JPS5836775Y2 - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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Publication number
JPS5836775Y2
JPS5836775Y2 JP7294581U JP7294581U JPS5836775Y2 JP S5836775 Y2 JPS5836775 Y2 JP S5836775Y2 JP 7294581 U JP7294581 U JP 7294581U JP 7294581 U JP7294581 U JP 7294581U JP S5836775 Y2 JPS5836775 Y2 JP S5836775Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
cup
hinge
hinge device
lower side
Prior art date
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Expired
Application number
JP7294581U
Other languages
English (en)
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JPS57185872U (ja
Inventor
一夫 会田
豊 氷室
博 平田
Original Assignee
株式会社 ムラコシ精工
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ムラコシ精工 filed Critical 株式会社 ムラコシ精工
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流し台やテレビ台等において扉の枢着に用いら
れるヒンジ装置に関する。
一般に流し台やテレビ台等に設けられる扉は、長期間使
用していると、各部にゆるみや変形等が生じるため、反
ヒンジ側の端部が下がってしまういわゆるダレが生じる
このため扉を閉める場合に、その都度端部を持ち上げな
ければ閉まらなくなってしまい、取扱いが面倒になる。
本考案の目的は、ヒンジピンの位置を調整可能に構成す
ることにより、扉にダレが生じてもこれを容易に矯正で
き、常に正常な状態で扉の開閉を行わせ得るヒンジ装置
を提供することにある。
以下本考案を図面に示す一実施例を参照して説明する。
第1図において、11は流し台やテレビ台等として用い
られる筐体で、その前面には扉12がヒンジ装置13に
より開閉可能に設けられている。
上記ヒンジ装置13は、第2図にも示すように扉12の
上辺12 aまたは下辺12 bと対向する筐体11側
の部材11 a内に埋込まれており、扉12の上辺12
aまたは下辺12bと回動可能に嵌合するヒンジピン
14を持つ。
そしてこのヒンジピン14により扉12を開閉可能に支
持する。
次に上記ヒンジ装置13の詳細構造を第3図以降を参照
して説明する。
第3図において、16は平面が長円形を威す中空状のカ
ップで、ABS樹脂等により作られる。
またその外周面には、第2図で示す部材11 aに形成
した取付穴への打込み取付用として、第5図で示す如く
テーパー状のひだ部17を複数個一体成形により設ける
このカップ16は、図示の如く2分割されており、第4
図で示す如く一方の部材を取外し、内部構成を露出させ
ることができる。
またこのカップ16の第2図で示した扉12の上辺12
aまたは下辺12bとの対向部には、この上辺12
aまたは下辺12 bに沿う長孔18を第3図で示す如
く形成する。
またこれと同じ面には、第3図で示すように操作孔20
を設ける。
22は円柱状に威す駆動体で、その軸方向中間部には係
合フランジ23を一体に持っており、前記カップ16内
に形成された係合溝24内に回転可能にはめ込まれる。
またその一端の操作面25は前記操作孔20を介して第
3図で示す如く外部と対向する。
更に他端部には、第3図で示すように駆動体22の回転
中心に対し偏心して位置する偏心ピン26を一体に設け
る。
28は移動体で、カップ16内に上記長孔18に沿って
移動可能に設けられる。
またその一端は上記偏心ピン26と連結しており、上記
駆動体22の回転に伴い、他端部は上記長孔18に沿っ
て移動する。
更にこの移動体28の上記他端部は、図示のように長孔
18を通って外部に突出するヒンジピン14を嵌合保持
する。
上記ヒンジピン14は、第1図、第2図で示したように
扉12の上辺12aまたは下辺12 bと嵌合して扉1
2を開閉可能に枢支するものであり、扉12の上辺12
aまたは下辺12 bと部材11 aとの間に介在する
スペーサ30を一体つ持つ。
上記構成のヒンジ装置13は、第1図で示すように扉1
2の上辺12 a及び下辺12bとの間にも設け、1枚
の扉12を上下2個のヒンジ装置13により支持するの
がよいが、場合によってはいずれか一方は従来のヒンジ
ピンで支持してもよい。
ところで、この種の扉は、前述したように、長期間使用
すると、扉12の反ヒンジ側の端部が下がるいわゆるダ
レが生じる。
しかしこのダレは扉12の上辺12 aとの間に設けら
れたヒンジピン14を第2図で示す筐体11の側面部材
11 bに近づけることにより矯正することができる。
この矯正操作に当っては、まず扉12を開き、前記カッ
プ16に形成した操作孔20を外部に対し露出させる。
次にこの操作孔20を介して外部と対向している駆動体
22の操作面25に、ドライバーのような操作具を当て
がい、駆動体22を回動させる。
この回動操作により、この駆動体22の偏心ピン26に
一端を連結した移動体28は前記長孔18に沿って移動
する。
もちろんこの移動体28に保持されたヒンジピン14も
同方向に移動する。
このように駆動体22を外部からドライバー等にて回動
操作するだけで、ヒンジピン14の位置を容易に調整す
ることができる。
以上のように本考案によれば、ヒンジピンの位置を容易
に調整できるようにしたので、長期間の使用により扉に
ダレが生じてもヒンジピンの位置調整をすることにより
、上記ダレを矯正することができ、常に正常な状態にて
扉を開閉させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるヒンジ装置の使用例を示す斜視図
、第2図は第1図の部分拡大正面図、第3図は本考案に
よるヒンジ装置の一実施例を示す底面図、第4図は第3
図の分解状態を示す正面図、第5図は第3図の側面図で
ある。 11 a・・・・・・部材、12・・・・・・扉、12
a・・・・・・上辺、12b・・・・・・下辺、13
・・・・・・ヒンジ装置、14・・・・・・ヒンジピン
、16・・・・・・カップ、18・・・・・・長孔、2
0・・・・・・操作孔、22・・・・・・駆動体、25
・・・・・・操作面、26・・・・・・偏心ピン、28
・・・・・・移動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉の上辺または下辺と対向する部材に埋込まれ上記扉の
    上辺または下辺との対向部にこれら上辺または下辺に沿
    う長孔及び操作孔を設けたカップと、このカップ内に回
    転可能に設けられその一端の操作面は上記操作孔を介し
    て外部と対向し他端部には偏心ピンを有する駆動体と、
    一端は上記駆動体の偏心ピンと連結し他端部は上記長孔
    に沿って移動可能に設けられかつこの長孔を通って前記
    扉の上辺または下辺と嵌合するヒンジピンを有する移動
    体とを備えたことを特徴とするヒンジ装置。
JP7294581U 1981-05-20 1981-05-20 ヒンジ装置 Expired JPS5836775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7294581U JPS5836775Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 ヒンジ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7294581U JPS5836775Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 ヒンジ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57185872U JPS57185872U (ja) 1982-11-25
JPS5836775Y2 true JPS5836775Y2 (ja) 1983-08-18

Family

ID=29868733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7294581U Expired JPS5836775Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20 ヒンジ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545736Y2 (ja) * 1986-06-05 1993-11-25

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Publication number Publication date
JPS57185872U (ja) 1982-11-25

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