priority Critical patent/JPS61257584A/ja
Publication of JPS61257584A publication Critical patent/JPS61257584A/ja
Publication of JPH04158B2 publication Critical patent/JPH04158B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ 本発明はドア等の取り付けに用いられるヒンジ
に関する。
≪従来の技術≫ 一般にヒンジを用いてドアの取り付けを行う
際、ドアの板厚が大きいときは、ドアが外側へ可
成り持ち出されるように回動可能なヒンジ構成を
もつていないと、ドアが充分に開かないうちに、
キヤビネツトなどの側板に衝当してしまい広角度
の開扉ができないこととなる。
そこで上述の持ち出し量を大きくするための検
討がなされ、既に各種のヒンジが提案されている
が、それらの多くは、多数の部材を用いなければ
ならず、従つて可成り多数の関節箇所(特公昭53
−41743)をもち、構成が複雑にして、かつ大型
化してしまつて高価ともなり、しかも開閉に際し
上記諸部材間に指先などを挟む危険もある。
しかし既応ヒンジの中で上記の如き欠陥がな
く、しかも或程度の広角度開きが可能となるヒン
ジとして、第2図のa,b(実公昭51−6264)に
示した所謂2枚羽根ヒンジが知られている。
これは、ドア取付枠aに固定される本体bと、
ドアcに固定されるソケツトdに、夫々2本のア
ームe,fの端部を枢着したもので、確かに構成
簡潔なわりには持ち出し量も比較的大きいもの
の、前掲複雑構成のものに比べればまだ小さいの
で、開扉時にあつて同図bのようにドアcのエツ
ジc′が、ドア取付枠aにおける側板a′の木端や隣
装ドアgに突き当たつてしまい、自らその開き角
度も限界がある。
≪発明が解決しようとする問題点≫ 本発明は、上記従来の問題点に鑑み第1、第2
アームによつて本体とソケツトとを連枢するとい
う簡潔構成を崩すことなく、その利点を充分に活
かし、しかもより大きな開き角度を得ようとして
おり、このため上記従来例の如く第1アームeと
第2アームfとを本体bの所定箇所に枢着してし
まうことなく、第1アームeと第2アームfの本
体側端部が、何れもドアの開成時にあつて、閉成
時の位置から外側へ変移できるよう、当該端部に
夫々の簡潔な連枢手段を設けると共に、上記変移
を実現させるための各誘導手段を付設するように
し、これにより当該変移による前記持ち出し量の
拡大を図り、最低限の付加構成によつて広度開成
を実現させ、小型にして簡潔かつ低廉なヒンジに
よつて板厚大なるドアの螺着を可能とすると共
に、連枢手段を適切に構成することで開扉状態と
なつても充分な強度を保持させようとするのが、
その目的である。
≪問題点を解決するための手段≫ 本発明は上記の目的を達するため本体ソケツト
と外側の第1アーム、内側の第2アームと、第1
のリンク、第2のリンク、第3のリンク、第4の
リンクとが具備され、第2アームの一端部は軸ピ
ンにて、ヒンジ開成時に本体寄りであるソケツト
内の前側端部における浅部に枢着され、本体の先
端側上部に設けた固設軸ピンに、第1のリンクの
一端部が枢着され、その他端部と上記第2アーム
の他端部とが、変移軸ピンにより枢着され、前記
固設軸ピンの内側にて、本体に設けられた他の固
設軸ピンには、前記第2のリンクの一端部が枢着
され、その他端部は上記の第2アームにおける前
記変移軸ピン寄りに、他の変移軸ピンにて枢着さ
れ、第1アームの一端部は、他の軸ピンにて、ソ
ケツト内の前記した前側端よりも、ヒンジ開成時
に本体から離間した隣接深部に枢着され、上記第
1アームの他端部は第3のリンクの一端部に、別
の変移軸ピンによ枢着され、当該第3のリンクの
他端部を前記他の変移軸ピンに枢着すると共に、
上記固設軸ピンに一端部を枢着した第4のリンク
は、の他端部が第3のリンクの中間部に、さらに
別の変移軸ピンにより枢着され、上記の第1アー
ム、第2アーム、第1乃至第4リンクが、ソケツ
トに収納された閉成状態から、当該ソケツトより
露呈する開成状態まで、本体に対してソケツトが
回動自在であることを特徴とするヒンジを提供し
ようとするものである。
≪作用≫ 本発明によれば閉扉状態からドアを開成させた
際、第2アームの開動により第2のリンクが、当
該第2アームの他端部側を持ち出し方向へ誘導
し、この結果第2アームの他端部が第1のリンク
により持ち出し方向へ変移していくこととなるだ
けでなく、上記第2のリンクによる誘導が、第3
のリンクを介して第1アームの他端部側へも伝達
されると同時に、当該第3のリンクが第4のリン
クによつて第1アームの他端部側を持ち出し方向
へ誘導され、これにより第1アームの他端部も第
3のリンクによつて持ち出し方向へ変移すること
となるから、それだけドアーは外側へ持ち出され
ながら開動することとなり、この結果ドアのエツ
ジが取付枠等に突き当り、早目に開成限度に達す
ることが解消される。
≪実施例≫ 本発明を第1図の実施例によつて詳記すれば、
ドア取付枠1に固定可能として本体2と、ドア3
に設けた凹所3aに嵌合固定されるカツプ型のソ
ケツト4と、これら両者2,4を連結する外側の
第1アーム5、内側の第2アーム6とを有するだ
けでなく、第1のリンク7、第2のリンク8、第
3のリンク91および第4のリンク92とが用いら
れており、上記第1アーム5と第2アーム6は第
1図aのように閉ドア状態で、上記ソケツト4内
に格納可能となつている。
また従来例と同じく第1、第2アーム5,6
は、夫々内側の屈曲して形成されている一端部
を、上部ソケツト4の内部にあつて、ヒンジ開成
時に本体2寄りである前側端における浅部と、こ
れよりも本体2から離間した隣接深部とに、相互
干渉のない間隔をもつて夫々軸ピン101,102
により枢着してある。
ここで本発明では上記第1アーム5と第2アー
ム6との夫々につき、第1連枢手段A1と第1誘
導手段B1そして第2連枢手段A2と第2誘導手段
B2とが、互いに関連をもつて付設されるが、先
ず第2連枢手段A2につき説示する。
すなわち同手段A2は、上記第2アーム6の本
体側である他端部が、前後方向へ弧状に移動可能
とするための機構であり、本体2の先端側上部に
設けた固設軸ピン11によつて同本体2に枢支さ
れた前掲第1のリンク7と、同リンク7の他端部
と第2アーム6の上記他端部とを枢支する変移軸
ピン12とにとつて形成されている。
従つて上記軸ピン12の枢着点Oは固設軸ピン
11を中心、第1のリンク7を半径として、前後
方向へ弧状に変移できることとなる。
これに対し第2誘導手段B2は、上記枢着点O
を開扉にあつて、前方へ誘導変移させるための機
構であつて、本体2に固設軸ピン13により枢支
されている前掲第2のリンク8の他端部と第2ア
ーム6の他端部寄りとを枢着した変移軸ピン14
とによつて形成されている。
ここで、図示例の上記第1、第2の両リンク
7,8は第1、第2の両アーム5,6よりも可成
り短く形成してあると共に、第2のリンク8は第
1のリンク7よりも更に短く、ドア3の開閉動作
に伴う第2アーム6の動きにより、前記変移軸ピ
ン14の枢着点Pが固設軸ピン13を中心として
前方へ向け弧状に、第2のリンク8を半径として
回動し、これにより前記の如く変移軸ピン12の
枢着点Oが前方へ変移することとなる。
つまり、上記両枢着部O,Pは第1図aのと閉
扉状態から同図bの開扉状態とすることによつ
て、前方へ夫々持ち出し量l1l′だけ移動するよう
に設けられているのであり、これによつて同図b
のようにドア3を前記θより大きい開き角度まで
開成できるようにしている。
さて、次に前記第1アーム5に係る第1連枢手
段A1につき説示すると第1アーム5の他端部と
変移軸ピン15によつて、一端が枢着されている
前掲第3のリンク91を具備しており、当該リン
ク9の他端は、前記第2アーム6と第2のリンク
8とを枢着している変移軸ピン14に枢着してあ
り、このようにすることで、前記第2誘導手段
B2の動きが第1アーム5の他端側に伝達され得
るようになつている。
そして、さらにこの第1連枢手段A1の動きを
誘導して上記変移軸15が開扉時にあつて、本体
2から持ち出し方向へ変移するよう第1誘導手段
B1が同連枢手段A1と直接関連して設けられてい
る。
すなわち第1誘導手段B1は、前記した第2連
枢手段A2における固設軸ピン11に枢着した前
掲第4のリンク92と、当該リンク92の他端を、
第3のリンク91における中間部と連枢した変移
軸ピン16とにより形成されている。
従つて上記のヒンジを用いてドア3の開閉を行
うと、第2アーム6は、その他端部寄りに枢着し
た第2のリンク8が、その本体2との枢着部であ
る固設用軸ピン13を支点として回動し、又この
時第1のリンク7も本体2との枢着部である固設
軸ピン11を支点として回動するので、これと枢
着されている第2アーム6の枢着点Oと、上記第
2アーム6と第2のリンク8との枢着点Pは、閉
扉状態から開扉状態とすることで、前方へ持ち出
し量l1,l′だけ持ち出されることとなる。
そして、さらに上記のようにして、第2アーム
6における前記枢着点Oが変移すれば、第3のリ
ンク91を介して第1アーム5の他端部に力が伝
達されるが、この際、第3のリンク91は本体2
に固設軸ピン11にて枢着されている第4のリン
ク92により変移軸ピン16にて誘導されること
になるから、該点Oの動きに連動して第1アーム
5の他端部における変移軸ピン15が本体2から
離れる持ち出し方向へ変移されることとなつて持
ち出し量l2だけ移行することになり、この結果ド
ア3のエツジ3bがドア取突枠1におけつ側板1
aの木端1bに付き当たつたり、隣装される図示
しない他のドアに早期にあつて突き当たることは
ない。
尚、ドア3の取り付けは、既知のこの種ヒンジ
と同様、上記本体1をドア取付枠1における側板
1aの内面にネジ止めにて固定し、一方、ソケツ
ト4はドア3における基端部の内側に凹所3aを
設けて嵌合した後、ネジ止めにて固定する。
≪発明の効果≫ 本発明は、前記のように構成され上記の如く具
現されるものであるから、第2アーム6の変移軸
ピン12を前方へ変移させることができ、これに
より、それだけソケツト4を前方へ持ち出しなが
ら開成できることになると共に、このとき第1ア
ーム5の変移軸ピン15も充分に前方へ持ち出さ
れると同時に、上方へも変移していくことにな
り、この結果、第1図のbに示す如くドアのエツ
ジがドア取付枠の側板にあつて、その木端に突き
当り難くなるだけでなく、上昇変移により第2図
bで説示した隣装ドアとの早期衝当をも効果的に
解消することとなり、ドアの開き角度を大幅に拡
大し得る。
また本発明によるときは、開扉状態になつて
も、第3のリンク91における両端部の変移軸ピ
ン14,15の離間距離は、不変にて充分な大き
さを保持し得る構成であるから、その強度も大と
なる。
さらに本発明は第1アーム5、第2アーム6を
開成に際し持ち出し得るよう第1、第2の夫々連
枢手段、誘導手段を、その構成要素としている
が、従来の所謂2枚羽根ヒンジがもつ簡潔構成を
根本的に変えてしまうものでなく、比較的僅かな
部材を付加したり、本体への穿設などにより事足
りるものであるから小型化でき、強度の大きいも
のの提供も容易で、不本意な指の損傷などといつ
た虞れもなく、従来の複雑構成ヒンジに比し格段
に安価なもので、板厚大なるドアの需要に対処す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るヒンジの−実施例を示
し、そのa,bは夫々閉ドア、開ドア状態におけ
る横断平面説明図、第2図のa,bは従来の2枚
羽根ヒンジを夫々示した閉ドア状態と開ドア状態
の横断平面説明図である。 2……本体、4……ソケツト、5……第1アー
ム、6……第2アーム、7……第1のリンク、8
……第2のリンク、91……第3のリンク、92
…第4のリンク、101……軸ピン、102……軸
ピン、11……固設軸ピン、12……変移軸ピ
ン、13……固設軸ピン、14……変移軸ピン、
15……変移軸ピン、16……変移軸ピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 本体2、ソケツト4と外側の第1アーム5、
    内側の第2アーム6と、第1のリンク7、第2の
    リンク8、第3のリンク91、第4のリンク92
    が具備され、第2アーム6の一端部は軸ピン10
    にて、ヒンジ開成時に本体2寄りであるソケツ
    ト4内の前側端部の浅部に枢着され、本体2の先
    端側上部に設けた固設軸ピン11に、第1のリン
    ク7の一端部が枢着され、その他端部と上記第2
    アーム6の他端部とが、変移軸ピン12により枢
    着され、前記固設軸ピン11の内側にて、本体2
    に設けられた固設軸ピン13には、前記第2のリ
    ンク8の一端部が枢着され、その他端部は上記の
    第2アーム6における前記変移軸ピン12寄り
    に、他の変移軸ピン14にて枢着され、第1アー
    ム5の一端部は、他の軸ピン101にて、ソケツ
    ト4内の前記した前側端よりも、ヒンジ開成時に
    本体2から離間した隣接深部に枢着され、上記第
    1アーム5の他端部は第3のリンク91の一端部
    に、変移軸ピン15により枢着され、当該第3の
    リンク91の他端部を前記変移軸ピン14に枢着
    すると共に、上記固設軸ピン11に一端部を枢着
    した第4のリンク92は、その他端部が第3のリ
    ンク91の中間部に、変移軸ピン16により枢着
    され、上記の第1アーム5、第2アーム6、第1
    乃至第4のリンク7,8,91,92が、ソケツト
    4に収納された閉成状態から、当該ソケツト4よ
    り露呈する開成状態まで、本体2に対してソケツ
    ト4が回動自在であることを特徴とするヒンジ。
JP60099320A 1985-05-10 1985-05-10 ヒンジ Granted JPS61257584A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60099320A JPS61257584A (ja) 1985-05-10 1985-05-10 ヒンジ

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JP60099320A JPS61257584A (ja) 1985-05-10 1985-05-10 ヒンジ

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Publication Number Publication Date
JPS61257584A JPS61257584A (ja) 1986-11-15
JPH04158B2 true JPH04158B2 (ja) 1992-01-06

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ID=14244344

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JP60099320A Granted JPS61257584A (ja) 1985-05-10 1985-05-10 ヒンジ

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JP (1) JPS61257584A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9227238B2 (en) 2011-06-29 2016-01-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hot-pressing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9227238B2 (en) 2011-06-29 2016-01-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hot-pressing apparatus

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JPS61257584A (ja) 1986-11-15

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