JPH0451169Y2 - - Google Patents

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JPH0451169Y2
JPH0451169Y2 JP11693886U JP11693886U JPH0451169Y2 JP H0451169 Y2 JPH0451169 Y2 JP H0451169Y2 JP 11693886 U JP11693886 U JP 11693886U JP 11693886 U JP11693886 U JP 11693886U JP H0451169 Y2 JPH0451169 Y2 JP H0451169Y2
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hinge
locking protrusion
cap body
groove
lid
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JP11693886U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヒンジで開閉される蓋体を備えたヒ
ンジキヤツプに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のキヤツプとしては、第9図に示
した実開昭58−33440号公報に記載されているよ
うな、いわゆる3点ヒンジ式のキヤツプが一般的
である。
この3点ヒンジ式のキヤツプは、キヤツプ本体
21に一対の薄肉ヒンジ22,22で蓋体23を
連結するとともに、その一対の薄肉ヒンジ22,
22の間にさらにキヤツプ本体21と蓋体23と
を連結する第3のヒンジ24を設けたもので、こ
の第3のヒンジ24は蓋体23を開いた時のキヤ
ツプ本体21と蓋体23との間の距離より長く設
定され、キヤツプ本体21と蓋体23との連結部
分及びそれらの中間部に薄肉の屈曲部25を有
し、この第3のヒンジ24によつて蓋体23が開
状態および閉状態に保持される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、3点ヒンジ式キヤツプでは、蓋体23
を開状態・閉状態に保持する第3のヒンジ24が
大きく外側に張り出し、見栄えが悪く、また、場
合によつては邪魔になる等の問題がある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、外側に張り出す部材がなくとも蓋体を開状
態・閉状態に保持できるヒンジキヤツプを提供す
ることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次
のようなヒンジキヤツプとした。
上面に注出口2を有するキヤツプ本体1に、前
記注出口2を開閉する蓋体3が、ヒンジアーム4
aと回動部4bとで形成されるヒンジ4で連結さ
れている。前記ヒンジアーム4aは弾力性を持た
せてある。
さらに、蓋体3を、180度開いた時、ヒンジ4
の回動部4bを境にキヤツプ本体1側へと迫り出
した迫り出し部Aが蓋体3に設けられ、この迫り
出し部Aには、蓋体3内面に対して直交方向に向
かう係止突起5が突設されている。
そして、この係止突起5に対応してキヤツプ本
体1に凹溝6が形成されている。
この凹溝6内において、蓋体3の閉時には係止
突起5の先端が凹溝6の内底面に当接しており、
蓋体3の開時に係止突起5のキヤツプ本体側端面
5dが凹溝6の内底面に当接している。
さらに、ヒンジ4の回動部4bから係止突起5
の先端までの距離lの方がヒンジ4の回動部4b
を基点とした係止突起5の丈m及びヒンジ4の回
動部4bから係止突起5のキヤツプ本体側端面5
dまでの距離nより長く設定してある。
〔作用〕
蓋体3を閉じている時、係止突起5は凹溝6内
に収容されており、その先端が凹溝6の内底面に
当接し、ヒンジアーム4aの弾力性によりこの状
態が保持される。
この状態から蓋体3を起立させると、蓋体3と
ともに係止突起5が回動して、係止突起5の先端
が凹溝6の内底面に摺接して移動する。この時ヒ
ンジ4の回動部4bからこの先端までの距離lは
係止突起5の丈mより長いため、ヒンジアーム4
aを上方へと撓ませ、蓋体3が完全に起立して開
くと、回動部4bから係止突起5のキヤツプ本体
側端面5dまでの長さnが回動部4bから係止突
起5の先端までの距離lより短いため、ヒンジア
ーム4aの弾力性と相まつて、係止突起5のキヤ
ツプ本体側端面5dが凹溝6の内底面に当接した
状態、即ち、蓋体3を開いた状態に保つ。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第6図に
基づいて説明する。
容器の口筒部に螺着される円筒状のキヤツプ本
体1が形成され、このキヤツプ本体1は上面に注
出口2が形成されている。
このキヤツプ本体1の上面一側には、前記注出
口2を開閉する蓋体3がヒンジ4で連結されてお
り、このヒンジ4はヒンジアーム4aと回動部4
bとで形成されており、ヒンジアーム4aは板ば
ね状になつて弾力性が付与されている。
さらに、このヒンジ4の回動部4b両側の蓋体
3部分には、蓋体3を180度開いた時、回動部4
bを境にキヤツプ本体1側に迫り出した迫り出し
部Aがヒンジアーム4aをはさむように一対形成
されており、各迫り出し部Aには、蓋体3内面に
対して直交方向に向かう係止突起5が突設されて
いる。そして、各係止突起5は、ヒンジアーム4
aに沿う起立板5aと、キヤツプ本体側端面5d
を形成する弧状板5bとを備えている。
そして、この係止突起5に対応して係止突起5
が出入しうる凹溝6がキヤツプ本体1に形成され
ている。この凹溝6においては、蓋体3の閉時に
係止突起5の先端面5cが凹溝6の内底面に当接
するとともに、係止突起5のキヤツプ本体側端面
5dがキヤツプ本体1の側面に露出してキヤツプ
本体1の側面と面一になるように形成され、か
つ、蓋体3が開いた時係止突起5のキヤツプ本体
側端面5dが凹溝6の内底面に当接するように形
成されている。
また、前記係止突起5は、ヒンジ4の回動部4
bから係止突起5の先端(ここではキヤツプ本体
側端面5dと係止突起5の先端面5cとが交わる
角部)までの長さlの方が回動部4bを基点とし
た係止突起5の丈m及び回動部4bから係止突起
5のキヤツプ本体側端面5dまでの長さnより長
く設定してある。
次に、このヒンジキヤツプの動作を説明する。
まず、蓋体3を閉じた状態を説明すると、この
時、係止突起5は凹溝6内に収容され、その先端
面5cが凹溝6の内底面に当接し、ヒンジアーム
4aの弾力性によりこの状態が保持される。
この状態から蓋体3を起立させると、蓋体3と
ともに係止突起5が回動して、係止突起5の前記
角部が凹溝6の内底面に摺接して移動する。この
時ヒンジ4の回動部4bからこの角度までの長さ
lは回動部4bを基点とした係止突起5の丈mよ
り長いため、ヒンジアーム4aを上方へと撓ま
せ、蓋体3が完全に起立して開くと、係止突起5
のキヤツプ本体側端面5dが凹溝6の内底面に当
接し、回動4bからこのキヤツプ本体側端面5d
までの距離nが回動部4bから係止突起5の先端
(前記角部)までの距離lより短いため、ヒンジ
アーム4aの弾力性によりこの状態が保持され、
蓋体3は開いた状態にがたつくことなく保たれ
る。
そして、このヒンジキヤツプを成型する場合
は、第3図に示すように、蓋体3を180度開いた
状態で成型すれば型抜き等の面で成型しやすい。
なお、この実施例では、ヒンジアーム4aの両側
に係止突起5を一対設けてあるが、ヒンジアーム
4aを幅広に形成して、その中央部を欠落せし
め、その欠落部分に対応して蓋体3側に係止突起
5を1つ設けるように形成しても良い。
また、この実施例では、起立板5aと弧状板5
bとで係止突起5を形成しているが、ヒンジ4の
回動部4bから係止突起5の先端までの距離が係
止突起5の丈より長ければ係止突起5の形状は問
わず、たとえば第7図のように棒状にしても、第
8図のように先端を尖鋭にしても良い。
〔考案の効果〕 本考案によれば、以上のように構成したので、
係止突起5は凹溝6内に収容された状態で作動す
るとともに、ヒンジ4部分をキヤツプ本体1の外
方へと突出させることなく形成でき、見栄えが良
く、また、邪魔になつたりしない。
また、この係止突起5とヒンジアーム4aの弾
力性とにより、蓋体3が閉状態もしくは開状態に
がたつくことなく保持されるので、蓋体3が不用
意に開いたり、注出中に閉じてしまつたりするこ
とがなく、操作しやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す開蓋状態の斜
視図、第2図はその閉蓋状態の斜視図、第3図は
その成型時の斜視図、第4図はそのヒンジ部分を
中心とした平面図、第5図は開蓋状態の縦断面
図、第6図は閉蓋状態の縦断面図、第7図・第8
図は他の実施例を示す断面図、第9図は従来例を
示す斜視図である。 1……キヤツプ本体、2……注出口、3……蓋
体、4……ヒンジ、4a……ヒンジアーム、4b
……回動部、5……係止突起、5d……キヤツプ
本体側端面、6……凹溝、l……回動部から係止
突起の先端までの距離、m……回動部を基点とし
た係止突起の丈、n……回動部から係止突起のキ
ヤツプ本体側端面までの距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に注出口2を有するキヤツプ本体1に、前
    記注出口2を開閉する蓋体3を、ヒンジアーム4
    aと回動部4bとで形成されるヒンジ4で連結
    し、このヒンジ4のヒンジアーム4aに弾力性を
    持たせ、さらに、蓋体3を、180度開いた時、ヒ
    ンジ4の回動部4bを境にキヤツプ本体1側へと
    迫り出した迫り出し部Aを蓋体3に設け、この迫
    り出し部Aに蓋体3内面に対して直交方向に向か
    う係止突起5を突設し、かつ、この係止突起5に
    対応してキヤツプ本体1に凹溝6を形成し、この
    凹溝6内において、蓋体3の閉時に係止突起5の
    先端が凹溝6の内底面に当接し、蓋体3の開時に
    係止突起5のキヤツプ本体側端面5dが凹溝6の
    内底面に当接し、さらに、ヒンジ4の回動部4b
    から係止突起5の先端までの距離lの方がヒンジ
    4の回動部4bを基点とした係止突起5の丈m及
    びヒンジ4の回動部4bから係止突起5のキヤツ
    プ本体側端面5dまでの距離nより長く設定して
    あることを特徴とするヒンジキヤツプ。
JP11693886U 1986-07-30 1986-07-30 Expired JPH0451169Y2 (ja)

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JPS6323252U JPS6323252U (ja) 1988-02-16
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